ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Clown・the・dark -辟易の番人- オリキャラ募集
- 日時: 2011/02/18 19:37
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: _暗 い___ピ エ ロ________
全て、悪夢だ。
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*まずこの作品を読む前に
1—荒らしとかは帰ってOKです^^
2—煽り?中傷?はスルー徹底で
3—この作品は全体的に暗い作品になりそうです。
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■Prologue #>>1 ■単語集 #>>6 ■日本班特別偵察部隊主要メンバー #>>15
■Science Weapon #>>19 ■オリジナルキャラ募集 #>>20
◆第一話「エキセントリックな魔術師」
#>>2 #>>4 #>>5 #>>7
◆第二話「篭城戦」
#>>8 #>>9 #>>11 #>>12
◆第三話「エスパー×マジック×サイエンス」
#>>13 #>>14 #>>16 #>>17
◆第四話「日本、消滅。」
#>>18 #>>21 #>>25 #>>26
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.1 )
- 日時: 2011/02/11 23:13
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 暗い ピエロ
Prologue
ザ—————…と言う雨の音は一向に止まない。
今の僕の心境もまさしく曇り空だ。
「面白くない。」
僕は執事に渡された本を投げ捨て、吐き捨てる様に言った。
執事は困った顔をしながら、すいませんと連呼している。
無様な光景を眼にし、僕は不適な笑みを浮かべた。
そうして日にちは経っていった。
しかし時間の経過等関係なく、僕の心境が曇り空である事には変わり無い。
「チッ……」
舌打ちをしたが一向に心境の変化は伺えない。
「イノセントピラー、か。」
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.2 )
- 日時: 2011/02/11 23:33
- 名前: とらばさみ ◆rL9ltCA.s2 (ID: cebg9jtM)
- 参照: 暗い ピエロ
主人公
名前:五十嵐 紀柳(いがらし きりゅう)
性別:男 年齢:18
容姿:黒髪に青い眼、そして灰色のジャケットを着用。
そして蒼いジーンズ。
第一話「エキセントリックな魔術師」
「ハァッ……ハァッ……」
俺、五十嵐 紀柳 18歳。
お気に入りのTシャツに、灰色のジャケットを着用しながら逃走中。
見事に今不良に追いかけられてる途中、これだから野蛮人は……と思う。
後ろをふと見てみると、不良の数は何か増してる、シャレにならないよもう。
恐らく四人、不良は四人だ。
「……撒くか……」
言い忘れてたけど、俺能力者。
『電気を操る』っていうポピュラーかつエキセントリックな能力だ 面白いだろ?
「能力Level低下、放電を開始する。」
俺はそう呟くと、右手からはバリバリと電撃が現れる。
蛇の様に電撃は手中の中を駆け巡り、今にも放電しそうな程だ。
「行くぜ。」
その言葉のすぐ後に、五十嵐 紀柳はサッと振り向き右手の手中に置かれる暴れ牛の様な電撃を放出させる。
もちろん放出させられる相手は、あの野蛮人共だ。
バリバリ!という音と共に不良四人組は見事こんがりと焼け焦げる。
能力者都市・『フリード』の夜は騒がしいものだった。
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.3 )
- 日時: 2011/02/12 09:43
- 名前: Aerith ◆E6jWURZ/tw (ID: hQNiL0LO)
- 参照: http://ameblo.jp/ff7-perfume-love-y
こんがりw
冒頭からおもしろくてお気に入りに追加しちゃいました!
超能力系ですか!やっぱいいですよね〜^^
更新頑張ってください♪
- Re: Clown・the・dark -辟易の番人- ( No.4 )
- 日時: 2011/02/12 12:04
- 名前: とらばさみ ◆HHmzLuGBDM (ID: cebg9jtM)
- 参照: トリップキーとかもろもろ消えた、どういうことなの・・・・
そして逃げた先にたどり着いたのは一つの建物。
見た目は茶色くて、目立っていると言われると否定する代物だった。
「ふう……」
少年、五十嵐はため息をつきながら建物内にへと足を忍ばせる。
建物の中にはあいにくエレベーターは存在していなく、上に登る手段は階段しか無い。
疲れるなあ、と少年は呟きながらも階段を登っていった。
不良に追いかけられてクタクタの後に体力をただでさえ消費するこの階段を登れ、とは何とも鬼畜そのままの物だった。
しかしそんな事に煩悩する暇も存在しなく、面倒臭く階段を登る作業を少年は続ける。
「…ふう」
何とか疲れを抑えつつも少年は二階についた。
二階にしては窓ガラスから見える景色はとても滑稽で、美しいと言える物であった。
案の定この建物は五階まで存在していて、あと三階筋肉が硬直した足で登らなければいけない。
自分の運動不足を体感した日であった。
「嗚呼…五階にあいつらが居るらしいけど…四階とか三階でいいじゃねえかよまったくぅ……」
少年は戯言にしか聞こえない言葉を吐き捨てつつも、階段を登っていく。
幾多もこの様な作業を続けてきた少年にとって簡単なはずなのに、今日に限っては疲れが背中に圧し掛かる。
やはり能力を持ってしても、運動不足は解消できるはずが無い、と少年は現実逃避を行ったがすぐに逃避もろとも破壊される。
沈黙の果てに少年は四階までたどり着いた。
二階でみた景色が普通より高かったのと同時に、四階に設けられた窓ガラスから見える景色はとても美しかった。
夜ならではの物であり、スポットライトを全面的に照らしているような。
「んー…五階に居るって聞いたはずなんだけど、物音一つ聞こえやしねえぞ。」
疑問にふける少年の額からは汗が垂れる。
汗に気付いたのか少年はジャケットを脱ぎ、腰にゆっくりと巻き始める。
袖の部分を利用し、しっかりと結ぶと五階へ足を動かした。
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