ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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─ESP─
日時: 2011/02/07 17:14
名前: 遊太 (ID: BZFXj35Y)

クリックthank you♪

▽挨拶
全作品が中途半端に終わり早くも数ヶ月経ってしまいました。なので一旦作り直しました。
誤字・脱字は多いと思いますが、こんな駄作を最後まで見てやってください。お願いしますm(__)m

▼注意事項
1.この小説内での喧嘩・荒らしはお止めください。
2.パクリ・他の小説の偽装はしておりません。無意味な因縁はつけないでください。
3.私だけでなく、他の作者様の悪口や喧嘩に発展する様な言葉使いはお止めください。
        ♪では、お楽しみ♪


〜☆〜★〜☆〜遊太の連絡掲示板〜☆〜★〜☆〜
>>22 オリキャラ募集用紙





〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜〜☆〜★〜☆〜

用語集 >>039

Prologue >>001

Cast >>010 >>016 >>038

─第1章 選ばれし超能力者達─
第01話>>002  第02話>>003  第03話>>006 
第04話>>008  第05話>>009  第06話>>011
第07話>>012  第08話>>017  第09話>>018
第10話>>021  第11話>>030  第12話>>031
第13話>>034  第14話>>037  第15話>>040
第16話>>041  第17話

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Re: ─ESP remake version─ ( No.1 )
日時: 2011/01/29 15:13
名前: 遊太 (ID: BZFXj35Y)

00【プロローグ】



超能力・・・一度は聞いたことがある言葉だ。




超能力には多種多様な種類がある。

飛行、念力、不死、パイロキネシス、治癒。

そんな最高な能力を手に入れれば、人間は2つの種類に分かれる。

1つは、能力を隠しながら生活し平和に暮らそうとする者。

そして、もう1つは能力を悪用する者。


人間は簡単に出来た生き物だ。


正義も悪も関係なく、超能力を得れば悪用する人間が9割だろう。




だが、あの人間だけは違った。




確かに一度は道を踏み外すこともあった。しかし、最後は正義を貫き通した。

これは、そんな人間と超能力者達の長い長い_______



お話________



Re: ─ESP remake version─ ( No.2 )
日時: 2011/01/29 23:39
名前: 遊太 (ID: BZFXj35Y)

01【超能力を持つ青年】



東京 百宮学園高等学校



平凡な1−2のクラスに、主人公である青年はいた。
「ここは、√が重要であり・・・・」
数学の授業中、青年は一番後ろの窓側の席で外を眺めていた。
「暇だな〜ぁ。」
名前は海藤天馬。見た目は平凡。成績も運動神経も普通。しかし、高校1年生で‘特別’な能力を持つ。


パチン!    ボゥッ!


天馬が指パッチンをすると、小さな音と同時に人差し指が発火する。天馬は生まれたときから炎を扱えるのだ。
そう、天馬はパイロキネシスという炎を操作できる超能力。
しかし、このことは家族には勿論、友人も知らない最大の秘密である。

「天馬、勉強大丈夫なの?」

天馬が外を眺めていると、隣の席に座っている幼馴染の水崎七海が話しかけてきた。
「数学は大丈夫なんだよ。問題は英語だけだ。」
「・・・分かったよ。」
天馬は冷たく七海に言葉を返す。七海はそのことに怒り、椅子を蹴飛ばし勉強に戻った。
「痛って・・・」
蹴られた衝撃で、天馬は窓に頭をぶつける。
「ばーか。天馬のばーか。」
七海は少し笑いながら天馬に言う。天馬もつられて笑うと、再び外に視線を移した。
空は青く晴天で雲ひとつない。
平和な人生が、これからも続くだろうと天馬は思っていた。いや、いつの日からか確信していた。
誰もがそうだろう。



しかし、今日で自分の人生が変わるなんて______



天馬は思ってもいなかった______



**********


放課後.....


天馬は学校を終えると、自宅へと帰宅していた。学校から距離も遠くない、世田谷の高級住宅街に自宅がある。
いつも通りの道を歩いていると、天馬の目の前に突然制服姿の女子高生が現れた。

「うわっと!!」

天馬は驚き、女子高生とぶつかってしまった。女子高生の方はバランスを崩してその場に倒れた。
制服を見ると、天馬の通う百宮高校の制服ではない。天馬は立ち上がると、急いで女子高校生に駆け寄った。
「だ、大丈夫ですか?」
天馬が女子高生に声をかける。女子高生は俯いたまま顔を上げず、天馬の肩に手を置いた。

その時だった。


「君が例の超能力者だね。」


女子高生は天馬を見ると、右手の平をこちらに向ける。
その瞬間、右手の平から緑色の電撃が飛び出し天馬の顔面に激突。

「うっ!!」

天馬はショックでその場に気絶し、地面にパタリと倒れた。
女子高生は平然と立ち上がると、天馬に駆け寄り辺りを見渡す。そして、天馬が気絶していることを確認した。
「よし!!完璧♪」
女子高生はそう言うと、天馬を抱えてその場から歩き去った。


Re: ─ESP remake version─ ( No.3 )
日時: 2011/01/29 23:38
名前: 遊太 (ID: BZFXj35Y)

02【超能力専門会社‘アビリティ’】


「痛っ!!」


天馬は床にたたきつけられた衝撃で目を覚ました。天馬が上を見上げると、気絶前に見た女子高生が立っていた。


「やっほー♪目覚めた?」


「お前!!何のつもりだ!!」


天馬は両手を炎で包み、女子高生に両手を向けた。しかし、女子高生は平然とした表情で天馬の両手を見る。
「パイロキネシスねぇ〜。安心して、敵じゃないわ。私は松本亜樹。この会社の社員よ。」
「この会社………?しゃ、社員?」
天馬は手の火を消して辺りを見渡す。最初は気がつかなかったが、大理石の床に赤い絨毯が敷かれた足元。
ホテルの様なエントランスを見て、天馬は呆然となった。なぜ、こんなところに自分がいるのか分からない。
「とりあえずついてきて。社長に会わせるわ。」
「ちょ、ちょっと待てよ。思い出したけど、お前さっき電気を………」
「あなたと一緒よ。私も能力者。ほら、早く!!」
亜樹は天馬の腕を掴みエレベーターに乗ると、そのまま社長室を目指した。


**********



最上階13階 社長室



エレベーターが音をあげて開くと、目の前は出てすぐ社長室になっていた。


「おぉ。来たかね。」


全壁窓張りの社長室のデスクの奥に、福与かな体系をした社長らしき年配の男性がいた。
「社長。この子が例の能力者です。」
「そうか、そうか。よく来たね!!海藤天馬君!!」
社長の冥堂龍之介は天馬に歩み寄ると、握手を交わした。天馬は再び呆然となって冥堂の顔を見つめる。



「ようこそ。超能力専門会社‘アビリティ’へ!!」



社長は微笑み、天馬を見ながらソファーに指さす。天馬は亜樹に背中を押され、しどろもどろでソファーに座った。
「あ、あの・・・てかここどこですか?」
「ここは渋谷区に建っている。君の家から1時間くらいの場所だ。」
「は、はぁ・・・・」


「社長!!」


亜樹は冥堂を見て大きく叫んだ。冥堂は話が逸れたことに気がつくと、頭を触りながら軽く頭を下げた。
「失敬。で、本題だが、君にはこの会社で働いてもらう。」
「は!?」
天馬は冥堂の突然の言葉に返す言葉が見つからない。
「心配はない。活動期間は休日、祝日。勿論、給料も出る。能力者は強制勤務だ。」
「なんで俺が能力者だって分かったんだ・・・ですか?」
天馬は敬語で話し始める。亜樹が後ろで吹き出し笑いをする。
「病院に知り合いがいてな。そいつに頼んで時折調べてもらってるんだ。で、君のDNAで分かった。」
天馬は首を傾げた。冥堂の説明が今一理解できない。
「能力者は一般の人とDNAの構成が違ってね。とまあその話は終わって、どうだね?」
「どうだねと言われましても・・・・・」
天馬は唐突すぎる出来事に思わず亜樹を見た。亜樹は天馬の表情を見て口を顰める。

「社長。突然すぎましたね。後日、改めて来てもらいましょう。」

「そうだな。」

どうやら冥堂は最初から天馬の心境を読んでいたらしい。亜樹は天馬に会社の名刺を渡した。
「今日はすまないね。やり方が乱暴すぎた。」
「い、いえ・・・でも・・・・」
天馬は何かを言おうとしたが、顔を赤らめて恥ずかしがる。
「どうしたの?」
「い、いや。じゃあまた今度。」

そして天馬は、亜樹に見送られながら会社を後にした。


Re: ─ESP remake version─ ( No.4 )
日時: 2011/01/29 21:19
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

初めまして!!w

超能力とか・・
スゴイ面白そうですね!!w

炎を扱えるとかすごいなぁ・・。そしていいな・・。羨ましい・・!
電撃を扱えるのもスゴイ!!w
しかし確かにやり方が乱暴だな亜樹さんや;;

とても面白いです!!
プロローグも何かちゃんとしてて;
これからも楽しみにしてます! 頑張ってください!!

Re: ─ESP remake version─ ( No.5 )
日時: 2011/01/29 21:51
名前: 遊太 (ID: BZFXj35Y)

>>004 しずく様

おぉ♪長々としたお礼のお言葉感謝デース(^O^)/
これからも最強な能力者出てきます!!

しずく様の小説も拝見させていただきます(*^_^*)
これからもよろしくお願いします♪


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