二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活
- 日時: 2011/04/04 13:23
- 名前: 愛恋 (ID: FUiCL6BA)
はじめまして、おはようございます、こんにちは、こんばんわ。
どれかは、分かりませんがクリックありがとうございます。
こちらは、いろいろあって立て直したスレです。
キャラだけをいかしてますので、設定とかはチョコチョコ前スレとは変わっています。
この小説は、とにかくテンション高めのギャグ八割残りは……
考えてません☆(待て←
そんな感じですが、超駄作者の駄文を温かく見守りながら読んでください。
【注意】
・更新不定期
・荒らしさんお断り
・作者嫌い、薄桜鬼嫌い、駄文無理というかたバックホーム
・マナーは守ってください
・不良気味な子達が出てきたりします(喧嘩しちゃったりするかもです)
・言葉が荒れてたりするかもです
以上を守ってくださればOK!ですタメは言ってくださればOK!です。
では、よろしくお願いします。
- Re: 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活 ( No.11 )
- 日時: 2011/06/26 11:40
- 名前: 愛恋 (ID: A53dvSWh)
6
【異変と薔薇色】
退屈だ。
そう考えながら、窓の外の景色を仰ぐ。
指先では、ペン回しを永遠とやっている。
本日は雲ひとつ無い日本晴れ。
……といったら、聞こえはいいものの。太陽の日差しを遮るものは何一つ無く。降り注ぐ太陽光は教室内にいても、好ましくない。
無駄だと分かりつつ、そばにあるカーテンを閉めてみる。
日差しは遮られるものの、温度の変化は無く。ただただ、苛立ちがこみ上げてくるばかりだ。
今の時間は、三時間目。
科目は、英語。
先生は、黒板にいろいろと書いておりノートに書き写せとでも言っているのだろうが、あいにくそんな事をしなくても頭に入ってくるから、問題は無い。
隣の、黒夜、琥珀のクラスは数学の時間だろうか?
そう頭の隅で考えながら、カーテンの隙間から生じる外の景色を再度除き見る。
ふと、視線を上げると。
屋上に、琥珀色の髪の毛。高めの位置でのポニーテール。の女子生徒が目に入る。
「!!」
は?
俺は、心の中でそれを繰り返す。
あの、女子生徒が琥珀である事を判断するには時間がかからないのだが。
あいつが、何故あそこに居るのかが見当が付かない。
黒板の上の時計を見てみると残り時間あと十分。
途中で授業を放棄する訳にも行かないので、外をちらちらと見ながら、授業を聞き続けることにした。
四時間目の授業終了のチャイムが鳴る。
結局、三時間目と四時間目のあいだの休み時間は、女子生徒に阻まれ動くことが不可能になったのである。
鞄から2つ弁当箱を取り出すと、隣のクラスへ行った。
黒夜は、机に突っ伏して爆睡中。
ため息をつきながら、予想していた光景への一番よい対処方法を行うことにした。簡単に言えば、脳天にチョップを食らわせるというだけの、いたってシンプルな作戦だ。
すっと、右手を上げるとそのまま垂直に振り下ろす。
ズゴッ。
変な音がして、黒夜は不機嫌な顔を上げた。
「おまっ……。」
「琥珀が変だ。」
黒夜が何か言おうとしていたが、それさえも許さない姿勢で用件を完結に伝える。
その言葉で、何らかの意図がつかめたらしく立ち上がると一緒に走り出した。
…………そういえば、今琥珀は何処へ居るのだろうか。
そして……俺たちは何処へ向かっているのだろうか……。
「まさか、まだ屋上になんて……いるわけ……」
ない。
と続けようとして、言葉が止まる。
「何時間そこにいんだよ、琥珀。」
と、黒夜は呆れ半分で琥珀を小突く。
すると、ボロボロと岩が崩れるように琥珀が崩れた気がした。最近、目を酷使していたから目の錯覚だろう。きっと。
「で、何してんたんだよ。ここで。」
俺は気を取り直して、事情聴取を試みる。勿論、弁当食べながら。
「あのねー。カクカクシカジカで。」
「いや、わけわかんねぇよ。」
二人で、同時突っ込み。双子というのは厄介だ。
「えー!こういうので伝わるって言うのがセオリーでしょ!?」
「マンガでな。」
鋭い突っ込みに、むぅ、と頬を膨らましつつ不機嫌そうに目線をそらしてから、話し始めた。
「で、風間……千景がー。いた。」
「へー。」
「そんだけか。」
「ちょ!!リアクション薄くない!?なんで!?意味わかんないんだけど!!!!あいつのせいで、私の薔薇色高校生活崩壊!!!」
こいつは、馬鹿か。
いや、いまさら確かめる必要も無かったような気がしなくも無いが。そこはさておき。
「いやー。だってよ。」
黒夜は、頭をかきながら言葉を捜している。
「入学式で見たからな、知ってるし。」
俺と黒夜が異口同音の言葉を発して数秒後に琥珀は、再度フリーズ状態に陥った。
- Re: 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活 ( No.12 )
- 日時: 2011/06/21 15:45
- 名前: まろんけーき (ID: ZoVg1Y7C)
面白いです!!
…あ、いきなりスミマセンm(_ _)m
まろんけーきと申します♫
すんごい面白いです!!(二度目w)
更新頑張ってください!!
p,s
厚かましいようですみませんが、「風間」って、たしか、
「千景」だったと…。
- Re: 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活 ( No.13 )
- 日時: 2011/06/26 11:42
- 名前: 愛恋 (ID: A53dvSWh)
マロンケーキ様!!
コメントありがとうございます!
風間の名前直しておきましたww
面白いですか!?
そう言ってくださると、嬉しいですww
これから、頑張って更新します♪
これからも見てくださると嬉しいです!!
本当に、コメントありがとうございました!
- Re: 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活 ( No.14 )
- 日時: 2011/06/26 12:36
- 名前: 愛恋 (ID: A53dvSWh)
7【レモンキャンディ】
帰り道。
黒夜と白夜に言われた事を再度思い出してみる。
────いいか?
風間千景は、この学校の生徒会長なんだよ。
それで、その周りに居た不知火と天霧ってのもあいつの側近みたいな奴だよ。
そいつらとは、ここ。薄桜学園であったらしい。それで、意気投合したみたいだ。因みに、留年中。理由は不明。
つーまりだ!琥珀。
あいつは、生徒の中でもトップ。そして、いまだに不良を続けていて、側近まで増やしたって訳だ。
あいつと、今やりあうのはやめといたほうがいいだろうな。
「…………。」
全然、納得いかないし。
あいつ、仲間って作らないんじゃないの?
だってあんなに…………。
時はさかのぼり、私が中学二年生のとき。
私が、中学の不良を纏め上げて半年が過ぎた頃。あれは、秋から冬に変わりかけていた頃だった。
私は、いつものように自宅への道を帰っていた。
その頃は、バリバリ不良をやっていた時期もあって、目つきも幾分か今より悪かった。
ふと横を見ると、夜の公園で柄の悪い男達が円を作って囲っている。
足を止めて、光景を見ていると。
何度か言葉を交わした後。
「なめた口、聞いてんじゃねえぞ。」
その言葉を合図に、そいつ等はケンカを始めてしまった。
多分、一人をよってたかってやり始めたのだ。いわば、リンチだ。
止めに入ろうかとも思ったのだが、リンチをされている奴のほうがなぜか強く、そいつはたった一人で、その場に立っていた。
何故だか、拍手を送ってやりたい気にもなったのだが。
そいつは、鼻で笑ったかと思うと殴った相手を見下ろし、服に付いた砂を払うと、背を向けて歩き出してしまった。
足を若干引きずっているようだが、帰るのに不便はしないだろう。
その時だった。
「うっ……くそっ……!」
殴られた奴の一人が、ゆっくりと起き上がりポケットに手を突っ込みカチカチカチ……と光るものを手にあいつへと走り出したのだ。
直感的に、あれはカッターだと思った。
あいつはまだそのことに気が付いていない。
「ちっ……!」
こんな事になるんだったら、もっと早くにとめに入ればよかった。
いまさら後悔しても遅いか、と自分を自虐しながら走り出した。
「うぉおおおおおおお!!!」
男は、そいつの背後まで迫ったかと思うと声を上げる。
そこでようやく気が付いたそいつは、振り返るが回避が間に合わない。
「んのっ、野郎!!!!」
寸でのところで、二人の間に割り込んで振り上げた男の腕を両手で掴むと、そのまま背負い投げをして、叩きつける。
どぉん…………
と、低い音がして男は今度こそ気絶した。
「ったく、刃物持ってけんかしてんじゃねぇ。童(わっぱ)がよ。」
悪態を一つついて、助けたほうの男に振り返ったところでいきなり、パンチが飛んできた。
「うぉっっ!」
直前でいなして、そのまま腹に左ストレートを入れてしまった。
命の恩人に、なんという仕打ち。
恩をあだで返すとは正にこの事。
ひざから、がくっと崩れ落ちて倒れる男を見ながらそんな事を思った。
「って、手加減すんの忘れてた……ハハ。…………ちょ、大丈夫!?」
目を覚ましたところで、年上と知ったのだが……。
「助けろなんて、言った覚えは無いぞ。」
「言われた覚えもないけどな。」
手当てをしながら、高校一年だというそいつに適当に返事を打つ。
「おかしな奴だ。だが、助かった。礼を言う。」
「……あのさ、もっと素直にいえないの?」
「目上の者に向かって、敬語も使えんのか貴様は。」
頭を叩いてからにらみつけた。
「まぁ、私も悪かったよ。手加減せずに殴っちゃって。」
「そのことは気にしてない。」
「あそ。ってか、あんた。仲間は?」
「いない。必要ないだろう。」
…………。
そういうことか。だからこんなに……
「寂しそうなのか。」
子犬みたい。
「なんか言ったか?」
「いや別に。もう行く。」
私は立ち上がり、鞄を手に去ろうとして立ち止まる。
鞄の中に入っていた、私の好きなフルーツキャンディを一つ手にとってそいつに投げる。レモン味は、私のお気に入りだ。
そいつは、上手くキャッチして不思議そうにこちらを見てくる。
「なんのまねだ。」
「レモンキャンディ。美味いよ?私、一番好きなんだよ。」
「見れば分かる。そうではなく、何故これを渡したのか。と聞いているのだ。」
そういうことか。
「うーん……あのさ。」
私は、そいつに振り返り笑って
「仲間のしるし?私を仲間と思わなくてもいいけど、もしまた、一人でケンカをして危なかったら、助けに来てあげる。」
「お前の助けなどイラン。」
その反応は、可愛くない。
「でも、仲間はいいもんだよ?作ってみなよ。簡単に作れるから。」
「そもそも、作り方を知らん。」
その言葉に苦笑しつつ私は答える。
「“俺についてくる気は無いか?”って言えばいいんだよ。」
じゃあね。
といって、私は立ち去ったのである。
「あの時、名前しっかり聞いておけばよかったな……。」
とうか、あんなに仲間を作るの嫌がっていたくせに。作ってるじゃん。
とその時。
前方から、何かが飛んでくる。
とっさに取ると、手を広げて中身を確認する。
「……レモンキャンディ……?」
「好きなんだろ。」
薄暗い路地から現れたのは、あの時と同じ金髪の青年。
「風間……千景……。」
不敵な笑みを浮かべて、私の前にそいつは立ちはだかったのである。
- Re: 【薄桜鬼SSL】 (非)日常生活 ( No.15 )
- 日時: 2011/06/27 19:09
- 名前: mk (ID: PMHGkQdB)
こんにちは!mkです
この間のコメントありがとうございます
やっぱり愛恋さんの小説はおもしろいですね!
これからも頑張ってください
更新楽しみに待ってます!!
この掲示板は過去ログ化されています。