二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼 -月夜の空の下-
日時: 2010/10/23 13:34
名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)

薄桜鬼依存症のエレンです!!
新しく始めました!!

☆注意
・荒らしは駄目!禁止です!
・矛盾が生じる
・更新が亀以下。
・文というより、単語。
・オリキャラが出てきます。
・トリップ物語です。

グダグダな文で、グダグダ作者は駄目
薄桜鬼嫌い
という人は、バックホームしてください。

グダグダ文でもok!という心の広い方のみ、進んでください!!

☆オリジナルキャラクター☆
白百合 琥珀(シラユリ コハク)
L仕事では、百合。通常では琥珀。

時風 白夜(トキカゼ ビャクヤ)
L白夜こと時風白夜。黒夜とは双子(兄)名字があまり出てこないことには触れない。

時風 黒夜(トキカゼ コクヤ
L黒夜こと時風黒夜。白夜とは双子(弟)犬歯がトレードマーク。ツンデレ気味。名字については上参照。

随時更新…

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Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.10 )
日時: 2010/12/04 21:01
名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)

5「再会したらトラブルメーカーになっていた」

夜になり、新選組の屯所内も静かになってきた。
夕ご飯も終わったところで、幹部の皆さんはお茶を飲みながら、雑談をしていた。
そんな和やかな時間が流れていた時だった。土方さんが、明かりを消した。
「えっ!?」
「千鶴。こっちだ。」
原田さんの声と共に、引っ張られて体勢を崩す。なんとか立て直すと小声で、平助君が
「なんか、いる。敵かもしれない。心配すんなよっ、大丈夫だから。」
私は、その言葉に頷くことしかできなかった。
そして、暗闇に目が慣れてきたところで斎藤さんと土方さんが、障子を開けて幹部の皆さんが外へ出て行った。
「なっ!!」
そこには、無数の影のような物体が揺ら揺らと揺らめいていた。この世のものだとは思えないほどたくさんの何かが渦巻いているように見える。
その姿に、私は声を上げることもできなかった。
「話が通じる訳なさそうだな。」
「じゃあ、土方さん?切っちゃって良いですよね?」
沖田さんが土方さんの返答を待たずに切りかかっていく。沖田さんに続き、斎藤さん、土方さん原田さん…と切りかかっていく。
その影らしきものは、それを簡単そうによける。そして、斎藤さんの刀がその影をとらえて、切り裂いた。
「えっ!?」
その影は一刀両断されたはずなのに、切られた影が分裂してて元の形へとに戻って、増えてしまった。
「これじゃあ、きりがねえ!!」
原田さんは槍を使い攻撃しているみたいだけど、その穴もすぐに修復されてしまう。
「うわっ!!」
「平助君!!」
平助君が、影にやられたのか遠くから飛んできた。
攻撃しても駄目、これじゃあやられてしまう!!一体どうすれば!!
胸の前で手を握ると、桜の簪が手に当たった。
その瞬間。
「え……?」
そこから、桃色の光が天へと上っていく。
髪の毛が舞い上がり、下から上へと風が吹いているような感覚に陥る。
その時、私のほうへと影が迫ってきた。
「きゃあっ!!」
腕を顔の前へ向けた。
殺される!!
……ザッ……

……あれ?痛くない?
恐る恐る目を開けるとそこには…
「よかった、間に合った。」
可愛くて、美しい、女の人がいた。





ギリギリ間に合った。
「さて、と。」
彼女の手をとり、奥のほうへと引っ張っていく。
「ここで待ってて?話は後だから。絶対守ってあげる!!」
私はニッコリ笑うと戸惑う顔のままの彼女に背を向けて向き直った。
「てめえ!!誰だ!!」
黒く長い髪の毛の人が私に向けていっている。そんな言葉を無視して、空気中から大きな鎌を取り出す。
それに驚いたようだが、いちいち説明している余裕はない。
「話は後ですよ!!邪魔です!どいてください!!」
彼が戦っている、悪魂を目の前で切り裂く。
その影は、私が鎌にまとわせた青白い炎と共に燃えて跡形もなく消えた。
その人は、意外そうな顔をしていたが私はそれにかまわずすぐにバク宙をして距離をとった。その時、視界の隅に黒夜と白夜をとらえた。
「黒夜!!白夜!!おそい!!」
「百合が早いんだよ!!」
黒夜の嫌味に半ギレしつつ、動きにくい服装へと目を向ける。
「動きにくい。」
私はそう思うと、指をぱちりと鳴らして服装を切り替える。ひざ上の黒いワンピースにマントを羽織った魔女の格好…といっても。改造服なのだけれど。本当は、改造服だとカチューシャ型の帽子をつけるのだけれど面倒だったためにやめにした。
「百合…あのさ…。」
白夜の呆れた顔にスルーを心に決めた。
「黒夜!一気に肩をつけろ!!」
「はいよ!!」
「白夜はこっちに。」
鎌を空気中に消すと今度は、分厚い本。私専用の魔道書を取り出す。
「現れる炎は地獄の業火!!暴れろっ!!」
「ばっ!!早いんだよ!!」
黒夜の魔法を防ぐために、悪魂を真ん中に追い込んだのはいいのだけれど、まだ非難はしていない。
「白夜!防御は任せろ!」
「わかった!」
魔道書のページがぱらぱらとめくられ私の出したい魔法のページまでめくれると魔方陣が展開する。
「いでよ!」
黒夜の声が聞こえる。
「火の鳥(ファイヤーバード)!!」
火の鳥が空中を似三回旋回すると、地面に突っ込みそこらじゅうが火の海となる。
「なんだ!あれは!」
「鳥か?」
後ろのほうで、何か言っている。
「水の壁!!」
私は一瞬遅れて、高い波のような巨大な壁を作り出し、これ以上火が広がらないよう、新選組の人たちの方へと火がいかないようにと壁を作り出す。
「っ!!!」
さすが、火の鳥。持ちこたえられるかが、心配だったが魔力を高めて一気に炎の沈静へと推し進めた。
やがて、火は悪魂たちを焼き尽くした。それを見計らい、私は水の壁も消滅させた。
「はぁ…疲れた…。」
魔女の衣装から、この時代の男装へと切り替えると白夜と黒夜がこちらへやってきた。
「黒夜がこっちへ追っ払うから!!本当に面倒なことになっちゃって…。」
「俺が付いていながら…。」
白夜は、深く反省しているようだったが黒夜にはそのいろが見えない。あとで懲らしめたやる!!
「で。」
そんな事をおもっていた時後ろから声が聞こえた。
振り返ると、刀を構えた新選組の人たち。あ、これは完全に。
「俺たち、不審者なんじゃね?」
「助けたのにか?」
「まぁ、変だっただろうしな。俺たち。」
「特に、黒夜がな。」
黒夜と白夜はいいあいをしている。
「不審者って言うのもあってるけど……。」
もっと、ぴったりなのがある。それは……
「私達って……───


            





            




          トラブルメーカでしょ…?」

Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.11 )
日時: 2010/11/07 16:34
名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)

6「明るい琥珀色の目の中に」

屯所の中に通された私達は、思いっきり睨みをきかされていた。なんなんだ、この無言の圧力は!まさか、新種の技なのか!?
と、錯覚していた頃。
「お前らは、何者だ?」
と、そこのさっき助けた長い黒髪の人が。
「何者だって…知らない人に話しちゃいけないって、先生に言われました。」
悪意と脱力を隠さず無関心な目を向けて言う。
「おまっ!」
「ま、まぁ。トシ。普通自分から名乗るのが道理というものだろう?」
隣に座っている、曲げを結っている人にはなんだかんだで話が通じそうである。一般教養の範囲なのだろう。
「わたしの名前は、近藤勇。新選組の局長だ。で、そこの隣がトシで…。」
「あぁ、そこの人相が悪い……。」
黒夜はその言葉をいってしまい反感を買う。
「手前…!!!」
「黒夜!!あぁ…でも。言われてみれば…。」
「琥珀まで…。」
白夜に黙らされてしまった。これじゃあ、だっちがリーダーなのか。そんなこともありながら、自己紹介をしてもらった。
今度は、私達の番だ。
「先に言います。私達はこの時代のものではない。もっと未来から仕事で、きたんだ。」
驚きを隠せない新選組の人たちをよそに勝手に話を進める。
「私の名前は白百合琥珀。琥珀って呼んでください。年齢は…15の中学三年生。」
「中学…?」
原田さんからの、質問に対して私は
「そこは、突っ込まないでで下さい。」
と、苦笑いを浮かべながら言う。説明なんてものできない。言ったって理解できないと思うから。
「こっちは、時風白夜。で、こっちが時風黒夜。一応二人は15で双子です。」
私が自己紹介を進めると、いきなり黒夜の声が聞こえた。
「んー。」
「どうしたの?黒夜。」
「やっ、何回見ても人相悪いなっておも……。」
私は、最後まで言葉を聞かずに魔法を使って黒夜を外の池の上へと消した。
そして、次の瞬間。
ドッパーン…!!
「え…。」
障子を開けて、見ている沖田さんと斎藤さん。
「あぁ、気にしないで下さい。大丈夫ですよ。あ、でもあいつ泳げなかったっけ?」
「大丈夫ですよ。死んだら別に静かになるだけだし。」
「そうだね、白夜。話を戻しましょう。」
「いや、戻せるか!!」
藤堂さんからの鋭い突っ込みがはいったが
「スルーします。」
「するぅ?何だそれ。」
あえて、それに対してもスルーを心に決めた。その頃、ずぶぬれの黒夜が池から這い出してきた。
私は、それを見計らいパチリと指を鳴らすと風が黒夜の周りを渦巻いて乾燥させる。
「副長。話を。」
「あっ、あぁ。」
黒夜は自力で障子を開けると、疲れた表情を浮かべていた。
「それで、お前達の…」
「名前あるんですけど?聞いてました?」
皮肉たっぷりにいってやったので、またいっそう土方さんの眉間のしわが深くなっていく。
眉間のしわが取れなくなりますよ、といってやろうかと思ったが。これ以上ストレスをかけるのもかわいそうなのでこの辺でやめといてあげよう。
「俺たちの能力…つまり”魔法”についてでしょう?」
白夜は、土方さんの言いたい事を察したように切り出した。
「あぁ、そうだろうね。」
「じゃあ、眠いから俺からな。」
と、黒夜はあくび交じりにいう。
「俺の魔法は、基本的には風と火だ。治療術は多少しかできねえ。簡単な魔法なら何でもできるぞ。あとは、強力な技について呪文を短縮して呼び出す方法を使ってる。接近戦の法が結構得意だ、どっちでもできるがな。そんくらいでいいだろう。」
それじゃあ、寝る。
といって、黒夜は黒猫に変化して外へと出て行った。
「次は、俺だな。俺の能力は、水と氷あと地…つまりは黒夜とは真反対の能力だ。治療術は、少ししか分からない。応急手当くらいだ。術は、札による展開がが多い。接近戦も援護でもどちらも苦手ではない。それくらいだ。」
白夜は、私を見据えて早くしろ、といっているようだった。
いわれなくても、やるっての。
「私の魔法は、すべてです。大部分は聖と闇。真反対の能力、聖と闇は大きな攻撃力を持っている魔法で、だからその反動ですべての能力が使える…との事です。私は、先ほども見せた分厚い本に私の魔法の能力がすべて書いてあり、私の意識に連動して動いているので、それを使い魔法陣を展開しています。治療術は得意です。普通くらいの魔法なら余裕です。あとはー接近戦は…ってさっき見ましたよね?得意ですね。それくらいで良いですか?」
淡々と語り、表情を探る。
「そうそう!この本は武器になったりするんですよ。」
本を出現させて、いきなり銃、刀、大鎌、長刀…と色々変えてみせる。
「すげえ。っていうか、それどっからだしたんだ?それも、魔法ってやつなのか?」
藤堂さんの真剣と好奇心に満ち溢れた目をみると、まるでマジックをしている気分だ。種も仕掛けもないんだけど。
私は、本に戻すとそれを消してみせる。
「そうですね。簡単に言うと…これは魔法の力で目に見えないくらい…つまり分子に分解されて、私の周りを渦巻いているんですよ。だから、決して消えているという訳じゃないんですよ?分かります…?」
小首を傾げてたずねると、難しい顔のままの藤堂さんの顔が一向に変わらない。
「えーと…。他の人は、分かりました?」
「んー?なんとなくね。それより、琥珀ちゃんって、強いんでしょ?今度手合わせ…」
「総司。」
斎藤さんの、容赦ない突っ込み…いや、注意といったところだろうか?
まあ、沖田さんが”なんとなく”そう言ってくれたので、これ以上の説明をしないことにした。
和やかな雰囲気が流れていた頃。
「白百合君…白夜君も…黒夜君も…。」
近藤さんは、伏せていた顔を上げるとこちらをじっと見て、
「新選組に入隊しないか!?いや、してくれ!!!」
「はっ?」
「近藤さん、そりゃあないぜ。確かに強いかもしれないが、こいつらは…!!」
あぁ、意味分からない。もともと、私達はここに…。あれ、まて。
「あのー。私達この時代の人じゃないって言うのは説明しましたよね?で、ここには仕事できていると…それで、その仕事って言うのが───……。」
今夜は話が長くなりそうだ。
夜更かしは、好きではないので話を早く済ませなければならない。
面倒だと感じていると、白夜が一瞬だけ笑った気がした。目をやったら、すぐに元の顔に戻してしまったために、確認はできなかったが。絶対間違いないと思った。





俺たちの前に現れた、琥珀達。
琥珀。
少し赤みがかかったような金色のような長い髪の毛に、明るい琥珀色の瞳。
その少女の外見。発言。
そうとう、”いかれている”のだが。
その瞳の奥には、何か図りきれないものがあると俺の中の第六感が警鐘を鳴らしていた。
だが、逆に。俺は……







               ──────……それを知りたいと思った。

Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.12 )
日時: 2010/11/04 21:53
名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)

しばらく、中間テストのため。
更新がおそくなります!
すいません

時間を見つけてこようと思いますが。
保留を何回もするかもです…

すみません!
テストが終わったら、また来ます

Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.13 )
日時: 2010/11/07 13:38
名前: こと ◆2eHvEVJvT6 (ID: 5MxYhyVX)
参照: http://井上和彦様を愛し隊(隊員一人)

愛恋>
中間は終わったよ。
うちのとこでは。

Re: 薄桜鬼 -月夜の空の下- ( No.14 )
日時: 2010/11/07 16:09
名前: 愛恋 (ID: UDcUxrh6)

☆こと☆
きてくれてありがとう!
いいな!
中間テストはこれからだ!!うぜえ!!
学校爆発してなくなんないかな?
あっ、そういうことは起きない感じ?
ちょっ、マジ今回は受験にも影響しだすので頑張ります!エレン中2現在このままだと、高校に行くのに先生に怒られる!(いろんな意味で。)

今から、なぜか更新します。
↑でやばいとか一時ながらやっちゃいますww


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