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天空の旅人
日時: 2010/11/19 22:43
名前: 美穂 (ID: 0WRXSyTI)

はろーww

新作かきます^^
名前は変えたけどw

元、真奈ですー!
覚えがある方は、声かけてもらえると、幸いです。

できるだけ、頑張って更新します!!



ヾ(☆´・ω・)ゞ──+。'*.゜:。'*.゜+。'*.゜:。──ヾ(・ω・`★)ゞ

それでも二人は行く

たとえ終わりのない旅だとしても

その先に道がある限り

旅人は歩き続けるのだ

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Re: 天空の旅人 ( No.14 )
日時: 2010/11/24 15:49
名前: 美穂 (ID: 0WRXSyTI)

  第一章 旅人と少年





 住宅街を抜けて少し歩くと、なだらかな丘があり、その丘の上には小さな空き地があった。学校などがある町中と正反対のこの場所は、学生達が学校に行っている今の時間帯は無人に等しい。夕方や休日でも小さい子を連れてくるには丘の上り下りは辛く、町の人間でもほとんど近付かない場所だ。

 だからこそ、そこは自分にとっては憩いの場所であった。

 地面は芝生…というか草原(くさはら)で、まわりは森が囲んでいる。この空き地の端には大きな穴があり、その中に身を隠すようにしてごろんと寝転がるのが好きだった。

 いつもの定位置で目を閉じていて、はっと我に返る。

(……やべ、ちょっと寝てた………)

 ごしごしと目を擦りながら伸びをし、腕時計に目を走らせる。時刻は十二時半。いつの間にかお昼も過ぎていた。

(昼飯、どうすっかな……。何か買って食うか……あ、でも金持ってきてねぇや……仕方ねぇし、一度家に帰って—————)

 そんな考えを巡らせていた時、ふいに視界が翳った。はっとして腕時計から顔を上げると目に入ったのは———人だった。

Re: 天空の旅人 ( No.15 )
日時: 2010/11/24 16:55
名前: アキ (ID: eOElfXbg)

こんにちは♪
これからどうなるのか全然想像もつかなくてめっちゃ面白い!!
>>8 すごいびっくり!!

ガンバです☆

Re: 天空の旅人 ( No.16 )
日時: 2010/11/25 17:05
名前: 美穂 (ID: 0WRXSyTI)

どうもです♪
これからもがんばりますっ!!

Re: 天空の旅人 ( No.17 )
日時: 2010/11/25 17:09
名前: 美穂 (ID: 0WRXSyTI)

 正確に言えば、人の背中。こんな時間帯に自分以外の人間がいることも珍しいが、それを除いても目を見開くことだった。

 自分は上を……空を見上げているのだ。なのに人の背中が見える。それはあり得ないことだ。

 自分と同じように寝転び、足を組んだ態勢でふわふわと……そう、ふわふわとその人物は、浮いていた。もちろん、宙に。

「———っ、えぇ!?」

 目の前の事実が信じられなくて思わず声を上げると、ぎょっとしたようにその人物が振り返った。

 二人の視線が、一瞬合った……と思った瞬間、うわっと声を上げて、真上にいたその人物の体が傾いた。咄嗟に避けることもできなくて目を見開くと、重たい衝撃が腹部に降ってくる。

「ぐえっ!」

 耐えきれずに蛙が潰されたような声を上げると、視界が真っ暗になる。それは自分の上に人が乗っているせいだと気付くのに、数秒を要した。

Re: 天空の旅人 ( No.18 )
日時: 2010/11/25 19:01
名前: 大翔 (ID: KLpo2fZJ)

こんばんわ。
参照50突破ですね。


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