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銀髪の少女は死神
日時: 2010/12/21 17:34
名前: チョコアイス (ID: tlN/f6gH)

はじめまして チョコアイスです。

初心者で気まぐれな性格です。
それでも頑張って書くので是非読んで下さい。

欲を言えば、コメントとアドバイス下さい。


題名通りですが、死神の少女が主人公の話です。
それでは プロローグ はじまります。


の前に
†注意事項†

1・荒し等の迷惑行為は遠慮してください

2・(予定では)流血等のグロシーンがあります

3・更新は遅いです

4・面白い保障はないです

上の事項が守れる、許せる方だけ先に進んで下さい。
無理な方は戻って下さい。

†お願いします†


†目次†

【プロローグ】
>>2

【1章 銀髪をなびかす死神】
1話 >>4 2話 >>7 3話 >>10 4話 >>15

【2章 生きたければ遠回り】
1話 >>16

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Re: 銀髪の少女は死神 ( No.16 )
日時: 2010/12/22 16:05
名前: チョコアイス (ID: 4oOK7VS7)

【2章 生きたければ遠回り】 1話


俺 逢沢 榛姫(あいざわ はるき) は今 夏の夜道を全力で走ってる。
いや 理由も無く走っているわけではない。
逃げているのだ。

得体の知れないヤツから。



  —— 数分前にさかのぼる ——


特に部活動に所属いていない俺は友達に誘われて、そいつの家に寄り道をした。
夏という事もあり、外が暗くなる頃には7時を回っていた。

俺はそいつに「また明日」と言って、急いで家に帰った。
両親が海外に出張していて現在一人暮らしの俺だが、長時間家を無人にしておくのはヤバイと思ったのだ。
だから 俺は普段ならあまり使わない近道を使おうとした。


『ビルとビルの間の細い道』


元から人通りは少なかったが、最近の物騒な事件が背中を押して今では人通りゼロとなってしまった。
よって 夜に女一人でここを通るとなると危ない人達から見れば鴨が葱を背負っている様なもの。

しかし 俺は男。
襲われる事自体が大変珍しいし、腕力ならそれなりに自信はある。

そう思い俺はその道を選んだ。


…………そして それが失敗だったのだ。



そこには先客が二人いた。
黒いジャンバーを着た男とこれまた黒のコートを着た赤髪の男。

俺は違和感を感じた。
まるで見てはいけない光景を目にしている様な。
今すぐにでも見なかった事にして忘れるべきだと思った。

だが、好奇心を抑えられなかった。
俺は身を潜めてその二人を眺めた。


二人は向かい合っていたが、不自然だった。
赤髪の男はさっきから楽しそうに話しているが、もう一人は無反応。
というより動き自体が一切無い。

立ったまま何も動かない。
足も腕も首も。
まるで良く出来たマネキンみたい。

それでも赤髪の男は楽しそうに話している。

何を言っているかは聞き取れないが、明らかに不自然。
俺はそんな二人からますます目が離せなかった。

Re: 銀髪の少女は死神 ( No.17 )
日時: 2010/12/21 18:23
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 「バカは風邪をひかない」←これって嘘っぱちだよね

ふむふむふむふむ……え?「『魂』を貰う」だと??うっわー、こういう場面マジ好きすぎるwwもう何度も言ってますけど少女さん———いや、死神さん?が本当カッコいいです!

わ、私のあの駄文を全部チェック…だと!!?
目茶苦茶面白くもないただの駄文なのに読ませちゃって御免なさい!!もっと自信持てるように頑張らなきゃなぁ……。
呼びタメOK有り難う!!

Re: 銀髪の少女は死神 ( No.18 )
日時: 2010/12/21 20:49
名前: チョコアイス (ID: V26UOF89)

いやいやポアロンの作品は普通に面白いから自信持って良いと思う。

謎の死神少女はまたすぐ出ます!

Re: 銀髪の少女は死神 ( No.19 )
日時: 2010/12/22 16:51
名前: チョコアイス (ID: 4oOK7VS7)

2話


赤髪の男が笑いながら相手に一歩近づき、自然な動きで右手を相手の胸に重ねる。

こんな状態になっても相手の体はどこも動かない。

赤髪はそんな相手を見てまた笑うが、急に笑顔を消す。
目と口を閉じて真顔になる。

そして その体勢のまま数秒。



突然 赤髪の手が光を帯びる。
髪と同じ明るい赤色の光。


(何?!手品の練習か?!)


そんな風に驚いていた俺だが、次のシーンを見て更に驚きざるをえなかった。


赤く光を放つ手がゆっくりと相手の胸に入り込んでいくのだ。

見間違いではない。
そして 何故だか分からないが、手品でもない気がする。
そんなお遊びの雰囲気ではないのだ。
多分 かなり危険な光景だと思う。


最終的に手は完全に胸の中に隠れてしまい、そこで動きを止めた。


ここでまた数秒の沈黙がきたが、今度はすぐに破られた。


いきなり赤髪の男が口の端を大きく上げて笑う。
それと同時に右手を胸から引き抜き、引き抜かれた男はすぐに力無く傾いて


            倒れた。


  —— ドサッ…… ——

倒れる音が妙に大きく聞こえた。

そして そのまま倒れた男は起き上がる気配どころか未だに動く気配すら感じられない。

一方の赤髪は胸から引き抜いた右手に何かを持っている。
テニスボールぐらいの濁った球体の様な物。

最初は間違いなく持っていなかった。

(男の胸から引き抜いた……のか?)

自分で考えておいて理解が出来ない。
手が体に入り込むというのも理解出来ないが、入り込んだ所で何を抜き取るんだ?

『魂』でも抜き取れるのだろうか?

馬鹿馬鹿しい。
信じられない。
というより信じたくない。



だけど



信じるしかなかった。




突如 吹いた風がそうさせた。

倒れた男の近くにしゃがみこんだ赤髪の言葉を運んで来たのだ。


「よう。どんな気分だ?

 自分の 
     
        『魂』
 
          
          を抜き取られるっていうのは。」

Re: 銀髪の少女は死神 ( No.20 )
日時: 2010/12/22 18:04
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 風邪なおりました!!(多分)←

うっきゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!
ま、まさかの新キャラ登zyo(黙ろーか
かぁっこえぇ!!
もうこの2人になら『魂』取られてもいいy((ドMか?


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