ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集
- 日時: 2011/02/18 19:37
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: _暗 い___ピ エ ロ________
全て、悪夢だ。
————————————————————————————————————————————
*まずこの作品を読む前に
1—荒らしとかは帰ってOKです^^
2—煽り?中傷?はスルー徹底で
3—この作品は全体的に暗い作品になりそうです。
————————————————————————————————————————————
■Prologue #>>1 ■単語集 #>>6 ■日本班特別偵察部隊主要メンバー #>>15
■Science Weapon #>>19 ■オリジナルキャラ募集 #>>20
◆第一話「エキセントリックな魔術師」
#>>2 #>>4 #>>5 #>>7
◆第二話「篭城戦」
#>>8 #>>9 #>>11 #>>12
◆第三話「エスパー×マジック×サイエンス」
#>>13 #>>14 #>>16 #>>17
◆第四話「日本、消滅。」
#>>18 #>>21 #>>25 #>>26
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.15 )
- 日時: 2011/02/14 21:01
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
日本班データ
ロシア本部からの通達、見たらデータをファイルに入れこの手紙は焼却しろ。
日本班の偵察係で主に優秀な人間を並べた。
————————————————————————————————————————————
番原 友則(つがいはら とものり)
『瞬間移動』を使い偵察を行う男。
非常に優れたポテンシャルを持ち、ロシア、イタリア、ポルトガルの班でも賛美されている。
しかし言動には棘があり憤慨してしまう可能性もある。
大人としての常識を保って、落ち着いて対処を頼む。
古瀬 道久(ふるせ みちひさ)
『透視』という能力を持っている。
いつも笑顔で、透視という能力を持つ者の宿命なのか変態と揶揄されている。
戦闘も得意である。
飛騨
『ズームアップ』という能力を持つ男。
視点を前にずらし、ライフルのスコープの様な能力を目で行う。
そして見えた物の情報を的確に拿捕できる優れもの(?)
チョコが大好きな男。
如月 零道公爵(きさらぎ ぜろみちこうしゃく)
偵察係の中でトップクラスに君臨する男。
戦闘能力がずば抜けて高く、能力の『自動追尾』は追いかけなければいけない人間の体温を察知し場所や情報を伝える能力。
いつもボウガンを持ち歩き、危険な男として知られている。
そして魔術師を毛嫌う男。
宮本殿へ
————————————————————————————————————————————
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.16 )
- 日時: 2011/02/14 21:54
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
「なるほど、お前は蜘蛛の糸を常備している訳か。」
一際目立つ大きさを放ったひげを蓄え、ギラリと光る充血した赤い目。
そして左手に持たれた拳銃に、右手に持たれたマグナム。
悪魔と表すのが適切な男だった。
しかし男に視線を向けている場合では無く、次から次へと戦士達はやってくる。
「ああ、鋼の様に固くなった蜘蛛の糸をこの特別製グローブで伸ばせばこの通りだ。」
神無月は不適な笑みをニヤリと浮かべると、一人の戦士が呆気無く吹き飛ばされ血を吐く。
「滑稽な能力だ、しかし私の能力に勝る能力など存在せん。」
「お前の能力…?」
「正確には、魔術と言った方が正しいか。」
冷たい。
男の一言一言に気持ちや、考えを感じない。
神無月はただひたすら警戒するような目で、
「…その魔術、俺の能力でねじ伏せてやるよ。」
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.17 )
- 日時: 2011/02/15 20:16
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
確認するのには時間はかからなかった。
神無月の冷たい言葉を後に、男は目を光らせる。
「冥土の土産に教えてやろう、私の名はクラウザー。」
男、否クラウザーは低い声でただ延々と冥土の土産と称し四方山話を続ける。
「私は悪魔に魂を売った、それ故に私は最強の肉体、魔力、そして権力を手に入れた。」
神無月の背中にはクラウザーがおびき寄せるずっしりと重い雰囲気がただただのしかかる。
「お前らは黙って見ていろ、この情けない男の最後を嘲弄するかの様な目で見ると良い。」
クラウザーはその言葉を最後に右腕を振り上げた。
そしてリンゴをぐちゃりと潰すかの様に手は空を握る。
空を握り掌握するかの様に手からは禍々しいオーラが漂う。
尚、クラウザーは手を掲げるのをやめず、不適な笑みを浮かべる。
その瞬間、手からどす黒い液体が零れた。
その液体は漆黒の様にどす黒く、影すらも消し去る様な色をしている。
しかし液体を凝視している暇は存在せず、視線を再びクラウザーの王に向ける。
「私の能力…いや魔術と言った方が正しい……私の魔術は『召喚術』と言う物だ。」
召喚術。
元々は儀式魔術の一環として使用されたこの魔術は、異世界と現実を繋ぐ扉を作り魔物を召喚する魔術だ。
術者の心身を守る為、魔方陣を描くと聞いたが、例外に過ぎないのかクラウザーはクククと笑いながら手を降ろす。
懇請という意を持ったこの召喚術にあの男は何を求めているのかは理解できない。
しかし、俺たちを殺.す、故に召喚術を利用し抹殺を目論むという所だろう。
それに脅える程俺だって弱虫じゃ無い。
強いて言うのであれば勇敢な戦士の様な物だ。
「……召喚、術。」
声が禍々しい雰囲気によって切断されるかの様な錯覚が生じる。
「…その名を知った所でお前には何も出来まい……行け、我の僕よ。」
クラウザーは言葉と共に右腕を前に突き刺すかの様に神無月の方向へ向ける。
その瞬間、謎の模様に囲まれた円が空中に浮かび上がり、そこからは得体の知れない魔物の様な生物がうじゃうじゃと沸いて出てくる。
「……宮本さん、応戦しましょう。」
ビルから遠目で見ていた五十嵐はそう、何かしらの信念を持ち合わせたような面持ちで。
「面倒だが仕方が無い…… 助けに行くぞ 同じ日本班として。」
宮本はそう言うと、五十嵐より先に階段を降りて行った。
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.18 )
- 日時: 2011/02/16 17:33
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
「魂を売る事の根底的理念を伺いたい、悪魔よ。」
一人の男が眉を顰めてそう言う。
それ故に魂を売り強大な力を手に入れようとする欲まみれの人間が居るらしい。
その人間の被害を食い止める、と発言したのは男。
正確に叙述するならば、ある組織がそう宣言したのが発端である。
そしてその組織の犬がこの男だ。
魂を売ったと言う悪魔に質問を求めるのだが…
悪魔は自嘲する様に言った。
「魂を売った人間は、もの凄い力を手に入れる。」
平淡な悪魔の声は古いカセットテープを流した様な、それほど平淡な声だった。
しかし質疑応答を成していない。
魂を売られた人間におきる変化を悪魔は延々と喋り続けた。
流石に男もヤレヤレという感じで肩を竦めながら呆れた顔をする。
「……悪魔は魂を売り、強大な力を手に入れた人間を莫迦にしながら、最後ヲ見届ケル。」
段々と悪魔の声は機械の様に不自然になる。
カチカチ、キリキリと悪魔から聞こえる不可解な音は男の額から流れる汗をただ増やすだけであった。
「見届ケタ後ニ、世界は消滅ス…………」
悪魔は喋るのをやめた。
「おい! 何とか言ったらどうなんだ!」
男は怒号を撒き散らす。
「カカグヨツラヘヨニュハチュヘラツヨハガムラチャカキコクケコカハサアシウエオアイエウオイアアエハヤハケメバ」
その瞬間悪魔は口から血を吹き出し倒れた。
第四話「日本、消滅。」
「……デビル。」
神無月は言う。
このうじゃうじゃと沸き続ける魔物の名前を。
「良く分かったものだ、まあもうすぐ貴様は死ぬのだがな。」
勝利を目前としている勝者の戯言にしか聞こえなかった。
しかしそれに構うはずも無く、神無月はジリジリと距離を取る。
しかし無駄な事に、円から放たれた魔物、悪魔は距離など気にせず猪突猛進する。
「チッ………!」
神無月は神妙な顔をしながら、近づいて来る悪魔に気を払う。
そして鋼糸で一掃しようと考えたのか、特別製グローブの手中には大量の鋼糸がもたれている。
その時、後ろから電撃が放たれた。
悪魔は奇声を発してその場に倒れる。
案の定悪魔の数は少なく、クラウザーという一人の召喚師は驚いた表情を思わせぶりに見せる。
「ふうむ、私が相手した方が良いか。」
とても余裕そうな言葉を後にクラウザーは近くに置かれていた赤い銃を手に取り、
撃った。
わざとはずしたのかは分からないが、ビルの入り口は恐ろしい程に焼け焦げ粉砕されている。
「この銃は今の未来的科学…否サイエンスを最大限に駆使し作られた小型荷電粒子砲トナティウver1.0」
トナティウ。
アステカ神話における太陽神であり、好戦的な戦神の側面も併せ持ち、当時のアステカ民族は捕虜をしばしばトナティウに預けていたという。
それ故にこの荷電粒子砲トナティウは太陽の光の様に相手を皆殺しにするのだろう。
クラウザーが手に持っているトナティウver1.0は拳銃より少し大きくなった程度の大きさで、それ故に恐ろしさを放つ。
静まり返った戦場。
「……俺があいつを操る、その間に逃げろ。」
勇敢にも声を出したのは宮本 真治だった。
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.19 )
- 日時: 2011/02/16 18:06
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 山本ォォォォォォォォオ
Science ——————————————————————Weapon.
これからはZEEK武器開発班における研究された武器について叙述する。
科学の力を集結させ開発された武器の詳細は断じて秘密である。
詳細を漏らした者は戦闘部隊アースチームに捜索を頼み、殺害を行う。
死にたくなければ詳細、および情報を絶対に漏らすな。
・小型荷電粒子砲トナティウver1.0
これは科学班の荷電粒子砲を小型化し、それを拳銃サイズに小型化した武器である。
この威力はZEEKの長も感嘆の声を漏らすほどの絶大さであり、三発程撃てばビルは完全に倒壊するであろう(撃つ場所によって異なる)
しかし反動がとても大きく、並外れた筋力を成さないと綺麗に弾丸を発射するのは不可能である。
弾丸は発射時に小さく開き、その中に凝縮された粒子を分散し音速で電磁を加えレールガンにする。
また、使用時にトナティウは過剰に熱を帯びる為、常備して使用するのは不可能とされている。
太陽光の様に弾丸に凝縮された粒子が電磁を帯びレールガンになるため、
アステカ神話における太陽神トナティウという名前にした。
別名:小型分散荷電粒子砲とも呼ぶ。
・APC-49
機能拡張化に成功した未来系レーザーライフル。
銃口を0.58mm程大きくし、レーザーをより太くした。
そしてスコープによるズームアップも快適になり、見やすくなっている。
そして反動も減り、安心してレーザーを撃つ事が出来る。
そしてレーザーライフルには異例なマシンガンを発射する部分もあり、使い方によってはノーダメージで戦場を駆け抜ける事も可能。
レーザーを蓄える貯蔵量もUPしている。
・フレイムピラー
火柱を作る爆弾の事であり、極めて凡庸性が低い。
火柱の温度は約800℃であり極めて温度が高い。
この掲示板は過去ログ化されています。