二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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鋼の錬金術師×学園アリス
日時: 2010/01/09 12:07
名前: キナコ☆ (ID: aU3st90g)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

また消えました(>_<)
でも諦めんぞぉ!

また書きなおしますので^^よろしくです!

☆来てくれたお客様☆

☆夜琉☆ ☆エリーナ☆ ☆チャミー様☆   

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Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.2 )
日時: 2010/01/09 11:44
名前: キナコ☆ (ID: aU3st90g)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

            2話

蜜柑 『ひぎゃぁぁぁぁぁっっ!!』
?? 『ん?どうした〜?』

だだだだだって……鎧が動いとるッッ!!
蜜柑 『よよよ鎧が……喋っとる動いとる……』
?? 『!!あ、あぁ…こいつ鎧を着てんだよ!』

何や……?今一瞬…男の顔がすごい歪んだ。
なんか……悪い事……聞いたかな……

?? 『それより、何が大変なんだよ』
?? 『僕も聞きたいことがあるけど…聞いてよ!
賢者の石が落ちてたんだ!』

そういうと鎧さんは赤い石を見せた。
金髪の男の子は固まってる。

蜜柑 『あぁぁぁぁぁぁぁっっ!棗の石!』
?? 『何言ってんだよ!賢者の石だっての!』
蜜柑 『棗のアリスストーンやっ!返してぇッ!』

うちは泣き叫んだ。すると金髪の男の子が止まった。
なんで……うちが……泣いてるからかな?

蜜柑 『返してっ……棗の……炎の石なんや……』
瞬間移動・フェロモン・もちあげ・時間旅行タイムトリップ……その他様々

皆の石は……うちの宝物なんや……
うちは……無効化と盗みを持ってる。

でも皆はそんなうちでも温かく迎えてくれた。
盗みを持ってる……うちでも。

?? 『こ、これは賢者の石……』
うちは男の子が言い終わらんうちに飛びかかった。

そして、炎のアリスストーンを奪い取った。
そして、瞬間移動のアリスストーンを握った。

?? 『あ、ちょっ、おいっっ!!』
?? 『待って!』

次の瞬間には別の場所に立っていた。

           3話

蜜柑 『よ、よかった……逃げ切れた……』
うちは棗の石をポーチに入れた。
これで、そろっとるな。みんなの石。

というか……またまたここはどこや……
垂れ幕(?)がブラーンと垂れ下がっとる。

それにしてもでっかい建物やな〜……
っていうか、賢者の石……って何?

あの男の子、すごい……必死やったな……
鎧さんも……なんかあるんかな……?

でもあの表情はすごい辛そうやったもんな〜……
まぁ、聞かずにおろ…というかもう会わへんやろ…?

蜜柑 『うちが黒い手にさらわれてきたって事……
誰か信じてくれる人おるんかな〜……』
まぁ、うちの予測からたどって行くと〜……

ここは別世界やな……
でも……皆は大丈夫やんな?

蜜柑 『さーてっ、どっか行くか〜♪……ぁ』
……ァ……うちの目の前にさっきの2人がたっとる。

?? 『ったく……面倒だっての……』
?? 『兄さん、飛びかかったらだめだよ?』

うちはそろ〜とその場から離れようとした。
でも……

?? 『おぃ……どこに行くきだよ』
蜜柑 『(ギクッ)どこって……うちの自由やろ…』
?? 『少し聞きたいことがあるだけなんだ^^』

嫌や……でも……鎧さんに殺されるカモ…(滝汗)

蜜柑 『何やねん……』
?? 『お前、どうしてさっき消えた?』
?? 『うん、いきなり消えたからビックリした』

アリスストーンや……って言ってもな〜……
蜜柑 『う、うちの能力や!』

説明力な〜〜い〜〜……((泣))
というかアリスも能力やもんな……

?? 『お前、錬金術が使えるのか?』
蜜柑 『いや……違う…うちはアリス能力者や』
?? 『アリス?アリスの錬金術師?』

何言うてんの、この2人。
もう面倒くさいんやな〜……

蜜柑 『アリスっていう能力や。錬金術とは違う。』
?? 『どんな能力なんだ?』

とりあえずうちは炎のアリスストーンを使った。
棗の炎が宙を舞う。

?? 『大佐の焔!?』
蜜柑 『アリスや言うてるやろ!』

うちは幻覚・水・影・ドッペルゲンガー・増幅などのアリスストーンを全部使って見せた。

2人は固まって見ていた。

蜜柑 『でも……見せられへんやつもあるんや…』
それは………盗み……
?? 『…そうか…これがアリスって奴なんだな?』
蜜柑 『そうや…うち、佐倉蜜柑!よろしゅうな!』

うちは笑顔を取り戻して言うた。

?? 『俺は、エドワード・エルリック。まぁ、エドって呼んでくれ。よろしくな、蜜柑。』
蜜柑 『エドは、錬金術師なん?』
エド 『あぁ、鋼の錬金術師だ』

ふ〜ん……エドってすごいんやな〜〜^^

?? 『僕はアルフォンス・エルリック。アルって呼んでね。よろしくね、蜜柑ちゃん』
蜜柑 『よろしくな、アル。』

うちは2人と自己紹介してから別れた。

………って行くあてなんてないわぁぁっ!
もうだめや〜〜〜〜〜っ!    

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.3 )
日時: 2010/01/09 11:46
名前: キナコ☆ (ID: aU3st90g)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

           4話

蜜柑 『今日は野宿やな〜……ん?』
うちの視線の先にはお金が落ちていた。
蜜柑 『誰が落としたんやろ……』

キョロキョロ辺りを見ても誰もおらんし。
交番とかは分からんし。

もう薄暗いし……使わせてもらうか〜……
その前にうちは増幅のアリスストーンを握った。

お金が増えて行く。これっていい事なんか〜!?
まぁ、仕方がないことや……スミマセン……

うちは近くにホテルを見つけたからそこに入った。

主人 『いらっしゃい!』
蜜柑 『あの、部屋空いてますか?』
主人 『空いてるよ!デース、案内頼む!』

すると向こうから女の子が出てきた。
うちはその場で硬直。だって……

蜜柑 『アンナちゃん?』
デース『ぇ?デースです!よろしくお願いします♪』
蜜柑 『よろしゅうな、うちは蜜柑や』

うちは部屋に案内してもらった。
すごい綺麗な所やな。

デース『蜜柑ちゃん、宿泊代、タダだからね♪』
蜜柑 『ほぇぇっ!?なんで!?』
デース『いいのいいの〜♪気にしなーい♪』

うちは少し戸惑ったけどうなずいた。
というかそっちの方が嬉しいしな。

デースが部屋から出て行ったあと深くため息をついた
蜜柑 『うち……もとの世界へ戻れるんかな…?』

夜空を見た。どこまでも続く夜空。
——うちは一体どうなるん?


         5話

うちはホテルから外に出た。
ひんやりと冷たい風が頬に当たる。

蜜柑 『寒い……』
今は夏なんやけど……

行くあてはないけど歩きだした。
ちょっと散歩しようかな……

蜜柑 『棗…蛍…ルカピョン…皆…』
うち、これを何回言うたやろう…………?

もう、おまじないのように言うてるな……
なんか服屋さんが空いてる。

うちは入ってみた。少し買い物をして出てきた。
——楽しくない。

うちの『楽しい』は仲間がおって初めてできる物。

蜜柑 『皆……うちって……何しとんやろな…』
つぶやいたけど誰も答えてはくれない。

そう思うととても寂しい。
もううち、何回も泣いてしまいそうや……

ええやんな……ええやんな?

ガタッ……

蜜柑 『……?』
すぐ近くで物音がする。

ガタ…ガタガタガタガタガタッ……

蜜柑 『何これっ……』

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.4 )
日時: 2010/01/09 11:50
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: http//www.kakiko.cc/novel/novel3/inndex.php?mode=view&no=14871

消えちゃったのかァ〜〜!
がんばれッ!

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.5 )
日時: 2010/01/09 11:53
名前: キナコ☆ (ID: aU3st90g)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

           6話

蜜柑 『何、これ……』
うちの目の前で黒い物体がうごいとる。

うちに向かって手を伸ばしてきた。
蜜柑 『だ、大丈夫かいな……』

うちは手を掴もうとした瞬間…………
?? 『そこで、何してるの?』
蜜柑 『ぇっ、ぁ…ちょっと…』

金髪で眼鏡をかけてて、犬を連れてる女性や。
学校の先生かな?何かかっこいいなぁ……

蜜柑 『ここ……に……』
あれ……気が遠くなる…………

ドサッ……
?? 『ちょっと!大丈夫!?』
蜜柑 『あ…はい…大丈夫です………あれ?』

黒い物体がいない。確かにおったのに。
なんでやろ……もう、アカンわ……

?? 『ちょっと!起きなさい!…………!』
もう何も聞こえへん。



           7話

『何だね、その少女は』
『倒れてしまったんです、大佐、少し力を貸して下さい!それに、後ろの2人も!』
『っておい!蜜柑じゃねえかっ!』

会話が聞こえてきた。
誰やろ……3人……?

『なんで、どうしたの!?』
『いきなり倒れたのよ、私も分からないわ!』

どこかに……運ばれてる……
もう……聞こえないや………

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

チュン…チュン……
蜜柑 『ん…………』

どこや、ここは……
今は………朝やな……

うちはゆっくりと起き上った。
頭が少し……痛い……

?? 『蜜柑ちゃん、起きた?』
蜜柑 『……アル?』
アル 『よかった、昨日倒れてたんだって』

あぁ……なんか黒い……物体……が
蜜柑 『ぁぁぁぁぁぁっっ!!』
アル 『!?な、何?』

あれ……なんやったんや……?
でも……あれは……

蜜柑 『人のようで……人じゃない……』
アル 『ぇ?』
蜜柑 『昨日、黒い物体がおったんや……でも……』

人じゃなかった……こんなこと言って…信じてもらえるかな?うち、信じてもらえへんと思う。全部。

黒い手にさらわれたことも、あの門も。

蜜柑 『何でも……ないよ……』
アル 『……そっか』

ゴメンな、アル。
でもうちも、聞きたいことはあるんやけど……

聞いたらだめのような気がするから……

アル 『蜜柑ちゃん』
蜜柑 『何や?』
アル 『蜜柑ちゃんここの世界の人じゃないよね?』

うちは目を大きくした。

Re: 鋼の錬金術師×学園アリス ( No.6 )
日時: 2010/01/09 11:56
名前: キナコ☆ (ID: aU3st90g)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15143

          8話

蜜柑 『アル……何……いうてんの……?』
アル 『でも…違うの……?』

うちは言葉を失った。ただでさえ考えることがいっぱいやのに、急にそんなこと言われても……

蜜柑 『どーせ信じひんやろっ!』

うちは部屋から出て行った。
アル 『蜜柑ちゃん!』

ドンッ……誰かとぶつかってもうた……
蜜柑 『いっ…』
?? 『蜜柑、大丈夫か?』

エドがうちの前に立ってた。

蜜柑 『どいてっ!』
うちはエドを突き飛ばした。
エド 『ぁ…蜜柑っ!』

うちは飛び出した。
走った。どこまでも走った。

最悪や、うちは………

蜜柑 『何しとんやろ……うち……』

空が曇ってきた。

          9話

?? 『ねえ、ラスト…あれがお父様の言ってた…』
?? 『あら、以外に早く見つかったわね……』
?? 『蜜柑っていうんだよね♪それにしても何であんな少女?』

怪しい雲の中、怪しい3人組が話している。
蜜柑を見下ろしながら。

?? 『だけどさ、あの少女、人柱の仲間だってさ』
?? 『そうね、新たな人柱、そして新たな人質』
?? 『それにお父様のお気に入り…すごいね〜♪』

ピカッ……雷が光るとともに3人の姿は消えた。

蜜柑 『雨……降ってきそうやな……』
ポツ……ポツポツ……ザァァァァァァッ……

蜜柑 『って降って来た!……まぁ……いいや』
ホテルに帰る気分やないし……

もうこのまま濡れとこう……
はぁ……エドとアル…うちの事見捨てたやろうな…

というか…うちの事…仲間やと思ってたんかな…?

蜜柑 『棗……ほた…るっ…皆ァッ…っ…うっ…』
雨か涙か分からない。
うちは近くの階段に座り込んだ。

屋根がないからびしょ濡れや。
でも……もう……いいもん……

うちだって聞きたいことあるのに……
アルは何で…鎧姿なん…?本当の理由教えて…?

エドとアルは何で…賢者の石っていうのを探しとん?
……うちは……どうやったら帰れるん……?

蜜柑 『うわぁぁぁぁぁっっ!!』
思いっきり泣き叫んだ。助けて、皆……

パシャッ……誰かが歩いてくる……
それも……1人や2人やない……

うちはゆっくりと顔を上げた。
そこには黒い物体が5,6体おった。

蜜柑 『ひっ……』
物体 『ダ……ズゲ……デ……』

手を伸ばしてきた。右腕がうずく。
見ると、黒いシミみたいなんがあった。

蜜柑 『何……これっ……』
あ…あの黒い物体や…うちがあの女の人の方を見てる間に手が触れたんや……

ということは……この物体……危険や……
なんていうんやろ…ペルソナと同じような感じがする

ということは…このシミは…………

蜜柑 『うちの手……腐ったん……?』
でも…うちの無効化で……

蜜柑 『っ……』
シュウウ……何とか消えたけど……

この世界アリスの世界やないから……
蜜柑 『ハァ……ハァ…』

少し使っただけですごい体力消耗する……
?? 『おぉ♪すごいね♪シミが消えた♪』
蜜柑 『誰や!』

?? 『その能力、あなた以外のこの世界の者には使えないでしょ?だってあなた……』
?? 『現実世界から来たんだもんね♪』

この人ら……なんで……しっとん……?
?? 『その能力をお父様がお求めよ。一緒に来てもらうわ』
?? 『その石は君にしか使えないんだもんね』
蜜柑 『何であんたらしっとんねん!』

この……人ら……人じゃない……
そんな感じがする…黒い物体と同じように……

?? 『…あ…ラスト、邪魔が来たよ』
?? 『ちっ…仕方がないわね…引くわよ』

そういってどこかに消えていった。
視界が……ぼんやりする…………

助けて……棗……蛍……ルカぴょん……皆…


——エド……アル……


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