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FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 コメント募集中
日時: 2013/04/05 18:58
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: NgMW1bGr)

クリック有難うございます。
こうして参照が増えていくのもこのスレッドを見てくれる皆様のおかげです。

【作者の自己紹介】
どうもヽ(^o^)丿
小説☆カキコに日々ハマりつつある雷人です。

僕は現在『FAIRY TAIL』に夢中です。
アニメでしか見てないので漫画の方はよく分かりませんが宜しくお願いします。

「他の漫画はどうした!?」と思う方も居ると思いますが、勿論の事ながら当然好きです。
ってな訳で改めましてこれから宜しくお願いします。

【新着情報】〜新着アリ!〜
・4/5「スレッド編集の更新致しました。また、参照が13900越えです。真に有難うございます。」

☆☆主な登場人物《Wikipedia参照》☆☆
——妖精の尻尾——
(オリキャラ等は三年の月日の歳を取っているが何故だかナツ達、原作登場人物は歳を取っていない。)

・ナツ・ドラグニル
性別「男」 魔法「火の滅竜魔法」
詳細「主人公。「火竜(サラマンダー)」の異名を持つ。年齢不詳で、右肩に赤の紋章がある。好きなものは火、嫌いなものは乗り物。
桜色の髪と鱗模様のマフラーが特徴の青年。幼い頃に火竜・イグニールに育てられた過去を持ち、マフラーはイグニールからの大切な贈り物である(そのため、常にマフラーを巻いている)。」

・ルーシィ・ハートフィリア
性別「女」 魔法「星霊魔法」
詳細「ヒロイン。17歳で、右手にピンクの紋章がある。好きなものは本・星霊、嫌いなものは父。
星霊魔導士で、鍵を使い異世界の星霊を呼び出すことができる。星霊を思いやる気持ちは強く、星霊王や敵が所持していた星霊の心にも影響を与えている。」

・ハッピー
性別「男」 魔法「翼(エーラ)」
詳細「6歳で、背中に紋章がある。好きなものは魚、嫌いなものは犬(プルーは平気)。身長は48.6cm。人間語を話す青猫。一人称は「オイラ」で、口癖は「あい」「あいさ」。」

・グレイ・フルバスター
性別「男」 魔法「氷の造形魔法」
詳細「18歳で、右胸に青の紋章がある。好きなものは面白い事、嫌いなものはナツ。
氷の造形魔導士で「妖精の尻尾」の中でも上位の実力者。また勘が鋭く、敵の思惑や、エルザの幼少の頃のトラウマから来る複雑な感情に誰よりも逸早く気づいたが、ジュビアに好意をもたれていることには気づいていない。」

・エルザ・スカーレット
性別「女」 魔法「騎士(ザ・ナイト)」
詳細「「妖精女王(ティターニア)」の異名を持つ(命名者は不明)。19歳で、左腕に青の紋章がある。好きなものは武具・鎧、嫌いなものは悪。好きな食べ物はチーズケーキとスフレ。
鎧は、全部で100種類以上装備しており本人も把握してないとのこと。「妖精の尻尾」の中でも数少ない、S級の仕事を請け負うことのできるS級魔導士。」

・ウェンディ・マーベル
性別「女」 魔法「天の滅竜魔法」
詳細「「天空の巫女」「天竜」の異名を持つ。12歳で、右腕に紋章がある。好きなものはシャルル、嫌いなものは梅干し。
元は「化猫の宿」の一員。幼い頃、グランディーネが消えたことで路頭に迷っていたところをジェラール(ミストガン)に助けられ、しばらく共に旅をした後「化猫の宿」に預けられた。」

・シャルル
性別「女」 魔法「翼(エーラ)」
詳細「6歳。好きなものはダージリンティー、嫌いなものはオスネコ。
ハッピーと同じく人間語が喋れるメスの白い猫。ウェンディがタマゴから孵し、共に「化猫の宿」に所属していた。勝気な性格。」

——オリキャラ——

・ライク・デスティニー
性別「男」 魔法「雷の滅竜魔法、覚醒滅竜魔法【雷】」
詳細「異名〝黒夜叉〟と呼ばれる元ギルド潰し。現在は〝妖精の尻尾〟の代表的チーム(ナツ等)の一員。年齢は18歳→21歳。両親を共に事故と病で亡くし、その後に雷竜と出逢った。ギルド潰しを職に就けて居た事も有り、ギルドの事については色々と知って居る。」

・シェルト
性別「男」 魔法「武器変形魔法&翼(エーラ)」
詳細「ギルド潰しで知り合ったライクと同行を共にする猫。年齢は6歳→9歳。黄色い毛並みで頭脳派な猫。ただ、武器へ変形して戦いをこなす事も得意。」

◆******ストーリー******◆

第146話「終焉の戦」>>274
第147話「政府のギルド〝天空の四皇神〟」>>279
第148話「百年の激震王」>>289
第149話「幻羅の雷帝《ディアブル・サンダラ》」>>295
第150話「深海の魚人族とシャーク族」>>296
第151話「魚人族の称号」>>304
第152話「竜刃のゼオンVS魚神のギラフ」
【前篇】>>317 【中篇】>>318 【後篇】>>319
第153話「死の部屋《デスルーム》」>>324
第154話「竜虎のガグVSグレイ&ウェンディ」>>325
第155話「勝負するは時間のみ」>>326
第156話「過去の恩人」>>327
第157話「雷竜の過去!!!暗闇と戦う一人の少年」
【前篇SP】>>328 【後篇SP】>>329
第158話「裏切りの恩人!!!絆の戦、始動!!!」>>334
第159話「魔力吸収の妖刀」>>340
第160話「仲間奪戦《デスマッチ》始動開始」>>341
第161話「豪炎は諸刃をも喰らう!!!解禁、新・滅竜奥義!!!」>>342
第162話「消滅する芸場《サーカス》」>>347
第163話「本当の真実」>>356
第164話「幻影物語、始動」>>361
第165話「〝凍結街〟に出現する青年」>>362
第166話「強大な諸刃は鬼へ天罰を喰わす」>>363
第167話「変身魔法を使う子犬」>>366
第168話「修行の地〝バルザーク〟に君臨する雷竜」>>368
第169話「傷の数だけ〝戦の証明〟になる」>>369
第170話「黒夜叉VS脱獄の死刑囚!!!伝説に勝つ魔導士」
【前篇】>>370 【後篇】>>371
第171話「物語の完結は三年後・・・・」>>372
第172話「彼等は三年ぶりに集結する」>>375
第173話「魔界計画と黒組織」
【前篇】>>376 【中篇】>>377 【後篇】>>381
第174話「突撃大作戦!!!我がギルドは己で護れ!!!」>>383
第175話「戦いの火蓋は幕を開ける!!!」>>384
第176話「六英雄」
【前篇】>>386 【後篇】>>387
第177話「CHANGE UP」>>388
第178話「激闘始動!!!妖精の魔導士VS四皇神」
【前篇】>>389 【中篇】>>390 【後篇】>>392
第179話「OPERATION TECHNICAL」>>393
第180話「死兵隊に潜む悪魔」>>394
第181話「青毒竜=猛毒竜」>>395
第182話「君臨する魔骨竜!!星霊に対立する黒き闇魔法」>>396
第183話「幕を閉じる銀火竜伝説」>>397
第184話「新世代の滅竜魔導士、再び」>>399
第185話「師匠と弟子」>>400
第186話「Last Reload」>>401
第187話「Happy Carry Gift」>>402
第188話「伝説に残る暗殺魔法と暗黒書」
【前篇】>>403 【中篇】>>404 【後篇】>>405
第189話「二人の夜叉と繋がり」>>407
第190話「バトルフィールド」>>409
第191話「Narcist Of Out」>>411
第192話「〝戦場を終わらせに来た〟」>>413
第193話「Best Partner」>>414
第194話「超絶黒滅竜魔法」>>421
第195話「Last Coliseum —限られた生命—」>>426
第196話「弱肉強食」>>427
第197話「〝判定王に感謝〟 —若者よ 人生をまだまだ生きろ—」>>431
第198話「帰還」>>432
第199話「SOLITUDE」>>440
第200話「心の守護神」>>441
第201話「最後の新世代!!強者を率いる前代未聞のギルド」>>446
第202話「恐るべき脅威!!狩猟の辰と一匹狼、波乱の事故」>>447
第203話「薔薇棘の大罠」>>448
第204話「佰王の称号を持つ男」>>452
第205話「フェアリー・ロック・フェスティバル」>>453
第206話「Rocking Happening」>>454
第207話「恐るべき脅威!!!元評議院の三大勢力、現る!!」>>455
第208話「戦陣を切る無数の部隊」>>467
第209話「宣戦布告!!!1対100」
【前篇】>>468 【中篇】>>469 【後篇】>>472
第210話「希望を忘れるな」>>473
第211話「〝破竜消滅天下〟発動!!!」
【前篇】>>474 【後篇】>>476
第212話「炎の造形魔法と鉄竜」>>487
第213話「勝てない相手」>>502
第214話「『レイン』」>>503
第215話「『イベルトン』」>>504
第216話「極限突破《オーバーメイク》」>>505

■■第十一章:悲しみの魔導士と雷電の竜!!!暗闇と戦う少年編■■
第146話「終焉の戦」>>274
第147話「政府のギルド〝天空の四皇神〟」>>279
第148話「百年の激震王」>>289
第149話「幻羅の雷帝《ディアブル・サンダラ》」>>295
第150話「深海の魚人族とシャーク族」>>296
第151話「魚人族の称号」>>304
第152話「竜刃のゼオンVS魚神のギラフ」
【前篇】>>317 【中篇】>>318 【後篇】>>319
第153話「死の部屋《デスルーム》」>>324
第154話「竜虎のガグVSグレイ&ウェンディ」>>325
第155話「勝負するは時間のみ」>>326
第156話「過去の恩人」>>327
第157話「雷竜の過去!!!暗闇と戦う一人の少年」
【前篇SP】>>328 【後篇SP】>>329

■■第十二章:覚醒する滅竜魔法!!!仲間奪戦は終戦を刻む紋章編■■
第158話「裏切りの恩人!!!絆の戦、始動!!!」>>334
第159話「魔力吸収の妖刀」>>340
第160話「仲間奪戦《デスマッチ》始動開始」>>341
第161話「豪炎は諸刃をも喰らう!!!解禁、新・滅竜奥義!!!」>>342
第162話「消滅する芸場《サーカス》」>>347
第163話「本当の真実」>>356

■■第十三章:幻影物語と三年の修行!!!完結は仲間の絆を試す時編■■
第164話「幻影物語、始動」>>361
第165話「〝凍結街〟に出現する青年」>>362
第166話「強大な諸刃は鬼へ天罰を喰わす」>>363
第167話「変身魔法を使う子犬」>>366
第168話「修行の地〝バルザーク〟に君臨する雷竜」>>368
第169話「傷の数だけ〝戦の証明〟になる」>>369
第170話「黒夜叉VS脱獄の死刑囚!!!伝説に勝つ魔導士」
【前篇】>>370 【後篇】>>371
第171話「物語の完結は三年後・・・・」>>372
第172話「彼等は三年ぶりに集結する」>>375
第173話「魔界計画と黒組織」
【前篇】>>376 【中篇】>>377 【後篇】>>381

■■第十四章:突撃と正義!!!消滅計画を打倒する妖精の英雄編■■
第174話「突撃大作戦!!!我がギルドは己で護れ!!!」>>383
第175話「戦いの火蓋は幕を開ける!!!」>>384
第176話「六英雄」
【前篇】>>386 【後篇】>>387
第177話「CHANGE UP」>>388
第178話「激闘始動!!!妖精の魔導士VS四皇神」
【前篇】>>389 【中篇】>>390 【後篇】>>392
第179話「OPERATION TECHNICAL」>>393
第180話「死兵隊に潜む悪魔」>>394
第181話「青毒竜=猛毒竜」>>395
第182話「君臨する魔骨竜!!星霊に対立する黒き闇魔法」>>396
第183話「幕を閉じる銀火竜伝説」>>397
第184話「新世代の滅竜魔導士、再び」>>399
第185話「師匠と弟子」>>400
第186話「Last Reload」>>401
第187話「Happy Carry Gift」>>402
第188話「伝説に残る暗殺魔法と暗黒書」
【前篇】>>403 【中篇】>>404 【後篇】>>405
第189話「二人の夜叉と繋がり」>>407
第190話「バトルフィールド」>>409
第191話「Narcist Of Out」>>411
第192話「〝戦場を終わらせに来た〟」>>413
第193話「Best Partner」>>414
第194話「超絶黒滅竜魔法」>>421

■■第十五章:生死に漂う死神のコロシアム決闘編■■
第195話「Last Coliseum —限られた生命—」>>426
第196話「弱肉強食」>>427
第197話「〝判定王に感謝〟 —若者よ 人生をまだまだ生きろ—」>>431
第198話「帰還」>>432

■■第十六章:新世代突入!!!最後の新世界で激闘する二つのギルド編■■
第199話「SOLITUDE」>>440
第200話「心の守護神」>>441
第201話「最後の新世代!!強者を率いる前代未聞のギルド」>>446
第202話「恐るべき脅威!!狩猟の辰と一匹狼、波乱の事故」>>447
第203話「薔薇棘の大罠」>>448
第204話「佰王の称号を持つ男」>>452

■■第十七章:FAIRY ROCK FESTIVAL編■■
第205話「フェアリー・ロック・フェスティバル」>>453
第206話「Rocking Happening」>>454

■■第十八章:全て集結!!!妖精の尻尾VS百万の部隊〝暗黒の神脅〟編■■
第207話「恐るべき脅威!!!元評議院の三大勢力、現る!!」>>455
第208話「戦陣を切る無数の部隊」>>467
第209話「宣戦布告!!!1対100」
【前篇】>>468 【中篇】>>469 【後篇】>>472
第210話「希望を忘れるな」>>473
第211話「〝破竜消滅天下〟発動!!!」
【前篇】>>474 【後篇】>>476
第212話「炎の造形魔法と鉄竜」>>487
第213話「勝てない相手」>>502
第214話「『レイン』」>>503
第215話「『イベルトン』」>>504
第216話「極限突破《オーバーメイク》」>>505

■■番外編SP:粉砕する王国!!黒龍決戦、妖精と海賊VSギルド海賊団編■■
第1話「激突する海賊団と最強チーム」>>358
第2話「無敵の氷結を斬り裂く三刀流」>>359
第3話「最強の女騎士VS黒足の海賊」>>360
第4話「火蓋散るマグノリア!!!大決戦は終幕戦へ」>>367
第5話「黒龍聖伝説!!!恋の炎は本気の炎!!」>>417
第6話「傷つけられた仲間」>>419
第7話「海軍VS四億の賞金首」>>420

■■番外編:妖精の尻尾VS夢魔の目編■■
第一話「進撃」>>488
第二話「狂乱戦」>>489
第三話「解散」>>499
第四話「末裔」>>500
第五話「曲芸」>>501

〜これまでの物語〜
【第一章〜第十章】
・各話リスト>>282
・長編リスト>>283


☆☆—魔法紹介—☆☆

*****№1〜№10*****

№1「雷の滅竜魔法」>>117
№2「武器変形魔法」>>118
№3「白嵐の滅竜魔法」>>125
№4「瞬間魔法」>>134
№5「銀火竜の滅竜魔法」>>154
№6「雷神の滅竜魔法」>>180
№7「死神の共鳴《ラシフィスト》」>>190
№8「砂嵐の舞双《ディアブルシャドー》」>>191
№9「迅風魔法〝迅速疾風〟」>>192
№10「星竜の滅竜魔法」>>193

*****№11〜№20*****

№11「透明幻覚魔法」>>202
№12「空間魔法」>>224
№13「地震魔法」>>225
№14「氷の滅竜魔法」>>226
№15「風の滅竜魔法」>>320
№16「漆黒の滅竜魔法」>>321
№17「掌撃魔法」>>333
№18「死の治癒魔法」>>355
№19「刀の滅竜魔法」>>357
№20「虚影魔法」>>382

*****№21〜№30*****

№21「反転魔法《リバース・マジック》」>>385
№22「嵐竜の滅竜魔法」>>391
№23「白黒魔法《モノクロマジック》」>>398
№24「黒竜の滅竜魔法」>>442
№25「時限魔法」>>477

★★—ギルド紹介—★★
【正規ギルド】
・妖精の尻尾(フェアリーテイル)>>37
・青い天馬(ブルーペガサス)>>38
・七星皇帝(セブンレイザー)>>39
・夜桜の騎士(レイキッド・ナイト)>>49

【闇ギルド】
・青獅子の侵略(シャオラン・ビィクリー)>>174
・黒神の三極龍(ヴェリオン・ヘルツ)>>378
・英雄の不死鳥(リバイブ・フェニックス)>>379
・聖夜の守護(ザギアス・クリムゾン)>>380
・天空の四皇神(ゴット・スカイラル)>>406
・武者の領域(ジャック・アルカディア)>>443
・暗黒の神脅(ブラック・リスター)>>460

■■番外編オリジナルキャラ■■
番外編「妖精の尻尾VS夢魔の目編」>>496

*****BEST THE FAIRY TAIL《キャラクターソング》*****
【ライク篇】
「稲妻のSoulBREAKER」>>166

***用語一覧表*** >>475

*****イメージソング*****
【オープニングテーマ】
第一弾(第一章〜第五章まで)「道」>>175
第二弾(第六章〜第九章まで)「BIRTH」>>206
第三弾(第十章)「曇天」>>207
第四弾(第十一章〜第十三章まで)「Message」>>350
第五弾(第十四章〜第十六章まで)「カウンターアイデンティティ」>>373
第六弾(第十七章〜)「千本桜」>>470

【エンディングテーマ】
第一弾(第一章〜第五章まで)「カッコ悪い I love you!」>>239
第二弾(第六章〜第九章まで)「クローバー」>>240
第三弾(第十章)「Graffiti」>>242
第四弾(第十一章〜第十三章まで)「パーリー!ハレルヤ!」>>351
第五弾(第十四章〜第十六章まで)「Birthday」>>374
第六弾(第十七章〜)「それでは、また明日」>>471

【番外編】
第一弾「英雄」>>449

《企画プロジェクト》現在:一周年企画

・オリキャラ投稿実施中!!【一時閉鎖】>>284にて
・イラスト募集中!!【一時閉鎖】>>330にて
・一周年企画開始【5月25日以降】>>352
・作者オリジナルイラスト個展 >>364 >>365

****投稿オリキャラの紹介****

【オリキャラ魔導士の一覧】
・エレス・ジュロメータ(白樫様にて)>>214
・ブルー・ルーシェ(ピアニッシモpp様にて)>>216
・ユウ・レクサー(エミル様にて)>>231
・エル=マリア(サリー様にて)>>248
【イラスト】>>335
・ショコラ・ガトー【以下省略】(ショコラ様にて)>>254
・カイ・レッドシャリー(マルタ様にて)>>258
・シェニエーラ・マクフォール(優雨様にて)>>270
・ルカ・オンディーヌ((・∀・)/ リン様にて)>>285
・シイナ=シャド(who様にて)>>293
・グレイア・ルネ・キルア(紅様にて)>>298

【ギルド一覧】
・夢魔の目(サキュバス・アイ) 白樫様にて
>>287-288

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104



Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 コメント募集中 ( No.510 )
日時: 2013/04/17 21:46
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: DrNTZV6Z)

〜第219話 斬られるままに〜

突然、ルーシィ達の目の前に助太刀として現れた『夜桜の騎士・第十番隊長』〝ゲンキ・レーム〟。鋭い瞳でキラーを睨み、彼の額は激怒で浮かぶ血管が無数に姿を現していた。

ゲンキ「夜桜の最強者である貴方とキッドさんが何で闇に手を貸してるんですか?権力を得る為ですか?金を得る為ですか?それとも、恩返しの為ですか?」
キラー「・・・・・・貴様には関係ない。」
シズク「キラーは既に闇魔導士として生きてるんですよ。例え貴方が呼び止めに来たとしても、既に手遅れなんです。」
ゲンキ「お譲ちゃんは黙ってくれませんか?僕はキラー先輩に話をしたくて来たんです。例え憎まれもうが殺されようがそれが僕の生き様ですから。」

ゲンキは手に持つ刀を鞘へ収め、そしてキラーの仮面に手を触れる。だが、キラーはそんなゲンキの手を払い避ける。

ゲンキ「キラー先輩は唯、過去から逃げてるだけなんですよ!その仮面で自分の生き場を狭くして!もっと広く考えろ、糞先輩!!!」
キラー「・・・・・・うるせェ!!!」
ゲンキ「ルーシィさん達は離れて下さい!この男を怒らせたら、幾ら困難なクエストを越えて来た貴方達でも死ぬだけです。」
レオ「僕は星霊さ。死ぬとか生きるとか、そんなのに囚われはしないよ。〝獅子王の輝き《レグルスインパクト》〟!!!」
ウェンディ「わ・・・私だって、援護位は出来ます!〝アームズ〟!!!」
ゲンキ「力が漲ってくる!」
ルーシィ「私も!開け、天蝎宮の扉〝スコーピオン〟!!」
スコーピオン「ウィーアー!!!」
ゲンキ「まさか二体同時開門が使えるとは...腕を上げましたね。・・・・・って事でアンタ等には〝絶望〟を味わってもらいます!!!」

ゲンキは服の中から拳銃を一丁取り出して、銃弾を放つ。

ゲンキ「この数年で銃は完全にマスターしたんだ!知らなかったろ、キラー先輩?」
キラー「〝陽炎《ギセイド》〟!」
ゲンキ「っ!?」
キラー「〝デクトコンポネット〟!!!」

キラーは指先の小刀を火の魔法を使って炎上させ、その小刀を次々とゲンキの体へ突き刺す。

キラー「〝麻痺《シードレット》〟!」
ゲンキ「次は何だ!?」
キラー「〝デクトコンポネット〟!!!」

次にキラーは指先の小刀を雷の魔法を使って電気を纏い、その小刀を次々とゲンキの体へ突き刺す。

キラー「〝有毒《デビル》〟!〝デクトコンポネット〟!!!」
ゲンキ「毒を帯びた刀......それが刺さりゃ、僕は死ぬね。」
キラー「終わりだ。」
スコーピオン「〝サンドバスター〟!!!」

キラーは小刀を光らせて、ゲンキの体を近づけるがその刀を全て外すかの様に横からスコーピオンの砂の塊が直撃する。

シズク「砂を使う星霊ですね、面白いです!〝水竜の咆哮〟!」
スコーピオン「おれっち、水との相性は悪いんだ。それから、今からはアクエリアスとデートだ。すまん、所有者《オーナー》!」

そう言うとスコーピオンは星霊界へと帰って行った。そして、一人取り残されたルーシィの前には水の竜巻が既に現れていた。

ウェンディ「〝天竜の咆哮〟_____!すみません、魔力切れです。」
ルーシィ「嘘でしょ!(駄目だ、もう次こそは当たる...!)」
ゲンキ「〝斬昇竜〟!!!」

ゲンキは脚を剣へと変えて、水の竜巻を中心から切り裂いた。切り裂いた反動で水の竜巻は広大な領域に雨を降らせた。

ゲンキ「地に腐れ、この〝屑ギルド〟が!!!」
キラー「っ!(何故だ、何故動いて居られる!この男、不死身か!)」
ゲンキ「これ以上、コイツ等傷付けるつもりなら一人《おれ》が相手をする!!」
ルーシィ「(激怒したら、流石のあの人でも口調がナツみたいになるんだ...)」
ゲンキ「飛天流奥義〝昇天ノ雷土〟!!!」

ゲンキは宙に舞い、腰の刀を手に取って一気にキラーの頭上から刀を振り落とす。そして、キラーの仮面は割れ、さらに刀を振り落とした衝撃でシズクの体は壁へと吹き飛んだ。

ゲンキ「もう二度と姿を見せるな、屑共が!!!」
シズク「は、はい!!!失礼します!」
ゲンキ「それからキラー先輩!・・・・・仮面が無いほうが良いと思いますよ。明るくて爽やかな貴方の顔、僕は好きですから。」
キラー「...............」
ゲンキ「それじゃ、ルーシィさんにウェンディさん。此処でお開きにしましょう。僕はギルドに戻るんで、また何かあったらそのカードを破いて下さい。」

そう言うとゲンキはルーシィとウェンディへ一枚ずつカードを託し、走って調理室を出て行った。

ウェンディ「やりましたね、ルーシィさん!急ぎましょう、ナツさん達の元へ。」
ルーシィ「うん!」

—————フロア9F〝労働部屋〟にて
其処にはフィオーレ王国から突如行方不明となった無数の人間が労働力〝プラグ〟として動かされていた。

プラグA「本当に残りの仕事を片付けたら出してもらえんだろ、このオンボロ屋敷から!」
メリー「安心しな。マスターには話付けてあるし、他の黒書人名の承諾も受けてる。だから早く終わらせてくれないとこっちの計画にも遅れが出ちまうんだよ!」
プラグB「だったら早く終わらせようぜ、こんな仕事!」

現在、プラグ達が行って居る仕事。これは〝暗黒の神脅〟が長年に計画を進める〝全面戦争〟の兵器作成である。残りは組み立てだけで此処まで来るのに約2年は掛かったと言う。

メリー「良いか?この機動兵器が上手く動きゃァ、アンタ等の命は助かるんだ。だけど、全然言う事を聞かなきゃ、アンタ等も纏めて死だ。自由が欲しいんだろ?だったらミス無く丁寧で素早く組み立てろ!!」
プラグC「はい!」
メリー「それから、其処にヒソヒソと隠れてる赤髪の女。アンタも新入りのプラグか?」

メリーは労働部屋の片隅の柱に身を潜める、赤く長い髪の女を示す。その女は全身に鎧を纏っていた。そして、メリーが問い質した時に姿を現した。

エルザ「何の罪も無い人々をこれ程苦しめて、貴様等だけは絶対に切り倒す!!換装—〝飛翔の鎧〟!!!」
メリー「アンタは何を理解してんだい、妖精女王《ティターニャ》?」
エルザ「何?」
メリー「プラグ共は全員が自ら手伝いたい、手を貸したいと言って来た輩共だ。私達はそれの言葉に嬉しく思ってね。代償に少し優しさを配っただけなんだよ。〝全面戦争が成功したら、コイツ等の命だけは助ける〟ってね!」
エルザ「脅して誘き寄せただけではないか!」
メリー「良いか!世の中は〝信じて進む〟事が大事なんだ!脅そうが誘おうが伸るか反るかは対象者の自由。コイツ等は自ら願った事なんだよ!」

メリーは手に日本刀の様に長く伸びた刀〝龍の逆刃〟を手にする。そして、切れ味の良いその刃でエルザへ攻撃を仕掛ける。
だが、その刀は通常の刀とは刃が逆でメリーの体に刃が向いていた。

エルザ「己の命を削る刀か。フン、面白い。受けて立とう、その戦い!」
メリー「先に忠告して置く。この刀を向けられた者は例えS級魔導士だろうと〝即死〟するほどの苦痛と痺れが全身を襲う。」
エルザ「ほぅ、実に興味深い話だ。換装—〝黒羽の鎧〟!」
メリー「防御態勢に変えた方が身の為だと思うよ、アタシは。攻撃重視の鎧だと確実に死ぬよ、アンタ!」

メリーは龍の逆刃の刃の向きをエルザの方へ変え、一気に斬りを入れる。黒羽の鎧には一瞬で皹が入り、黒羽の鎧が二つに割れた。

メリー「別名、血殺しの刀。この刀はそう呼ばれてる。アタシの言いたい事が分かるか?」
エルザ「(くっ!鎧で護られたはずなのに、全身の肉体が圧縮されるように痛い!)」
メリー「この刀は接触した血を毒化させ、全身の肉体を縮めこませる。血は循環するだろ?圧縮された肉体は筋肉痛よりもより激しい痛みを発生させる。」

『龍の逆刃』_____別名『血殺しの刀』。この刀は妖刀よりも暗殺に置いて、優れた能力を発揮する『大妖刀』。全身の血に毒を含め、循環した血の影響で全肉体が悲鳴を上げる様に圧縮化を起こす。これにより、立つ事も動く事すら出来ないまま斬られて殺されると言う。

メリー「暗殺専門の魔法武具〝暗器〟って知らない?アタシはその全ての暗器を所持する、〝暗器魔法〟を所有した魔導士。さてアンタの行方は地獄?それとも天国?」
エルザ「地獄へ行くのは...貴様...だ!」
メリー「未だ動くってか?」

エルザは直ちに天輪の鎧へ換装し、一本の剣を杖代わりに立とうとする。だが、流石のエルザでも体内に毒を含んで居る為に立っても攻撃を避ける事は出来なかった。

メリー「死にな!〝龍突『一武』〟!」
エルザ「っ!」

メリーはエルザの腹へ龍の逆刃を突き刺す。エルザの腹部からはポタポタと血が流れるが、しばらくして血の流れが止まった。突き刺した龍の逆刃の魔力《毒》で血が固体となり、循環する経路《血管》を塞いだのだ。

エルザ「(このままでは......確実に、死ぬ!)」

エルザは刺された腹を抑えて、うつ伏せに倒れる。

第220話へ続く

プラダ アウトレット ( No.511 )
日時: 2013/04/18 00:16
名前: プラダ アウトレット (ID: 4Xxn38pL)
参照: http://www.pradasoutletbags4u.com/

お世話になります。とても良い記事ですね。

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 コメント募集中 ( No.512 )
日時: 2013/04/18 19:11
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: DrNTZV6Z)

初めまして、プラダ アウトレットさん。
ご褒めのお言葉、有難うございます。
今後とも頑張っていくので、応援宜しくお願いします。

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 コメント募集中 ( No.513 )
日時: 2013/04/19 17:56
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: DrNTZV6Z)

〜第220話 信念を貫く象徴の鎧〜

血の循環は流れが切れ、全身の鎧がボロボロになっているエルザは現在完全に倒れていた。後数分もすれば、心臓が完全に停止して尊い命が一つ消えてしまうのだ。

メリー「蘇生魔法も直ぐ効く治癒魔法も現在の魔法界には存在しない。だからアンタの命はもう消えてんだよ!」

メリーは倒れるエルザの顔を蹴り飛ばし、エルザは背中を壁にぶつける。そして、エルザに纏わる全身の鎧が魔力切れで途切れ、ボロボロの服のみとなってしまった。

エルザ「.........ジェラール______」
メリー「あぁ?何だ、彼氏の名前か?んぁ?」
エルザ「助けて_____ゲホッ!」
メリー「いい加減に死ねよ!〝龍突『大炎幕』〟!!!」

メリーは地面に素早く龍の逆刃を擦り、摩擦で火を刃へと付けるとエルザの背中へと思いっ切り突き刺しかける。
すると、突然何者かが走って飛び込んで来てエルザを抱える。その姿は、ナツであった。

ナツ「大丈夫か、エルザ。」
エルザ「ナ・・・・ツ。」
ナツ「何だ、全然ピンピンしてんじゃねェか!」
エルザ「......何処がだ、ナツ___。」

エルザは小さい声でナツへ怒るがナツは何も気にせずにエルザを腰掛ける。そして、メリーの方を向かって額へ血管を浮かばせる。

ナツ「同じギルドの仲間を傷付けられて、黙ってる野郎は〝妖精の尻尾《フェアリーテイル》〟には誰もいねェって事覚えてろ!!!」
メリー「何だ、さっき名前を言ってた彼氏か?」
ナツ「〝火竜の鉄拳〟!!!」

ナツはいつも以上に豪快な炎を手に纏わせて、メリーの暗器である〝龍の逆刃〟へ殴り掛かる。だが、メリーはそれを盾にナツの拳に切り傷を付ける。

メリー「知能って物が無いのか、妖精共は!」
ナツ「お前馬鹿か?知能があるからこそ、仲間を護る意識が持てる!知能があるからこそ、必死で仲間の為に頑張れるんだろーが!!!」

ナツは傷付いた右手の拳を下げて息を少し荒くするが何も変わりは無かった。
そう。毒は強い、強い炎で抹消された為だ。切り傷から毒が入ろうとするが、手に纏う炎がその毒を抹消する為に何ら影響は無いので有る。

ナツ「見てみろ。それが俺達、妖精の尻尾の絆の力だ!!!」
メリー「はっ!」
ナツ「ぶっ飛べ!〝火竜の咆哮〟!!!」

ナツは膨大な範囲へ炎を一気に口から吹いた。そして、炎が消えると黒く染まった煙が全域へと舞う。
だが......煙の向こうには巨大な盾を手にしたメリーの姿があった。

メリー「鋼鉄壁の盾〝王殺の盾〟だ!!!例えどんな魔力でも無力に等しい程の攻撃へと変わってしまう様な盾だ。」
ナツ「んな!」
メリー「これで止めだ。・・・・・進撃の剣〝撃乱刀〟!!!」

メリーは両手に全長2m程の刀を持ち、クナイを持つ様に構えてナツへ飛びかかる。すると、撃乱刀は刃に青い魔力を纏って炎上する。

メリー「〝フリーズライザー〟!!!」
ナツ「どんな炎でも食い切る!」

ナツは撃乱刀の炎を食らう。すると、全身に激痛が走る様に目を光らせ、口から煙を吹いて倒れた。
あの青い魔力。その正体は〝炎の氷〟である。自在に姿、形を変えれる特殊な氷で全形は魔力その物。
姿を変えれる為にナツが食すと同時に口の中でドライアイス以上に冷たい氷へと変わったのだ。

ナツ「口がァァっ!!!口の中が......イテェ!!!」
エルザ「安静に・・・しろ。」
メリー「残念だったな!早く死にな!〝フリーズボルト〟!!!」

メリーは両手に持つ撃乱刀に雷の様にビリビリとなる氷を纏わせて、ナツの腹へ刺そうとした。すると、メリーの横から大海原をも波立たせる程の風が発生した。

エルザ「いい加減にしろ!!!」
メリー「っ!!!何故だ!何故生きて居る!普通だったら死んでるはずだぞ?」
エルザ「ナツの御陰で目が覚めた。礼を言う、ナツ。」
メリー「はァ?コイツの御陰だ?」

メリーは右手に持つ撃乱刀でナツを示す。エルザの全身にはゴォォォと呻く威圧が表れ出ていた。

エルザ「信念を貫く象徴の鎧、〝覇王の鎧〟!!!」
メリー「あぁ?」

エルザは全身に黒く輝きを持つ鎧を纏わせ、手には牙をモチーフとした様な薙刀が構えられていた。さらに腰には刀が収められていた。

エルザ「鋭い刃は空間をも切り裂き、頑丈な鎧は神の怒りをも受け止める。王の資質を受け継ぎ、その威圧は周囲の魔導士を跪かせる最強の鎧。裁きを喰らえ、暗器魔導士!!!」
メリー「ひぃっ!!!」

エルザは牙の様な薙刀に黒い光を纏わせて、一気に薙ぎ放つ。その威力は空気を裂いて、メリーを瞬時に吹き飛ばした。さらにメリーの目の前へ一瞬で動き、エルザは倒れるメリーの顔面の横に薙刀を突き刺す。

エルザ「.........失せろ!!!」
メリー「ひぃぃっっ!!!ご、ごめんなさい!!!」

メリーは素早い逃げ足でその場から立ち去り、ギルドから去って行った。その後、エルザは鎧を解放すると同時に意識を無くす。魔力の使い過ぎである。

ナツ「だけど、サンキューな、エルザ!お疲れ様!」

ナツは自分の服を腰に巻き、両手に炎を纏ってぶつけ合わせる。

ナツ「絶対にブッ飛ばして後悔させてやる、糞野郎!!!」
マカロフ「まぁ、落ち着け、ナツ。」
ナツ「じっちゃん!」

入り口からは背の後ろで手を組むマカロフの姿があった。怪訝そうな顔をするナツにマカロフは一言声を掛ける。

マカロフ「敵は未だ無数に居る筈じゃ。例え此処の雑魚を相手にしたとしても魔力が尽きるのは時間の問題。助っ人が居る、来い。」

マカロフに呼ばれて現れたのはカウボーイの様な姿をしたアルザックであった。その手には拳銃が構えられており、後ろには馬を連れていた。

アルザック「愛馬の〝ポニー〟だ。少し前に親と逸れた子馬だけど、スピードだけはどの馬にも負けない。ポニーに乗って、カイジの元へ急ごう。」
ナツ「お、おう!」
マカロフ「多分、現状ではナツだけが頼りじゃ。その為にアルザックが基本、カイジの元までは戦ってくれる。それまでに今の戦いの傷を癒す事じゃ。」
ナツ「あぁ。」
アルザック「それじゃあ、乗って!飛ばすからしっかり捕まってて!!!行け、ポニー!!!」
ポニー「ヒヒィィッッ!!!!」

ナツはアルザックの愛馬であるポニーに乗り、アルザックはナツが乗ったのを確認するとポニーを走らせた。そして、右手にポニーに合図を送る縄を持ち、左手に拳銃を構える。

部下魔導士1「んだ...?」
部下魔導士2「あれって馬じゃねぇか?俺等のギルドに馬なんていねェよな?」
部下魔導士1「って事は妖精ん所のペットか!!!」
アルザック「ポニーへ攻撃はさせない!〝稲妻弾《サンダーショット》〟!!!」

アルザックは部下魔導士達が集う中心部に落雷を放つ弾丸を撃った。すると、部下魔導士達は落雷に打たれて倒れる。

アルザック「ポニー、全速力だ!」
ポニー「ヒヒィィッッ!!!!」

ポニーはアルザックの指示通り、とても速い動きで走った。

第221話へ続く

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 コメント募集中 ( No.514 )
日時: 2013/04/20 22:11
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: DrNTZV6Z)

〜第221話 大騒動!動き出す評議院と揺らぐ世界〜

器用に階段を登るポニーだったが、流石に数発の銃弾や斬撃を浴びた為に体力も限界で底を尽いた。現在はフロア11F。残るは一つ階段を登るだけだが、カイジに近い為か部下魔導士がゾロゾロと現れ出る。
幾ら魔力の数値が格別な滅竜魔導士のナツでも千人以上を相手には勝ち目が無かった。グレイやエルザ、ルーシィやウェンディなど頼りの魔導士は既に力に限界を感じて居り、意地でも突破してカイジを倒さねばならなかった。

ナツ「其処を退けェェっ!!!火竜の鉄拳!!!」
部下魔導士1「意地でもカイジさんに近づけさせるな!!!」
部下魔導士2「〝星斬り《スターブレード》〟!!!」

部下魔導士達は各々の魔法や魔法具でナツと対等にやり合うがナツの勇ましく、灼熱の炎には流石に勝てずカイジに出逢ったとしても魔力を減らす事を作戦としていた。

部下魔導士3「全滅だけは避けろ!!!」
ナツ「うっせェー!!!」

ナツは一人の部下魔導士の頬を思いっ切り殴り、吹き飛ばす。そして、走り続けた。

ナツ「(やべェ!......足が持たねェ!!)」
部下魔導士4「死ねェェっ!!!」

一人の部下魔導士がナツの首元へ剣を当てようとするが、その真横から一本の鎖がその部下を吹き飛ばす。

神威「......お前等じゃ相手にもされねェ。失せろ。」
部下魔導士1「か、神威さん!お疲れ様です!」
神威「滅竜魔導士の特徴は自分と同じ属性の魔法を食う事。ソイツが火竜《サラマンダー》にその魔法を当ててたら、火竜は一気にテメェ等を殺しただろうな。」
部下魔導士4「すいません......ゲホッ。」
ナツ「魔獣野郎!!!」
神威「久しぶりだな。カイジに殺されて死んだと思ってたが、未だ息が有る様だな。」

神威は鎖を腰に巻き付けて、指に嵌める銀色の指輪を拭く。そして、魔法陣を現させた。
其処からは全身を赤い毛で覆い、斧の様な巨大な尻尾を持つ魔獣が現れた。

神威「炎神獣〝エニグマ〟だ。凶暴で俺の所持する魔獣の中ではかなりのパワーを誇る。」
ナツ「炎神獣っつー事は火属性の魔法を使う魔獣か。喰らえ!〝火竜の煌炎〟!!」

ナツはエニグマへ巨大な炎の球を投げつけるが、エニグマは尻尾でその球を薙ぎ払い口へと蓄えた。そして、口から強大な炎の竜巻を吹いた。
ナツは食べようとするが、滅神魔法の〝炎神〟の炎以上に熱い炎だった為に口内を火傷する。

神威「世界全ての炎を制御、支配する炎の神がエニグマだ。コイツが世界中の炎を支配出来るんだ、お前の火ぐらい容易く魔力へと変えちまう。」
ナツ「ザンクロウと同レベルの獣って事か。・・・・・やべェな。」
神威「魔獣の餌か、世界の栄養となるか。好きに選べ。」
ナツ「魔獣の餌だ?世界の栄養だ?・・・・・俺はどっちにもならねェ。!!!〝モード・雷炎竜〟!!!〝雷炎竜の撃鉄〟!!!」

ナツはエニグマへ多数の乱打を放った後に炎と雷を纏った拳で強烈な一撃を放つ。

ナツ「幾ら炎でも雷が混ざってちゃ、攻撃を避ける事は出来ねぇ!!!」
神威「雷と炎の一体化か。面白い魔法だな。・・・・・こうなりゃ、俺自身が相手してやるよ、テメェの!!!」

ナツに強烈な魔法を浴びせられたエニグマはそのまま魔獣界へ戻り、体の傷を癒した。そして、神威は自身が戦うと決意して右手から数本の鎖を生み出した。

神威「〝チェインメイク—大鷹《イーグル》〟!!!」
ナツ「グレイと同じ造形魔導士!」

神威は右手から生み出した鎖を結び付かせて、大きな鷹を造り、ナツへ向かって攻撃をした。ナツは火を吹くが、鎖は一向に溶けようとしない。

神威「絶対に溶けない鉄鎖。それが鎖の造形魔法の特徴だ。〝チェインメイク—槍騎兵《ランス》〟!!!」
ナツ「この野郎っっ!!!」

ナツは殴り掛かりに神威へと走り向かうが鎖の槍に足元を刺され、身動きを封じられた。

ナツ「危ねェ...」
神威「そろそろ_______死ぬか?」
ナツ「あぁ?言っただろ。俺はどうにもならねェ!生きて、生きてお前等吹き飛ばしてギルドへ帰る!!!」
神威「そんな傷だらけの体で例え俺を超えても、カイジは超えれねぇだろ。」
ナツ「ゴチャゴチャうるせェ!!!滅竜奥義〝紅蓮火竜拳〟!!!」

ナツは火竜の鉄拳を空間へと連続で放ち、炎の拳を連続で叩きこむ。

神威「何処狙ってんだよ、火竜。ついに頭がイカれちまったか?」
ナツ「何処って、決まってんだろ。お前だ!!!」

ナツは連続で殴る事を止めると口から炎を思いっきり吹いた。すると、突然神威の体に殴られた様な凹みが現れ、白目を向く。

神威「空間を思いっきり殴って、その反動を俺へぶつけた訳か。しかも必ず当たると信じて、こんな炎まで吹きやがって!!」

神威は体の凹みが現れなくなると吹き飛び、さらにナツが先ほど放った炎のブレスが全身を燃えつかせる。

ナツ「妖精の尻尾、嘗めんなよ!!」
部下魔導士5「か・・・神威さんがやられたァァっっ!!!これ以上、この男を阻止してても殺されるだけだ!!」
部下魔導士6「と、通せ!!!この男をカイジさんの元まで通せ!もう後はカイジさんに任せるんだ!!!俺等じゃどうにもならねェ!!!」
ナツ「何か知らねぇけど、通って良いんだな!」
部下魔導士7「勿論ですともっっ!!!」

部下魔導士達はナツをカイジの元まで通して、見張りを続けたと言う。
時同じくして、評議会会場〝ERA〟。

ラハール「では、これで本日の評議会会議を終了とさせてもらいます。失礼します。」
ヤジマ「待たんか、ラハール君。・・・・・ちょいと失礼するぞ。」

ヤジマは並ぶ他の評議員の前を通るとラハールの元まで駆け付け、耳元でゴソゴソと話す。

ラハール「何ですと!!!」
ヤジマ「全て真実じゃ。このアースランドが崩壊するのも時間の問題。君ならどうする、ラハール君?」
ドランバルト「何の話だ、ラハール?」
ラハール「すまないがドランバルトは少し黙って居てくれ。・・・・・ヤジマさん、僕でしたら多分、町の守護をするでしょう。」
ヤジマ「ラハール君ならそう答えると思った。・・・・・数少ない評議員じゃが、連れて行け!主等は町の守護の手配へ回るのじゃ!」
オーグ「何事じゃ、ヤジマ!」
ヤジマ「・・・・・・・もしかすると、アースランドが〝壊滅〟するやもしれん。現在、耳にして居る情報はそれだけじゃ。」
オーグ「何じゃと!!!・・・・・評議員の数名は壊滅情報について探り出すのじゃ!直ちに動け!!

オーグは周りの評議員達にそう命令すると、険しい顔をする。

オーグ「何が起きて居る、このアースランドで!」
評議員1「オーグさん、関連するかもしれない情報を通信魔法より感知しました。・・・・・通信協会によれば、闇ギルドの一つ〝暗黒の神脅〟と正規ギルド〝妖精の尻尾〟が何らかの因縁で戦争を起こして居るようです!!」
オーグ「妖精の尻尾に暗黒の神脅じゃと!!!!」
ヤジマ「(何をして居るんじゃ、マー坊のギルドは!)」
オーグ「その他には何か分からんのか!」
評議員2「現在、妖精の尻尾のナツ・ドラグニルと暗黒の神脅二代目マスターのカイジ・アクエリオンが激闘をしようとしている模様です!阻止に行かないんですか!」
ヤジマ「・・・・・・本当に世界が壊滅し掛けたら、対超絶破壊魔法〝ルーツ〟を放つ!」
オーグ「正気か、ヤジマ!」
ラハール「確かにヤジマさんの阻止したい気持ちも分かります!ですが、それでは被害が広がる一方です!ルーツは・・・ルーツは〝悪魔の兵器〟に過ぎないんですよ!!!」

対超絶破壊魔法〝ルーツ〟。その破壊力は絶大で海全域に爆破を及ぼす程の爆破を放つ。また、発動するには一億もの数値の魔力と狙撃の腕前が必要で別名〝悪魔の兵器〟などとも恐れられている。
また、ルーツを発動するにはもう一つの条件が握られている。それは世界政府の許可書と許可印。

ドランバルト「だけど、戦争の舞台にルーツを撃ち込む訳なんだろ?そうしたら妖精の尻尾の魔導士達も死ぬんじゃねェのか?」
ヤジマ「あぁ。じゃが、彼等の根性と生き様に懸けて見るしか無いのじゃ。これは世界を揺るがす大事件なのじゃぞ!!!」
オーグ「分かった、ヤジマ。・・・・・世界政府へ許可を頂戴しよう。直ちに許可を貰い、魔水晶で一億をもの魔力を集めるのじゃ!」
全評議員「はっ!」

第222話へ続く


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