ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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FANTASIA!
日時: 2010/06/26 19:25
名前: 花札 (ID: rBw6RsXX)

こんにちは!
今回は二作目となります。
前回は 人喰い物語 という小説を書きました。
今回は前回と全然違うストーリーです。
文章はヘナチョコですが精一杯がんばらせていただきます!

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Re: FANTASIA! ( No.12 )
日時: 2010/06/29 19:57
名前: 花札 (ID: rBw6RsXX)

感想ありがとうございます!
応援よろしくお願いします!

Re: FANTASIA! ( No.13 )
日時: 2010/06/29 20:51
名前: 花札 (ID: rBw6RsXX)


「・・・・・・・・・ファァ・・・・よく寝たァ」

「よ・・・・・よく寝たあ!?」

マナミはついさっきまで傷ついて倒れていた人間が見知らぬアパートで見知らぬ男がいる部屋で
のんきにあくびをしている姿を見て絶句してしまった


「ん?ありゃ?もしもしそこの君。もしかしてあたしこと助けてくれたの?」

「あ・・・・ああ・・・一応そうだけど・・・・」

みょうになれなれしかった。

「やっぱしぃ!君があたしのこと助けてくれたんだね
!ありがとありがとサンキュー!」

少女は天真爛漫な笑顔で笑った。

(な・・・・なんだこいつ・・・・(汗))

マナミは心の中でそう思った。

「あれ?ここって夜桜市星加瀬区234−×××だよね?」


「そうだ」

「それでここは未鳥アパート(みとりアパート)だよね
?」

「そ・・・そうだけど・・・」

(こいつ・・・・なんなんだ?)

マナミはかなり・・・・不振に思った。

「このアパートに赤咲野踊あかさきのおどりって人
住んでない?」

赤咲野踊

このアパートの一階の二号室に住んでいる人。

何度かすれ違ったことはあるが話したことは数えるほどしかなく、最近は一週間くらい帰ってこないときがたびたびある。

「住んでるよ。このアパートの一階二号室に」

その言葉で少女の目が変わった。
まるで少女漫画のキラキラ目のように・・・

「まじで!やったあ!苦労して歩いて来たかいがあったよ!イエイイエイイエーイ!わーいわーい!ご飯食べないで来たかいがあったよう!・・・・あ!どっちにしろ無一文無しだったかあアハハ♪」


この少女の狂ったようなテンションについていけない
・・・・・・・。

「・・・・でも今はいない。」

「!何でェ!?」

「一週間くらいもう部屋あけてるよ。それにあの人なら一ヶ月くらい普通に帰ってこなくてもあたりまえかもな」

「・・・・ショボーン・・・・」

少女はさっきのハイテンションとはうって変わって心底からショックをうけているような表情をした。
それはそれでとてもかわいい。

(うう!?)

マナミは思わず心奪われそうになったところで我に返った。

(お・・・おおおお俺にはロリコン趣味なんて無いぞお!!)

と自分に言い聞かせ心を落ち着かせた。

そして今更になって思い出した。

「!そういえばお前!怪我は!怪我は無事か!」

「へ?」

少女は自分自身が怪我していることに始めて気がついたらしい。

「ああこれ・・・・あ・・・・どうしよう・・・・・
・・・・これ見られたら・・・まずいよねぇ・・」

少女は少し困ったように言った。

「?・・・・・それよりも病院!病院いくぞ!」

「ああ・・・もういいや・・・」

少女はまるであきらめたようにため息をついた。

そして



マナミはここで初めて


能力者アビリの存在を知った。



「・・・・・・!・・・・・!?」




マナミはあまりの驚きで言葉を失った。






少女の体の傷が再生・・・・・・・



治っていった。



マナミはここで初めて



絶対完全コンプリート


ミル


という少女に出会った。

Re: FANTASIA! ( No.14 )
日時: 2010/07/01 16:56
名前: 花札 (ID: pyvEWP42)

第三話 チェックポイント一マス 

「フフフ・・・・驚いちゃった?」

驚いたもなにも



驚きすぎて


腰がぬけた。



「あーあ、見られちゃったーあーどうしよぉー」

少女は少し困ったような表情をする。

「あははは」

そして笑った。

天真爛漫な笑顔。

無邪気な笑顔。

日だまりの笑顔。

三つを全て取り込んだような笑顔。

純粋すぎて美し過ぎる笑顔。



マナミはあまりの驚きで腰を抜かしたまま動けなかった。

「お・・・・・お前・・・・・」

ここは夢か?

あまりにも現実離れしすぎてる。

ありえない。

ありえなすぎる。

だってそうだろう?

目の前の少女の怪我がまるであたりまえのように

あたりまえの風景のように

あたりまえの景色のように

あたりまえの動きのように

あたりまえのことのように感じるくらい


あたりまえに怪我が治ったんだぞ?

現実離れしすぎてる。

ありえないありえないありえない。


悪夢なら覚めてくれ!!



「フフフ・・・・♪」

現実離れのことが起こった少女本人はクスクスと驚きすぎてパニックになっているマナミをみて笑った。


「あららァーそんなに怖いことだったのかな?」

怖いに決まってるだろ。

目の前の人間の怪我が突然治るなんて。

普通「なんだこいつ!化物か!?じゃあ俺殺されるのか!?」とか思っちゃうだろ!

怪我が再生するなんてゲームやアニメとかそういう方向いくだろ!
ここは現実世界だああああああああああ!!


「・・・・・むぅ・・・・・」

少女は少しだけ頬を膨らませた。

「あたしのこと絶対変に思ってるでしょぉ」

思うわ!
つーか思わなかったらオカシイ!


マナミは腰が抜けて動けないが心の中では必死に叫んでいた。


「ひどいなあ、マナミって」


「!?」


マナミはまたも驚いて、衝撃で腰がはいってしまった



「あれ?君はマナミくんだよね?真の名を見るって書いて真名見で」

「どうして俺の名前を知っている!」

マナミははいったばかりで痛む腰を無視して立ち上がり、少女の細い腕を掴みあげた。

「俺はアパートに自分のネームプレート付けてないぞ
!」

実はマナミは大家さんに頼んでネームプレートを付けないでほしいと頼んだのだ。
理由は自分の名前にもあるが・・・・。

「えへへへ・・やっぱりマナミであってるんだね」

「おい!質問に答えろ!なぜ知っている!」

ネームプレートも付いて無くて、ただ赤咲野さんを訪ねに着ただけで(あの姿で訪ねに来るというのはおかしいが)なぜ俺の名前を調べる必要がある!

友達?・・・・なのかわからないが赤咲野さんが友達だとしてなぜその近所の人のことまで調べる!

知り合いならともかく俺は赤咲野さんとは一言二言くらいしか会話したことない!

知り合いでもない他人を調べるなんて怪しすぎる!


「痛いー離してよー」

少女はにへら笑いを口に浮かべている。

「わかったよー!話すよー!君のこと調べた理由!」

少女は観念したように言った。
口元はまだ笑みを浮かべているが。

「あたしミル!能力ファンタジアを持つ能力者アビスのミル!」

自己紹介した。
マナミには理解できない単語が二つほどあったが。

「マナミ!あたしは踊ちゃんに会いに来たって言った
けど、実は君にも会いに着たんだよ!」

言ってることは全く分からない。

でも何だか悪いやつには見えない。

すごく怪しすぎるけど。

泥棒とか殺人鬼とかではなさそうだ。

まあとりあえず。

腕を離してやるか。





その少女な話は現実味のない現実の話だった。

Re: FANTASIA! ( No.15 )
日時: 2010/07/01 16:59
名前: 花札 (ID: pyvEWP42)

みなさんお腹の風邪に気をつけてください。
この季節はお腹の風邪ははやってるようです!
私も今日はお腹痛いです!風邪です!
少し更新が遅れるかもしれませんが
がんばります!

Re: FANTASIA! ( No.16 )
日時: 2010/07/02 19:05
名前: ラブ♪くま☆ベア〜 (ID: HzMsxQRb)

腹痛大丈夫ですか?
体には気をつけてくださいね♪


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