ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 赤頭巾ちゃん
- 日時: 2011/02/25 19:02
- 名前: disco (ID: g8t52Hd5)
クリックありがとうございます(^・ω・^)
discoと言います^^
さっそくですが、以下注意事項ー★
・神作が好きなんですが!
・コイツ更新遅すぎ
・グロいか分からんけど、苦手かもw
・コイツ自体意味不w
・discoって何?オイシイノ?
一つでも当てはまるなら、まわれ右ですw
◆赤頭巾ちゃん
◆ブラッド
赤頭巾ちゃんが引きつれている狼
英語で"血"という意味
- Re: 赤頭巾ちゃん ( No.1 )
- 日時: 2011/02/24 20:04
- 名前: disco (ID: g8t52Hd5)
◆0
『オイシソウナニオイ』
『ニンゲン?ニンゲン?』
ひっそりとした森の中
赤い頭巾をかぶった女の子
奇妙な都市伝説
地面に転がった死体
『マダイッパイタベタイ』
真っ赤な瞳
口についた血をペロリと舐めて
ナイフの血も舐める
『——ニンゲンコナイカナ』
今日も誰かが来るのを待っている
赤頭巾ちゃん
- Re: 赤頭巾ちゃん ( No.2 )
- 日時: 2011/02/26 15:54
- 名前: disco (ID: g8t52Hd5)
◆1
部活が終わり、校門からたくさんの生徒が出て行った。
そして、女子高生二人も楽しそうに帰っていた。
「ねぇ、茉弥。赤頭巾ちゃんって知ってる?」
そう尋ねたのは、加奈だ。
「童話のでしょ?」
茉弥が頭を傾げた。
「違うよ〜」
そう言って、加奈は茉弥の肩を軽く叩く。
「他に何があるのさぁー」
痛い。
と呟きながら茉弥は聞いた。
回りに他の生徒はいなかった。
薄暗い夜道を二人は肩を並べて歩く。
「都市伝説の赤頭巾ちゃんだよ」
そう言って指をパチッと鳴らす。
「都市伝説?」
茉弥は不思議でたまらなかった。
「そう!最近さ、殺人事件とか行方不明者とか多いじゃん?」
加奈が深刻そうに話しだす。
「うん。そうだね———・・・。」
気まずそうに、茉弥も答えた。
「それは、赤頭巾ちゃんに殺されてるからなんだって」
「赤頭巾ちゃんに?冗談でしょ」
そう言って茉弥は笑った。
加奈もつられて笑う。
「赤頭巾ちゃんから逃げるには———」
「もういいよ。ウチって都市伝説とか信じないから」
加奈の言葉を遮りながら、茉弥が笑って言う。
加奈は頬を膨らませた。
「私の話、最後まで聞かないの?知らないよどうなっても」
そう言って加奈は笑った。
「だから!ウチはそういうの信じないんだってば」
茉弥は加奈の肩を軽く叩いた。
「じゃぁまた明日ね。茉弥」
「ばいばい。加奈」
横断歩道の所で二人は、別れた。
『ニンゲン?ミーツケタ』
赤い頭巾をかぶった女の子が一人。
茉弥の後ろ背中を見て呟いた———————・・・。
- Re: 赤頭巾ちゃん ( No.3 )
- 日時: 2011/02/26 19:34
- 名前: disco (ID: g8t52Hd5)
◆2
茉弥は毎日、森の近くを通る。
今日もそこを通る。
ふと、親友の加奈から聞いた都市伝説を思い出した。
「馬鹿みたい、都心伝説とか」
そう言いながら森の近くを通ろうとした。
「赤頭巾ちゃんとか居るわけ———」
『ナアニ?ヨンダ?』
「ぇ?」
森の前で足が止まった。
前には赤い頭巾をかぶった女の子が居た。
楽しそうに笑っていた。
近くには、赤い液体がついている狼も居た。
「あ・・・あんたなんか呼んでない・・・わよ」
口元を引きつらせた茉弥。
体中には変な汗がたくさん流れていた。
急いで、方向転換をして走った。
「(違う。赤頭巾ちゃんなんかいないんだからっ)」
そう心の中で唱えながら————。
『ブラッド、ニンゲンヲトメテ』
女の子がそう言った瞬間、隣にいた狼が追いかけてきた。
当たり前、茉弥は追い付かれた。
「来ないで、来ないで!!」
鞄を振りまわしながら、必死に自分を守る茉弥。
「い゛ぃ゛!!!!」
変な声を上げながら、地面に倒れた茉弥。
太ももをブラッドから噛まれたのだ。
太ももからは流血していた。
ブラッドは流れた血を舐めていた。
『アリガトウ、ブラッド』
ブラッドを撫でながら、女の子は言った。
「やめて!!殺さないで」
茉弥の顔は、鼻水と涙で濡れていた。
『アハッ』
そう言いながら、茉弥の髪の毛を引っ張った。
「あ゛あ゛!!!痛い痛い!!」
泣き叫ぶ茉弥。
それを森へと引きずりながら連れていく、女の子。
茉弥が通った後に、地面に血がついていた。
太ももからは未だに流れている血。
『ワタシハ、アカズキンチャン』
引っ張りながらそう言った女の子———いや、赤頭巾ちゃん。
「あか・・・ずきんちゃ・・・ん?」
ついさっきまで、加奈と話していた。
頭の中でさっきの会話が流れた茉弥。
【赤頭巾ちゃんから逃げるには———】
【もういいよ。ウチって都市伝説とか信じないから】
「(聞いておけばよかった)」
茉弥はそう思った。
【赤頭巾ちゃんに殺されてるからなんだって】
加奈が言った言葉。
「(殺される?ウチが?)」
一瞬にして、体が震えた。
「(殺されるってつまり———死ぬってこと?)」
そう理解した茉弥。
「い・・・いやあああああああああああああああああああああ!!!!!!」
森からは、そんな茉弥の悲鳴が聞こえた。
- Re: 赤頭巾ちゃん ( No.4 )
- 日時: 2011/02/26 16:35
- 名前: 優香 ◆lhxUtBdTUw (ID: oN2/eHcw)
ひぃぃぃぃ・・・!こわぃぃぃぃ・・・!
あっ突然ごめんなさいww
『優香』(ゆか)です
これ、怖いですwwでもおもしろいです(>∀<*)ノシ
がんばってください☆
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