ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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鏡の塔の少女
日時: 2014/04/01 16:17
名前: 羅螺 (ID: gIDLNLr/)

ロック

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Re: 鏡の塔の少女 ( No.35 )
日時: 2011/02/20 15:59
名前: 優香 ◆lhxUtBdTUw (ID: oN2/eHcw)

あわわ・・・!!

キリカ怖ぇーー!!でもオモシロっ!!

これからもガンバッ(・ <*)b

Re: 鏡の塔の少女 ( No.37 )
日時: 2011/02/20 16:12
名前: misako (ID: 4AGqIQz0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

おぉ
めっちゃうまいですね…

それと比べたら
私なんか…

続きが楽しみです!!

がんばってくださいね!!!

Re: 鏡の塔の少女 ( No.38 )
日時: 2011/02/20 16:13
名前: 優香 ◆lhxUtBdTUw (ID: oN2/eHcw)

ウン、お久かも☆

さっき、自分の小説更新したんだけど
ネタが・・・チーンって感じww

授業中に考えるわww

Re: 鏡の塔の少女 ( No.40 )
日時: 2011/02/20 16:44
名前: 優香 ◆lhxUtBdTUw (ID: oN2/eHcw)

>羅螺
ありゃwwめっちゃ『ピンチっ!!』
って顔してるやんww

怒られんかった??

Re: 鏡の塔の少女 ( No.42 )
日時: 2011/02/22 19:43
名前: 羅螺 (ID: 9QYDPo7T)
参照: (*・ω・)人(>∀<)人(・д・*)ィェ-ィ

* 4話 *




リーン・・・リーン・・・・・


鐘の音は塔の中にいるメルカにも聞こえた。
低く、重々しく響いた。

「引継ぎ式が・・・・・始まった・・・」

メルカは背伸びしてやっと届く位の小さな窓から外を覗いてみた。
城のてっぺんには王家の紋章が描かれた立派な旗が立っていた。

「キリカ・・私に成りすまして王女になる気だわ・・・・・」

メルカは唇を噛み締めて城を睨みつけた。
しかし、段々力が抜けてメルカは倒れてしまった。
2週間も何も口にしていないため、体力も限界に達していたのだ。

「うぅ・・・何で私が・・誰か、助けて・・・・!」

力を振り絞り叫んでみた。勿論、助けは来ない。
此処は元々罪人を閉じ込めるところで、人々はめったに近づかないのだ。
助けが来ないのも当たり前。

その時、メルカはとんでもない事を思いついた。

「そうだ・・・鏡を利用して・・・・・」

メルカは鏡の前に立ち、痩せこけた自分を見てから最後の力で鏡を割った。


パリーン・・・・・


鏡の破片は古びた木の床に飛び散った。
メルカはその破片を広い、自分の人差し指を刺した。

「うっ・・でもこれしか手段がない・・・!」

そして、着ていた汚いワンピースを切り裂き、裂いた布に血で、

“鏡の塔にいます。助けてください・・・”

と書いた。

最後に小さい窓からその布を飛ばした。


「誰か、私を見つけてくれますように—————」


そしてメルカは目に涙を浮かべ、静かに息絶えた。


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