二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ルーンファクトリー 異種族との架け橋 第五幕連載中!
- 日時: 2009/02/22 16:10
- 名前: リュウ (ID: QxOw9.Zd)
どうも、リュウといいます。初めて小説を投稿します。
ルーンファクトリーのタバサの恋をメインに書いていきます。
つまらないかもしれませんが、読んでもらえたら幸いです。
主なキャラの解説を。キャラが原作とは変わってくる場合があるのでご了承願います。
それと、原作には出てこない技とかがありますが、僕が独自に考えたものなので気にしないでください。
ラグナ ルーンファクトリーの主人公。記憶喪失。後
述のミストの牧場と小屋を借り、畑仕事をしながら生
活している。何かと器用で、剣術にも長けるが、優し
く、常に他人を思いやる。
タバサ 町一番の豪邸、ジャコリヌス家のメイド。普
段はメイドキャップをしているので分からないが、エ
ルフであるため耳が特徴的。本作の中心人物。
ミスト 生き倒れ状態のラグナに牧場と小屋を貸した
少女。ちょっぴり天然。
ビアンカ ジャコリヌス家の娘。父に似ず可愛い外見
だが、かなり我儘。
ロゼッタ 雑貨屋の娘。勝ち気な性格で、言い方がキ
ツイが、根は優しい。
フィル 町長の娘。一年ほど前から原因不明の病気に
悩まされていたが、ラグナの働きによって元気な体を
取り戻した。
オリキャラ
アレク アナザーストーリー〜フィル編〜より登場
藍色の髪と灰色の瞳が特徴。
コニファー・ミシェカ・カローク・スズ
第四幕〜新たなる来訪者〜より登場
目次
第一幕〜エルフと優しき青年〜
>>1 >>2 >>4 >>5 >>7 >>10 >>18 >>20 >>28 >>29
第二幕〜月光の祝福〜
>>34 >>35 >>39 >>42 >>47 >>53 >>57 >>61 >>62
アナザーストーリー〜フィル編〜
>>69 >>74 >>78 >>82 >>84 >>90 >>94 >>98 >>104 >>109
>>114 >>119 >>122 >>125 >>126
ショートストーリー〜タバサの悪夢〜
>>101
第三幕〜人間とエルフが繋ぐ橋〜
>>134 >>139 >>145 >>149 >>153 >>157 >>161 >>165 >>169
>>173 >>175 >>180 >>184 >>184 >>190 >>194 >>195
ショートストーリー〜聖夜祭の夜〜
>>208
第四幕〜新たなる来訪者〜
>>221 >>233 >>238 >>241 >>247 >>253 >>258 >>264 >>268 >>271 >>276
第五幕〜VSグリモア それぞれの目的〜
>>280〜
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84
- Re: ルーンファクトリー1 異種族の架け橋 ( No.2 )
- 日時: 2008/10/02 23:01
- 名前: リュウ (ID: QxOw9.Zd)
その日は朝から体調が悪かった。体が重く、頭もぼう
っとして、いつもより家事をこなすのが辛かった。
「タバサ?大丈夫?具合悪そうだけど・・?」
「大丈夫です、お嬢様。ちょっと疲れてるだけです」
ビアンカにはそう言ったものの、結局体調は午後にな
っても良くならず、雑貨屋に買い出しに出かけた時は
熱っぽさまで出ていた。ジェフにもロゼッタにも心配
されたが、なんとか買い物を済ませ、店を出た所で意
識が朦朧とし・・そこから先は覚えていない。
「いやー、びっくりしましたよ。タバサさんを見かけ
て挨拶しようと思ったら、急に倒れるんですから。」
「・・御心配をおかけしました。・・あの、ここは・
・・?」
「僕の家・・っていうか、ミストさんから借りてる家
です。今日はエド先生が薬草採取かなんかで病院が休
診状態なので、ここに運ばせてもらいました。タバサ
さん、ずいぶん熱が高かったんで心配しましたよ。」
「そうなんですか・・。ご迷惑をおかけしてすいませ
ん・・。」
いえいえとんでもない、と笑いながら濡れタオルを用
意してきて、額に当ててくれた。この町の人達は皆
優しいが、この人には他とは違った特別なものが備わ
っている・・。タバサは初めてラグナと会った時から
、そんなふうに感じていた。
- Re: ルーンファクトリー1 異種族の架け橋 ( No.3 )
- 日時: 2008/10/02 23:52
- 名前: 涙水 (ID: 3XO74UP/)
はじめまして!
涙水と言います!
ルーンのソフト持ってます!
ちなみにフィルと結婚しました。
更新がんばってくださいね!
応援してます☆
- Re: ルーンファクトリー1 異種族の架け橋 ( No.4 )
- 日時: 2008/10/03 21:36
- 名前: リュウ (ID: QxOw9.Zd)
>>3 ありがとうございます。フィル可愛いですよね。 では続きです。
「それはそうとタバサさん。」
ラグナは今度は剣の手入れをしながら言った。
「なんですか?」
「今日はここに泊っていきませんか?」
「・・え・えぇっ?」
珍しくタバサが少し取り乱した。当然と言えば当然だ
が。ラグナはタバサの様子を見て慌てて付け足した。
「いや、だってほら、無理に動かすのも良くないです
し・・。それにラピスさんによると、エド先生今日は
夜遅くにならないと、帰って来れないそうなんで。」
「いえ、でもそんな・・ラグナ様にもお仕事があるで
しょうし・・。」
ただでさえ迷惑をかけているのに、これ以上お世話に
なるわけには・・という思いもあってそう言ってみた
が、ラグナはまたさっきのように笑ってこう言った。
「そんな、僕のことは気にしないでください。タバサ
さんの体の方が大事ですよ。」
「・・・・」
タバサはラグナの優しげな笑顔を見つめた。その笑顔
を見ていると、安心できるような気がした。もっとこ
の人の笑顔を見つめていたい、という気持ちにさえな
った。自然に言葉が口から出ていた。
「本当に、よろしいのですか?」
「はい、もちろん。」
「・・・じゃあ一晩だけ、お世話になります・・。」
ラグナはまた笑顔になった。タバサは再び、温かいも
のに包まれるような感触を感じた。
- Re: ルーンファクトリー1 異種族の架け橋 ( No.5 )
- 日時: 2008/10/04 21:58
- 名前: リュウ (ID: QxOw9.Zd)
「それにしても・・エルフでも風邪引くものなんですね?」
「ええ、まあ・・。一応エルフの方が、人間よりわりと体が丈夫なのですが・・。」
「・・きっと相当疲れがたまってたんですね・・。あんまり無理しない方がいいですよ。」
「ぷっ・・・ふふふっ。」
「え?・・僕なんか変なこと言いました?」
「いえ、だって・・ラグナ様に無理するななんて言わ
れると・・・おかしくって・・。」
そうである。毎日モンスターが出没する洞窟に行った
り、農作業のほかに仲間にしたモンスターの世話をし
たり、挙句の果てには洞窟の最深部で巨大なモンスタ
ーと戦うような人に、無理をするなと言われても、全
く説得力がない。
「あはは、そう言われると・・。」
しばし会話を楽しんでいた二人だったが、やがてラグ
ナが腰を上げた。
「さて、僕はちょっと残っている仕事があるんで・・
・。夜までには戻ってきます。」
「はい・・。」
ラグナが出て行ってしまった後、タバサはどっと倦怠
感に襲われた。ラグナといる時はたいして意識してい
なかったが、改めて自分は風邪を引いていることを思
い知らされた。ラグナが帰ってくるまでは寝ていよう
かと考えていた所、家のドアがバタンと開いた。
- Re: ルーンファクトリー1 異種族の架け橋 ( No.6 )
- 日時: 2008/10/05 18:54
- 名前: リュウ (ID: QxOw9.Zd)
できれば感想の方をよろしくお願いします。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84
この掲示板は過去ログ化されています。