ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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星空—ほしぞら—
日時: 2011/01/18 17:31
名前: 蝶々魔 (ID: /DGSB/Uw)

 蝶々魔と申します。
 どうしようもないくらいの駄目文です。
 亀のように遅い更新だと思いますが温かい目で見守っていただけるとありがたいです。また荒らしの方はご遠慮ください。

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Re: 星空—ほしぞら— ( No.13 )
日時: 2011/01/18 17:47
名前: 蝶々魔 (ID: /DGSB/Uw)

  







 ここ一週間、正確にゆうと《零》が私の《守り神》になってから一週間。











 ……——率直に言おう。

















 「お前守る気ねぇだろっ!!!」



 キーン……



 「…うるさい、突然なんだ」

 「『うるさい』じゃねぇよっ!守れよ!!お前守り神なんだろ!!お前のせいで何回死にかけたと思ってんだ!」

 「死にかけたのはお前のせいだろ、そもそもそうゆう状態なんだから」

 「いやそりゃあそうだけど、そうだけどさっ!君が守ってくれるって言ったからこっちも期待して気ぃ抜いたんだよ?!そしたらなにさ、守るどころかテメェ!私を殺しかけただろっ!!なに?グルなの?!君も私を殺そうとしている奴らのグルなの?!!」

 「そんな訳ないだろう。それにちゃんと守ってやってるじゃないか」

 「植木鉢からなっ!それだけなっ!!その時引っ張られて首しまったりそのまま道路に放りだしたりっ!あの時が一番死ぬかと思ったよっ?!」

 「よかったな、生きてて」

 「黙れクソ神」







 ……とまぁこんな感じに毎日生きてます。本当になんで生きてるんだろ、私。もはや神の加護がついてるとしか思えない。あ、いやもちろんあのクソ神の事じゃないからね。

Re: 星空—ほしぞら— ( No.14 )
日時: 2011/01/18 17:48
名前: 蝶々魔 (ID: /DGSB/Uw)

 








 ————この、状況は














 「……好きだねぇ、《ガス》。朽葉困っちゃ〜う」


 「きもい」


 「そんな事言うなよ〜。傷ついいちゃうゾ☆」


 「その傷が化膿して腐ってしまえばいい」


 「っんだよ、ノリわりーなぁ」


 「お前最近自分のキャラが保ててない事自覚してるか?」


 「してる。寧ろ私のキャラって何?って感じです」


 「いきなり敬語。まぁ、いいかそんな事。それよりもどうすんだ?《これ》」

 そう言って零は私の玄関を指す。玄関を指す。

 
 …大切なことなので二回言いましたよ〜。

 
 そうですまたなんです。
 
 
 何時ぞやの《ガス》。


 実は零と会った翌日、念のためガス管を業者の人に見てもらったんだけど……結果は異常なし。
 ガス管が外れていた事に対しては「なんかの拍子に外れちゃったんじゃないんっスかね〜?」との事。


 だからその『なんか』ってなんだよ『なんか』って、こっちはその『なんか』が知りたいんだよ。


 まぁここで唯何もせず突っ立ってる訳にもいかないので、私はまた何時かの時のようにガスを抜いたのであった…。

Re: 星空—ほしぞら— ( No.15 )
日時: 2011/01/18 17:49
名前: 蝶々魔 (ID: /DGSB/Uw)

 「ったくいい加減にしろよなぁ!!

 
  おい零っ!


  お前こんな時の守護霊だろ?!何とかしろよっ!!」


 「…守護霊ではなく守護神だ。それに守護神はガス管を抜いた犯人を見つける為じゃない。


  ……まぁ、それは《人間》だった場合の話だがな」





 取り敢えずガスが抜けるまで私達は階段に腰を下ろして話していた。

 「…………ん?『《人間》だった場合』?

  じゃあ何さ、これは《何か》の手によって起こった事なのかい?」


 「…気づくのが遅い、だが物わかりは良いな。

  そもそもおかしいと思わないか?ガス管は普段、外れないようにしっかりと固定されてある物だ。たとえその固定している役割を持つ物が壊れたとしても、《管》と《ホース》はしっかりと繋がっていて、やはりそうそう外れるものじゃない。にも拘わらずそれが立て続けに外れるなど、自然現象で片ずけるには難しい。そして今日、それが《何か》の手によってとわかったのは…

  ——お前の部屋から《人ではない者》の気配がしたからだ」


 ……………。


 《人ではない者》の気配。


 この世には摩訶不思議な事がある。摩訶不思議な物があり、——摩訶不思議な者が居る。

 ——それが何なのか、わからないけど、
  何なのか、知らないけど…

 「おそらくお前についている《死》の内の————————————」

 零の言葉が頭に入らない。ただ、ただ————

















 「—————————ムカつくんだよっ!!!こんちくしょぉぉぉおおぉぉお!!!!!!」


 「!?…は?」

 零が間抜けな顔をして此方を見ている。だがそんな事はどうでもいい、《今》重要なのはそこじゃない。
 私は零を置いてそのまま自分の部屋まで駆け込む、開きっぱなしの扉に手を付き——ガスを吸うのにも構わずおもいっっっきり息を吸い込んだ。

Re: 星空—ほしぞら— ( No.16 )
日時: 2011/01/18 17:51
名前: 蝶々魔 (ID: /DGSB/Uw)












 ——そして、

















 「おい!ふざけんじゃねぇぞ!!
  《人じゃない者》かなんか知らないけどな、私の《平凡》を壊すなよっ!!
  そもそも何だテメェ!たしかにガスで人は死ぬけどなぁ、ガスなんてみみっちい事しやがって!うぜぇんだよ!!
  てか何したいんだよ?!人を線路に付き落としたり上から鉢植え落としたり車に轢かれるよう仕向けたり、いい加減にしろっ!


  ——やるならこんな(ガス)のよりもっと他のものにしやがれっ!!!!」

















 ——そう言った直後に










 「…っ!?朽葉っっ!!!」










 零の言葉で振りかえった私の目には——



















 ——今まで何処にあったのかと思わせるぐらいの


  大量の刃物が宙に浮いて、私を狙ってました。

Re: 星空—ほしぞら— ( No.17 )
日時: 2011/01/18 18:48
名前: 翡翠 (ID: KGewSC17)

早速来たよ〜〜

移動したんだね。まぁたしかにこっちのジャンルで合ってると思うよ。
此処では私もひとつ話し書いてるから気が向いたら読んでね。
題名は——私を理解できる人なんていない
だったはず・・・。
続きも楽しみに待ってるよ〜
頑張って!

翡翠


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