二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜参照七百超感謝!
- 日時: 2013/02/02 17:27
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
開始日【2012.9.22.】
皆さん!こんにちはじめましてっ!!
暇人作者、桜舞姫です。
今回も薄桜鬼で行きたいと思います。掛け持ちが溜っていく…
まぁ、ここでは簡単な挨拶のみ。次回のスレッドから、色々詳しい
事情はどうぞ。
目次 >>5
- Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.1 )
- 日時: 2012/12/26 13:18
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
「作者より」
*作者紹介*
名前 桜舞姫/さくらまいひめ
性別 女
年齢 ?〈人生これからサ!〉
誕生日 4月2日
住所 埼玉県在住
「お知らせ」{随時更新あり?}
・荒らし、辛口コメントお断り
・半「原沿」。半「オリ」
・オリキャラのお相手は斎藤さん。千鶴は土方さん
・主人公=千鶴とオリキャラという形になります
・筋道的には土方&斎藤ルートに色々混ぜた感じ
●桜舞姫は基本的に、恋愛面で「千鶴=恋敵」という
設定には絶対にしません。…どうしてだって?
勿論、千鶴に勝てるわけがないからです!
- Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.2 )
- 日時: 2012/09/30 08:30
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
オリキャラ紹介【物語が進むにつれ、随時更新します】
名前 千乃 楪/ゆきの ゆずりは
性別 女
年齢 16歳
容姿 黒髪で千鶴と同じくらいの長さ。瞳は右目のみ淡い水色をしている。理由は不明。
紺色の着物に袴をはき、男装をしている。
能力 言を自在に操る能力を使う。その能力の所為で、何者かに
狙われているらしい…?
戦闘 能力は滅多に使わず、いざという時は、護身用に持っている
小太刀で戦う。剣の腕は平助と互角な程。しかし、基本的に
争いは好まず、避ける。
体質 千鶴と同じ、傷が早く治るという体質を持つ。理由は不明。
性格 天然過ぎず、冷酷過ぎず。シンプルな性格。
- Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/09/22 15:28
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
零 言ノ葉の一族
ある春の日、東日本の何処か。
「父様、母様!あのねっ!!」
年端もいかない五つくらいの幼女が、親と思しき男女に駆け寄る。
春の陽だまりの様な笑顔で。
「おぉ、どうしたんだ?」
「あらあら、そんなに慌てて。」
両親も、暖かい笑顔で幼女を抱きとめ、優しく抱き上げた。
「私ね、言葉術でね、『静止』を使えるようになったの!!」
「おぉ、それはすごいな!!」
「後で見せてあげる!!蝶々への静止術が成功したの!」
幼女は父の手からするりと抜けると、再び森の方へ走っていく。
「あまり遠くへ行ってはダメよー!」
「はぁぁい!!」
………—————この日は、幼女の誕生日。五つになった祝いの日。
「お誕生日おめでとうございます、お嬢様。」
「うん。皆ありがと!!」
「五歳か…もうこんなに美人さんだ。」
「もう、あなたったら……」
家族に、優しい村の者達に、祝福を受ける。幸せな一日になる………
「何で…?父様、母様?おじさん、おばさん?……何で?皆……いや…
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!!!!!!」
…なるはずだった。
- Re: 薄桜鬼〜言ノ葉ノ姫君〜 ( No.4 )
- 日時: 2012/09/23 12:53
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
一話 鬼の子
夕方。あと一刻もしない内に日が沈むかという頃。ある旅籠から
一六歳くらいの少年がでてきた。
「ほ、ほんまに。すみません…」
「いえ、結構です。」
ペコペコ頭を下げる店主に一言だけ告げると、旅用の藁笠を目深に
被り、その場を足早に去る。
「何やの、あの子の…」
「あぁ恐ろしなぁ。きっと鬼の子や…。」
京の町人たちが、少年の顔を見てひそひそ話し始める。それを気にして
いるのか、ただ急いでいるだけなのか、少年は早足だ。
「…鬼の子、ね…。」
噂する町人にちらりと視線を走らせ自嘲気味に呟いてから、少年は
何処ともなく去った。
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