ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 空蝉は啼かない <参照200>
- 日時: 2011/09/02 22:25
- 名前: 紫雨((元:右左 ◆mXR.nLqpUY (ID: 8hgpVngW)
- 参照: http://ameblo.jp/kaenclone
「空蝉は啼かない。 啼いてはいけない。
だからキミも、もう喋るな。」
彼女は彼の腹を抉るように、右手を突き刺した。
先日一瞬鳩を自転車の車輪に巻き込んでしまった紫雨ですコンニチワ。
宿題って一気にやると辛いから気を付けてね。
そして妖怪ものになる気がするようなしないような?
○限りなく駄文
○更新遅め
○荒らし駄目絶対
●本編
prologue『雲間の月はやがて消える』 >>1
第一話『現実を見ろ、前へ進め』 >>4、>>9、>>17、>>24、>>32、>>33
●登場人物
鬼灯 >>10 篠崎朔乃 >>11
桐野桜和 >>12 執行御代 >>20
●お客様
・王翔さん ・朝倉疾風さん ・風猫(元:風さん ・朔さん
・生死騎士さん ・比泉 紅蓮淡さん ・紅蓮の流星さん
- Re: 空蝉は啼かない ( No.35 )
- 日時: 2011/08/26 23:50
- 名前: 朝倉疾風 (ID: 0nxNeEFs)
- 参照: http://ameblo.jp/ix3x-luv/
閻魔様が女性……ッ。
想像つかない。 ち、ちなみにナイスバディですか?黙
彼女のようなタイプが怒らせると一番怖いと
聞きます……。 あと、鬼灯クン。
いやでもしかし自殺でもしてきなよ、とサラリと
言って、それに的確にツッコミを入れるのも
さすがだなと思っています。
そしてまさかの飛び降りですか?
悲惨ですね…。
- Re: 空蝉は啼かない ( No.36 )
- 日時: 2011/08/27 08:00
- 名前: 紫雨((元:右左 ◆mXR.nLqpUY (ID: 8hgpVngW)
- 参照: http://ameblo.jp/kaenclone
いやいや心は純情です。 行動はアレですけど。
ゴールドさんはあたしが嫌いな人というイメージで動かしている笑
閻魔だろうが自分が気に食わない奴は気に食わない。
そんなやつです、鬼灯クンは。
> 風猫(元;風さん
本当は男性だったんですが、女性だとおもろくね? なノリで(
ナイスバディ、だと思っています←
基本の螺子が緩いのでそうそう怒りませんけどね!
「自殺でもしてきなよ」には意味があります、多分。
緩い感じで言ったので主人公の中で「つっこまねば!」という
気持ちが働いたんでしょう……!←
>朝倉疾風さん
- Re: 空蝉は啼かない ( No.37 )
- 日時: 2011/08/30 16:31
- 名前: 紫雨((元:右左 ◆mXR.nLqpUY (ID: 8hgpVngW)
- 参照: http://ameblo.jp/kaenclone
第二話『甘く、熱く、蒼く』
結局、俺は死亡したらしい。
自殺と他殺の境界になってしまったが、閻魔様の配慮のお陰で無事地獄へ着く事が出来た。
つうか出来るなら最初からしてくれ、俺が死ぬ意味あったか。
「うぇるかむいんひる、朔乃クン! とりあえず刑を執行するので前に寄ってきなさい!」
「そのナリどうにかなんないの? もっとあるじゃん!」
死ねって言われて死んだのに刑が執行されるってかなり驚いたんだけどその前に、彼女の格好が健康な男子高校生的に目のやり場に困ります。
せめて何か上着来てほしい。 タンクトップって何ぞや。
というかスタイルがいいぞ閻魔様。 男子の憧れが詰まっていますが、現在の俺には厳しいですごめんなさい。
「彼女には何を言っても無駄ですよ。 あと、刑と言っても私達も受けているものですから」
「へ?」
刑というのは地獄での証明書のようなものらしい。
「はい、右手出してー手のひらを下に向けてー……えいや」
「がっ……あああぐっ」
痛いよなにこれ超痛い。
“えいや”に覇気が無さすぎてタイミング分かんなったたたた痛い痛い。
押されたのは焼印であり、円の中に“獄”という字がデザインされている。
それは、よく見ると鬼灯さんにも閻魔様にも施されているもので、地獄に住まう者は必ず持っているのだとか。
「では、行きましょう。 まずは小」「閻魔様アアアアアアア!」
髪を天辺に結い上げた少年が、閻魔様の鳩尾に飛び蹴りをしてきた。
あ、なんか見た事ある顔。
「な、なんだい浦島クン! あたしは決して遊んでいたわけじゃ……っ!」
「書類整理がまだ済んでいません、早急にお願いします。 十王から降ろしますよ!」
立ち上がり、閻魔様の前で仁王立ちをする彼。
「……鬼灯様……!」「浦島太郎!」
彼と同時に声を上げてしまった。
まさか、童話の人物が現れるとは。 てか、マジか。 本物か。 モノホンか。
「あ、……えと、篠崎朔乃さんですよね。 もしかして小町さんのところに行くつもりでしたか?」
「はい。 閻魔様を見張っといてください、逃げようものなら拳銃の使用を許可します」
「あたしの扱い酷くね!」
今更、という言葉を知らないのだろうか。
なんだかハイスピードで会話が進んでいて状況が呑み込めない。
浦島が言った小町と言うのは、おそらく今から俺達が行く人物の事だろう。
「では行きます。 そこで戦闘を習い、済み次第戦争へ投入となりますので……」
「戦闘、やっぱ、すんですね」
鬼灯さんは何も言わない。
彼は閻魔様と浦島さんをジッと見つめ、一言言った。
「いずれ慣れます」
その瞳は沈むように暗く、でも血が騒ぐとでもいうように力強かった。
彼は後ろを振り返らない。
赤黒くグラデーションされた空が憎らしいほど綺麗に瞳に映った。
- Re: 空蝉は啼かない ( No.38 )
- 日時: 2011/08/30 18:17
- 名前: 風猫(元:風 ◆jU80AwU6/. (ID: COM.pgX6)
紫雨((元:右左 様へ
お久し振りです〜♪
閻魔様のタンクトップ……決め細やかな白い肌の華奢な腕……ハァハァ(黙れ
浦島太郎が居ると言う事は桃太郎とか金太郎も居るのかなぁ?
戦闘がどんな物なのか楽しみです!
- Re: 空蝉は啼かない ( No.39 )
- 日時: 2011/09/02 22:24
- 名前: 紫雨((元:右左 ◆mXR.nLqpUY (ID: 8hgpVngW)
- 参照: http://ameblo.jp/kaenclone
戦闘シーンの描写が出来ないっていうね!(
実は名前だけですが、もう一人出て来てるんですよ……
現実に存在したかは危ういですが
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