二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜
- 日時: 2011/11/05 08:57
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
初めまして。
これは、昔やっていたアニメの夢小説です。
「知らねぇ」って思うかもしれませんが、読んでみてください。
注意事項
・荒しはおやめ下さい。
・駄文です。
・書くスピードが亀より遅いです。
・アニメを見ていないと、分からないトコがあるかも。
・内容が変わるかもしれません。
以上の事をよろしくお願いします。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/11/05 20:54
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
重要登場人物
名前:桜姫 (桜姫だけオリキャラ)
性別;女
容姿:太ももまである長い銀髪をポニーテールにして縛っている。
桜色の衣と袴を着ている。
性格:冷静で外道には残酷。
武器:叢雲牙(そううんが)・月桜(つきざくら)
その他:殺生丸の妹で、犬夜叉の姉。
父親は大妖怪、母親は強力な力を持った巫女。
完全な妖怪ではあるが、巫女の力で四魂のかけらの気配を感じ取れる。
名前:犬夜叉
性別:男
容姿:妖怪時
・腰まである白い髪で犬の耳があり、赤い衣と袴を着ている。
人間時
・髪の色が黒へと変化して、鉄砕牙は大きくならない。
性格:暴れん坊だが、根は優しい。
武器:鉄砕牙(てっさいが)
その他:父親は大妖怪、母親は人間。
半妖なので、朔の日になると、人間の姿になる。
殺生丸の事が嫌いで、桜姫の存在は知らなかった。
名前:殺生丸
性別:男
容姿:膝裏ほどもある長い銀髪をしており、白い衣と袴を着ている。
性格:誇り高く冷酷。
武器:天生牙(てんせいが)
その他:父親、母親ともに妖怪。
真の姿は巨大な犬だが、普段は人型をしている。
犬夜叉は「一族の恥」とさげすんでいるが、桜姫に関しては完全な妖怪であることから、そんなに嫌ってはいない。
その他の登場人物
・日暮かごめ ・ききょう
・弥勒 ・邪見
・珊瑚 ・りん
・七宝 ・鋼牙
・雲母 ・奈落
他にもたくさんでます。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/11/05 11:05
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
第一話 〜新しい刀〜
桜姫“血のにおい・・・村が襲われたのか。”
桜姫が森の中を歩いていると、東の方から大量の人間の血のにおいがした。
東の方に進路を変えて、血のにおいがする方に向かうと、盗賊が村を襲っていた。
桜姫「かわいそうに・・・」
まだ5、6歳であろう死んだ子供のそばに行き、桜姫がそう言った時、後ろから盗賊の声がした。
盗賊「貴様何者だ!!」
桜姫「貴様等外道に言う名などない。」
盗賊「何だと!この野郎!!」「構わねぇ、殺っちまえ!!」
桜姫「愚かな・・・」
桜姫は向かってくる盗賊に対して刀は抜かず、指の先から妖力を鞭状にしたものを振るい、なぎ払った。
盗賊「うわぁあああああ」
桜姫「やはり弱いな、人間と言う者は・・・」
盗賊「つ、強ぇ」
桜姫「まだ・・・生きていたのか。」
盗賊「ひ、ひぃいいい!」「お、お助けを・・・」
桜姫「安心しろ、命乞いする者の命は狙わん。これにこりて盗賊なんてやめることだな。」
桜姫は下っ端にそう言った後、村を去った。
桜姫“私とした事が・・あんな奴にまで情けをかけるとはな・・・”
木の上で木にもたれかかりながら、桜姫は盗賊の事を思い出した。
いつもの桜姫なら躊躇せずに殺していたであろう。
桜姫“巫女の血が強くなっているのか・・・一回、刀々斉の所へ行かなければいけないかな。”
その時、何かが首に吸いついたので思いっきり叩いてみた。
すると、掌に冥加が潰れていた。
桜姫「冥加か、久しいな。」
冥加「お久しぶりです、桜姫様。」
桜姫「私に何の用だ。」
冥加「刀々斎が桜姫様の事を呼んでおりましたのでお迎えに。」
桜姫「そうか・・・丁度いい。私も刀々斎に話があったところだ。」
桜姫はそう言うと刀を刺して立ち上がり、刀々斎の所へと飛んで行った。
冥加「桜姫様。」
桜姫「なんだ。」
冥加「刀々斎に話と言うのは?」
桜姫「巫女の血の事だ。着いたぞ。」
桜姫は火山がそばにあり、妖気が大量に渦巻く場所に降り立った。
人間ではこの空気に触れるだけで死んでしまうであろう。
桜姫は妖怪の口の中に入って行き、刀々斎に出会った。
刀々斎「桜姫、来る頃だと思っていたよ。」
桜姫“あんたが呼んだんだろうが。”「話って何?」
刀々斎「これじゃ。」
刀々斎は、そばにあった刀を桜姫に渡した。
桜姫「何?今更私に刀なんて・・・」
刀々斎「犬の大将がお前宛に預けた刀だ。名を『月桜』と言う。」
桜姫「私には『叢雲牙』がある。」
刀々斎「『叢雲牙』はもともと、犬の大将が冥界に送り出すように言われたんだが、桜姫が使いこなせるから渡したもんだ。犬の大将が本当に渡したかったのはこっちの『月桜』だ。」
桜姫「・・・・・・父上ってこんな刀持ってたっけ?」
冥加「いや、お館さまはこのような刀は持っておらんかったぞ?」
刀々斎「だってワシが預かってたもん。」
桜・冥「・・・・・・・」
桜姫は静かに叢雲牙を抜いて、刀々斎に切りかかった。
刀々斎は避けてかわした。
刀々斎「何をする。」
桜姫「何となくムカついた。」
刀々斎「いいからもってけ、ほら。」
桜姫「どこに刺せばいいの?」
刀々斎「腰にさしておけ。」
桜姫は腰に『月桜』を刺した後、刀々斎に血の事について聞いた。
刀々斎「それを『月桜』が止めるんだ。」
桜姫「・・・・・・?」
桜姫は詳しく聞きたかったが、教えてくれそうにもないので、帰る事にした。
桜姫“情けを止める?どう言う事だ。”
桜姫は、地上に降りてまた歩き出した。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.3 )
- 日時: 2011/11/05 12:10
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
はじめまして!!!犬夜叉が大大大好きな月那(るな)です!!
おもしろいですね!!!!更新がんばってください!!!!
楽しみにしてます!!!!!!!!!!!
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/11/05 21:00
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
第二話 〜犬夜叉〜
桜姫は森を歩きながら、刀々斎の言った言葉を思い出しながら悩んでいた。
刀々斎【それを『月桜』が止めるんだ。】
桜姫“止めるとはどう言う事だ。巫女の力をなくして、妖怪の力だけにするのか?・・・・・ん?”
桜姫が後ろを振り返ると、来た道から犬夜叉のにおいがする。
少し待っていると、犬夜叉達がやって来た。
犬夜叉「あれ?誰だ?あいつ。」
かごめ「さあ?」
桜姫“犬夜叉か。相変わらず変なにおいだ。”
桜姫は、犬夜叉にあまり関心を持っていなかったので、立ち去ろうとしたが、犬夜叉に呼び止められた。
犬夜叉「おい!人の顔ジロジロ見やがって、文句あんのか!」
かごめ「犬夜叉!初対面の人にそれはないでしょ!!」
弥勒「そうですよ、犬夜叉。こんなお美しい方に・・・」
弥勒はそう言いながら桜姫の方へ近寄り、手を取りながら言った。
弥勒「どうか私の子を産んで下さい。」
珊瑚「弥勒様!!」
弥勒は珊瑚の飛来骨の餌食となり、連れて行かれた。
その後に、七宝が桜姫に近づいてきた。
七宝「弥勒、こいつ人間じゃないぞ。」
弥勒「何をおっしゃる。そんなに美しい妖怪がいますか。」
犬夜叉「人間のにおいじゃねーぞ?」
桜姫「あたり前でしょ。私、妖怪だもん。」
かごめ「うそ!」
桜姫「嘘ついてどうするの。」
そこまで言うと、皆黙ってしまったので、丁度いいと思って立ち去ろうとしたが、やっぱり引きとめられた。
犬夜叉「おい、ちょっと待て!」
桜姫「・・・今度は何?」
犬夜叉「お前・・殺生丸と同じにおいがする。」
桜姫「・・・・・・」“あたり前だろーが!!私の兄なんだから!”
かごめ「殺生丸のにおい=犬夜叉のにおいじゃないの?」
犬夜叉「何でそうな・「それはないよ。」
犬夜叉が話している時に、桜姫が喋ったので皆、桜姫を向いた。
かごめ「あの〜、それはないってどうして?」
桜姫「当たり前でしょ?半妖と妖怪のにおいは全然違う。そんな変なにおいと一緒にするな。」
犬夜叉「何だと〜」(怒)
かごめ「やめなさい、犬夜叉。」
犬夜叉「うるせー!変なにおいって言われて黙ってられっか!!」
犬夜叉はそう言って鉄砕牙を抜いて、桜姫に切りかかった。
桜姫は刀を抜かず、光の鞭ではじき返した。
犬夜叉「てめー、何で殺生丸と同じ技使ってんだ!」
桜姫「・・・・・・」
犬夜叉「答えろ!」
冥加「犬夜叉様!それについては私が教えますじゃ!」
犬夜叉「冥加じじぃ!」
いつ現れたのか、犬夜叉の肩に冥加が乗っていた。
桜姫「珍しいな、冥加。戦ってる者の肩に乗るなど。」
冥加「この冥加。身内同士の争いは許しませんぞ!」
桜姫「半妖を身内と決めた覚えはない。」
犬夜叉「こんな奴、オレは知らねぇぞ!!」
冥加「だからワシが話すと言うとるじゃろう。」
冥加の一言で一旦落ち着いた犬夜叉は、地面に座って冥加に聞いた。
犬夜叉「で、こいつは誰なんだよ。」
冥加「この方は桜姫様。お館さまの娘じゃ。」
犬夜叉「なっ!?」
かごめ「え!?」
弥勒「なんと!?」
珊瑚「それじゃあ、犬夜叉の姉弟なのか?」
桜姫「義理のね。」
冥加「さよう、桜姫様は犬夜叉様の義理の姉でございます。」
犬夜叉の事を知っていた桜姫はあまり驚きはしなかったが、犬夜叉達は驚いて桜姫を見た。
犬夜叉「オレに姉なんていたのかよ。」
かごめ「ちょっと待って。何で義理なの?」
桜姫「腹違いだから。それだけ。」
珊瑚「それじゃあ、犬夜叉のお父さんは三股してたわけ?」
弥勒「二股まではよいがさすがに三股はちょっと・・・」
かごめ「二股もいけないけどね。」
冥加「妖怪の世界に二股も三股もありません!一夫多妻なのです!」
桜姫「どうでもいいから話を進めろ。」
桜姫は、だんだんとムカついてきたので、早く話を進ませた。
すべての話が終わった後、冥加が桜姫に言った。
冥加「桜姫様、これからどうするおつもりで?」
桜姫「ただ旅をするだけ。」
冥加「それならば、犬夜叉様達と旅をすればよろしいじゃないですか。」
桜姫「いや。」
かごめ「何で?」
桜姫「半妖となんていたくない。」
犬夜叉「何だと!!」
桜姫「一族の恥さらし者め。」
犬夜叉は桜姫にそう言われたので、一発殴ろうかと思ったのか、拳を振り上げたが、かごめに止められた。
弥勒「桜姫様、今の話によれば、あなたも人間の血を継いでいるのでは?」
桜姫「残念だけど、私の中に人間の血はない。」
七宝「何でじゃ?お前の母は人間であろう?」
桜姫「それだけ父上の血が濃いんだろ。父上の顔も知らぬくせに・・・恥さらし。」
犬夜叉「お前は知ってんのかよ!」
桜姫「あたり前だ。殺生丸だって私の事は知ってるだろう。」
かごめ「どうして?」
桜姫「私の母と殺生丸の母は親友だったからな。一緒に戦ったり遊んだりした。」
そこまで話したら、桜姫は立ち上がり、歩き出した。
冥加「どこへ行くのです!桜姫様!」
桜姫「一人の方が何かとやりやすい。それに、半妖と組む気はない。」
桜姫はそう言った後、暗い夜の闇に消えて行った。
- Re: 犬夜叉〜奈落を追うもう一人の者〜 ( No.5 )
- 日時: 2011/11/05 14:57
- 名前: 月夜叉 (ID: ia9Umcvq)
月那さん、初コメありがとうございます!
私も犬夜叉が大好きです。
更新頑張ります!!
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