ダーク・ファンタジー小説

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白黒と虹色
日時: 2019/01/14 10:26
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

大昔、白の国と黒の国のバランスが崩れ大戦が起こった。白の姫、黒の王、黒の王子、
そして虹の守護者…。
虹の守護者「姫様、貴方が犠牲になるというのなら俺も共に犠牲になりましょう。いつか
必ず黒の王を倒しましょう。その時、これは—」
白の姫「ごめんなさい…」

これから彼らの過去が絡み合う。

【一章】エルフの島で >>01-06
ルナエラ会話 >>07-08
【第二章】謙遜の騎士 >>09-12
ジュード会話 >>13
【第三章】救恤の人形師 >>14-18
メーデル会話 >>19
【第四章】節制の獣人たち >>20-22
【第五章】純潔の剣士 >>23-26
【第六章】忍耐と慈愛、そして前世 >>27-32

Re: 白黒と虹色 ( No.1 )
日時: 2019/01/07 19:56
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

赤髪の少年エゼルと黒髪の少女アイセ、そして不思議な力を持った少女イリスと彼女の
連れている猫メル、彼らがいるのは空を飛ぶ島【天空島】エゼルたちは見てしまったのだ。
一番信頼していた強き剣士ガイラスが闇に呑まれるところを…だが見ていることしか
出来なかった。

ガイラス『大丈夫だって…俺は、くたばら、ねぇ!!』
イリス「(ガイラスさんを助け出す方法は…虹のリングを集めること…そのリングを
司っていた守護者の転生者…なのかも…)」
イリスはアイセのことを横目で見た。消えかけた記憶に微かに残る男の顔に似ている
アイセは列記とした女だ。

メル「イリス、ほら一旦降りるわよ。リングのある場所についたから」
イリス「うん、行こう」


Re: 白黒と虹色 ( No.2 )
日時: 2019/01/07 21:07
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

エルフの住まう島、そこに降り立ったエゼルたちは島の中を歩き始める。
イリス「…」
アイセ「イリスちゃん、どうしたの?」
エゼル「…イリス?少し休憩したほうが」

イリスは首を横に振った。少し笑い大丈夫と言った。
イリス「私はガイラスさんのことをあまり知らないの…」
アイセ「ガイラスさんは剣と槍を使っててさ、強い人だよ。そして博識で寛容な人だった…
まぁでも、だからこそあの時ガイラスさんは闇に呑まれたとき笑ってたんだと思う」
アイセはイリスの背中を摩る。森を抜けると小さな村に辿り着いた。
イリスの断片的な記憶、同じようにアイセも少しだけ記憶がある。
挟まれた小さな島にたった一人でいる青年の姿が自分に重なったような…。アイセは耳を
立てた。—何かの唸り声が聞こえる…これはまさか!!
エゼル「アイセ!!後ろだ」
アイセ「おっとっとぉ〜!!」
アイセは素早く腰にある剣を抜いて魔獣の攻撃を防いだ。
エゼル「はぁぁぁぁぁ!!!」
エゼルが魔獣を切り裂いた。魔獣の巨体が横に倒れる。その後、何度も襲われかけたが
どうにか退け森を脱出した。
メル「ホントにエルフばかりね」
アイセ「まぁエルフの島だから、ね」
???「久し振りでございます否初めまして…虹の守護者殿…」

白いフードを目深に被った人物がアイセの前でそう挨拶する。
???「おや?ルナエラ君と彼女は何か関係があるのか?」
イリス「貴方たちは?」
エルフの男が先に名乗った。
???「僕はエレメル」
???「俺はルナエラ…」
メル「ねぇルナエラはどうしてフードをそんな深くかぶってるのよ?」
ルナエラ「俺はダンピーラ、人間と吸血鬼の混血」
エレメル「彼は少し事情があってね」



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