二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜
- 日時: 2011/11/05 08:57
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
初めまして。
これは、昔やっていたアニメの夢小説です。
「知らねぇ」って思うかもしれませんが、読んでみてください。
注意事項
・荒しはおやめ下さい。
・駄文です。
・書くスピードが亀より遅いです。
・アニメを見ていないと、分からないトコがあるかも。
・内容が変わるかもしれません。
以上の事をよろしくお願いします。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.16 )
- 日時: 2011/11/06 16:16
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
第四話 〜奈落〜
桜姫は今、妖気が充満している所へと向かっていた。
桜姫“においからして半妖か。だが、妖怪のなかでもこんなに妖気がたまっている奴なんて見た事ないぞ。”
桜姫が足をとめた場所は、人里がある所だった。
その人里を見下ろすかのようにして建っている城から、妖気があふれ出していた。
桜姫“あそこか・・・”
桜姫が城のそばまで行き、入ろうとすると見えない壁でもあるかのようにはじき返された。
桜姫“結界か・・・”「ふん、こんな結界ごときで私を止められるとでも思っているのか。」
桜姫は腰に挿してある『月桜』を抜き取って、結界に向かって振り下ろした。
すると、そこだけ破れて向こう側に行けるようになった。
桜姫は『月桜』を鞘に納めて中に入った。
桜姫「そう言う事か。」
中には城があったが、とても人が住んでいるとは思えないほどぼろぼろで、外から見たのとは大違いだった。
桜姫「大方、見られたくない物でもあるんだろうな。」
桜姫は、その場から城全体を見た後、次は『叢雲牙』を抜いて言った。
桜姫「いい加減出てきたらどうだ。」
?「おや、気付いておらしたのですか?」
桜姫の前にヒヒの毛皮をかぶった男と、その配下であろう者が2人くらい出てきた。
桜姫「この私がお前等に気づかぬと思ったか?この村に来たときから後ろについていただろう。」
?「そこまで知っておったのならなぜ声をかけなかったので?」
桜姫「どうせここに連れてくるつもりであったのだろう。」
?「読みがお早いのですな。」
桜姫「そんなことはどうでもいい。名を名乗れ、ヒヒの毛皮をかぶった男。」
桜姫は殺気を漂わせながら、目の前にいる者に言った。
?「私の名前は〝奈落〟と申します。桜姫様。」
桜姫“奈落・・・兄上が追っている半妖か”「貴様、私に何の用だ。」
奈落「あなた様の力を貸していただきたいと思いましてね。」
桜姫「あいにく、貴様に貸す力などない。『叢雲牙』の餌食になりたくなければ今すぐ私の前から消えろ。」
奈落「ならば、力ずくでも貸してもらおう。」
奈落は毛皮を取り、本心を桜姫に見せて向かってきた。
桜姫「ふん!」
桜姫はあっさりと奈落の攻撃をかわして、攻撃をした。
桜姫「獄龍破!!」
部下1「風刃の舞!!」
桜姫「無駄だ。」
桜姫は刀身に黒い龍を思わせる邪気を纏わせ、それを衝撃はとして奈落に放ち、見事直撃した。
奈落「ぐわぁぁあああ!」
奈落はふっ飛ばされ、城の柱に激突した。
獄龍破が放たれた場所には凄まじい邪気と妖気が立ち込めていた。
桜姫「まだやるか?私は一向に構わんぞ。」
部下1「この・・・龍蛇の舞!!」
桜姫「ふん。」
桜姫の頭上に竜巻が起こり、桜姫を突き刺そうとしたが、『叢雲牙』の手にかかれば消すのはたやすかった。
部下1「くそ!」
桜姫「貴様、風使いか。」
部下1「そうさ、私は風使いの神楽。奈落の分身さ。」
桜姫「奈落、貴様の風は弱いな。」
桜姫は奈落に向かってそう言うと、『叢雲牙』を鞘に収め『月桜』を手にした。
奈落「これで勝ったつもりか?桜姫。」
桜姫「あいにく、私は貴様等に構っている時間はない。一旦ここで引く。それまでに部下を強くしておく事だな。」
神楽「待ちな!」
神楽は風刃の舞を桜姫に向かって放ったが、桜姫は『月桜』で跳ね返し、結界を引き裂いてその場から立ち去った。
桜姫“このにおい・・・覚えておくか。”「奈落・・・気味の悪い男だ。」
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.17 )
- 日時: 2011/11/06 20:25
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
第五話 〜『月桜』の力〜
奈落と出会った次の日、桜姫は刀々斎の所に向かっていた。
あの時、無理矢理もらった『月桜』の能力がイマイチ分からないのだ。
桜姫「居るか?刀々斎。」
刀々斎「おう、桜姫。来る頃だと思っていたよ。」
桜姫「『月桜』の能力がイマイチ分からんのだが・・・」
刀々斎「まだ分からんのか。バカだな〜お前。」
桜姫は、刀々斎に言われてムカついたので、『叢雲牙』を素早く鞘から抜き取り、切りかかった。
刀々斎「危ないじゃろうが!」
桜姫「貴様にバカと言われて怒らん奴などこの世に存在せん!」
刀々斎「んも〜、ワシそんなにバカじゃないぞ。」
桜姫「いいから早く教えろ。切り殺すぞ。」
桜姫は『叢雲牙』を強く握り、今にも技を出せるようにして刀々斎に言った。
刀々斎は、牛の後に隠れながらめっちゃビビりながら言った。
刀々斎「『月桜』は『鉄砕牙』と『天生牙』の二つの能力が使える唯一の刀じゃ。よって、『月桜』は人を守る刀でもあるし、人を救う刀でもある。」
桜姫「『鉄砕牙』と『天生牙』だけ?『叢雲牙』の能力は?」
刀々斎「『叢雲牙』は刀自体に太古の邪な悪霊が取り付いておる。ワシが『叢雲牙』に触れたら操られて一貫の終わりじゃ。」
桜姫「弱いね。」
刀々斎「お前と一緒にするな!」
桜姫は少しムカついて切ろうかと思ったが思い直して、刀々斎の家を後にした。
桜姫“『鉄砕牙』と『天生牙』の能力か。確かめるにはあいつしかいないか。”
桜姫は犬夜叉のにおいを追った。
西に500㎞進んだ所に犬夜叉のにおいを見つけたので、そこまで飛んで行った。
桜姫“犬夜叉と・・・奈落のにおいもあるな。戦っているのか?”
桜姫が着いたら案の定、奈落と犬夜叉が戦っている最中だった。
犬夜叉「桜姫!何でお前がここにいんだよ!?」
奈落「手を貸してくれる気になりましたか?」
桜姫「んなわけあるか。私は犬夜叉に用があって来たんだ。」
犬夜叉「オレに?」
桜姫「ああ、だからさっさとそいつを片づけろ。」
犬夜叉「簡単に言うなよ!」
桜姫“簡単だろ。”
桜姫は仕方がないので、奈落と犬夜叉の間に降り立ち、奈落に向かって『月桜』で切りかかった。
しかし、奈落は自分の体を無数の妖怪にして避けた。
桜姫「チィ、うねうねと気持ち悪い奴め。」
犬夜叉「オレの獲物取るな!」
桜姫“やられてたから助けてやったんだろうが。”
かごめ「犬夜叉、桜姫さんは助けてくれたんじゃない。お礼くらい言いなさい!」
犬夜叉「うるせー!今そんなこと言ってる場合か!」
桜姫“それには一理あるな。”
桜姫が犬夜叉の言う事にココロの中で付け加えた時、奈落がそのままの姿で向かってきた。
奈落「貴様等にこの奈落が倒せると思うのか!」
神楽「風刃の舞!!」
桜姫「効かぬ!」
犬夜叉「うわああああ!」
神楽のカマイタチを桜姫は難なく跳ね返したが、犬夜叉はもろに食らった。
仕方がないので、次の奈落の攻撃は桜姫が受け止めて跳ね返した。
桜姫「犬夜叉、やっぱりお前弱いな。」
犬夜叉「うるせー!!」
桜姫“誰に似たんだよお前。”
犬夜叉「このヤロー!!風の傷!!」
桜姫“仲間もろともやる気かテメーは!!”
犬夜叉の乱暴さに怒りながら、このままでは確実にかごめ達が巻き添えを食らうので、桜姫は全員を一か所に集めて結界で守った。
犬夜叉「おりゃああああああ!!」
犬夜叉の技は、近くにあった木々をなぎ払いながら奈落に向かって行った。
しかし、奈落は瘴気の玉を作り技のダメージをゼロにして消えてしまった。
犬夜叉「あのヤロー、消えやがった。」
弥勒「奈落・・この前戦った時とは大違いでしたね。」
珊瑚「うん。前よりも強くなってる。」
桜姫“あれで?”
かごめ「桜姫さん、ありがとね。守ってくれて。」
桜姫「・・・・・・」
桜姫はかごめの方を一度見た後、犬夜叉のそばに行って一発頭を思いっきり叩いた。
犬夜叉「何しやがる!!」
桜姫「少しは周りの事を考えて技を放て。今のままでは大切な者まで巻き込むぞ。」
犬夜叉「・・・・桜姫、お前オレに何の用だよ。」
桜姫「お前と戦おうとしたが気が変わった。じゃあな。」
桜姫はあっさりとそう言い、犬夜叉の下を去って行った。
犬夜叉が何か言ったような気がしたが、桜姫は振り向かずに楓の里へ向かった。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.18 )
- 日時: 2011/11/06 20:30
- 名前: リーラン (ID: jfz2CPVc)
じゃあさっそくタメでww
なんか、桜姫がだんだんかっこよくみえてきた←
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.19 )
- 日時: 2011/11/06 21:04
- 名前: テニスのお姫様 (ID: ia9Umcvq)
そうですか?
まあ、学校での私の性格自体が男勝りで女の子から
「カッコイイ!」なんて言われてるからそれが自然に
桜姫にもうつっちゃったのかな?
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.20 )
- 日時: 2011/11/06 21:16
- 名前: リーラン (ID: jfz2CPVc)
あ、もしかしてテニプリの書いてる人と同一人物??
テニプリの方も応援してるよ^^b
違かったらごめん><
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