二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜参照七百超感謝!
日時: 2013/02/02 17:27
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

開始日【2012.9.22.】

皆さん!こんにちはじめましてっ!!

暇人作者、桜舞姫です。
今回も薄桜鬼で行きたいと思います。掛け持ちが溜っていく…

まぁ、ここでは簡単な挨拶のみ。次回のスレッドから、色々詳しい
事情はどうぞ。

目次 >>5

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Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.5 )
日時: 2012/12/29 15:51
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

目次

>>1  「作者より」
>>2  オリキャラ紹介
>>15  オリキャラ紹介Ⅱ

>>3  零   
>>4  一話  >>19  十一話
>>6  二話
>>9  三話
>>10  四話
>>12  五話
>>13  六話
>>14  七話
>>16  八話
>>17  九話
>>18  十話

Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.6 )
日時: 2012/09/25 20:12
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

二話 月明かりの照らす都

亥の刻。日はとうに暮れ、昼間あんなにも輝いていた太陽はすっかり
なりを潜め、代わりに大量の星々と、三日月が京の都の夜を照らす。

「…今日は此処に寝るかな。」

宿を追い出された青年がたどり着いたのは、市中の神社だった。
ここなら誰かに追い出される心配もないし、浪士などに襲われる
心配もない。

「それに…ここなら奴らも…。」

一言呟いて、さっそく境内に腰掛ける。腰の小太刀を腕に抱え、青年は
さっそく眠ろうとした…が。

「うぎゃああぁぁぁぁッ!!?」

市中絶叫が響き渡った。


青年が神社への道を歩いている頃。別の場所で、大きな出来事が起きて
いた。
新選組屯所である。

「おい、本当なのかよ!」
「羅刹が脱走したらしいですね。」

集まってきたのは、新選組の幹部達だ。おそらく叩起されたのだろう。
皆皆、着替えや髪の結い方に乱れが見える。
しかし、茶髪の青年—沖田総司の発した『羅刹』という単語に、幹部
達の眠気は吹っ飛んだらしい。

「逃げたのは二人だ。すぐに支度をしろ」

黒髪の美男—副長の土方の指示により、幹部達が
一斉に動き出す。

「土方さん?斬るのは僕にやらせて下さいね」
「フン、好きにしやがれ」

沖田の軽口を適当に受け流してから、土方も羽織を
着こみ、腰に刀を下げる。

夜を舞台に、血塗られた出来事が始まろうとして
いた。

Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.7 )
日時: 2012/09/23 22:47
名前: 手鞠 (ID: 7uDpQ2OC)

こんにちは
手鞠です♪
更新楽しみにまっています!

Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.8 )
日時: 2012/09/25 20:13
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

手鞠!どうもありがとう

更新頑張る!2話は続きできたよ。

Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.9 )
日時: 2012/09/30 09:39
名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)

久しぶりの、更新いっきまーす!


二話 浅黄色の風

三日月が照らす僅かな光の中、浅黄色の風が吹く。土方を先頭に羅刹を
捜索する幹部達だ。数分前に屯所を出たのだが、羅刹は全く見つから
ない。姿を隠しているのか、暴走が止まったのか。どちらにせよ、今の
京市中は不気味なほど静まり返っている。
—このまま見つからないのか?
土方がわずかに思案した時、夜の静寂を一閃に貫くものがあった。

「うぎゃああぁぁぁぁッ!!?」
「!!?」

耳をつんざく様な絶叫に、幹部達は一旦足を止める。しかしそこに
土方の指示が風のように飛んだ。

「新八、斎藤!右通りから回れ!総司と原田は俺とこっちだ!!」
「了解。」
「おうっ!」

土方の指示に従い、幹部達が散っていく。目指す場所はただ一つ。
……京市中・大通り。


青年は小太刀を腕に抱え、眠ろうとしていた。…なのに

「うぎゃああぁぁぁぁッ!!?」
「!??」

耳をつんざくような絶叫。しかも聞こえたのは自分がいる神社のすぐ
裏だ。少年はジンジンする耳を押さえ、脳内に京市中の地図を広げる。
此処に来るまでに覚えた地図だ。

「この裏は…大通りだったような…?」

—…さっきの絶叫は、異常事態のはず。
とっさに考えをまとめて、少年は大通りへ走り出した。


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