ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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リロード
日時: 2010/06/22 19:49
名前: 戦闘員 (ID: kM82Y1ex)

初めて書きます。
初めてなので出来は悪いと思いますが、
暖かい目で見守ってください。

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Re: リロード ( No.19 )
日時: 2010/06/25 21:24
名前: 戦闘員 (ID: kM82Y1ex)

“堕炎”

聞いたことがあった。
その昔…一世紀前半…
悪魔が地獄___いや、“異次元”からやってきた頃。
人類が二種類に分かれた。
悪魔の教えを受け入れず、魔導を拒んだ者達。
悪魔の教えを受け入れ、魔導師として生きる者達。
そして悪魔が人間に教えを授け、地獄に戻る前に、ある者を魔導師に授けた。
それが……“堕炎”


「はい、知っています。」
そう答えると、総師は意味ありげにこちらを見つめた。
「殺されたエクソシストは…どうやって殺されたと思う?」
「焼死だと書いてありましたが…」
死因は焼死だと書いてあった。
「あぁ、死因は確かに焼死だ…」
そして一息入れて、再び口を開いた。
「堕炎によって燃やされたのだ。」
「!?…。」
俺は絶句した…
「つまり…」
できれば違って欲しかった。
しかし、そんな俺の願いも虚しく、総師は俺に告げた。
「魔女が“堕炎”を所持している可能性が高
い。」
「そんな…」
ただでさえかなわない相手なのに…
「君には少々荷が重過ぎる。そこで…」
総師が何かを言おうとした。
その時、ドアが開いた。
俺はドアの方を見た。
一人の男が立っていた。
背が高く、髪と瞳は黒い。髪は肩まである。体格は良さそうだ。
「お呼びでしょうか。」
男が低い声で言った。
「良く来てくれた。」
総師が男に微笑んだ。
そしてこっちを向き、彼を紹介した。
「彼が今回の任務に君と一緒に行ってくれる、“タカノ参謀長”だ。」

Re: リロード ( No.20 )
日時: 2010/06/28 18:44
名前: ナサニエル (ID: u/FYQltH)

おお〜!タカノさんたのもしそ〜
やっぱ小説うまいッスね〜
ぼくなんてまだまだですよ。アイディアもうかびませんし(汗)
頑張ってください!!!

Re: リロード ( No.21 )
日時: 2010/06/30 18:12
名前: 戦闘員 (ID: kM82Y1ex)

>>ナサニエルさん
お久しぶりです。コメ有難う御座います。
最近、ちょっと慌ただしくてあまり来れなくて…
でも、頑張って書き続けます!!

Re: リロード ( No.22 )
日時: 2010/06/30 20:34
名前: 戦闘員 (ID: kM82Y1ex)

      -イギリス-


「モーガン、早く来い。日が暮れてしまうぞ。」
「ハイハイ。」
俺は重い荷物を持ってタカノと共に街を歩いていた。
三日前から魔女の捜索にイギリスを訪れていた。
タカノと俺は本部から情報を得ながらイギリスを点々としていた。
「今夜はどこに泊まるんです?」
そうだなぁと言いながらタカノは上を眺めて呟いた。
「先日接触した魔女のことは覚えているな?」
「ハァ…」
先日、ある魔女との接触に成功した。
その時、魔女が不可解な言葉を発した…
「サラマンダーが…降臨する。」
その時は俺だけが魔女と接触した。
タカノは宿で本部と連絡をとっていた。
タカノに報告すると、早速本部に報告した。
「実は…その魔女についてだが…」



その時、一本の矢が飛んできた
俺は反応が一瞬遅れた。
恐らくタカノがいなかったら刺されていたただろう。
タカノは矢の飛んできた方向を睨みつけ、
握った矢を折り曲げ、矢の先端を投げ飛ばした。

Re: リロード ( No.23 )
日時: 2010/07/06 21:47
名前: 戦闘員 (ID: kM82Y1ex)

「なんですか、それは?」
俺は矢に結ばれている紙を指した。
「これは“文矢”という物だ。」
そう言うとタカノは紙を取り、広げた。
そして静かに読みあげた。
「…DON!!…?」
その時


ドガァーン


後方から爆発音がし、俺達は吹き飛ばされた。
「うぉわ!?」
俺は動揺してしまったが、事の大きさに気づいた。
「クソッ!!」
タカノは唸るように吠えた。


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