二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 星空 【BLEACH】
- 日時: 2010/02/08 15:41
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
2つも小説掛け持ちのくせに新作です←←
頑張って更新します!!
+注意+
1、BLEACHの設定が崩壊してたりします
2、「有り得ねぇよ!」ってことがバンバン起こります
4、「んなの存在しねーよ!!」ってのもあります
3、キャラ崩壊したり……するかも
4、荒らし・悪口・中傷・偽厳禁
5、何かに似てたらすみません
7、オリキャラあり
以上のことを守れる方はご覧ください
*prologue*
星空で星が笑ってる
先の未来を知っているかのように
己の知らぬ真実
秘められたチカラ
避けられぬ運命の輪廻
背負うには重過ぎる運命を背負う少女
やがて少女は避けられぬ運命の戦いに巻き込まれてゆく———
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- Re: 星空 【BLEACH】 ( No.6 )
- 日時: 2010/02/08 17:27
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第1話 *極普通の
タッタッタと軽やかな足音が隊舎に響く
瑠璃色の髪を靡かせ
顔には微笑を浮かべ
「書類無事提出してきました!」
ニッコリと天使のように微笑むのは10番隊第3席の立花 紬
「そうか」
「えー! 紬早ーい」
ブーブー文句を言うのは10番隊第4席の瀬川 美姫
癖のない綺麗な黒髪が風に遊ばれる
「手伝おっか?」
「神様っ!!」
「紬! あたしも!」
鮮やかな金髪が視界に入る
「ダメですよぉ。私、2人分は出来ません!」
「え〜いいじゃない」
「松本。何でもかんでも立花に押し付けんじゃねぇ」
何時ものように眉間に皺を寄せたまま淡々と言う10番隊隊長日番谷 冬獅郎
「押し付けてませんっ! 頼んだんです」
屁理屈を言うのはその副官、松本 乱菊だ
「どっちも同じだと思いますよー」
苦笑しながら紬が言う
これが極普通の日常
この後いつの間にか乱菊さんが居なくなって、書類だけが残されていて
隊長が怒って。帰ってきた乱菊さんが怒鳴られて
それが当たり前の日常だった
それは偶然?
それか必然?
避けられぬ運命の輪廻
運命ノ歯車が動キ出すマで モう少シ
- Re: 星空 【BLEACH】 ( No.7 )
- 日時: 2010/02/08 20:45
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第2話 *最初の合図
午後。異変が起こった
書類整理を終わらせ、さぁ一休みという時
【ソレ】は起こった
「何……!?」
微かに紬の表情が歪んだ
「どうしたの……!?」
直後、その場に居た全員が感じた霊圧
「虚!?」
それは虚だった
「唯の虚じゃない……巨大虚が数十体。雑魚が沢山」
霊圧を察知し、淡々と呟く紬
紬は霊圧操作に長けているのだ
「行くぞ」
既に刀を構え、冷静に指示を出す日番谷
その瞬間、全員が瞬歩でその場を去った
「こんなに……!?」
予想以上の虚の数に驚きを隠せない美姫
「……隊長」
「松本、お前は向こう。立花と瀬川は右だ!」
すぐさま全員刀を抜く
そして駆け出した
「行くよ! 扇げ「紅扇」!!」
紅色の扇が現れ、風で虚は消えてゆく
けれど一向に減った気がしない
それは偽りか?
それは真実か?
思えばこれが最初だった
コれガ我ラかラの最初ノ合図
- Re: 星空 【BLEACH】 ( No.8 )
- 日時: 2010/02/08 21:01
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第3話 *眩暈
美姫は既に始解している
霊圧を探れば、隊長も乱菊さんも斬魄刀を解放していた
目の前の虚を倒しながらフッと微笑む
「仕方ないなぁ」
始解してあげるよ
「月夜に咲く桜の如く舞え「月桜」」
幻想的な光を放ち、月の形となった桜の花弁が現れる
刀を振るうと、花弁は虚に向かっていった
そして虚を切り裂く
「やっと減ってき……た?」
一瞬、目の前が歪んだ
……やだ、眩暈?
それに構わず虚を斬っていく
「……もう、居ないね」
何処からも虚の気配はしない
既に体力は底を尽いた
ふらふらの身体を引きずり、皆のところへ戻る
「皆無事か?」
怪我をしていないわけではない
掠り傷や切り傷は多少ある
「はい、大丈、夫、で……す」
プツリとそこで紬の意識は途切れた
永遠?
幸せ?
永遠の幸せなど存在しない
コれカら永遠の惨劇ガ幕を上げル
- Re: 星空 【BLEACH】 ( No.9 )
- 日時: 2010/02/09 21:28
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第4話 *開花の兆し
目を開けると、真っ白な天井が見えた
身体の節々が痛む
さっきは戦闘中だったから気付かなかったが、体中が痛む
悲鳴を上げる体を無視して起き上がると、丁度美姫と視線が合った
「あ、美姫……」
「寝なさい!! あんた今絶対安静状態なんだからね!?」
渋々ベットに戻る
絶対安静って……倒れただけじゃん
すると、パタパタと足音が聞こえた
「あの、直ぐに来てください! 卯ノ花隊長が呼んでます!」
「卯ノ花隊長が……?」
「此方へ、お座りください」
黙って椅子に座る
卯ノ花隊長から私に話し……?
「あの、ご用件はなんですか……?」
恐る恐る訊いてみる
暫くして、卯ノ花隊長が口を開いた
「私も、ここ500年見ていないのですが……」
その先の言葉を聞いた途端、頭が真っ白になった
「立花第3席。貴女には———」
「星使の能力が、眠っています」
運命?
定め?
運命の歯車は動き出した
我ラの求メる力はアと少シで手ニ入る
- Re: 星空 【BLEACH】 ( No.10 )
- 日時: 2010/02/10 17:53
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第5話 *兆しではなく開花
「ほし、つかい……?」
卯ノ花に聞かされた種族の名をポツリと呟く
ええそうです。と背定の声が響く
「星使とは古くより存在した種族で、星の力を使う事が出来ます。詳しい事は何一つ知られてませんが」
それ程稀少種ということです、と卯ノ花が続ける
「簡単に言えば、星使は滅却師と同じくらいの稀少種、ということなのですよ」
滅却師と……同じくらい
「先程言ったとおり、私もここ500年姿を見ていません。絶滅したとも噂されていますが———」
「……私が、その能力を受け継いでいる、と?」
「そうです」
呆然と目を見開く
そんな力が本当に私に?
微笑を浮かべ、話す卯ノ花
「それじゃ……私の力に開花の兆しがあるってことですか?」
少し困ったような表情になった卯ノ花が紡ぎ出した言葉に紬は驚くしかなかった
「いえ……貴女の力は、もう開花しています」
「……え?」
「ここからは注意です。星使の力の詳細は分かってません。どうやったら力を使えるのかも」
「そんな……」
「星使の力の発動にはかなりの力を使います。これははっきりしていることです」
ただ、ただ卯ノ花隊長の言葉を聞いていた
「むやみやたらに使うと貴女の命に関わります。力の扱いにはお気をつけを」
お大事に、と言われて部屋に戻された
ベットの上で、ボーっと何時もつけている六芒星のペンダントを見ていた
開花した
求めるもの
欲しい
我らノ計画に必要ナチカラ
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