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自爆スイッチ。
日時: 2011/02/23 21:51
名前: 朝霞 (ID: MO5pRcbX)

「おい…次はだれが ス イ ッ チ を押す?」

「もう嫌よ!押すたびに 人 が 死 んでくのよ!?」

「俺も、今の状況じゃ誰も 押 さないと思うぜ。」

「でもここから出ないと、全員死ぬんだ。残りのスイッチは5個、生き残るのは…たった 一 人 だ。」

「僕は押したくない!」

「でも、さっきは押した人は死んでなかった。他の人が死んだんだ。
結局死んじゃったけど…」

「確かに押した人が 死 ぬ とは限らない。じゃあ俺が行く。」

「!!」

カチッ。












————————次はだれが 逝 く ?



>>0 プロローグ

>>01 登場人物紹介


>>02 #1
>>03 #2
>>05 #3
>>07 #4
>>08 #5
>>10 #6
>>12 #7
>>13 #8

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・爽様

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Re: 自爆スイッチ。 ( No.17 )
日時: 2011/02/23 21:05
名前: 朝霞 (ID: MO5pRcbX)

〜第二章〜

#11


≪では、ゲームを開始します。問題は部屋の中央にある黒いハコから出てきます。≫




「!」


その時、椅子がゆっくりと動き始めた。
皆は手すりにがっちり掴まってこの動きが止まるのを待っている。

どんどん形が整ってきて、椅子は内向きできれいな円型に並べられた。

「・・・??」



≪私が指名する番号は「1番」の方です。問題をお出しします。≫

そして、中央のハコから白い紙が出てきた。

「・・・一番は誰だ?」

「・・・・私だ。」

小さく手をあげたのはアイドルの女だった。


「どんな問題がだされるの?」

女は震える手で、紙をひいた。

裏を見てみると、こんなことが書いてあった。


————————————————————————————————



第一問。リンゴが一つあります。そのリンゴを、A君、B君、C君、D君で分けます。

Aくんはリンゴを4つに切り分け、B君はAくんが切り取ったリンゴの皮をピーラーで剥きます。
そしてC君はお皿にリンゴを盛りつけます。


Aくんはリンゴを丁寧に4つに切りました。

Bくんはリンゴを丁寧に剥いていると、4つの内3つ目を剥いている途中でピーラーが壊れてしまいました。

リンゴを切り終わったAくんは包丁で皮を剥くようにBくんに言いました。
Aくんから包丁を受け取ったBくんは引き続き、残りの皮をむき始めました。

剥きおわり、Cくんはリンゴを皿に並べて、みんな素手で食べました。



次の日、Aくん、Bくん、Cくんが毒で死にました。
残ったのはDくんだけです。
ですがDくんは死んだ3人のなかの人から殺されるはずでした。

さて、皆を殺したのはだれでしょう。




————————————————————————————————

どういうわけか野菜などの皮をむく「ピーラー」が

「ディーラー」って書いていました(笑)

ごめんなさい●┓

探せば誤字がたくさんあると思いますが、
しょうがないんです・・・
笑ってごまかすか、よければ知らせて頂くと嬉しいです^^

Re: 自爆スイッチ。 ( No.18 )
日時: 2011/02/24 21:38
名前: 朝霞 (ID: MO5pRcbX)

#12


難しい・・・かも。

具体的にどうすればいいかもわからないし。
難しいかどうかもわかんない。

「・・・」

罰って死ぬってことでしょ??
ならこの問題がわからないと私は—

「・・・・・フーッ」

・・・まず落ち着いて、問題をよく読もう。

『Aくんはリンゴを4つに切り分け、B君はAくんが切り取ったリンゴの皮をピーラーで剥きます。
そしてC君はお皿にリンゴを盛りつけます。』

って、残ったDくんはなにもしてなかったんだ。
4人のうち1人だけ残るのって・・・

ならDくんが疑われるはずだけど、Dくんは死んだうちの誰かに殺されるはずだったのか。
んー難しい。


「むずかしいんですか??」

暇そうにしているサラリーマンの男はこう言った。


「うん。そうね。思ってたより。」

女は素っ気なく返事をすると、また紙に目をやった。

4つの内3つが毒入り・・・
・・・あらかじめ毒が入った毒リンゴ??
・・・違う。1つのリンゴを4つに分けたんだから、
それなら一緒にリンゴをたべたDくんも死んでる・・・

じゃあBくんが使っていたピーラーに毒がぬられていたのかも!
ならBくんが犯人ね!

リンゴを4つに切ったうち3つをピーラーで剥いていたけど、3つめの途中に壊れて、
最後に残ったリンゴは毒がついてない包丁で皮を剥いて、
包丁で切った毒なしのリンゴをDくんは食べた・・・!

ん??

じゃあなんでピーラーに毒をぬった本人のBは死んだの?


≪制限時間、あと5分です。≫


制限時間あるの!?

・・・まあいいよ!必死に考えよう。

わからなかったら死しかないんだから。





えっと

Bくんは自分が「毒なしのリンゴ」を食べて、自分意外の全員殺そうとした。
でも誰かが、Bくんが食べるはずの毒なしのリンゴと自分の毒リンゴを交換、したのかな??
入れ替えた犯人はDくんで、

「殺されるはずだった」と言ったのはDくん本人。
DくんはこのリンゴでBに殺されることをわかってたんだ。

Bくんに殺されたくない一心で自分のリンゴとBくんのリンゴを入れ替えた。
Bくんが自分以外全員殺そうとしたのは、Dくんだけを殺すと、
他のA、Cが警察に証言を言われるかもしれないので、
ついでに全員殺しとこうと思ったってところかな??

うん。たぶんそう。

それ以外ありえないわ。ってか考えられないっ。

私はついに覚悟を決めた。

Re: 自爆スイッチ。 ( No.19 )
日時: 2011/02/24 21:45
名前: 朝霞 (ID: MO5pRcbX)

#13




≪答えを言って下さい。チャンスは一回です。≫


ゴクッ・・・

みんなが息をのむ。



(謎はまだいっぱい残ってるけど————————)




「は・・・皆を殺した犯人は————







                






                 Bくんです・・・」




≪・・・≫







≪クリアです。≫




「!」

「やった!」

「やりましたね!飛織さんんん!」

「よかったぁ・・・」

女は床に膝をついてほっと溜息をついた。









Re: 自爆スイッチ。 ( No.20 )
日時: 2011/02/26 15:45
名前: 朝霞 (ID: MO5pRcbX)

#14





≪クリアした紅飛織様、おめでとうございます。≫

私は安心して椅子に座った。
そして私は初めてこのゲームで嬉しくなった。

≪次の回答者は宇陀神司様。≫

「えっ!?また僕?」

さっきのゲームでも当てられたじゃないか!
サラリーマンの男は、めずらしく怒っていた。

「・・・」

黙って立つと、中央のハコから紙を乱暴に取った。


——————————————————————————


第二問。参加者の誰かは10年前、重大な事件を起こしてしまいました。
その参加者は恵まれない家庭に育った方です。


さて、重大な事件とはなんでしょうか。
参加者のなかから探しだしましょう。

——————————————————————————

「・・・!」

なんだ、この問題・・・

「こんな問題わかるわけないじゃねぇか!」

「!!如何したんだ。」

豹変した男に、年輩の男性は聞いた。

その男性の後ろにフリーターの永井信が見えた。
かつかつと永井の前に行くと、ぐっと胸ぐらをつかんだ。

「お前!!お前、10年前何したんだよ!!」

「えっ・・・!?なに言ってるんですか?」

「いいから早く言えよ!!早く」

そう言うと、永井の頬を思いっきりぶった。

「早く言えよ・・・」

宇陀はじりじりと男のもとに近づくと、また一発殴ろうと、腕をあげた。

「ぅ・・・ひぃ・・・」

「!ちょっとやめなさいよ!」

「やめろ。暴れるな!」

みんなは必死で宇陀を止めようとしたが、
それでも暴力をやめなかった。

Re: 自爆スイッチ。 ( No.21 )
日時: 2011/02/26 18:15
名前: misako (ID: vUj4jsEu)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

はじめまして。
この小説きにいっちゃいましたw


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