二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薄桜鬼 -月夜の空の下-
- 日時: 2010/10/23 13:34
- 名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)
薄桜鬼依存症のエレンです!!
新しく始めました!!
☆注意
・荒らしは駄目!禁止です!
・矛盾が生じる
・更新が亀以下。
・文というより、単語。
・オリキャラが出てきます。
・トリップ物語です。
グダグダな文で、グダグダ作者は駄目
薄桜鬼嫌い
という人は、バックホームしてください。
グダグダ文でもok!という心の広い方のみ、進んでください!!
☆オリジナルキャラクター☆
白百合 琥珀(シラユリ コハク)
L仕事では、百合。通常では琥珀。
時風 白夜(トキカゼ ビャクヤ)
L白夜こと時風白夜。黒夜とは双子(兄)名字があまり出てこないことには触れない。
時風 黒夜(トキカゼ コクヤ
L黒夜こと時風黒夜。白夜とは双子(弟)犬歯がトレードマーク。ツンデレ気味。名字については上参照。
随時更新…
- Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.15 )
- 日時: 2010/11/07 16:35
- 名前: 奈絡 ◆nMFqOF/qCM (ID: 3rAN7p/m)
- 参照: http://奈々さん、紅白の応援隊、就任おめでと〜!!!
新しい小説、がんばってね!!
- Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.16 )
- 日時: 2010/11/07 17:34
- 名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)
7「睡魔には勝たない。」
悪魂それを狩にここまで来た。
それは、人の心に潜む悪の結晶。本来それは実体化することはない。だが、それを実体化させることができるのが、私達魔法使いと同じ魔法を使う悪魔…。
その悪魔の一体が、この時代しかも京の町にいってしまった。
そこで、私率いる三人はこの世界に来てその悪魔を倒しにやってきた。顔も、どんな魔法を使うのか分からないけどそいつを倒す。
それが、私達がこの世界に来た理由だ。
「だから!ここで油をうっている暇はないんです!!」
「道端で、寝る余裕はあるのに?」
沖田さんの意地悪な一言が癇に障る。
「別に?寝ていても、私は戦えますから?戦闘能力なめないで下さい。しかも、あのままだったら白夜が迎えに来てくれたに決まってますから。」
「ふーん。それで、ここに入るの?」
そこが問題だ。
どう考えても、この人たちが役に立つとは考えにくい。でも、この千鶴ちゃんは……
「ねえ、千鶴ちゃん?」
「え、あ、はい。」
いきなり話しかけられて驚いたのか目が丸くなっている。これを滅んだといわれる大和撫子というのだろう。
「んー。千鶴ちゃんは危険かもね。」
「どういうことだ。」
土方さんはまた顔色が変わる。
「だって、さっきも見たでしょ?黒夜がこっちに逃がしたのもあるけど。千鶴ちゃんは…というか。新選組”ここ”が狙われている気がする。」
顔色が変わる皆。そりゃあ、自分達の住居が狙われているとあっちゃあ、そうもなるだろうが。
「あぁ、大丈夫ですよ。守りますから。表向きは私達は隊士としていれば怪しまれないでしょ?」
「それじゃあ…。」
近藤さんの目は輝いていた。
「良いよね?白夜?黒夜。」
黒夜はいつの間にか外に猫の姿のまま座っていた。
どちらも頷いたのを見てから近藤さんに改めて向き直って、
「よろしくお願いします。」
そういって笑った。和やかな雰囲気が流れ出した頃唐突にG線上のアリアの曲が流れだす。携帯にメールのようだ。
「ちょっとすいません。」
私は、画面を見る。
「なんだ。それ?」
「あぁ、携帯ですよ。今、メールが来たんです。この時代で言う…手紙みたいなものですね。」
私は淡々と語り、ロックナンバーを打ち込む。
めんどうだから0008っていうナンバーにしてある。8は、0の上にあるキーだから。
「だれからだ?…って聞くまでもないか…。」
「うん…やっぱり。梨香からだ…。」
メールの本文には、写真が載っていた。
「うわぁ…。」
本文には、こんな言葉が並べてある。
この宿題の答えが分からへん。あの先生ウザイねんけど。こんな、難しい問題で切る訳ないねん。
ってことで、明日私あてられてしまうから、といてくれ!!
お願い!!
「だって。…馬鹿。本当にKY。もうKZY?空気全然読めてない。」
「空気は読めないと思うぞ。空気は吸うもん…。」
「黙れ。そんなもん女子中学生には関係ないんですよ。空気がどうのこうのじゃないんですよ。」
永倉さんの意見を途中で遮りため息を一つつく。
「どうするんだ?」
「決まってるでしょ。」
そういい捨てると、白夜に携帯を投げて魔法でシャーペンと紙を取り出す。
さっき覚えた普通の中学三年生が解けるはずのない問題を書くと。
「さてと。」
カリカリと途中式を事細かに書いておく。これなら、阿呆な梨香にも分かるはず。一回も伝わったことないんだけどね…。
「白夜写真ー。」
パシャリとカメラで取って添付して送信する。
「あぁ、スイマセンでした。では、話の続きを…。」
「それおもしれえ!!!」
「え?」
藤堂さんと永倉さん、原田さんに携帯を取られ、挙句に場所まで取られてしまったので、斎藤さんと沖田さんがいるとこまで移動した。
携帯で、楽しそうにやっているのをみてしまうと留める気にもならない。
「あぁ。取られちゃった。」
「携帯?だっけ。君たちの時代のものなの?」
沖田さんが少し横にずれたので、軽くお辞儀をして横に並んで座った。
白夜は白猫になり黒夜同様に、寝てくる。といって出て行った。
「そうですね。あれ、結構古いものなので、買い換えようと思ってたんでちょうどいい機会ですよ。あんなに触られると困りますから。いい口実です。」
笑っていうと、返事が返ってこなかったので横を向いた。
「って、あれ?沖田さんは…。」
「あそこだ…。」
斎藤さんが呆れたように藤堂さんたちがい途方を指をさした。その先に沖田さんがいて、一緒にはしゃいでいた。
「いつの間に…。」
「人のだというのに…。」
「斎藤さんは……。」
見に行かないのか、と言おうとしたのだが。斎藤さんを凝視してしまう。
「な、なんだ。」
「栄養が偏ってません?最近の食事。顔色が変です。」
私は、凝視を続ける。
「そうなのか?斎藤。」
「いえ、副長。そのようなことは…。」
「そうですか?まぁ、本人がそういうのなら。でも、言っておきますが、私医術には結構詳しいんですからね?ファー…。」
あくびが出る。眠い。すごく眠い。そろそろ駄目になりそう。
「そろそろ、解散する…し…う…。」
途中から何言っているのか分からなくなってきた。私はそのまま、睡魔に襲われて寝てしまった。
- Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.17 )
- 日時: 2010/11/14 12:07
- 名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)
☆奈絡☆
こめんとありがとう!!
気づかずに、書いてしまってスマソ!!
テストあるけど、頑張って更新するから!!
ヨロシクね〜^^*
- Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.18 )
- 日時: 2010/11/14 13:28
- 名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)
8「玉子焼き=炭という式は絶対成り立たない。」
……?
誰…………?
この匂いは、黒夜じゃない…。白夜だったら、こんなにゆれる訳ない…。
「ん……。」
揺ら揺らと、知らない誰かにおんぶされているような感覚が伝わり目をゆっくりと開ける。
紫色の髪の毛…?なんだか…動物に似ている…ような?
寝ぼけているのか、まだ視界がはっきりしない…。誰…?
体を少し起こしてみると気づいたのか負ぶっている人が顔をこちらに向けた。
「…?さい…とー…さん?」
何で、さいとーさんにおぶわれているの?
左手で、目をこすりながら疑問符を頭に浮かべている私に向かって斎藤さんは、呆れたように言う。
「お前、寝ただろ。」
………。
「えぇ?私は…睡魔に襲われて…それから…記憶が…。」
「それを、寝たというんだ。」
突っ込みに顔をしかめつつ、おんぶ状態の私は右手を肩に乗せたままたずねる。
「それで、さいとーさんがおぶってくれてたんですね…。ありがと…ござ……いま…。」
私の右手はそのまま前へと落ち肩からすべり落ちた。また、眠気がして…。そのまま取り込まれるように落ちていった。
*
お礼を言っていたのか言い終わる前に右手がすべり落ちて、また寝息を立て始めた。
しかも、顔が右肩にありこっちを向いている……。
先ほどまでは首の真後ろに顔を持ってこれたのだが、この状態では直すのは無理そうだ。
息が軽く首や髪の毛、顔にかかる。
こいつは、どれだけ寝るのが好きなんだ…。人生の半分を寝ているのではないかと断言できそうである。
「はぁ…。」
ため息を一つついて、部屋へと急いだ。
*
朝日と、小鳥のさえずりに目を覚ます。携帯を開いて時間を確認する。
まだ、七時じゃないか…。二度寝しようと布団に再度包まった時、障子をあける音がした。
そっと顔を出し顔を見ると…。
「あれ。藤堂さん…?………と、沖田さん。」
「”と”って、ひどいなー。気づいてなかったみたいじゃない。」
沖田さんの言葉に間髪いれずに私は。
「気づいていなかった。じゃなくて、気づきたくなかったですね…。」
ゆっくりと、起き上がると一つあくびをして立ち上がった。あ、パジャマに着替えるの忘れてた…。
「早くきがえねぇと、朝飯間にあわねぇぞ!!」
ぼーっと。している私に向かって肩を叩いて藤堂さんは笑いかけてくる。
「そうですか。では、後ろ向くなり外に出てください。」
「なんで?」
「藤堂さん?着替えるんですけど。」
一気に顔や耳までを赤くすると、沖田さんを引っ張っていって外へ出て行った。
「……?」
沖田さんは、その顔を見て楽しそうにそして、意地悪そうに笑っている。
まぁ、そんなのどうでもいいか。
「着替えよっかな…。」
指をパチンと弾き服についたしわを取った。この時代は、服を毎日変えなくても良いらしいから…。体を力を使いきれいな水で洗い流すと髪の毛をセットしだす。
「よし…!!完璧!」
ポニーテールだけでいいなんて、お洒落を気にする私達の時代とは違くて、これはこれで便利かもしれない。
鏡で再度チェックすると、端においておいた風呂敷に包まれた大きめの箱のようなものを手に持ち、障子を開けて声をかけた。
二人はいまだに言い合っていたが、私が声をかけるとすぐにやめて食事をする部屋へと連れて行ってくれた。
まぁ、昨日と同じ部屋らしいけど。私は昨日斎藤さんにおぶわれていたために、道を知らなかったのでよかった。
「それで、なんで二人が私を迎えに?」
「あぁ!それはな?これを返そうと思って…。」
そう言って取り出されたのは、携帯電話。
「あぁ。そういえば昨日藤堂さんたちいじって遊んでましたもんね!」
私は、それを返してもらうと携帯を開き何も変化していない事を確認する。携帯を閉じると、藤堂さんが何か考え込んでいるような顔をしている。
「どうしたんですか?」
「いやー。その…”藤堂さん”って呼ぶのやめてくれないか?あと、敬語も。」
その言葉に、きょとんとする。
「まぁ、平助の事を”藤堂さん”じゃなくて”平助”って呼んであげればいいんだよ。」
「そうなんですか?じゃあ、平助!でいい?」
「おう!」
笑ってくれたので、つられて笑うと二人ともそっぽを向いてしまった。
「…?どうかしました?」
「い、いや!なんでもねえよ!」
平助は、ハハハとぎこちなく笑いながら誤魔化している。
「ほらついたよ。」
追求しようと思ったのだが沖田さんの一言で、しょうがなく部屋に入った。
部屋には、まだ誰もいなかった。
そして、皿を見ると………。
「炭…。そっか、そっか。江戸時代には食事に炭が出るんだ!知らなかったなぁ。でも、私は炭はちょっと…。」
「いや、何処が炭なんだよ!!」
平助の顔は真剣そのもの。
「…いや、どっからどうみても炭じゃん。」
「そんなことないよね?琥珀ちゃん?」
沖田さんの顔は笑顔ながらも黒い。
なんだか、地雷を踏んでしまった感じなのかな?でも、何処をどお考えても”炭”である。
もともと、これはなんだったのか?原型すらとどめていない辺りがすごい。
すると、そこに白夜と黒夜そして、斎藤さんがやってきた。
「なぁ!一君!黒夜!白夜!琥珀、ひどいんだぜ!これを炭だって言うんだ!!」
「炭だろ。」
「炭じゃん。」
「炭にしか見えん。」
皿を手に持ってアピールもむなしく、無残に斎藤さん、黒夜、白夜の順番でばっさり切り捨てられていく。
「……それは、”なんだった”んだ?」
斎藤さんの質問に先ほどまで、傍観者だった沖田さんは
「玉子焼き…だよ?」
「炭の間違いでしょ?」
「琥珀ちゃん…切っちゃうよ?」
私は、言い返すと沖田さんは物騒な言葉を吐いているのだが、私は動じずに手に持っていた風呂敷をあけた。
大きい箱のようなものの正体は、お弁当箱(お重)である。
「玉子焼きは…確か…三段目に…。」
三つ目の箱を開けると玉子焼きが二十個ほどはいっていて、その隣にはおにぎりが並んでいる。
「これを、玉子焼きって言うんですよ?あ、因みに真ん中から右が甘い玉子焼きで、左が甘くない普通の玉子焼きですよ?……ってどうしたんですか?」
「うまそーーー!!」
その時、入ってきたほかの幹部の人も入ってきて私のお弁当を掻っ攫っていった…。
- Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.19 )
- 日時: 2010/11/25 20:36
- 名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)
テストが終わったので、更新しようと思います!!
ゆっくりのそのそ続けていこうと思います!
では、下からスタート☆
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