ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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指切りげんまん
日時: 2011/12/10 21:44
名前: 咲羅 (ID: a8bifGsH)

—指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます、指切った。

*登場人物*

主人公
中2 A組
魅琴 葵 (みこと あおい)
普通平凡な女子中学生だが、周りが異常。
中3 C組
木下 瑠璃(きのした るり)
黒髪赤目の犯罪歴ありの女子。
中1 B組
上禅 零姫(かみぜん れき)
謎。
中2 A組
七色 瑞希(なないろ みずき)
ピンク髪にオレンジの瞳。明るく運動神経が優れている優しい子。
羅樹 莉華(らき りか)
表では優しいが裏では悪い。
こい茶色に黒目。

第二期
白雪零姫 銀髪碧眼 スポーツ万能成績優秀ロボットのような人。
緋那多・R・華那アリス
容姿淡麗、おしとやかなお嬢様系女子。だが未麻の家ではメイド服姿。 金髪の波も癖もないストレートの
髪にピンクの目。
柚未麻
ライトブラウンのショートカットに黄色の目。
葵の妹。





駄作ですが、
読んでくれる方が居たら幸いです。
宜しくお願いします。
ではでは。

 

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殺人犯零姫dy葵 ( No.11 )
日時: 2011/11/23 21:56
名前: 咲羅 (ID: a8bifGsH)

「あ…………」
口から血をはいて倒れる莉華さん。
「零姫ちゃん…っ!? 」
「—殺人者を、排除しました。」
「………なっ」

—殺人鬼ロボット零姫。
「私は、人間ではありません—。」
「そんなっ、どこからどうみても……こんなときに冗談っ? 零姫ちゃん。」
「冗談ではありません。証拠に私には、戸籍がございません。家族もありません。」
「………え?」
「感情カセットもありますが、わたしは未完成品なので、取り付けられておらず、愛想が欠けているため、失敗作品となっています。が、つい最近までは最高傑作だったのです。今は、完全に感情もある、人間味があるロボットが製作されております。しかも平和を目的とした。—私は、独裁者レイテル・リグレット暗殺計画のさい生み出された殺人ロボット、暗殺ロボット。第三国大戦争のさい、全て破壊する、全て排除するために生まれてきました。が、私は用済みとなり、カセットを入れ替えられました。"学園用ロボット"として金森学園に送り届けられ、この能力を、平和のために役立てよとめいを受けました。よって、彼女・殺人者羅樹莉華を排除しました。」
「…………。」
彼女のいっていることを理解した人は、この中に誰ひとりとしていないだろう。
「零姫ちゃん、……は、人間じゃないの……? 」
「はい。殺人兵器です。」
「ち、近寄らないで!!? 」
「………」
私の頭に突然、映像がうかんだ。
私が、私が瑞希ちゃんを殺して—零姫ちゃんに殺される—……。
そんな映像。
なに? これは未来? 夢? な、に…?

「ぅわあああぁああぁあァ!?」
私は叫び、走った。
すると何かにつまずき、転んだ。
「ひっ……」
部長の死体。
「……なん、……っぅえっ……」
部長の死体からはたくさんの血がでていた。その血は生温かくて……ぬるっとしていた。
「ぃやぁあっ……」
「………ぅ、? 」
「ぇっ……? 」
部長の声が聞こえた。
「ぶ、ちょう……? 」
「救急車、よんでくれよ…」
「生きてたんですか……? 」
「っ、……ぉい魅琴!!!!」
「きゃあっ」
ぐすっ
私は危険を察知し、逃げる。
「うそ……、瑠璃先輩、生きてるよ? なのに殺人者扱いで殺したの……? どういうこと? 」
「……この世界以外でも、殺人を犯した者を、私は排除します。」
「えっ? 」
背筋に寒気が走った。
「ゃ、……あっ……」
そこに転がっているバットを、零姫ちゃんがひろう。
「彼女、羅樹莉華は、第489軸の世界で、木下瑠璃さんを殺害し、この世界では殺人未遂をし、教師にも傷を負わせました。よって、排除しました。—貴方、魅琴葵さんも、第499軸の世界で殺人を犯しました。よってここで排除させていただきます。」
「やっ、……それって、別の世界なんだよねっ? ねえ?……なら、ならいいじゃない!! やめてっ……殺さないで!? 」
「貴方は、この677軸の世界で暴走し、今から殺人を犯そうという傾向にあるので、排除させていただきます。」
「いやああああああああああ!」

再スタート ( No.12 )
日時: 2011/11/26 18:49
名前: 咲羅 (ID: a8bifGsH)

「………ん」
ぴぴぴぴぴぴぴ、
目覚まし時計が五月蠅い。
なんだか鼓膜に直接届くような……こびりつく大きな音。
「はあ、目覚まひどけー買い替えなひゃふぇ……」
まだ口がうまいことまわらない。
「おはようございますっ」
—メイド服?の美少女は緋那多・R・華那アリスさん。
実にながったるい名前である。
あ。読めないか。全部ひらがなで言うと、
ひなた・れいしす・かなありす。
なんか知らないけど親がつけた名前らしい。
ひなたは父親の名字、レイシスはセバスチャンネーム、かなは母がつけた名前、アリスは母の譲った名前だそうだ。

「未麻さん?」
「えっ」
ちなみに私の名前は、柚未麻、ゆずみおだ。
「もう7時ですよ。」
「あ。そっか、じゃあもう着替えるよ。」
「はい」
彼女は綺麗な金髪と大きなピンクの瞳だけではなく、真っ白な肌、細長い手足。と、容姿はすごく可愛い。中身は思いやりのある、でも思いこみの激しい、恥ずかしがり屋で世話焼きの女の子だ。ちなみに運動音痴で成績優秀。料理はとても美味しくて、とても歌が音痴だったりする。
「それでねー、真子ちゃんが…」
「予想外です! あははっ、…真子さんはとても面白いですね」
 どうしてメイド服?を着て、この家にいるのか。(あ。敬語は私に仕えてるとかじゃないよ? ただ敬語使いなだけだからね?)それは私にもよくわからない。なんだか追われる身などなんだの…。この家で暮らさせてくださいなど……とりあえず、一人じゃ寂しいので来てもらった。

 彼女は、高校1年生。私も高校1年生。
同い年なのに身長が彼女の方が8cmも違ううえに体重が変わらないことを知った時は涙が止まらなかった。ああ、今でも涙が浮かんでくるよ。
「ぅわあああ! 」
「どうしたんですか!? 」
「ぅ、なんでもないッス。」
しかも彼女、結構胸があるのに私にはないのだ。
「はあ………ウラヤマー。」
「何がですか? 」 
「なんでもないッス。」

私の小指。 ( No.13 )
日時: 2011/11/27 19:09
名前: 咲羅 (ID: a8bifGsH)

「は? なにこれ。」
同じクラスの金森華恋、あだなはカレー、かっちゃん。
彼女は机に張ってある紙をじっくりみて、クラス中を見まわした。
「これ張った奴誰! 」
しーん。
「……なんなのよもう」
「華恋どうしたの? 」
私が華恋に尋ねる。
「見てよこれー。いたずらとしか思えないんですけど」
「?」
【 金森 華恋 宛て
 ォ前 ハ Mayレイ に 従ワナケレバナラナイ
・有希ヲ階段から落トス
 
コレガサイショノMayレイ シナケレバ、
祟リ が おこル ダロウ。
期限:アサッテ 】
「………なんじゃこりゃ。」
「Mayレイって命令のことかしら? アタシに命令するとかあ、……ほんっと、むかつく!しかもぉ? たたりとか(笑) やってみろーっ! 有希のこと階段から突き落とすとか。有希恨んでる人がやったとしか思えないよねー。ったくさ、アタシ祟りとか信じないしW 」
「そか。」

—翌日。放課後。
「華恋結局あの紙どうしたの? 」
「は? 捨てたにきまってんじゃん」
「へー、祟りってどんなこと起きるんだろうね。」
「知らないわよ。さっさと犯人捕まえて、後悔させなきゃね♪ 」
「怖いね。」
「華恋華恋—っ! これ見てよ〜っ!」
「あはははっ、なにこれwww」

—翌々日。
「きゃあああああ!! 」 
家庭科の時。
「………ぃた……っ、」
華恋が包丁で小指を切ったらしい。
それも思い切り、血がぽとぽとと落ちる。
「………っぅ……」
「保健室保健室!! 」

「どう? 」
「すっごい痛いっ……」
「ドンマイ〜」
「むっ」

—そして次の日。
彼女は登校時車にひかれ、死亡した。 

Re: 指切りげんまん ( No.14 )
日時: 2011/11/28 10:17
名前: 雪姫 (ID: mXDJajPZ)




初めまして、雪姫と言います。
好きな感じのタイトルだったので見に来ました!!
この小説、すごく面白いですね!!!
私のと比べ物にならないくらい・・・・←あ、すみません。
本当すごいです!!!!!

更新頑張ってください!!!

雪姫さん≫ ( No.15 )
日時: 2011/12/02 19:39
名前: 咲羅 (ID: a8bifGsH)

きゃあああっ、
スレたててからどれくらいだろ!? 初コメありがとーございますっ、
雪姫さんも小説書いてるんですかっ?
ありがとうございます!


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