ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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悪魔の笑う夜に (完結しました!)
日時: 2011/02/22 22:37
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
参照: すみません、間違えてコメディ・ライトに登録しました。

クリックァリガト—(w>ω<w)—ゥッ☆
(*・∀・)おはつです(*_ _)ペコリ
あ、お久しぶりかな?
玖龍です、ヤホーi(殴w

注意事項でぃ(*´Д`)↓

○更新亀より遅くね?もっと早く。
○神文が読みたいんだが
○荒らしにきたZE★
○流血とか怖ぁ マジ無理〜
↑に当てはまった方ぁー、今すぐバックで〆(・ω・`*)

何何?前置きが長い?
失礼いたしましたw
でわ、ぼちぼち始めますねーヾ(´▽`*;)ゝ"

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Re: 悪魔の笑う夜に ( No.14 )
日時: 2011/02/19 20:47
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

misako様☆>>

 コメ有難うございます!!
 二度までも…!嬉しいです^^
 頑張ります(`・ω・´)

Re: 悪魔の笑う夜に ( No.15 )
日時: 2011/02/20 15:54
名前: misako (ID: 4AGqIQz0)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

警察の人まで…

かなり,キルとランは

こ,怖いです……

Re: 悪魔の笑う夜に ( No.16 )
日時: 2011/02/20 16:15
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

#9


「ん…」


俺が眼を覚ましたのは、鉄格子が見える牢獄ではなく、我が家のベットの上だった。


なぜここにいる?


確か、牢獄の中で眠ったはず。
なぜ俺はここに?
そういえば、昨日の夜の記憶がない。

もしかして、無意識に戻って来たのか?
いや、ありえないだろう。鉄格子があるのだから。

では何故?

思考ワールドにはいろうと、上から甘ったるい声が聞こえた。


「こんにちは、正博くぅん?」



俺が見上げた天井には、青緑色の翼を羽ばたかせ、宙に浮かぶ
          優希がいた。



「お前・・・」
「あら、名前で呼んでくださるかしら?ランよ、よろしくぅ」
「ランて・・・、優希は?お前優希じゃないのかよ!?」


ランという優希は俺の質問には答えずに、誰かに話しかけた。


「出てきたらどうです?」


どこかに人が隠れてると思ったが、予想はおおはずれだった。

物陰から出てくるのではなく、声をかけられた者は
俺の体から出てきた。

「ん、よぉ。直接会うのは初めてだよな?」

その者は、紅い翼をはやし、俺に話しかけた。

俺は無視して睨み付けた。


「で?ラン、優希って奴はどうした?」
「あぁ、あの娘ね」


ランは、クスっと笑って答えた。


「喰べちゃったわよ、私の中で」


「た、喰べた、だと?」


うそだと思った。
でも、これが、悪魔だった。

Re: 悪魔の笑う夜に ( No.17 )
日時: 2011/02/22 19:10
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

misako様☆>>

 何度も何度も有難うございます(嬉泣
 あの、もし良かったら、タメで話してもいいですか?私はおkです!
 
 怖いですよね〜w書いてて怖くなりますよ;特にラン!
 そろそろ終わりそうです♪

Re: 悪魔の笑う夜に ( No.18 )
日時: 2011/02/22 19:35
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
参照: 本に書いてあったはず←嘘情報ですよぉw悪魔で物語ですからw

#10


「…てことで、体借りるぞ。腹減った」


俺とランの間に、キルが入る。

借りる?
もしかして、乗り移るのか?

待てよ、前に、「幽霊に体を乗っ取られる瞬間に自分を殺せば、
幽霊は消え、自分は生き残る」と、本に書いてあったはず。


一か八か。


優希の敵が取れるなら、俺はなんだってやるさ。

俺はポケットに入っているカッターナイフを、
気づかれないように握り締めた。



「借りとくぞ」


キルが入ろうとする。


今だっ!


『ザクッ』


鈍い音がする。
地が滴る。


痛い。


「ふぅん、面白いじゃん」


頭の上で声がする。
痛みを堪えて上を向くと、
薄い笑みを浮かべたキルが飛んでいた。


「な……何故……」


「こんなんで俺が死ぬと思ったのか?クククッ、面白いなァ。
 悪魔はこんなんじゃ死なねぇよ?」

「そ……そんな…」


俺はキルに向かってナイフを投げた。
ナイフは無様に手から滑り落ちた。

眼がかすむ。

痛みに負け、俺は目を閉じた。



———その瞳が開くことは、もう二度となかった。


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