二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中)
日時: 2011/01/20 12:56
名前: りー (ID: LNgGYvWh)

こんにちは、もしくはこんばんは
りーと申します!

鋼の錬金術師の小説を書かせてもらいます!
アニメも漫画も終わってしまいましたが今年の夏映画やりますし!!
楽しみです!
そして、まだ寒いですけど春も近いので
桜をテーマに鋼の小説書かせていただきます!

なにとぞよろしくお願いします!

えっと、オリキャラ出ます!!
そんなのいやだとおもったかたは戻るを押してください!



オリキャラ紹介

名前 レイル・フォンテニー

年齢 十五歳

性別 女

容姿 
茶色のロング、ところところの小さくみつあみしてある
瞳は赤 少し薄い赤のワンピース靴は黒

詳細
いつも、一人でいる
ほかにはなにも興味がない
ただ、軍に従うものすべて敵視している


オリキャラは以上です!
では!

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中) ( No.30 )
日時: 2011/01/22 18:27
名前: りー (ID: LNgGYvWh)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?583913

第十二話 無力


「大佐、頼みがあんだけどよ。あの子をかくまってくれねぇーか?」

エドが、部屋の隅で座っているレイルを見ながらロイ・マスタング大佐に問いかける

「おい、鋼のあの子はレイル・フォンティニーじゃないか。なんで」
大佐が、驚いたようにレイルを見る
「頼む!」
大佐は、エドが頭を下げてることに目を見開く
「珍しいな、レイル・フォンティニーがそんなに大切なのか」
大佐は、無表情で一点を見つめ続けているレイルを見ながらエドに問いかける

「ほっといたら、死んじまうかもしれねぇ守れるならなんとしても守りたいんだ。前みたいに無力なのは嫌だ」
エドとアルに、ある光景が蘇る

『お兄ちゃん!遊ぼう!』

お下げをした幼い少女、優しい微笑み
そして、それはいつのまにか喋る犬の姿になり

真っ赤に染まった



「それだけは嫌なんだ」
エドは、こぶしを強く握った

「分かった、鋼の言うとおりにしよう。レイル・フォンティニーは我々に任せてくれ」

「絶対だぞ!!無理なことさせんなよ!!あと、無闇にレイルに触れようとするなあばれるかもしれねぇから」

「分かった」






「おい、レイル俺たちはもう行く。ここにいるやつらは信じても大丈夫だ」

「レイルさん、また来るね」

エドとアルは、部屋を出て行った
レイルは、待ってと言おうとしたが声がかすれて言えなかった
手を伸ばそうとしても届きはしなかった。本当に近い距離なのに


と、その時部屋に入ってきた女の人がいた

「大佐、この子は?」
入ってきたのは、リザ・ホークアイ中尉通称 鷹の眼
軍の中ではそう呼ばれている射撃の腕は右から出るものはいない

「ああ、鋼のから頼むと言われてな」
中尉は、机の上に大量の資料を置いてレイルを見た

「では、どうするんですか?」
中尉は、レイルに目をやったがレイルは蹲っている。

「うーん、今考え中だ」
腕を組みながら椅子ごとくるくる回りながら言う




しばらくの沈黙、中尉ははぁとため息をつく


「おーい!ロイ!!」
勢いよく部屋に入ってきたのは、マース・ヒューズ中佐。軍法会議所勤務
ロイ・マスタングの親友であり良き理解者

「ヒューズ、久しぶりだな。丁度いいところにきてくれた」
ヒューズは、疑問符を浮かび上げる

「すまないが、そこにいるレイル・フォンティニーを家にしばらく置いてはくれないか?鋼のからの頼みでな」

「エドからの頼み?へぇーエドもお前に頼みごとするんだな。ああ、分かった俺に任せとけ!!わっはは!」
ヒューズは、大きな声で笑う

「助かるよ、ああ、それとその子はどうやら人間不信らしいんだずっと無言だったとしても大目に見てくれ」

「ああ、分かった!えっと、レイルだっけ?人間不信か知らないけどううちの娘を見たらそんなのもふっとぶぞ!!」
優しくレイルに微笑む、レイルは悲しそうな目でそして小さい声で「ありがとうございます」と言った


「ロイ、まだ用件を話してなかったな。あとでまた来る」
ヒューズは、笑いながらレイルを連れ去っていった


ロイとリザは、いつものことのように微かに微笑んでいた

Re: 鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中) ( No.31 )
日時: 2011/01/23 15:16
名前: りー (ID: LNgGYvWh)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?583913

第十三話 家族愛


「グレイシア、今帰ったぞ!!」

ヒューズ家に来ていたレイル。その時玄関に勢いよく走ってきたのは

「パパ!!お帰りなさい!今日は早いね!」
二つ縛りした可愛らしい三歳ぐらいの子、ヒューズが言っていたのはこの子だろう

「ああ!ただいま!でも、またお仕事に行かなきゃいけないんだ」
ヒューズは、その子を抱き上げぎゅうと抱きしめる
レイルは、その光景を見て懐かしく感じた。

父と子供、私に母も父もいない・・・・・・
考えるだけで空しくなった

「パパ、隣にいるのは誰?」
レイルは、自分のことだと気づいてハッと顔を上げる

「ん?この子はレイル。今日からしばらく家族になる子だ。エリシアのお姉ちゃんだ」
エリシアと呼ばれた子は、レイルに近づき

「レイルお姉ちゃん!お姉ちゃん宜しくね!」
ニコッと満面の笑みでレイルに言う
レイルは、何も言えなかった。

「うん、よろしくね・・・・」
今にも、泣きそうな涙をこらえてエリシアにそういうけど、やっぱり耐えられなかった
ボロボロと溢れ出す涙、羨ましい気持ちと家族の暖かさ。涙を止めることは出来なかった

「あなた、この子は?」

「ああ、グレイシア。家族愛に飢えてる悲しい子だよ。しばらくの間だけでいいからここにおかせてやってくれねぇーか?」
ヒューズは、ぼりぼりと頭を掻きながらグレイシアに問いかける

「ええ、あなたが言うなら。それに家族愛に飢えてるなら尚更よ」
グレイシアは、にっこりと笑った

「ありがとよ、さてと俺はまた軍に戻らなくちゃいけない。後は頼んだ」

「ええ、いってらしゃい」

「パパ、いってらしゃーい!」


「レイル、これからはここがお前の家だぞ」
はにかみながら笑うヒューズ、レイルはその笑顔があまりにもまぶしかった
ありがとうございますと言いたかったけど涙がそれを邪魔をした

ヒューズは、扉を閉めて軍に向かった














「今日は、ビーフシチューにしましょうね」
グレイシアは、エリシアに笑いながらキッチンに立つ

「あら、お肉がちょうど切れてるわ。あ、りんごも・・・・うーん」
グレイシアは、冷蔵庫を開けて悩んでいる

「あ、あの、私が買ってきます。何もしないのはよくないからそれぐらいさせてください」
レイルは、俯きながらグレイシアに言う
グレイシアは、ニコッと微笑んで

「じゃあ、お願いしようかしら」

「じゃあ、行ってきます」


レイルは、家に出てヒューズ家に近い肉屋を探した
そして、一番近かった肉屋に入った


「いらっしゃいませー・・・・あ、君」
レイルは、話しかけられたのかとびっくりして固まってしまう

「今日の朝、会ったよね!ほら客と喧嘩してた肉屋だよ」
レイルは、思い出したのかこくんと無言で頷く


『国家錬金術師に売る肉はねぇんだよ!!』なんたらこうたら言ってた肉屋の少年

「いや、ここらへんに住んでたんだね!」
少年は、レイルに元気よく話しかける

レイルは、頷くだけ
「あ、そういえばお肉買いに来たんでしょ?何買うの?」

「ビーフシチュー用の肉、五百gください」
消え入りそうな声で少年に言う

「あいよっと!」
少年は、元気に言ってレイルに肉を渡す

肉を受け取る際、少年の手に当たってしまいレイルは怖がって急いで手を引いた
肉は床に落ち、少年は驚いた顔をしている

「あ、ごめんね。ねぇ失礼なこと聞くけど・・・・・君人間不信かなにか?」

「ご、ごめんなさい!!」
レイルは、床に落ちた肉を拾い肉屋から出て行ってしまった

「あ、ちょっと待ってってば!話したいことが!」
少年は、レイルを追いかけた


「やっと、追いついた」
追いついた先には、異常に震えているレイルがいた

「追いかけてこないでよ!!怖いのにお願いだから!!もうやめて!!臆病なの!私は弱いのに自分が自分が怖くて怖くて怖くて堪らないのに・・・・!!」
涙が静かに溢れ出す

少年は驚いたように少し反省した顔色でごめんと言った

そして、しばらくの沈黙

「ねぇ、君の名前教えてくれる?」

「・・・・・・レイル」

「レイルか、俺はパセル。パセル・トゥーティー」
少年、パセルは優しくレイルに微笑んだ。レイルはただ蹲ってるだけそしていきなり立ち

「もう行かなきゃ行けない、パセルもう追いかけてこないで私は臆病で弱いから何も出来ない罪人だからそんなやつといないほうが身のためだよ」

レイルはそういって、ヒューズ家に向かった

Re: 鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中) ( No.32 )
日時: 2011/01/23 20:51
名前: 花桜 (ID: hi4BpH9d)


パセル出してくれてありがと★
そして今日は新たなお客さん!!

セルリア「こ、こんばんは…」

セルリア・カルディセス只今登zy((((
レイルちゃんの心を癒すのは…。


わからぬ(((((
更新ファイト!!!!

セルリア「頑張ってください!!!」

Re: 鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中) ( No.33 )
日時: 2011/01/23 21:30
名前: りー (ID: LNgGYvWh)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?583913

花桜>
わー!お茶を用意しなきゃ!!((

わーい!!セルリアちゃん可愛いよ!!セルリアちゃん!
いえいえ、パセル君はとても書きやすいよ!!
き、キャラ崩壊してなければいいんだけどねっ!!

うん!!頑張るよ!!めっちゃ頑張る!!
お互い頑張ろうね!コメントありがとね!

Re: 鋼の錬金術師 桜の約束(オリキャラ募集中) ( No.34 )
日時: 2011/01/26 18:05
名前: りー (ID: LNgGYvWh)

第十四話 更なる犠牲

あれから、一ヶ月経った
エドたちは、今セントラルシティにいる凶悪な通り魔がいるとか
それに国家錬金術師だけを殺す

人間は残酷だ、私がこうして食べ物を食べている、そんなときだって人間は何百人も死んでいくんだ
そんなことかんがえるだけで胸に罪悪感が溢れ出して来る
私は罪人なのに、罪人なのにこんな裕福な生活をしてていいのだろうか?
何十人殺したこの私が……

レイルは、自分の手を見るいつかまたこの手が真っ赤になってしまうんじゃないかと怖くて仕方なかった




「おーい、レイルいるか?」
懐かしい声がした、レイルは急いで玄関のほうへ向かう
そこには、エドとアルがいた

「エド、アル」

「おっ!元気そうだな」

「良かったぁ」
二人は安心したかのように笑う、私は笑えなかった
そういえば、二人のことよく知らなかった、でも聞くのもどうかと思うけど

「ねぇ、エドとアル私二人のこともっと知りたい。禁忌をなぜ犯したのか……」
その場が冷たくなった

「母さんにもう一度微笑んで欲しかっただけ、それがこんな形となって残った自業自得なんだけどな」
エドの白い手袋の隙間からきらりと輝くものオートメイル、別にオートメイルが罪の象徴じゃない、
事故で手足を失う人だっている、だから決して罪の象徴じゃない

アルも、少し俯いている
全身失っているアル、なんの感覚もないのかもしれない
眠れないってきいたことある
泣けもしない、笑う姿だって見れない

「そうなんだ、ごめん」


「いや、いいんだよ。なんかレイル柔らくなったな!感じが優しくなったっていうかきつくなくなった」
エドは話をそらそうとレイルの話題にする

「あ、兄さんも思った?僕もそう思ったんだ!レイルさんすっごく優しくなったよ」

「なにそれ!私が今まで優しくなかったみたいじゃない!」

優しくなった・・・・・・
それは怖いからだよ、前みたいに意地張れないの
罪人だから、張ったらものすごい勢いで罪悪感が押し寄せてくる

「なんでお前がいきがってんだ」

「お前のせいで俺たちは死んだんだ。お前のせいだ」

「なんでお前だけ食べ物を食べて笑えてるんだ」

そんな声がするの
だから優しくなったんじゃなくて、臆病になったのほうが正しいのかもしれない



「じゃあ、俺たちはもう行くわ。じゃあなレイル」

「また来るね!レイルさん!」

そういって家を出て行く二人、その背中を小さく手を振りながら見送る




























「パパ、まだ帰ってこないのー?」

夜十一時半、いつもならもう既にヒューズさんが帰ってくる時間帯
もし、泊まりだとしても一回はここに帰ってくる

「あ、ついさっき出たんですね。分かりましたありがとうございます」

グレイシアさんが、軍の方に電話した

「エリシア、もう少しでお父さん帰ってくるってだからもう寝る準備しましょう」

「はーい!」
エリシアが、大きく返事をする

「あの、グレイシアさん私ヒューズさんを迎えに行ってきますね。すこし心配なので」
なにかが起こりそうなようで心配で足早に軍のほうに向かう
胸騒ぎ、なにかが起こる

私の勘だけど、そんな気がしてならない



ようやく、軍の前あたりに付くと人の少ない路地裏から声がした

「なんでっ・・・・!!レイルっ!」

私の名前だ、そしてこの声はヒューズさん?
路地裏に近づくと、私は目を疑った

そこには真っ赤に染まったヒューズさんがいたから
そして真っ赤なナイフを握ってるのは・・・・・紛れもない私だった

「え?なんでもう一人の私がヒューズさんを殺しているの?」

分からない、あの光景あの村での光景がフラッシュバックする
やだ、やめてよ

「貴女が殺したの、私はここで見てただけ……」
大きく笑う、私に似た誰か

そして、だんだん男の姿にかわる。中性的な顔つきした男になる


「レイル・フォンティニー。マース・ヒューズ一一時五十六分殺害」

何が起こったのかわからない

「ま、待ってよ!何言ってるの!?」
否定の言葉を述べるが無視され手にはナイフを握らせる



男の太ももに見たことのない刺青、そしてどこかにいそうな女性に変わった

「キャアアアアア!!だ、誰か!誰か来て!!殺人犯よ!早く!!」
悲鳴を上げているが口は笑っている

私は、怖くてナイフを捨て無我夢中でどこかに走った
「うっ!!私じゃない私じゃないのに!!なんでなんでよ!!!」

大きな声で叫んだ、なぜ逃げたのかその時の私には分からなかった




Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。