二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ルーンファクトリー3 愛
- 日時: 2009/11/11 12:34
- 名前: ブルー侍 (ID: fnyLTl/6)
予告編
ルーンファクトリー3、待望の新作二次創作が遂に登場!
「ルーンファクトリー3 愛」
シアレンスの樹の知られざる秘密
旅行から帰ってきたシアさんに異変が・・・?
打ち明けられる離婚話
背後に隠れる謎の黒幕
果たしてマイスはシアさんとの関係を取り戻すことが出来るのか?
そして、シアレンスの樹の隠れざる真実とは一体・・・?
・・・はい、ブルー侍です。
今回またルーンファクトリーの小説を書くことになりました。
ただし、3を書くのは初めてです。
見ていて楽しんでいただいたら幸いです。
それでは!
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/18 23:05
- 名前: 朱空 (ID: EJiOtxGl)
3のキャラを使いこなせてますね。
すごい・・・。
何処にいるのか・・・
続きが気になりますね。
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.15 )
- 日時: 2009/12/22 20:04
- 名前: ブルー侍 (ID: udG14aXH)
未沙貴へ
それは今後のお楽しみ!
朱空さんへ
そう思ってくれるとうれしいです。
キャラクター達が生きてる証拠かな。
今後も更新頑張ります。
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.16 )
- 日時: 2009/12/22 20:35
- 名前: ブルー侍 (ID: udG14aXH)
第四章
玄竜洞から出たとき、外は夕暮れ時だった。
そんな中、クルルファさんは僕に向けて言った。
「マイスさん、私の考えですがシアさんを探すほうを先決したほうがいいと思います」
「え?」
「彼女を操っている術者が誰だか分からないいじょう、シアさんの身が危うまれます」
「クルルファさん・・・・・・」
その後、僕はクルルファさんやモニカちゃんと別れた。
自宅に帰ってもやはりシアさんはいない。
僕は不意に家の中を捜しまわった。
もしかしたら、隠れて僕を脅かそうとしているのかもしれない。
しかし、モンスター小屋も畑も捜してみたものの、結局シアさんは見つからなかった。
部屋の中で聞こえるのは大樹の葉が風で揺られる音のみ。
一人でいることがこんなにも寂しいものだとは今まで思ったことが無かった。
「・・・シアさん、本当に何処へ行ったんだろうか・・・・・・」
その時だった。
ドアからノックの音が聞こえた。
「・・・?開いてますよ?」
こんな時間に人が尋ねるなんて珍しい。
しかもやってきたのは、カルロスさんだった。
「よお、少年!独身生活はどんな気分だ?」
いつも以上に軽々しい口調だった。
「・・・すいません、今は冗談言える気分じゃないんです」
「・・・・・・。冗談じゃねぇって。今の本心、どうだ?」
急にカルロスさんの口調が落ち着いた。
なんなんだ、この人は?
「・・・寂しいです」
僕は正直に答えた。
「だろうな、俺だってそうだった」
「え?」
「お前が来る少し前によ、妹が行方不明になったことがあるんだ。あいつが消えたとたん、急に家が寂しくなっちまいやがった」
イオンさんが行方不明?
「一体何があったんですか?」
「山釣りの帰りに川に転落したんだ。イオンは三日後に山のふもとで発見されたが、俺はその三日間、辛くてたまらなかった」
「・・・・・・」
少しずつだが、カルロスさんの言いたいことが分かってきた。
「マイス、今のお前もそんな気持ちだろう。ぶつけどころのない辛い思いをただ心の内にしまうばかり・・・」
「カルロスさん、僕はどうすればいいんですか?」
僕がそう聞くと、カルロスさんは何かを思い返すように言った。
「信じてやりな、お前の大切な人を」
翌日、外は大雨だった。
これでは流石にシアさんの捜索に出かけられない。
それにしてもシアさんはこんな大雨の中、一体何処で過ごしているのだろうか?
まさか雨に濡れるのもお構いなしだったりしないだろうか?
しかし、その雨は僕にとって幸運をもたらした。
「おはようございます、あなた」
誰かがノックもせずに家に入ってきた。
僕は考えるより先にその人の名前が口から出た。
「シアさん!?」
「離婚一日目の夜はどうでしたか?」
「馬鹿なこと言わないでください。離婚を許可した覚えはありません!」
「では、あなたはいつまでも同居を拒む妻を束縛するのですか?思った以上にしつこい御方なんですね」
「な・・・!そんなんじゃ・・・な・・・い・・・・・・」
僕はついカッとなりそうなのをなんとか抑えた。
昨日カルロスさんに言われたことを思い出せ。
僕は昨日何と言われた。
大切な人を信じろと言われたばかりじゃないか。
「あらあら、殴りたければ殴ってもいいんですよ?どうせ私とあなたはもう他人なのですから」
僕がシアさんを信じるんだ!
僕がこの世で一番大切な一生のパートナーだから!
「操ってる奴が皮肉るな!!」
「むっ・・・!」
シアさんは一瞬表情を変えた。
「あなたはシアさんではない。僕は決めたんだ!彼女を信じるって!」
「・・・本当にしつこいお方ですね」
「何とでも言えばいい!本心でない操られたあなたの言葉など聞き入れられない!」
「・・・・・・馬鹿」
次の瞬間、頭に強烈な衝撃が走った。
しばらくして、僕は正気を取り戻した。
だが、目を覚ました時にはすでにシアさんはいなかった。
「・・・くっ!このままにしておけるか!」
僕はそう思い、家を飛び出し大雨の中を行くあてもなく走りだした。
馬鹿な行動をためらいもなく行うというのは、すでにそれだけ僕の頭がおかしくなっていたのかもしれない。
しかし、そんな気が狂った人間を放っておかないのがこの町の特徴である。
「ランランル〜♪・・・あれ?マイスくん!?」
「ペルシャ・・・」
「ちょっと、人間の姿でこんな大雨の中いたら風邪ひくよ!」
そう言ってペルシャは僕の手を引こうとする。
「・・・・・・」
僕はその手を払いのけた。
「マイス・・・くん?」
「ごめん、ペルシャ。僕は行かなきゃいけない」
「ちょっと!?この大雨の中何処へ行こうというの?」
「大切な人が僕を待っているんだ。行かせてくれ!」
「誰もこの大雨の中待っちゃいないよ。ほら、宿で温かいココアでも飲もう?」
ペルシャは不安そうな目で僕を見た。
今のペルシャには僕の姿がいったいどう映っているのだろうか?
「・・・ペルシャ・・・・・・ごめん」
僕はペルシャの横をスッと抜けて、シアさんを捜しに走りだした。
「もう!ホント、何にしても一生懸命なんだから。あれが、家族を護る夫の姿なのかしらね?」
僕はそのままシアレンスの町を抜けて、オッドワードの谷を目指した。
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.17 )
- 日時: 2014/09/23 23:46
- 名前: ヘムヘム (ID: MHTXF2/b)
はじめましてヘムヘムと申します。
RF4は持っていますが(マイス×シア)
のカップリングについて興味があったのでこちらを
見にきたのですが…
当人(=ブルー侍様)は現在見られているのでしょうか?
最新がどうも5年前のようですが…
後、質問で小説内のアクナビートと会う場面に
「ラグナ」と書かれておりますが、これはRF1のラグナ
のことを指しているのでしょうか?
とりあえず当人は無事かどうかが心配ですが、お体にお気をつけて
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.18 )
- 日時: 2014/10/03 17:58
- 名前: 乃愛 (ID: jwnKC5E1)
初めましてっ!
私も新しい掲示板で「ルーンファクトリー4〜オリジナル〜」
をやっておりますっ!!更新ペースは1日に1回がペースで
2000字ぐらい書きます((あ、たまに1日に2回書くときある
ぜひ見てください((宣伝だけですいません・・・
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