二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜
- 日時: 2010/11/24 17:21
- 名前: かさぶた (ID: S05OFeOF)
あ、どうも。かさぶたといいます。
えーっと、ここは戦国BASARAの小説(てか、誰得夢小説です)を書かせていただいている場所にございます。
駄文だとは思いますがどうぞゆっくりしていってください。
〜注意書き〜
・最低限のマナーは守ってください。
・アドバイスは優しくお願いします。
・ものっそい亀更新です。
・史実? 何それおいしいの?
・トリップものです。
・だいたい生きてます。誰も殺しわせぬぞぉぉ!(←てか、死ぬとかの描写が出来ないだけ)あ、でもモブとか死ぬかも。(ヲイ
〜目次〜
>>1 登場人物紹介(オリキャラ)
>>2 プロローグ 〜落っこちた〜
>>3 第一話 甘味屋さん
>>5 第二話 風来坊との出会い
>>7 第三話 慶次さん
>>8 第四話 危機だよね
>>13 第五話 撃退
>>14 第六話 山で拾った落し物
>>15 第七話 目が覚めた
>>16 第八話 佐助
>>17 第九話 休憩時間
>>24 第十話 夜闇に紛れて帰る
>>21 プロローグ 〜落っこちてた鴎と鬼の話〜
>>22 第一話 鴎と鬼と国の財政
>>23 第二話 鴎と鬼と安芸の主
〜つぶやき〜
調子に乗って新しいのを書く、お馬鹿なかさぶたです。
多分もう一つぐらい増えるかも。
それでは、どうぞごゆっくりお楽しみください。
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.20 )
- 日時: 2010/10/11 17:35
- 名前: かさぶた (ID: yycNjh.Z)
レス返し
古見津枦落葉様
初めまして!
はわわ、もったいなきお言葉、ありがとうございます!
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.21 )
- 日時: 2010/10/11 18:30
- 名前: かさぶた (ID: yycNjh.Z)
プロローグ 〜落っこちてた鴎と鬼の話〜
本日は快晴。
穏やかで綺麗な海の上。船に揺られてのんびりしていたい。
でもね。
「死ね、馬鹿親!」
「酷くないかお前!」
でっかい奴とバトってるから無理!
いや、これ喧嘩みたいなもんだから死ぬようなことは無いと思うんだけどさ。
◆
あのさ、私、普通の女子高生だったわけよ。
でもね。あの日、急に降ってきた雨に驚きもせず濡れながら歩いて帰って、家のドアを開けて、そしたら真っ白い世界だったんだよ。
で、なんか赤毛で美人の神様(らしい)が「あんたアタシに選ばれたから。行ってらっしゃい」とか言われて落とされた。
そしたら、私若返ったんだよ。いや、若返ったとかのレベルじゃないよ。だって、産まれるところからスタートだよ!?
まぁ、私が産まれたところはさ、そこそこ高い地位の家でさ。
んで、今バトってるのは幼馴染なんだけどさ、昔さ、そこらにいる姫とかそういうのよりもよっぽど可愛くて綺麗だったのよ。
凄い仲良くて、今でも仲いいんだけど……。
男だったんだよね。うん。いや、男嫌いなわけじゃないんだけど、綺麗で可愛い子が男だったんだよ!? 事実告げられたときはびっくりしたよ!
でもさ、いますっごく楽しいんだよね。毎日。前にいた世界が嘘だったみたいに。
「ふー、すっきりした」
「本当にすっきりしたって顔してるな、お前は」
あ、申し遅れました。私、菅峰貴叉(すがみね きさ)と申します。以後お見知りおきを。
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.22 )
- 日時: 2010/10/12 18:35
- 名前: かさぶた (ID: NegwCtM0)
第一話 鴎と鬼と国の財政
「おい、親」
「何だ、貴叉」
睨み付ける私から必死に目を逸らそうとする、男。銀髪、顔の左半分を覆い隠す眼帯、でかい図体。こいつは、長曾我部元親。私の幼馴染だ。
「あんたね、また国を傾けてるってわかってる!?」
「う、でもよぉ……」
「言い訳無用! まったく、からくりばっかにお金かけて、ちゃんと周りも見なさいっていつも言ってるでしょう!?」
「……はい」
でかい体を小さくして、しょんぼりする親。
うーん。昔、私が怒った時も同じような感じになったけど、今は気持ち悪いよ。親。
「昔だったら許せるけど、今は無理だ諦めろ!」
「何が!? てか何を!?」
「しょんぼりしてる時に可愛いのは、あんたが可愛い可愛い姫若子ちゃんだったときの話だ!」
今のあんたがそんな風にしても可愛くないぞ。いや、たまに可愛いとか思うときもあるんだけどね。
「その話を持ち出すなーっ!」
「嫌だよーん」
急にでかい声で叫ぶ親。耳が痛くなるじゃないか。
姫若子時代はこいつにとっちゃ黒歴史。からかう材料にはもってこいの話題なんだもん。
「とにかく、気をつけること。わかった?」
「わかったよ」
まぁ、親も反省したみたいだし、とりあえずいいか。
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.23 )
- 日時: 2010/10/29 19:52
- 名前: かさぶた (ID: xLWpZ9qW)
第二話 鴎と鬼と安芸の主
「親、やばいぞ」
「は? 何がだ?」
きょとんと首を傾げる親。まぁ、今のじゃ伝わらないのはわかってるよ。
さっと、手に持っていたさっき届けられたばかりの紙(手紙だけどさ)を見せる。
「なっ……毛利が来るのか!?」
「そうなんだよ。親」
何様我様毛利様が四国に向かってるんだよ。
「貴叉、何でもっと早く言わなかったんだよ!」
「しょうがないよ! 就んところの忍が、さっき届けにきてくれたばっかなんだから! 文句言うなら殴るぞ!」
「ごめんなさい! とりあえず急いで準備するぞ!」
「了解!」
◆
「貴叉、長曾我部。なぜ二人そろって廊下に寝そべっておるのだ」
「「あんた(お前)のせいだよ!」」
わけわからん、みたいな感じで首傾げるな! 無表情だから、あんま可愛くないよ! あ、でも可愛い!(どっち) 馬鹿!
「あのねぇ、就。来るなら来るで、何でもっと早く伝えないのかな?」
「? 捨て駒に届けさせたはずだが?」
「ちょっと前に貴叉の所に届いたばっかりだけどな!」
「うるさいぞ長曾我部」
「そうだよ、親。うるさい」
「貴叉まで!? 酷くないかお前ら!」
騒ぐ親を華麗にスルー。だってからかうの楽しいんだもの〜。
さてと、お茶とお菓子用意しますかね。
- Re: 戦国BASARA 〜落っこちたのは〜 ( No.24 )
- 日時: 2010/11/24 17:11
- 名前: かさぶた (ID: kM82Y1ex)
第十話 夜闇に紛れて帰る
「んじゃ、俺様そろそろ帰るわ」
佐助がそう言ったのは、アタシが寝ようと思って布団の準備をしていた時。
出て行く佐助をそのまま無視して、布団に入り込む。うー、眠い。
「え、何にも言ってくれないの?」
「佐助。会えてよかったです。さようなら」
「あれ? 護ちゃん棒読みだよ」
「眠い」
早く行け! こっちは眠いんじゃあああ!
「あ、そうだ。また今度さ、遊びにおいでよ」
「どこ」
「お昼に言ったよね、確か」
えー、言ったっけー? あー、でも言ってたたような気がするな。なんだったけ。
「貝?」
「いや、字違うよ。貝じゃなくて甲斐」
「あー、そうだったね」
そうだ、甲斐だ甲斐。
「旦那と大将にも話はしとくからさー」
「了解。じゃ、アタシは寝る」
「はいはい。それじゃ、おやすみー」
「ん。またね、佐助」
布団に潜り込むと、ばっさばっさと鳥が羽ばたく音がした。
それがだんだん遠くなって聞こえなくなると同時にアタシは眠りに落ちていった。
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