ダーク・ファンタジー小説
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- ★パンやの剣士さん!★~朋友(パンヤオ)物語~
- 日時: 2015/05/16 22:59
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=3618
↑凛花と恐怖のゲーム(原作?)
●凛花と恐怖のゲームで、連載していた外伝が
遂に、一つの小説にさせていただきました。
●スピンオフ?的なものです。
●題名は、少し変わるかもしれません。
●凛花、外伝だけ読みたいのに、
めんどくさい、という方は、コチラをご利用ください。
題名について
朋友→友達(中国語)
登場人物
●市村紅(雲雀さん)
●千光寺青 (オリジナル)
●飛前緑
紅の、子供時代のお話です。
というわけで、新しく始めました!
温かい目で、ご覧ください。
次回から、スタートです。
よろしくお願いいたします。
また、親小説の『凛花と恐怖のゲーム』も、よろしくお願いいたします。
《目次》
>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10
3/21執筆開始
《お客様》
とらじ様
裏の傍観者様(凛花での連載時)
雪花菜様(凛花での連載時)
- Re: ★パンやの剣士さん!~3人のこい~★ ( No.10 )
- 日時: 2015/03/26 20:17
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
「じゃあ、俺帰る。」
緑は、椅子から立ち上がり、病室から出て行った。
しーーん。
部屋は、静まり返った。
どこからか、心電図の音が聞こえてくる。
薬品の匂いが、鼻を突く。
「暇になっちゃった……」
大きく、深呼吸をしてテーブルの上の本を手にとった。
そのあとは、抗ガン剤を持ってきた看護師や、
医師がやって来るくらいだった。
青は、体を起こした。
今日こそは、
アレを実行するんだ。
体に、繋がれた管を、
全て引き抜き、
サンダルに足を入れた。
ニットの上着を羽織り、
帽子をかぶると、
扉を開けた。
ああ、寒寒い。
冷房ききすぎだろ。
パタパタと、
音を立てながら
廊下を進んで行く。
ばれたら、
怒られるかな?
廊下の窓を開けて、
飛び出した。
そして、
庭の植え込みに突っ込んだ。
「ハハ!脱出なんて、案外簡単ね。」
ケケケ、と笑いながら植え込みから、脱出した。
そして、駐車場を横目に病院を後にした。
さぁ………ここから、どうやって帰ろうか。
- ★パンやの剣士さん!~3人のこい~★spin-off? ( No.11 )
- 日時: 2015/03/25 18:38
- 名前: 燐想 (ID: iyrsvThs)
すいません。
勝手に蛇月を出さないでいただけますか?
せめて一言、ことわってからお願いします。
- Re: ★パンやの剣士さん!~3人のこい~★spin-off? ( No.12 )
- 日時: 2015/03/25 23:06
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
燐想さんへ
燐想さんから頂いた、キャラの蛇月を勝手に
子供時代のお話に登場させてすみませんでした。
正直、最初にキャラを頂いた時に、
先に登場していた紅とキャラが、刀を使うという点で、同じだったために、
どう活かして良いものか、考えました。
そこで、考えた末に、紅と、蛇月の、ストーリーを作ってしまいました。
2人の、接点を紹介するために、「外伝」という形で、過去の物語を制作したのですが、書いて行くうちに、どんどん2人のヒーローが好きになり、
本編に戻れそうでは、なくなったため、
別の小説として、新しく作らさせて頂きました.
このまま、続けてもよろしいのでしょうか?
イメージと違うと、お気を悪くなされたのでしたら、蛇月のキャラをお返しいたしますので、お伝え下さい。
- Re: ★パンやの剣士さん!~3人のこい~★spin-off? ( No.13 )
- 日時: 2015/03/26 20:19
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
お返事がないので、
緑という、オリキャラに変更させていただきました。
お世話になりました。
- Re: ★パンやの剣士さん!~3人のこい~★spin-off? ( No.14 )
- 日時: 2015/03/28 22:15
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
というわけで、更新再開致します♪
更新、停止、申し訳ありませんでした。<(_ _)>
お話、また進めたいと思います。
↓再開します。
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ゴム製のスリッパで、走り続け、足も痛くなってきた。
パジャマ姿のまま、道を走り続け、いろんな人に見られた。
構わない。
私は、道場へ行く__________
青は、バスに乗り込んだ。
パジャマのポケットを探ると、
千円札が、2枚入っていた。
これくらい……あれ?
バスってお札は_________
慌てて、運転手の元へ走り、両替が可能か質問を………
「無理ですね。」
・・・・・
その瞬間、頭の中は真っ白になった。
両替、不可能だと!?
どうすれば…
「そこをなんとか!」
パチンッと両手を合わせ、頼み込む。
「無理です。」
「そこをなんとか!これしか、なくて、、」
「無理です。」
終わった。
私の生涯、バスの中で。
その時、バスの中に、仏はいた。
「両替、しましょうか?」
仏の声が、耳に………
「えっ?」
「あの、小銭がないんですよね?両替、しましょうか?」
親切そうな、老人だった。
いや、両替してくれるという時点で、親切なのだが……
「いいんですか!!!」
なんとか、小銭に両替してもらい、青は、バスを降りることができた。