ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- お前は悪魔に魂を売った・・・。 オリキャラ募集!
- 日時: 2011/04/09 15:04
- 名前: ソロモン (ID: cx1920xY)
どうも、皆さん初めましてソロモンと申します。
ということで、
皆さん、よければどうぞ読んでください。
ちなみにジャンルは悪魔ものです。
それでは注意事項。
①荒らし、チェンメ、中傷などはやめてください。
②スレ主はかなり更新が遅いです。
③頑張りますので応援宜しくお願いします。
それでは始まり始まり…。
- Re: お前は悪魔に魂を売った・・・。 ( No.13 )
- 日時: 2011/04/07 22:17
- 名前: ソロモン (ID: cx1920xY)
PM6・30
「で、どういうわけなのか一応弁明の余地を与えてやろうか?」
そう言いながら俺の目の前でタンクトップ一枚に黒い短パン一枚というかなり露出の高い服を着て俺の正面であぐらをかき缶ビールをあおる女というか俺の姉・土方明菜がいた。
先に言っておこう俺と姉は同棲している。
姉は大学を卒業し今は弁護士をして結構収入がいいのだが、一向にこのボロいアパートから引越しする気はないようだ。
弟の俺としては早いとこ男を作って出ていってほしいのだがいかんせん俺が主に家事全般をやっているからか仕事面以外は非常にがさつであるおそらくそのガサツな部分が職場でも見え隠れしているのだろう、折角弟の目から見ても無駄に乳がでけえポニーテールの美人なのに。
「いや、だからその・・・・・。」
俺はどう説明していいのか分からず言葉を濁らせる。
「う〜ん、何というかまぁ・・・拾った?」
明菜はビールを飲み干し目の前のテーブルにおいてジトッとした目で俺と俺が拾った物を見る・・・ていうか者?
「ほう・・・では弟よお前は道端に捨てられた幼女を拾ったというのか?」そう言って俺の膝の上ですやすやと眠るやたら髪の毛が長い綺麗な幼女を指差す。
「いや、まあその〜、あ〜まあその〜・・・。」
俺は全身から嫌な冷や汗が噴き出る秋だというのに極寒の様な寒さが俺を襲う。
「・・・・・・・・・・・・。」しばらく姉は俺と俺の膝の上で眠る幼女を交互に見た後、
パカッっと勢いよく明菜は携帯を開く。
「やめて!!!通報だけはやめて!!!たった一人の肉親だろ!?」
そういって俺は姉が110番をプッシュするのをテーブル越しで姉の手首をつかみ阻止する。
「安心しろ清十郎私が弁護してやる。なあに社会的に抹殺されたとしても私がある程度仕送りをしてやる。」
「いや、全然安心できねえし誤解だって言ってんだろ!!」
そう言って幼女を指差す。
「誤解とは何だ!!現にここにこの子がいることが危ういと言っておるのだ私まで共犯者にするつもりか!このロリコンが!!!」
そう言って掴んだ手をまるで汚らわしいものにでも触られたかという風に激しく振りほどく。
「い、言っちゃった!!言っちゃたよオイ!!この人俺がロリコンだって言っちゃったよオイ!!!」
別にロリコンではないが今一番言われたくない言葉を言われて腹が立った。
「うるせーその子から離れろ!この性犯罪者が家から出ていけ!!!」
姉は俺に渾身のボディーブローをあびせつづけざまにエルボーを食らわせるなどの一方的なリンチが始まった。
PM7・00
俺は30分間姉からみっちりとフルボッコにされた揚句家から追い出されたのでほとぼりが冷めるまでとりあえず駅前のマン喫に向かうことにした。
同じくPM7・00
とあるマンションの部屋
「いいですか、今回の任務はできるだけ隠密に遂行するようにもし任務に危害を及ぼすイレギュラーが現れたならデリートしてもかまいません。」
ビジネススーツを着たクールな金髪美女が上半身裸で屈伸をする筋肉質の長身の男に喋る。男はへ〜へ〜と適当に相槌を打っている。
「では任務の説明をしましょう、これが今回脱走したターゲットです、発見したのち生かしたまま本部まで回収してください。」そう言って女は自分が持つファイルのうちの一枚を男に渡す。
男は屈伸をやめて写真をとる、そこには土方清十郎が拾った幼女が映っていた。
「ふん、こいつがマザーとはな、ただのちっこいガキにしか見えねえぞ。」
「まぁ、器はえらばないようですから。神という生き物は。」と金髪女は頷く。
「しかし、初めてみたぜこいつが世界の絶望を生む母だなんてな。まぁ俺はその子供なわけだが。」と男は歩きハンガーにかかる黒のロングコートを上半身裸のまま羽織る。
「ええ、頼みますよコードネーム【ブラッドストーム】。」
そう女が言うと男は風のように一瞬にして消え去った。
- Re: お前は悪魔に魂を売った・・・。 ( No.14 )
- 日時: 2011/04/07 22:23
- 名前: ソロモン (ID: cx1920xY)
Neon様
私はソロモン72柱が小説だとは言っていませんww
確か誰かが封印した72柱の悪魔共だったとは思いますがw
- Re: お前は悪魔に魂を売った・・・。 ( No.15 )
- 日時: 2011/04/07 22:33
- 名前: 聖夜 (ID: l9lUJySW)
そうなんですか!!
調べてみます!!
- Re: お前は悪魔に魂を売った・・・。 ( No.16 )
- 日時: 2011/04/08 10:53
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: MlJjY9/z)
あ、失礼しました
HNの見間違いです、私の勝手な早とちりです、スイマセン
- Re: お前は悪魔に魂を売った・・・。 ( No.17 )
- 日時: 2011/04/08 17:16
- 名前: ソロモン (ID: cx1920xY)
PM8・00
「あ〜♪お帰りなさい沖田お兄ちゃん♪」
メイド服姿の女達がその客人をお兄ちゃんと呼び一人のセールスマン風の男に群がる。
「ただいま〜俺の妹達!」セールスマン風の男・・・ていうかメフィストフェレスはそのふざけた応対にノリノリで答える。
「今日は〜沖田お兄ちゃんいつまでいるの〜。」とメフィストフェレスの手を握りながら一人のメイドが上目遣いで尋ねる。
メフィストフェレスは店の中を見回すがメイドを持っていかれて恨めしそうな視線を送る男達以外にもう一つメイドが群がるテーブルが一つあった。
「今日はここで待ち合わせしてる人がいるんだけど〜何かクールで色っぽい女の人いなかった?」
「いるよ〜沖田お兄ちゃんすごい色っぽいお姉ちゃんだけどまさかお兄ちゃんの彼女?」そう言ってメイドが群がる集団を指差して、む〜。といいながらメイドは頬を膨らませる。
「そうだな〜俺はどうにかしたいと思ってるけどね〜。」
メフィストフェレスは頭をかく。
「も〜沖田お兄ちゃんの馬鹿!!知らない!!」メイドはふてくされてプイと振り返りどこかへ行った。
メフィストフェレスはメイドが群がるテーブルへ向かう。
「は、離せ!!というか何だお前等は私を一人にしろ!私に群がるんじゃない!!」少しキレ気味にメイドたちに言う色っぽいショートカットの黒髪の碧眼女が喋る。
「や〜!!お姉ちゃんと一緒にいる〜。」
そう言ってメイドの一人がは碧眼女の腕に抱きつく。
「なっ・・・・離せ人間!!!」
そう言って赤面させてメイドを振り払うメイドは人間?と呟いて首をかしげる。
「お〜お〜懐かれてるな〜。」そういいながらメフィストフェレスは群がるメイドを押しのけて碧眼女と向かい合うように座る。
「あ、お帰りなさい沖田お兄ちゃん!!」
群がるメイドたちは元気よく声を出す。
「やっと来たか貴様!!!!!貴様が約束したのに私を待たせるとは殺されたいのか!!!!」碧眼女はメフィストフェレスを見るなり激しく怒鳴る。
「まぁまぁ、落ち着けよいい店でしょここ?」メフィストフェレスはメイドが注いでくれた水を飲みながら言った。
「ありがと〜お兄ちゃん!!」そう言ってメイド達はメフィストフェレスに抱きつく。
「ていうかお兄ちゃんこのお姉ちゃんと知り合い・・・まさか?」とメイド達は表情を凍らせて愕然とする。
「ふ、ごめんな妹達よ・・・実はお兄ちゃんとこの人は大人の「んな訳あるか!!!このシスコンが!!!!」経験済みさ。」
メフィストフェレスの発言を遮る様に碧眼女は赤面して否定する。
「そ、そんなお兄ちゃん・・・ううお兄ちゃんの馬鹿!!!」
そう涙目になりながらメイドたちは叫び持ち場に消えていった。
「く・・・何なんだここは!?」そう言って二人きりになり碧眼女は尋ねる。
「何ってメイド喫茶だけど?ここは呼び方も選べるから毎日来てるんだよね〜。」
「馬鹿なのか貴様は!!!私をこんなところに呼びやがって覚えておけ!!」そう言って置いてあるコーラを飲む。
「まぁまぁそう興奮するなよベルフェゴール。」メフィストフェレスはなだめる様にベルフェゴールに言う。
「ばっ・・・・何を本当の名前で言ってんだお前!!」そう言ってテーブル越しにメフィストフェレスの口を塞ぐ。
「ひゃあ、なんふぇよんふぁらいいんふぁよ?(じゃあ、なんて読んだらいいんだよ?)」口をふさがれたメフィストフェレスはもごもごしながら言う。
「ふ・・・私のことは宮本武蔵と呼べ・・・。」ベルフェゴールは胸の上で腕を組みうんうんと頷きながら言う。
「通じた!?ていうか何で天下無双なんだよ!てか男の名前だし!」メフィストフェレスはツッコミを入れる。
「え、女の名前じゃないのか?」ベルフェゴールは驚愕する。
「ああ、剣豪の名前だぞ、てか全国の宮本武蔵ファンに謝れ!!そしてもう少しお前は人間に興味を持て!」
メフィストフェレスはそのリアクションに戦慄しながら言う。
「じゃあ、拝一刀か上泉伊勢守で・・・。」と少し納得がいかないといった顔で言う。
「どこの子連れ狼と天下無双!?剣豪シリーズはもういいだろ!ていうか二人とも男だから!」
「チッ・・・うるさい奴だ、では疋田文五郎で・・・。」顔をうつむかせて何故かキレ気味で言う。
「はぁ・・・また剣豪か今度人間を勉強する時は俺を呼べ・・・歴史小説意外のを貸してやるよ・・・。」少し呆れて疲れながら言った。
貴様の名前だって天下無双の癖に・・・とベルフェゴールは呟いた。
「そんな事より一体どういうつもりだ?わざわざ地上に人嫌いの私を呼びおってくだらない理由だったら殺すぞ?」そういいながらベルフェゴールはコーラに口をつける。
「何、近々契約してくれそうな人間がいるんだよ、早ければ今週中になしかもその男の名前なんだと思う?」
「名前?んなこと知るわけ・・・ほんとに殺されたいのか貴様!?」ベルフェゴールは怒る。
「まぁ落ち着けって俺もびっくりしたんだが・・・その男土方清十郎なんだよ。」
「な・・・土方清十郎だと?成る程新撰組の副隊長と吉岡当主か。」
「名前の由来じゃねえよ、てかホントに分からねえのか!?」
ベルフェゴールが首を横に振るのを見て驚愕を超えてドン引きする。
「き、貴様その目をやめろ!やめて見ないで!」
メフイストフェレスはまるで社会のダニを見るような目でベルフェゴールを見る、ベルフェゴールはたまらず顔を覆う。
「ったく、土方清十郎・・・世界初の世界大統領にして全人類の敵未来の大魔王様だよ。」
メフィストフェレスは呆れながら喋る。
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