二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】
- 日時: 2012/07/22 15:24
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
—むかしむかしの噂です。
橙ノ国、黄ノ国を滅ぼした凶悪の魔王がいたそうな。
その魔王は橙ノ国と黄ノ国の姫、王子をさらって行ったとか—
○●○●○●○●○●○●○●
オリジナルのボカロ小説です
オリジナルボカロが4人います(後々紹介します)
まだまだ素人なので文章とか色々変ですが、温かく見守ってくだされば幸いです!!
中傷 荒らしは受け付けません
更新速度は様々ですので
よろしくお願いします!!
○お客様紹介●
○雷羅様 ●ナル姫様 ○六花様
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- Re: 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】 ( No.52 )
- 日時: 2012/07/22 16:15
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
〜緑ノ国 外〜
緑ノ国の門の前に、魔王ライガ率いる一行は円を描いて向き合っていた
ライガ「んじゃあ、このまま南の魔王城に乗り込むぞ。異論がある奴は居るかー?」
ライガの呼び掛けに、全員が首を横に振った
ライガ「じゃ、直行ってことで良いな?」
チカ「おー!」
ロウガ「ああ」
クロウ「別に良いですよ」
アカリ「私も頑張るよ!」
ノア「賛成で」
リン「同じくー!」
レン「僕も」
シア「いかどーぶん!!」
セア「ひらがな表示って……((殴!!! シア「うるさい!!」…痛っ!!」
カイト「同意しまーす」
帯人「メンド…」
リムト「俺も同意で」
ルカ「行くなら早くしない?」
ミク「レッツゴー!」
メイコ「それが良いわね」
デル「とりあえず付いてく」
ハク「わ、私は…別に………」
若干怪我人が一名出たものの、ほとんどが返事を返した
ライガ「トウヤは……?」
トウヤ「…………そうだな……。俺は途中抜けるかも知れないが、それで良いなら」
薄く笑いながらトウヤが呟くようにそう言った
レン「途中って……?」
カイト「え……どうして?」
ロウガ「…………?」
トウヤ「……気にするな。他愛の無い事情だ……」
カイトの問い掛けをトウヤははぐらかした
そこに、帯人が口を挿む
帯人「私情って、あの手紙の事だよね?」
ミク「手紙?」
リン「何の手紙なの?」
トウヤ「…………いや、言うほどのものでは無い」
ミクとリンの問い掛けには目を逸らしながら答える
ルカ「別に言うほどのものでも無いのなら言っても良いんじゃない?」
メイコ「そうよね」
トウヤ「……その内話すかも知れない。……これで良いか?」
デル「でもよ、それ怪し過ぎだと思うんだが?」
ハク「で、デルさん……」
リムト「…………」
シア「でもトウヤさん、ここまで一緒に来てたよ?」
セア「此処に来て抜けるかもってことが怪しいんだと思う、けど」
ライガ「……トウヤ、話せないことなのか?」
ライガの言葉にトウヤは表情を変えないまま口を開く
トウヤ「……言えない理由は、お前達の旅の邪魔になるかも知れない、それだけだが……?」
チカ「邪魔? 今更感ハンパないんだけど?」
クロウ「そうですよ、どれだけ寄り道したと思ってるんですか」
ロウガ「お前の私情含めて、な」
ため息混じりにそう言うと、クロウが黒い笑みを浮かべる
クロウ「言いたいことがあるなら面と向かって言いましょう、駄犬。さあ、もう一度どうぞ……?」
ロウガ「そう言いながら何で魔導書を開いてんだ、テメエ………!!」
クロウ「おや、私に口答えですか。良いご身分ですねぇ?」
ロウガ「何言っ……!!!」
クロウ「《イリール》(←破滅魔法)」
ロウガ「テメエエエエエ!!!!」
ノア「……よし、スルーしておこっか」
アカリ「だ、大丈夫かな……?」
チカ「ほっとけ、ライ兄続けろー」
ライガ「お、おう。っていうか、信じてても良いんだよな?」
トウヤ「……何だ?裏切るとでも思ってるのか……?……別にそんなことはしない」
トウヤはきょとん、っとすると呆れたようにあっさり肯定した
ライガ「何だ、違うのか!!?あ〜、びっくりした……」
トウヤ「……逆にコッチが驚くだろ。何でそんなことを……?」
ライガ「だってお前が敵フラグ立てるから…!!」
トウヤ「立てた覚えはないんだが??」
無自覚キングにも程がある…………
- Re: 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】 ( No.53 )
- 日時: 2012/07/23 18:33
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
トウヤ「……そんなに俺は怪しかったのか?」
ライガ「怪しいって言うか……手紙とか言ってたし、帯人も何の手紙か分かってなさそうだったし。トウヤが変にはぐらかっ」
帯人「僕、何の手紙か分からないって言ったっけ?」
ライガの言葉を遮り、帯人が意地の悪そうな笑みを浮かべた
チカ「…………は!?だってお前っ…!!」
帯人「だって、何?そもそも僕はあの手紙としか言ってないでしょ?内容もちゃんと知ってるよ」
ルカ「今の今まで遊んでたのね」
そうだよっとルカの言葉を完璧に肯定する帯人
トウヤ「!いつの間に……」
トウヤでさえも帯人の言葉に目を見開いた
帯人「あの時だよ。しっかり見てたからね、手紙」
ロウガ「で?どんな内容だったんだよ?」
先程クロウの魔法を受けて、ボロボロの状態でロウガが不機嫌そうに問い掛けた
そんな状態のロウガの後ろでクロウが満足そうに微笑んでいた
帯人「それはトウヤに聞くべきじゃない?別に僕はどうでもいいけどね」
トウヤ「……聞きたいのなら言っても別に支障は無いが」
デル「すんなりOK出すんだな」
ノア「意外」
トウヤ「別に隠していた訳でもないんだが………。ほら、この手紙だ」
トウヤは懐から手紙を出し、ライガに渡した
レン「さっきの言い合いみたいなの意味無かったね」
セア「…だな」
その光景を見、レンとセアがため息混じりにそう言った
ライガ「えー、読むぞ。…『トウヤ殿 何か新しい情報は掴めたか…?こちらはあまり収穫は無い。グミ殿にも同じ伝達を飛ばしている。今は貴殿とグミ殿の伝達待ちだ。また何かあれば伝達を送る みずぽ』……何の伝達だ?」
手紙を読み上げると、ライガは首を傾げた
トウヤ「そうだな……平たく言うと、人探し…と言ったところだな」
リン「人探し?」
シア「誰探してるのー?」
リンがトウヤの言葉を復唱しながら首を傾げ、シアが付け足すように問いた
トウヤ「ああ、名前は がくぽ と言う…侍だな」
ミク「どうして探してるの?…戦いに行って戻ってこなかった、とか…?」
トウヤ「そんなにかっこいい消え方なら探す身になってもまだ良かったんだが……」
トウヤがはあっとため息を吐き、頭を抱えた
ハク「え……じゃあ、どんなふうに、居なくなられたんですか………?」
珍しくハクから口を開いた
メイコ「逆に気になるわ」
トウヤ「そうだな…………。
………さらわれたんだ、アイツ……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
チカ「いや、ちょっと待て。ソイツ【侍】って事は男だよな??」
トウヤ「ああ」
カイト「【侍】って語れるなら青年くらいかトウヤくらいだよね?」
トウヤ「ああ、俺より年上だ」
リムト「…さらう人居るんだ…。大人の男性を…」
トウヤ「……ああ、世界は広かったらしい」
「「「「「「えぇェェェェェェ…………」」」」」」
真剣になって損した一行だった
- Re: 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】 ( No.54 )
- 日時: 2012/07/26 19:02
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
アカリ「で、でも早く探したほうが良いんじゃないかな…?!」
トウヤ「まぁ、あー…いや………別に……………………………………………」
レン「別にの後が気になる……」
リン「しかも目を逸らすしね」
シア「そーか!きっと1人で抜け出せるほど強い人なんだよー!!!!」
セア「よーく考えろ、そんな奴がヘマして捕まるか?例えるならぁ……そうだな、トウヤがヘマして他の奴らに捕まるんだぞ?」
シア「ありえない!!」
トウヤ「……………………………何故俺で例える?俺よりライガの方が強いだろう?」
セア「あー、じゃあライガでいいや」
ライガ「おい何だか取ってつけた感がハンパないんですけど?!!」
セア「ゴメンゴメン」
シア「ライガなら攫われるよー!!」
ミク「うん、攫われてそう!」
ライガ「何で??!!」
ルカ「あ、同感」
メイコ「私も」
デル「俺も」
サク「ウチも」
カイト「確かに」
帯人「バカイトよりは無いと思う」
カイト「た、帯っちゃん酷い…!」
ノア「同じく」
ロウガ「だな」
クロウ「ですね」
ハク「…え、と………」
チカ「そーだそーだ」
リムト「否定は出来ないかも」
リン「うん」
レン「魔王だけど、ね」
アカリ「そ、そんなことないよ……!」
トウヤ「無いとは思うが」
ライガ「(ハクとアカリとトウヤ以外)お前ら最低だっ!!!」(半泣
ルカ「って、魔王を構ってる暇は無いから。どうするの?探す?」
ライガ「あ、今酷いこと言ったな!?さらっと酷いこと……!!!」
クロウ「どうでもいいです」
クロウがライガに向かって魔法を笑いながら放つ(超近距離)
ライガ「ぎゃあ!!!」←バタッ
ミク「あ、魔王が倒されちゃったよ……?」
アカリ「か、回復するよ…!」
チカ「魔王テメェ、何アカリに手間をかけてんだよ!!」
ライガ「え、俺の所為!?」
倒れたライガに怒鳴りつけるチカ
ロウガ「本当にな。俺も今回だけはチカの味方で」
ノア「因みに私も」
トウヤ「………………今のは訳ありだから良いんだが…………」
クロウ「駄犬と同じなのは不本意ですが私も」
ライガ「この状況を作った張本人が何を言うんだ!!!」
クロウ「フフフ、何のことでしょう……?身に覚えがありませんねぇ」
ライガ「おのれ…!こんな時ばかりすっとぼけやがって!!」
ルカ「流石」
カイト「そこは褒めるところなの?」
ルカ「ええ、相手が相手だから」
デル「てか、話戻そうぜ?絶対拉致が空かなくなるからよ」
メイコ「確かに、それは確実よね」
帯人「で、どうするの?探すのか探さないのか」
トウヤ「…魔王退治を中断する程の事か?」
リムト「意外と酷い事言うね」
リン「ねえねえ、多数決とって決めよ?」
サク「それがええな」
ライガ「お、それ採用」
レン「あっさり決まったね」
セア「気まぐれだしな」
ライガ「よーし、じゃあ探しに行きたい奴手ェ上げて!」
上げた人数19人(ミク、サク、リン、レン、シア、セア、カイト、帯人、リムト、ルカ、メイコ、デル、ハク、ライガ、ロウガ、クロウ、チカ、ノア、アカリ)
ライガ「ってことで決定だな」
リン「やったー!もっと冒険できるぅー!!」
シア「やったやった!!」
トウヤ「………でもいいのか?わざわざこんな……」
ミク「もうスゴク寄り道決めてるんだから良いんじゃないの?」
メイコ「何だかんだで魔王城に向かったこと無いじゃない」
デル「そうそう、今更だろ」
カイト「確かに寄り道ばっかりだよね」
ライガ「まあ、同意を得てるんだから良いだろ」
トウヤ「……何時もながら呑気なメンバーだな」
トウヤは呆れながらも小さく微笑んでみせた
リムト「じゃあ、決定だね」
ライガ「よーし、そういうことでがくぽ探し開始ぃ!!!」
「「「「「「「おーーーーー!!!!」」」」」」」
- Re: 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】 ( No.55 )
- 日時: 2012/08/14 23:13
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
ライガ「意気込んだのはいいものの、何処にいるか分かんないしな」
カイト「何処に居るのかな?」
リムト「ベタな展開で行くと洞窟とか……?」
メイコ「ああ、よくあるわよねぇ」
ルカ「というか、どの辺りで攫われたんですか」
トウヤ「そうだな…………あの、紫ノ国ってあるだろう?その辺りだ」
ミク「紫ノ国ってあの珍しい物がたくさんある所?」
トウヤ「珍しい………?…ああ、こういう刀のことか」
トウヤは僅かに首を傾げると、視界に入った刀をミクに見せてみた
ミク「そう、そんな感じの!」
デル「文化が独特なんだよな」
セア「って、文化の話は置いとこうぜ」
レン「とりあえず、紫ノ国に向かってみようよ」
リン「わーい、いざ新天地ぃー!!」
シア「前方、前へ進めえぇぇ!!」
いつも通りにリンとシアが先頭切って進み、全員がその後に続いた
〜紫ノ国 外〜
何時間か歩き、一行は紫ノ国周辺に辿り着いた
ロウガ「来たは良いものの、どうやって捜すんだよ?」
アカリ「時間の事を考えると、手分けして捜す?」
サク「まー、それが妥当やな」
ハク「…ど、どうやって分かれます、か……?」
チカ「グッチで分かれる!!」
帯人「馬鹿でしょ」
クロウ「救いようの無い馬鹿ですね」
チカが自信満々そうに言うと、帯人とクロウが息を揃えて罵倒した
ノア「容赦無いなぁ」
それを後ろから見、苦笑いをするノア
ルカ「ならクジで決めれば良いじゃない。5人ずつの4グループで」
ライガ「まあ、手っ取り早くそれで決めるか」
トウヤ「だな」
チカ「何でそんなにあっさり決まるんだよ?!コッチのは罵倒したくせに!!」
- Re: 22人+味方は魔王様!!【一応ボカロ小説!】 ( No.56 )
- 日時: 2012/08/29 22:56
- 名前: ヰルマ (ID: BfXEK8t.)
で、結局……
1組目,チカ・シア・リン・カイト・ノア
チカ「せ、戦力的に不安すぎる!!」
リン「大丈夫大丈夫!」
シア「そーだよ!」
カイト「俺も頑張るし!」
ノア「それはそれで不安な気がする…」
2組目,トウヤ・ロウガ・ルカ・ハク・デル
トウヤ「……」
ルカ「面白いメンバーになった気がするわ」
ロウガ「……クロウが居なくて良かった……」
ハク「ぜ、絶対に私足引っ張ると思います、けど……!」
デル「そう卑屈になんなよ」
3組目,ライガ・クロウ・サク・アカリ・レン
ライガ「あ、アカリが居るっ?!サイコーだ!!」
クロウ「アカリが居るなら文句有りません」
サク「俄然やる気出てきたで!!戦闘は出来へんけどな〜」
アカリ「私も頑張るね!!」
レン「個性的なメンバーだなぁ…」
4組目,帯人・リムト・セア・ミク・メイコ
帯人「バカイトが居なくて良かった」
リムト「1組目が不安かも知れないなぁ……」
セア「俺が言えた義理じゃないけど、同じく不安だ」
ミク「私のネギセイバーの味を特と味わえー!!」
メイコ「お、燃えてるわねぇ?」
こんなメンバーになったのだ
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