二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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星空 【BLEACH】
日時: 2010/02/08 15:41
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

2つも小説掛け持ちのくせに新作です←←
頑張って更新します!!

+注意+

1、BLEACHの設定が崩壊してたりします
2、「有り得ねぇよ!」ってことがバンバン起こります
4、「んなの存在しねーよ!!」ってのもあります
3、キャラ崩壊したり……するかも
4、荒らし・悪口・中傷・偽厳禁
5、何かに似てたらすみません
7、オリキャラあり

以上のことを守れる方はご覧ください

*prologue*

星空で星が笑ってる

先の未来を知っているかのように

己の知らぬ真実

秘められたチカラ


避けられぬ運命の輪廻

背負うには重過ぎる運命を背負う少女

やがて少女は避けられぬ運命の戦いに巻き込まれてゆく———

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Re: 星空 【BLEACH】 ( No.21 )
日時: 2010/02/14 21:53
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第12話 *何故

「終わりました!」

「……そうか」

聞くが早いか、紬は部屋を飛び出した

「紬、最近やけに早いですね」

不思議そうに言う乱菊

「あー……それはですね」

「?」

「チカラの発動方法、分かったからですよ」


風を切る音だけが木霊する

「ええと……技の名前……」

分かんない……

何故なの……?

「……やってれば、自然に浮かんでくるかと思ったのに」

六芒星の印を結ぶとぼんやりと六芒星の盾の様なものは出てくる

でも直ぐに消えてしまう

「これじゃ意味ないよ……」

口から発せられた呟きは、青空に吸い込まれていった





     「練習あるのみだよね!」














          何故?

          何故?

      さぁね 分からないわよ









        マだかナ まダかナ

Re: 星空 【BLEACH】 ( No.22 )
日時: 2010/02/16 18:59
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第13話 *減らない 出来ない

『虚の大量発生!?』

一気に真剣な空気が流れる

「ああ、直ちに迎え撃て。とのことだ」

刹那、4人の人影が消えた


「うわっ、何この多さ!? 異常じゃん!!!!」

美姫が怪訝そうに虚を睨む

「油断してんじゃねーよ!」

目の前の虚が1体倒れる

「海斗!!」

「しっかりしろよなー」

分かってる、と答えて2人は戦前へ向かった

「月夜に咲く桜の如く舞え「月桜」」

淡い光を放ち花弁が舞う

三日月の形の花弁の塊は虚に食い込み、消してゆく

同時に他の虚も消していく

「まだ……こんなに」

減らない数。寧ろ多くなっている気さえする

刹那、フッと視界が紅く染まった

その直後、近くで鈍い音が響いた

そして流れる臭い


それは、紬の一番嫌いな鉄の臭いだった


「大丈夫!?」

すぐさま傷付いた隊士の元に駆け込む

(酷い傷……直ぐに治さないと死んじゃう!!)

涙が溢れ、血溜に落ちる

「どうしてっ……出来ないの!?」

星使のチカラで……治せないの!?

近くに虚が寄って来た

ふらりと立ち上がると、前を見て月桜を構える

「……月、桜」

刹那

「……え?」

バシャッと血があふれ出た

(早いッ)

月桜は遠くに飛ばされた

視界も霞んで見えないよ

……死にたくない

負けない、負けられない

無意識のうちに印を結ぶ

そう、六芒星の

「……真理 幻想 透明な星の光」

ただただひたすらに

「星剣!!!!!!」










          真理

          幻想

         目覚めた












      我らノ待っテいタチカラ

Re: 星空 【BLEACH】 ( No.23 )
日時: 2010/02/16 20:09
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第14話 *星の剣の降る夜空

焦った

見知った霊圧が閉じかけたから

刹那、その霊圧が爆発的に上昇した

「星剣!!!!!!」

(あ……この声)

「紬!?」


叫んでいた

がむしゃらに

何故、今頃になって分かったんだろう

無意識のうちに口は技の名を紡いでいて

漆黒の星空から淡く光る剣が降って虚を斬っていった

「もう……居ない」

荒い息の中呟く

呟いた言葉は星空に消えた

遠くで皆の声が私を呼んでる

もう、意識も遠くなってきちゃったけど

ゴメンね、疲れちゃったから

身体がぐらつく

「紬—————!!!!!」








          光?

          闇?

       永遠の闇を贈るわ







     永久ノ闇の迷宮ヘ誘ってアげル

Re: 星空 【BLEACH】 ( No.24 )
日時: 2010/02/18 23:12
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第15話 *閉じた瞳

「紬ッ!? 紬!! どうしたの!? ねぇ!!」

駆けつけてみれば怪我をした隊士達

幸い、虚は居なかった

そして———血を流し意識を失っている紬

「ねぇ! 紬!!!!!」

「よせ瀬川。取り合えず4番隊に連れて行け」

あと——と日番谷が続ける

「チカラ、使えたみてぇだな」


無機質な音だけが木霊する

「傷は深かったのですが、幸い命に別状はありません」

卯ノ花の言葉にホッとため息をつく

しかし、ベットで寝ている紬の意識は戻らない















           悲哀?

           喜愛?

         誰も知らぬ物語











     永遠ノ惨劇にヒれ伏すガいイ

Re: 星空 【BLEACH】 ( No.25 )
日時: 2010/02/19 17:29
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第16話 *波乱の幕開け

虚の大量発生によって紬が眠った頃

ソウルソサエティでもなく、現世でもなく、虚圏でもない小さな空間で

3つの笑い声が響いていた


「ふふふ、まんまと引っ掛かってくれたねぇ」

「ホントホント! 作戦成功だね〜」

「あれは気づかせない為だもんな」

中心に浮かんでいる小さな玉を囲み、クスクスと哂い合う

小さく輝くそれは、何処か不気味だった

「後はあ奴を連れてくれば———」


紅色の髪の女が扇子で顔を覆う

「ああ、そうだね」

薔薇色の髪の女も本気で言う

「まっ、俺らは最強って言われた立場だしな。どうにかなるだろ」

金髪の男がニヤリと笑う






     「さぁ もう手加減はなしだよ」














           標的?

           目的?

       さぁね 教えてあげない




















     我ラの野望ヲ打ち砕けルかナ?


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