二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 【銀魂】 みちる君様へ 【REBORN】
- 日時: 2010/02/28 17:57
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
初めまして。
内容は題名からもお解かり頂けるでしょう、銀魂とREBORNの小説です。
複数話に分ける小説となってます。大体四話完結です。
注意
○コメント内での喧嘩・中傷・荒らし・勧誘等はご遠慮させて頂きます
○オリジナルキャラクターや、家族設定がお望みで無い方は引き返すよう願います
○銀魂・REBORN自体が嫌いな方もですよ
○更新は一気にします
○多少更新が遅くなるのは承知のうえで閲覧下さい
上記を承知の上でよろすんっ!←
嘘です。宜しくお願いします。
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お客様うp
瑞穂様 みちる君様 紅様
- Re: 【銀魂】 紅様へ 【REBORN】 ( No.28 )
- 日時: 2010/02/28 17:19
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
紅さん>
確認しました。有難う御座います。
- Re: 【銀魂】 みちる君様へ 【REBORN】 ( No.29 )
- 日時: 2010/02/28 17:51
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
主要人物(みちる君様より)
御神 裄(みかみ ゆき) 女
イタリア生まれの中学生。
しかし、放課後となると、たちまち恨みを解決する死に神に変わる。
普段はヘタレでマイペースの一方優しい。しかし、一定の条件となると、性格が逆転する。
死に神だが、チョコレートだけで生活していても健康的という以外な一面も持ち合わせている。
第一話
予鈴が学校に響き渡る。
それと同時に、クリーム色の髪の毛を揺らし、少女が勢いよく駆け出した。
彼女の名前は御神裄。
一見普通である容姿の彼女は、ある一面も持っていた。
それは
「恨み晴らしたりぃぃぃぃ!!」
死に神だ。
今現在、今回の標的である中年男性を追跡している最中だ。
怪しまれぬよう後を追う。
しかし、一つミスが生じた。
彼女の身体から、僅かに殺気が漏れていたのだ。
それに感づくように、こちら側を振り返る男性。
「あっ、どうもぉ」
「お前、死に神の……・」
相手はどうやら彼女の事を知っているらしく、額に僅かに汗を浮かべていた。
「御神裄だよぉ。恨みを晴らしに来たんだぁ。よろよろぉー」
「フン、ふざけた事をほざくでない。お前のような女子が死に神? どうも俺の見間違いのよ」
「喰らいやがれ」
ブシャッ
相手の言葉を遮るように、釜を振る裄。
その容姿は、先程の彼女ではなかった。
瞳の色は焼け付く様な赤色へと変わり、体を黒尽くめの衣装で覆われ、骸骨の仮面を装着していた。
手に握るのは、己の武器である鎌。
その容姿たるやまさに死に神。
彼女の呼び名に相応しかった。
- Re: 【銀魂】 【REBORN】 ( No.30 )
- 日時: 2010/02/28 17:52
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
第二話
ふう、と息をつく。
足元には、無残に残る赤い絨毯。
そして、冷たくなった中年男性が残されていた。
「さて、帰るとする……」
ふと後ろを振り向くと、ある人物と目が合う。
「おわ! 雲雀ぃ!」
「何、その足元の異物」
風紀委員長であり、最強の不良・雲雀恭弥だ。
彼は真顔のまま、裄の足元に目を移す。
裄は既に元の姿に戻ってしまったが為、彼が一向に状況を掴めないままでいた。
「あ、この遺物?」
「そうだよ、その異物。何それ」
「ただの死骸だけどぉ?」
「君は人殺しかい? それに風紀を乱さないで」
「雲雀に言われたくないよぉ」
はあ、と溜息をつく雲雀。
ひょい、と死体を持ち上げる裄。
「じゃ、任務終わったから帰るねぇ」
「……そう。精々気をつけて帰りなよ」
「精々ってなによぉー」
頬を膨らませ、雲雀の後姿を見る。
それと同時にお腹の音がなる。
「はーあぁ。帰ってチョコ食べよ」
彼女が足をトンと鳴らすと、手に持っていた遺体と、血塗れだった道路は、その跡形も残さずに消えた。
- Re: 【銀魂】 【REBORN】 ( No.31 )
- 日時: 2010/02/28 17:52
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
第三話
翌日。
朝から裄は上機嫌だった。
何せ、近所に住んでいる小学生から、好物であるチョコレートを貰ったからだ。
昨日に続き、チョコに気分を満たされつつ、学校へ向かっている。
と、その時だった。
「おいしぃー」
「やべ、急がねーと……」
「あっ! 獄寺ぁー」
「え? うわ! おわっ!!」
「わあっ!」
大急ぎで走ってきた獄寺と、ぶつかった。
そのお陰で、手に持っていたチョコレートを地面にぶちまけてしまった。
「あーっ!! チョコがぁ! チョコに何やっとんじゃぁぁぁぁ!!」
「ってて……テメーがチョコなんぞ食って登校してっからだろーがアホ!」
「それはないよぉ! 獄寺が前見て走らないからぶつかったんでしょぉ!? あんたも携帯見ながら登校すんなっつーのぉ!」
口論は数分に及んだ。
「っせーな! 俺は時間がねーんだよ!」
最終的に話を切ったのは、獄寺だった。
時間がないと主張し、その場から走って立ち去る。
「獄寺の馬鹿ヤロー! もう絶交だからねぇ!!」
手をメガホン代わりに、後姿に大声を浴びせた。
「あーあー……チョコがぁ……」
彼女は少し涙目になっていた。
「勿体無いなぁ……。獄寺なんか、大っ嫌いだぁ……」
丁寧に落ちたチョコを拾い上げ、袋に入れて、そのまま食べずに登校した。
- Re: 【銀魂】 【REBORN】 ( No.32 )
- 日時: 2010/02/28 17:53
- 名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)
第四話
学校に着いたものの、先に到着していた獄寺には一言も喋らなかった。
「でね、ツナぁー」
「そうなんだ。獄寺君、どうかしたの?」
「あ、いえ。何でもありません。それより十代目、山本ん所行きません?」
「珍しいね。裄ちゃんは?」
「……あたしはいいやぁ。いってらぁー」
獄寺と裄は互いに顔を合わせないまま、学校生活を過ごした。
そして気がつけば放課後。
日が傾き、薄ら橙色をしている。
そんな中、裄は一人で道を歩いていた。
今日は珍しく、死に神になる気も起きず、ずっと人間のままだった。
「ただいまー」
帰宅したが、母はいなかった。
しかし、テーブルの上には置手紙。内容は、買い物に行って来ることが書いてあるだけ。
溜息をつくと、自室に向かった。
すると、インターフォンが鳴る。
「誰だろぉ……。お母さんかなぁ」
ゆっくりと玄関の覗き穴を見ると、見えた先にはツナと獄寺。
開ける気にもならなかったが、ツナがいる事を理由に玄関を開けた。
「どうしたのぉ?」
「あ、俺は付き添いで……ね、獄寺君」
「すいません、十代目。あ、おい! ドア閉めんじゃねーよ!」
「……何よぉ」
すると、無言のまま紙袋を手渡される。
睨み付けるように中を見ると、目を見開いた。
「チョコ……?」
「朝は悪かったな。それで我慢しやがれ、チョコ女」
「ちょっ! チョコ女ぁ!?」
「まあまあ。せっかく仲直りしたんだし。じゃ、じゃあね、裄ちゃん」
「むー……うん。じゃあね、ツナ、獄寺」
二人が帰った後、早速チョコを食べる裄。
朝に続き、またもやチョコで気分を満たされた瞬間だった。
後書
一人称などは決めさせていただきました><
すいませんでした。
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