二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【ボカロ】VOCALOBAND!! 復活しました!
- 日時: 2010/10/05 21:35
- 名前: 瑞夜 (ID: m26sMeyj)
- 参照: http://お久しぶりです!昔雪雫とか月と言う名前で活動してました
- ども。瑞夜改め浅葱です。 
 知らない方は初めまして知っている方はどうも。
 実は前までちょっとしたパソ禁にかかっておりまして最近ようやく復帰しました♪←
 更新は相変わらず遅いですが気長に見てくださると幸いです。
 ◇ 注意事項 ◆
 ・荒らし、中傷、パクり目的の方はお帰り下さい
 ・また私(浅葱)が嫌いな方もお帰り下さい
 ・オリキャラありです、ご注意を。
 ・キャラ崩壊が多少あります
 ・ギャグ多いです
 ・更新不定期です。要注意。
 ・年齢バラバラのボカロの人達ですが一応此処では中学生位と言う設定で。
 ・感想は大大大歓迎いたします
 ↑以上の事が大丈夫な方は是非ご鑑賞下さい
 ∮オリキャラ∮
 桜音 ユキ、末音キョウ>>01
 涼音 ナギ>>05
 唄音 ココロ>>06
 心音 シオン>>23
 秋音 紅葉>>45
 安音 マリ>>234
 *オリキャラ募集締め切りました*
 ◆お客様 現在7人◇
 *yuki*(氷橙風)様
 凛華(怜愛)様
 黒蝶様
 うっち〜様
 ゆみあ様
 燈玖黐様
 衣無地様(リア友です
 ◆目次◇
 >>03 プロローグ
 第一話 こんにちは、吹奏楽部です
 >>04 >>10 >>12 >>16
 第二話 結成! VOCALOBAND!
 >>29 >>48 >>74 >>88
 第三話 日常と呼べる物って結構少ない
 >>101 >>113 >>119 >>139 >>140(ユキちゃんピンチフラグ)
 第四話 一日と言う時間はとにもかくにも早く過ぎる
 >>252 >>266 >>278
 ∮100ページ記念短編集∮
 ユキ&小島先生 裏を返せばフォルテシモ(完結)
 >>136 >>149 >>164
 ユキ&ナギ 第二音楽室のピアニシモ(完結)
 >>168 >>192 >>195 >>196
 ユキ&キョウ+マリ(ココロ視点) 妖精の唄(完結)
 >>212 >>216 >>221
 ユキ&カイト メルト・フォルテ(完結)
 ※ラブコメ注意
 >>223 >>227 >>228 >>229
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- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.136 )
- 日時: 2010/06/23 20:26
- 名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
- 参照: http://今週の土曜日は他校と合同練習! 1年生は楽器運び!(涙
- 短編シリーズⅠ 裏を返せばフォルテシモ 
 (ユキ&小島先生)
 ある日の月曜日。
 音楽室には私にとって最も最悪な声が響いた。
 「ユキ〜? ユ〜キ〜? 何処行ったんだろう?」
 そう、小島先生。
 オタク教師にして遅刻教師に無茶教師。
 支離滅裂の上にオタクの私の顧問兼担任。
 街角おろか学校で会っても隠れたくなる人物No.1
 分かるでしょうか。
 私がここまで毒舌を吐くほどに。
 この教師は恐ろしいのです。
 そう見つかれば無理難課題を言われるでしょう。
 ……簡単に言えば、今私は小島先生から逃げてます。
 そんなカオスな状況の中、不思議そうな顔でミクちゃんが此方へやって来た。
 内心、来るな帰れ戻れと思っているが一応ミクちゃんの方へと向く。
 「(小声)ねぇ、ユキちゃん……どうしてかくr」
 「(小声)喋らないで、今私の人生がかかってるの」
 「(小声)え? 小島先生から逃げる事に人生g」
 「(小声)二度も言わせないで、喋るな」
 ……本当に、ピンチです。
 この野郎こう言う時に限ってミクちゃんとかカイトとかカイトとかバカイトとかが来るんですよ。
 今の所隠れた回数は15回。
 逃げ切れた回数は3回。
 あぁ、哀しいですね。
 邪魔されたり隠れるのに失敗して12回が犠牲になってます。
 本当に内心は叫びたいんですよね、心の中とかで。
 ミクちゃんがちょっとして私から離れると、丁度児島先生が現れた。
 鬼登場、私はさっさと隠れました。
 「あ、初音! ユキ見なかった?」
 (言うな言うな言うな言うな言うな)
 早速来ました、ピンチシーン。
 私は小島先生に見つからない様に隠れつつミクに黒オーラを出す。
 いや、殺気ですね、これって。
 「あ……あそこに……います」
 何のためらいも無く、言った。
 ……おーいミクちゃん。
 私殺したかったんですかー……
 殺したかったんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??
 小島先生はすぐにミクちゃんの指差した場所へ行く。
 私は逃げる気力も無かった。
 あぁ、哀しいですねぇ。
 すると小島先生は私を見つけにっこりと笑う。
 その笑みが、恐ろしいほどにむかつくのは何故でしょう。
 「ユキ! ちょっと話あるんでけど良い?」
 「あ、はい……どうなさいました?」
 内心。
 良いと言うと思ってるのかこの野郎とか思いました。
 今度はどんな難課題なんでしょうか。
 小島先生は半分憂いモードの私に鬼とも呼べる爆弾発言を言った。
 「今回の課題曲、1人ずつ聞こうと思ってるんだけどこの前ユキ前の方でも良いって言ってたでしょ?」
 「そう言えば、そうでしたね……」
 嫌な予感がしますね。
 身体が凍りつくように、嫌な予感が押し寄せてきます。
 絶望、諦め、憂い、怒り……負の感情とも呼べるその感情が今の自分の全てを表している。
 「だからユキトップバッターで聞かせてもらうね!」
 ……はぁ、そうですか。
 もう、泣いて良いですか? 小島先生?
 とりあえず、塵並の希望に期待をして聞いてみる。
 「……いつですか?」
 「あ、今今! 第一音楽室が開いてるから行こう!」
 了解しました……なんて。
 何で言わないとあかんのじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 13回目の不吉な数の不幸は。
 恐らく今までの中で最も最悪なものだと思いました。
 続く。
- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.137 )
- 日時: 2010/06/23 20:27
- 名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
- 参照: http://今週の土曜日は他校と合同練習! 1年生は楽器運び!(涙
- あげます♪ 
- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.138 )
- 日時: 2010/06/23 20:48
- 名前: *yuki* ◆R61No/hCwo (ID: yjS9W/Zh)
- 参照: 期末テスト終わったぁー!!!!!
- ユキ……。 
 ミクwお前ww話聞いてた?www
 カイトとかカイトとかバカイト!!
 吹いた吹いたどんだけバカなんだー!
 更新お疲れ様!
- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.139 )
- 日時: 2010/06/23 21:05
- 名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
- 参照: http://今週の土曜日は他校と合同練習! 1年生は楽器運び!(涙
- 長編更新。 
 そして暫く魂やら命やら抜けそうな状態で学校へ着いた。
 小島先生はじゃあ練習しといてねーとか言ってたかもしれないですけどまぁそれは無視しましょう。
 とりあえず小島先生が去ってから意識を取り戻し、音楽室へ向かう。
 幸い、初見合わせは午後練でやるそうです。
 「あ、ユキちゃん。今日は一応2年生だけで練習します?」
 ナギちゃんの言葉で私は現実へと戻った。
 そう、一応朝練習は2年生だけで合わせをしないといけない。
 恐らくカイトやルカとかは遅いだろうから黒板に書いて知らせておこう……
 キョウはいつも先に来ているから、もう練習しているでしょうね。
 「うん、練習しようか……2-3の教室が開いてたと思うから其処で練習しよう」
 ナギちゃんは分かりました、と言い去っていった。
 とりあえず私は楽器庫からトロンボーンのケースと譜面台と譜面そしてチューナーを取り出す。
 ケースからトロンボーンを取り出そうと鍵に手をかけると、手が一瞬脱力した。
 あぁ、本当に疲れていますね。
 心と体とその他もろもろが。
 「あれ? ユキ行かないの?」
 「!?」
 突然の後ろからの声に私は思わず目を見開く。
 声で誰かは分かる、小島先生だ。
 って何で此処にいるんですか。
 私もう死にかけなんですから労わって下さいよ。
 と、返事をしようとした時でした。
 「なん……で、す……か」
 何故か、突然に気分が悪くなったんです。
 あ……何か倒れそうです。
 頭がずっしりと重くなりかなりキツイ目眩がする。
 立っていられないほど足がフラフラとします。
 小島先生はそんな変な私の様子に気がついたようです。
 誰のせいだと思ってるんでしょうか。
 「ユキ? どうしたの?」
 心配そうにこちらを見てきました。
 本当に誰のせいだと思ってるんですか。
 と言う皮肉も言えないほど、気分は悪いですけど。
 「い……え、だい……じょぶ……で、す……」
 駄目だ。
 このままじゃ練習おろか小島先生の対応すらままなら無いですね。
 無理にでも行くべきか、楽器ケースの安全を期して楽器ケースを置くか。
 すぐさまに選択肢が二つ浮かびました。
 ……どっちも無理でしたけどね。
 ガタ——————ン!
 やや派手な音がした後、私が倒れかける。
 何とか手をついてギリギリ倒れませんでしたが。
 楽器は無事でしょうか、とちょっと考えてみました。
 実際安否を考える暇とか無いんですけど。
 「ユキ! 大丈夫!? ユキ——————」
 此処で、私の脳は意識を手放した。
 あぁ……
 よりにもよって小島先生の前で倒れるって。
 どんだけ自分が体調が悪かったんでしょうね。
- Re: 【ボカロ】Let’s! VOCALOBAND!! ( No.140 )
- 日時: 2010/06/23 21:49
- 名前: 瑞夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
- 参照: http://今週の土曜日は他校と合同練習! 1年生は楽器運び!(涙
- 何故か、ピアノの音が聞えました。 
 此処は何処とか何故自分が此処にいるのかなどは分からずに。
 ピアノは普通のグランドピアノ。
 大きく、ある意味ポピュラーなピアノ。
 でも、少し色がはげていたり鍵盤が欠けていたりして何処となく古さを感じさせる。
 とても懐かしい感じのピアノでした。
 自分は中距離からそのピアノを見ていて、弾いてはいません。
 でも、何故か音は聞えるんです。
 誰が……誰が弾いてるんでしょうか……
 と言うか、このピアノは……
 何処かで、見たような気がします。
 弾いている音色も、何処かで——————
 「いつか、どこかで……」
 何故か、呟いてしまいました。
 とても気になったのかあるいはこれが何なのかもう少しで分かりそうなのか。
 でもこう言う感じの音色は今まで学校で聞いた事は無いんです。
 家にはピアノは無かったですし。
 でも聞いた事のある様な音色に、曲———
 懐かしい感じの、何処か切ない音。
 「あ……」
 突然に、ハッとなる。
 この音は、間違いない……
 私がうっすらと覚えている、本当の……
 「お、かあ……さ……ん……?」
 そこで夢なのかは分からない、幻想は途切れました。
 そして瞼をゆっくりと開ける。
 消毒液の臭い、柔らかい掛け布団……
 どうやら保健室のようですね。
 「あ……」
 そうか、私倒れたんでしたっけ。
 恐らくカイトとかが運んでくれたんでしょう……か。
 と起き上がった瞬間、私は地獄を見ました。
 「あ! ユキ、大丈夫?」
 小島先生、そろそろ小島の野郎と呼んで良いですか?
 一応覚えている記憶では確かに小島先生の前で倒れました。
 けど、何故に居るんですか?
 普通保健の先生とかが見てくれますよね?
 「はい、もう大丈夫です……ご迷惑おかけしました」
 「あ、うん大丈夫なの? 帰った方が良いんじゃない?」
 貴方は付き合いたての彼氏ですか。
 どんだけ心配性なんですか、本当に。
 たかがちょっとした貧血で心配しすぎですよ。
 「大丈夫です、少し寝て治りました」
 「そう? まぁ其処まで言うなら良いんだけど……」
 私が何処まで言ったんですか、そして何を。
 とりあえず午後練習の初合わせは特に重要ですから、休みたくないので。
 まぁそもそも先生が無茶な練習を言ったんですけどね。
 「……あ、そう言えば先生」
 私はちょっと気になる事があった。
 「ん? 何?」
 「さっき、ピアノの音とかしませんでしたか?」
 あのピアノは、誰が弾いていたのか。
 それとも、夢だったのか。
 さっきからそれがちょっと気になってました。
 「うーん……聞えなかったと思うけど」
 「……そうですか」
 ちょっと安心しました。
 あの、ピアノの音がそう簡単に弾かれたら困りますからね。
 だって、あのピアノの音は……
 「あ、そう言えば今日の合わせの前に1人1人の音を聞きたいから、ユキからでも良い?」
 「……え?」
 ……先生、それは無茶すぎますよ。
 いい加減にしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
 私の日常は。
 変に壊れつつあった。
 第三話 日常と呼べる物って結構少ない END★
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