ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 世界人口減少計画と拳銃 100参照突破致しました
- 日時: 2011/03/31 01:37
- 名前: 啓太 (ID: 6xS.mLQu)
初めまして!
シリアス・ダークで小説を書くのは初めてです♪
色々ぐだぐだした感じになってますが、宜しくお願いします(笑)
題名の通りな感じに進めますが、「拳銃」でますww
*「何、この物語、つまらない」⇒お帰り願います
*荒らし・中傷⇒お帰り願います
*物語にアドバイス&コメント⇒大歓迎っ♪
*プロローグ*
郵便受けを開けると、封筒が1つ、手紙が一枚入っていた。
封筒の宛先は「桜井 悠太」僕の名前だ。
手紙には、意味不明な文字が書かれていた。正直読めない。
「何だ・・・?これ?」
封筒を開けてみる。中には、1つ、いや、一丁の拳銃が入っていた。
その日から、「世界人口減少計画」が始まっていたのだ。
- Re: 世界人口減少計画と拳銃 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/28 12:09
- 名前: 銀弧 (ID: jyhYldWc)
どうも!
コメントいただいた銀弧です。
よっ、よく書けますね…
というかこんな文才のある方に見ていただけていたとは…恥ずかしいかぎりです!
これからも見させてもらいます!
- Re: 世界人口減少計画と拳銃 ( No.17 )
- 日時: 2011/03/28 12:18
- 名前: 啓太 (ID: 6xS.mLQu)
銀弧さん>
銀弧さんにみて貰えてるだなんて出世した気分です(笑)
いつも意味が分かると怖い話をみさせて頂いてますが、自分との文才の差がよく分かります!!
コメント有難うございます!!!
これからも頑張ります&またみに行かせて頂きます(^^*)
- Re: 世界人口減少計画と拳銃 ( No.18 )
- 日時: 2011/03/28 19:41
- 名前: 啓太 (ID: 6xS.mLQu)
*14*
夜、まだ雨は続いていた。
「テレビ、つけてみる?」
川谷が僕にきく。僕は小さく頷いた。
総理がまた、何か言うだろう、と思ったからだ。
「・・・で、この3日間で死んだ人口は約13億人です。」
「はあっ!?」
2人、声を揃えて驚いた。多い・・・、のか?少ないのか・・・?
いや、でも明日で4日目。もう半分なのに13億人しか死んでない、と考えるべきか・・・。
でも、もし想像より人口が減ってなくて、延長されるようなコトがあったら・・・。
「結構・・・、死んでる気がするよな・・・?」
「でも、世界でしょ?あんまり死んでないと僕は思う。」
「あー、そっか。俺等、生き残れるかな?」
「変なコト言うなよっ。何かあったら、殺せばいい・・・。」
僕等は苦笑する。が、すぐに沈黙へと変わった。
一体何十分椅子に座っていただろう。暇という文字が頭を過った。いや、平和で何より、か。
「何かしない?」
「殺し合い以外なら何でもいいぜっ。」
「笑えねーよっ。じゃあ、校舎探検するか。」
「!?危なくない・・・?」
「大丈夫だよ。僕等にはマシンガンに拳銃にナイフがあるだろ?」
「そっ、それもそっか。」
「じゃあ、行こう。」
僕は扉を開け、廊下に出る。川谷は後ろについてくる。
急に、あるコトが気になった。
「あ、川谷。弾、あと何発とか分かる?」
「んにゃ、ちゃんと予備ある。」
「ほいほーい。」
僕等は一旦、一階へ向かう。
もう1つ、疑問がみえた。 僕は後ろを振り返り、川谷にきいた。
「なあ、川谷。お前の家にも、最初、手紙みたいの入ってた?」
「ああ、あの。『武器取扱説明書』でしょ?」
「えっ?あれってそんなの書いてたんだ・・・。」
「ちょっと字が雨のせいで滲んでたけど、何か頑張ったらみれた(笑)」
「何て書いてた?」
川谷は一旦脳内を整理する。1つ1つ、思いだしてくれてるのだろう。
「あっ、えっと。
『名前:ナイフ
容姿:ご家庭用のナイフ 新品 研がれてある
殺害内容:刺殺 ただし、一度使うと血が付着する為切れ味が悪くなる』
みたいなコト書いてたっけな・・・?」
「僕、字が滲み過ぎてみえないんだ(笑)無理でもOKだから解釈お願い。」
僕は自分の紙を差し出す。川谷は深く考えている。
そりゃ、文字らしき黒い物体が、白い紙の上で泳いでいるようなものだ。
分かった方が凄いと思う。視力どんだけだよ、みたいな。
「あーっと。
『名前:拳銃
容姿:6弾入る 綺麗に磨かれている
殺害内容:銃殺 ただし、一弾だけ弾が入っていないから、使うのには要注意』
だとよ。今日使わなかったら、一応最終日まで弾あるわな。」
「お前・・・、神かよ。」
「まあ、実は隠してたけど俺神なんだ。」
何を言ってんだコイツはっ(笑)
まあ、面白いからいいか。ちょっと心の底から笑ったかも。
「あれ・・・?」
川谷が急に足を止める。僕は川谷の背中にあたった。
「うっ。何で急に止まるの?」
「しっ、外の門のトコ、誰かいる・・・。」
「え・・・。」
誰だ・・・?誰かいるって、もし殺人鬼とかだったらどうすんだ。
いや、僕と川谷も殺人鬼だけど・・・。
多分男だろう。でも、みたコトあるような・・・。
あの髪、あの服、昔に何処かでみた・・・。
「もしかして、あれ神谷かも・・・。」
「?誰それ・・・?」
「昔、僕を崖から突き落とした殺人鬼。」
- Re: 世界人口減少計画と拳銃 ( No.19 )
- 日時: 2011/03/29 23:11
- 名前: 啓太 (ID: 6xS.mLQu)
*15*
「殺人鬼ぃ?お前生きてるじゃんか。」
「実は、僕死んでるんだ。」
「嘘つくなっ(笑)」
「へへっ、じゃないや。一旦教室に戻ろうよ。」
僕は無理やり川谷の手を引っ張る。
川谷は僕に質問をしてきた。全て答えれないので、教室に戻ったら説明すると告げ、急いで教室に戻る。
「アイツは、『神谷 誠也』僕が昔、住んでた家の近所に住んでたんだ。
小さい頃から結構仲が良くてさ、でも、僕にとっては普通の友達。他にも友達はいたから。
でも、アイツは違った。僕しか友達がいなかった、いや、僕以外に友達を作らなかったんだ。」
「へぇ、で、気になってたんだけど。あの服と髪・・・。」
「ああ、服は小さい頃からあれを着ていた。多分、同じ店で何度も買ってたんだと思う。
成長が止まったのか知らないけど、昔から灰色のパーカーだった。
髪は、僕を突き落とすまでは普通だったんだ。でも、病院で目覚めた時、目に涙をためてたアイツの髪色は赤だった。」
「知らない間に染まってたのか。」
「何でかとかは知らない。けど、皆は僕を崖から落としたショックで頭のネジが外れたとか。
でも、僕は違うと思う。アイツはそんな奴じゃないんだ。
突き落としたっていっても、結構低かったから。別に記憶喪失とかはなかった。」
「何で、突き落とされたの?」
「さあ、ま、想像だけど『僕に恨みがあった』とか?何かした思い出はないけどさ。
それくらいしか考えられないし・・・。でも、アイツのコト、好きだったんだよな。」
「ショックだった?落とされた時。」
「ショックより、後悔の方が大きかった気がする。
何で、友達と思ってた奴に落とされちまったんだろう?何かしてしまったのかってね。
でも、今思えば憎いな。そのせいで、ちょっと足に怪我があるし。」
「足・・・?あっ!だからお前リレーとかパスしてたんだっ!」
「まあね。走れるし、反復横とびも水泳もできる。でも、やりすぎるとジクジク痛むね。」
僕はジャージの上から足を擦る。
確か、落ちたのは7年前くらい。今でも痛むって、凄いよな・・・。
「で、アイツのコト殺すのっ?」
「いやっ、できれば話し合いたいトコだな・・・。
何で落としたかもきき出したいトコですし。」
「そうだなっ。」
突然、コツコツと足音。神谷か・・・?
僕と川谷は身を潜める。足音が止まり、扉が開いた。
ガラッ
「あれー?此処にもいないや。一体何処にいんだか・・・。」
「かっ、神谷?」
「おいっ、悠太っ!!」
結局、神谷と鉢合わせの僕等。全く、隠れた意味無し。
「えっと・・・、悠ちゃん・・・だよね?」
「そうっ!」
「ずっと、探してたんだ。」
突然、目から大量の涙を溢れさせる神谷、僕等は動揺を隠せなかった。
えっ、何で泣いてるのっ!?というか僕のコト探してたのっ!?
「よかったぁ・・・、計画中に会えた。それに、まだ3日目。あと4日もある・・・。」
「?何のコトだよ・・・?」
「あのねっ悠ちゃんっ♪」
神谷はとてもウキウキしている。僕に、会えたから・・・?
「僕を・・・、殺して?」
- Re: 世界人口減少計画と拳銃 ( No.20 )
- 日時: 2011/03/30 04:29
- 名前: 神埼虚空 ◆vcRbhehpKE (ID: L7bcLqD7)
元紅蓮の流星でスイマセン。お初にお目にかかります。
発想とかセンスとかに脱帽して、僭越ながらコメントさせていただいた次第であります。
これからも更新頑張ってください、応援しています。
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