ダーク・ファンタジー小説
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- 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました!
- 日時: 2017/07/17 10:52
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
どうもミュランです。
まぁこの名前もテキトーにつけたんですけどね。
- Re: 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました! ( No.2 )
- 日時: 2017/07/17 11:24
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
ゲームセンターの中に入った私たち。子供も達のはしゃぐ声、ゲームの音がうるさいほどに聞こえる。
このゲームセンターは私たちの町の中で一番大きい。何回も来たことがあるので大体どこに何があるのかは知っていた。
「プリクラ撮ろう!」
「えっ!またぁ、真衣ちゃん」
呆れた顔をする紅。そんなことおかまいなしにすすんでいく。一足先に進んでいた葵が驚いた顔をした。
「おい!こっちにしらねぇゲームがあるぞ」
私たちも驚いて、葵の方に行く。確かにそこには見たこともないゲームがあった。
- Re: 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました! ( No.3 )
- 日時: 2017/07/17 11:37
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
そのゲームの名は『異世界*魔法の旅』。プリクラのように大きく、中に入って遊ぶゲーム。
「えっと...最大五人プレイだってさ」
拓也が書かれてあった文字を読み上げる。わたしは中に入った。そこには大きな画面があった。
「ねぇ、おもしろそうだよ!やろう!」
そういうとみんなが入って来た。椅子があったので椅子に座り、お金を入れた。「ゲームを開始するよ」という声が流れ、私たちはワクワクした。
次の瞬間、 画面の光が次第に強くなり、私たちをつつみこむ。
「は?!なんだなんだ!」
「怖い怖い!」
私たちは互いを掴んで思いっきり叫んだ。
だんだん気が遠くなり、不思議な感じがした。
- Re: 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました! ( No.4 )
- 日時: 2017/07/17 11:52
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
「......夜......咲夜」
ぼんやりとする中、遠くから声が聞こえる。すると、耳を誰かが引っ張り激痛がはしる。
「痛い痛い!」
引っ張っていたのは葵だった。
「おい!さっさと起きろ!」
近くには紅も、拓也も、真衣もいた。起き上がると目の前には見たこともない光景が広がった。周りには高原が広がり、遠くには城のような建物が見える。鳥の鳴き声が聞こえて来ているのに姿は見えない。
「ここどこ?」
「しらねぇよ。目が覚めたらぼんやりともうここにいたんだからよ」
「拓也くんはわからないの?」
「いや、僕もこんなところ本で見たことない」
葵は「とりあえず、あそこ行こうぜ」と城のような建物を指差した。みんなも納得し進もうとした。
「待ちなさい」
急に後ろから声がした。私たちが驚いて後ろを振り返ると、そこには、スーツ姿をした、髪の長い女性が立っていた。
- Re: 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました! ( No.5 )
- 日時: 2017/07/17 13:43
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
「あなた達はこの町の住民ではありませんね。よって排除します!」
そういうと彼女は指を鳴らした。すると、彼女の後ろに鎧のような姿をした男達が現れ、剣を振りかざし、襲いかかって来た。
あまりにも急なことだったので、皆が驚いた。気付いた時には、男達は目の前にいた。動きが早くて、逃げられそうにない。
「な、なんだ!」
「とりあえず、逃げよう!」
「無理でしょ!」
私たちは叫び、恐怖で目をつぶった。
- Re: 何故かゲームの中にいて、魔法バトルをしてました! ( No.6 )
- 日時: 2017/07/17 13:49
- 名前: ミュラン (ID: 1ZQMbD0m)
何も痛みを感じない。
もしかして天国に来た?
咲夜はそっと目を開けた。そこはあの草原じゃなかった。目の前には大きな画面があり、床は透き通っている。
咲夜だけ。他のみんなはいなかった。
「えっ?なななに?!」
驚いている中、ここに来る前聞こえて来た、あのゲームの声が聞こえて来た。
『ゲームを始めるよ。自分の魔法のモードを選んでね」