ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- シニガミデイズ
- 日時: 2012/01/09 12:34
- 名前: テテロ (ID: bQbYMR0G)
- 参照: http://ameblo.jp/crack000/
——死神の大鎌は殺すための道具であり、決して誰かを守る者ではない。
初めまして、テテロです。
初めて作品を書くので至らないことが多くありますが生温かい目で見てください。
感想やアドバイスなど書いてくれたらうれしいです。
誤字脱字、疑問なども言ってください。
主な登場人物
ヤナギ Yanagi…………死神
悠 Yu…………人間
笹凪 Sasanagi…………魔女
シュウ Shu…………人間
アルマ Aruma…………猫
*お客様*
雨子様 K−10様
- Re: シニガミデイズ ( No.14 )
- 日時: 2012/01/27 16:20
- 名前: テテロ (ID: bQbYMR0G)
K—10s≫
わざわざ来てくれてどうもです。
いやー、ロックかけたのはですね、
なかなか話ができないから挫折を……って
思ったからですね。
でも話が思いついたから書きました。
って感じです。
もう挫折しません……。
一話完結はですね、
そういうときときもあるけど、
そのときそのときですね。
- Re: シニガミデイズ ( No.15 )
- 日時: 2012/01/27 17:15
- 名前: テテロ (ID: bQbYMR0G)
ヤナギは祭りみたいに大騒ぎしている街中を歩いていた。
悠を探しているのだ。
さっきまで隣にいたのにいつのまにかいなくなっていた。
この国は広い。
だから仕事も多い。
国一つにいつもは一人、二人程度なのだがリストに載っているのは五人。
ヤナギはため息をつく。
手に持っている鎌のせいでヤナギは街の人からジロジロ見られている。
悠がいれば、悠も見られるであろう。
「……」
前の出来事を思い出した。
悠が襲われたあの時。
あの程度なら悠の敵ではない。
だが目立てば目立つほど悠の存在がばら撒かれる。
悠が襲われる確立が増える、ということになる。
ふっ、と。
ヤナギが持っていた鎌が消えた。
死神の能力ではない。
もとから死神の使う武器にはステルス機能がついているのだ。
と、
「なんだぁ、兄ちゃよぉ!」
そこらへんにたむろしている不良の人たちの怒声。
振り向くと、そこには二,三人の悪そうなやつらが一人の男性を囲んでいた。
その男性はこの国では珍しい和服を着ていた。
不良たちのリーダーであろうリーゼントの髪型をしている人が額に血管をうかせていた。
あのリーゼントを悠がみたら爆笑だろうな、とヤナギは思った。
「てめぇ、俺様の服になんてことしやがる。オラッ、ここみてみろや」
服にはチョコ味のソフトクリームがべっとりついていた。
和服の男性は
「それ、自分でつけてたろ。勝手に人のせいにすんなよ」
「ッ!!」
思いがけない言葉を吐く。
きっと不良たちも金をだしてくれると思ってたんだろう。
ヤナギは終わったな、と思った。
あの不良たちは終わったな、と。
「ふざけんなぁ!!」
リーゼントは腕を振り上げ、男性はそれが振り落とされる前に抜いた。
腰に掛けていた刀を。
「あ……?」
首元に突きつけられた刃に、不良はおもわず声が漏れる。
刀があったことに気づかなかったらしい。
あたりまえだ。あの刀にもステルス機能がついていたのだから。
ヤナギも気づかなかった。
でもあの刀を抜かなくても、あの勝負は勝っていた。
そして刀を抜いた理由は軽い見せしめ。
これ以上なにかしたら容赦しねぇぞ、という見せしめだ。
「首が切られなくてよかったな」
和服の男性は刀を納め、歩き出す。
ヤナギとすれ違ったとき、お互い目があった。
男性は笑い、ヤナギは笑わなかった。
「早く仕事を終わらせよう」
この国から早く出たくなった。
- Re: シニガミデイズ ( No.16 )
- 日時: 2012/01/30 23:08
- 名前: テテロ (ID: bQbYMR0G)
魔女に逃げられてしまった。
あの人は絶対に知ってる。
私がなんなのか。
「あ、……、あー…」
なんというか。
もう絶対あの魔女の知り合いだろうなって人をみつけた。
あの人と同じ和服の男性。
でも、魔女とは違う、危険な感じがする。
正直話しかけるか迷った。
魔女の知り合いなら危険に決まっている。
しかも自分の存在を知っている魔女だ。
関わったら……なんて。
迷うだけ迷ってすることは変わらなかった。
「そこのお兄さーん……、ん?」
話しかけようとしている男性は手ぶらだった。
でも、腰の辺りに何かある。ような気がする。
えー、やっぱ危ない人?話しかけるのやめようかなー、と背を向けた。
そのとき。
この街の大通りで、なにか騒いでいる集団がいた。
なにか手に持って、振り回している。
それは典型的な釘バットやどこからか盗んできたのかナイフや剣まである。
大勢の人がいることなんてお構い無しだ。
「ふざけてるのかなぁ!あいつら!こんな大通りで!」
みんな逃げたり家に入ったりしているが逃げおくれた人は身体から血が流れている。
殺されてはいないだろうが、ただの切り傷ですまされるほど軽傷ではない。
悠は懐から小刀をだす。
相手に立ち向かうには人が多すぎると判断し、まずは逃げおくれた人たちを避難させることにした。
今間に合うとしたら、あの集団に近くにいる子ども。
何が起こっているのかも考えず、楽しそうに笑っている。
「邪魔だぁ、そこのガキがぁ!」
「はあッ!?」
あんな小さな子にまで手を出すのか。
ヤナギが近くにいたなら即殺してほしい。
リストに入ってなくとも許される……はず。
人並み以上しかない運動能力ではあの子を助けるだけで精一杯だ。
悠は斬られる可能性がある。
どうせ治るからいいのだが、またチンピラに絡まれるかもしれない。
まぁ、そのときはそのときかな、と子どもの手をとり、自分のほうへ引き寄せる。
勢いは止まらないので、背中を向けて斬られる範囲に子どもを守るように入る。
そのまま剣を振りおろされ、斬られると思った。
だが、斬られなかった。
相手が持っていた剣が道におちる。
「……ッてぇな」
怒る男の足元に落ちているのは……悠が持っているような小刀。
悠はその小刀をとり、子どもを集団から遠ざける。
懐から自分の小刀を取り出し、相手へ構えた。
「……ああ?女だぁ?」
「……うるさいな、この堕ち潰れた背徳やろ……う」
「……?」
急に言葉が止まった悠に首を傾げる男。
集団のリーダーなのだろうか、その頭はリーゼントだった。
「あ、はは。あはははははははははははははははははははははははははは!!!」
「ぅお!?」
今度は急に笑い出した悠から少し後ろに下がる。
悠は
「リーゼント!!リーゼントだよ!!はじめてみたー!!!!あはははは!!」
「ああッ!!」
リーゼントは自分の気合が入った髪形を馬鹿にされたのが頭にきたのか、剣を拾って振り上げた。
だが、それはカキィンと悠の小刀で防がれる。
悠はもう片方の小刀を相手の首にあてる。
「これ、毒が塗ってあるから気をつけたほうがいいよ」
悠は相手を睨みつけ、今すぐ引くように勧めるが、やはりそう簡単にいかない。
後ろに控えていたものたちが悠を襲う。
そしてその攻撃は悠に届くことはなかった。
- Re: シニガミデイズ ( No.17 )
- 日時: 2012/01/31 18:56
- 名前: K-10 ◆f62.Id/eYg (ID: r6yRxP5o)
- 参照: トリップつけました
来ましたね、アクションシーン!
すごく想像しやすく書かれてて、頭の中に映像が浮かびますw
私もこんな風に想像しやすく書ければいいのですが、
何をしているんだか分からなくなったり、
「さっきまでそこにいたのに何で?」みたいな矛盾が出てきて
なかなかうまくいかないんですよね;
- Re: シニガミデイズ ( No.18 )
- 日時: 2012/02/04 12:53
- 名前: テテロ (ID: bQbYMR0G)
K−10s≫
へぼへぼなアクションシーンです、はい。
もっとかっこよく書きたいのに全然無理でしたっ。
自分がよければいいのです、みたいな書き方だから
読む相手にわかりやすく書けないのです。
次はもう少しうまく書けるようにしますね。
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