二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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魔天使マテリアル〜短編集〜
日時: 2012/03/11 18:20
名前: ウサギ年 (ID: J0KoWDkF)

え〜と、2作目です。

ここではマテマテの短編集をやりたいと思っています。

リクエストのキャラクターやお話もお待ちしています!

見てくださったかたはできるだけコメントをもらえると嬉しいです♪

☆登場人物☆
今までのマテマテのキャラクター

みなさんが考えたオリキャラ

です!

ではっ★

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Re: 魔天使マテリアル〜短編集〜 ( No.24 )
日時: 2012/03/27 12:40
名前: ウサギ年 (ID: FOn.NxJ9)

チョコッキーさん
はじめまして!見ていただきありがとうございます♪
タメおっけーです。
今から見に行きますね。

時間が・・・ ( No.25 )
日時: 2012/03/27 13:05
名前: ウサギ年 (ID: FOn.NxJ9)


「ところで現場はどこなんですか?」

「来真町立図書館です」

「今から行かないのか?」

「倒れる人が多いのが夕方ごろなんです」

それならと徹平がいう。

「なんかくおーぜ・・・」

「もう!徹平さんだらしないですよ」

そこで瑠奈が提案した。

「じゃあ、グリーンにいきませんか?」

「グリーン?」

全員ハモった。

「はい。元植物のマテリアルの草壁 陽さんがやってる喫茶店なんで

 す」

「元マテリアルか。ここも神舞町と同じように元マテリアルが経営して

 る店があるのか」

「お前たちの町にもあるのか」

連がはじめて口を開いた。

彼もレイヤとおなじく寡黙なタイプらしい。

「ええ、ウィンドミルっていうんです。マスターは元風のマテリアルの

 伊吹 涼さんです」

「へえ、あ、今からいきましょう」

喫茶店「グリーン」に行くことにした。

Re: 魔天使マテリアル〜短編集〜 ( No.26 )
日時: 2012/03/27 13:19
名前: ウサギ年 (ID: FOn.NxJ9)


喫茶店「グリーン」。ウィンドミルとはまたちがった普陰気だった。

茶色い壁でメルヘンチックなかんじでおとぎ話にこんな感じの家がでて

きたお話があったと思ったサーヤである。

店に入るとマスターが元気よく声をかけた

「いらっしゃい!」

茶色い髪でさわやかな感じの人だった。

「君たちは神舞町から調査に来てくれたんだね」

「私たちを知ってるんですか?」

「もちろんだよ。今日は特別にジュースは好きなもの飲んでいいよ」

「わあ、ありがとうございます」

「遠慮しないで。あ、もちろん料理なんかもたのんでね」

われ先にと徹平が注文する。

「オレ、麦茶とナポリタン!」

全員冷ややかな目だった。

「わ、わたしは徹平さんらしくていいと思うよ」

あわててサーヤが言ったが周りは冷たい。

「紗綾さん、徹平さんを甘やかすとヒドイめにあいますよ」

「そうだぞ、サーヤこんなやつかばうことなんかない」

「紗綾ちゃん、いいんだよかばわなくて」

徹平は悲しくなった。

手がかりが ( No.27 )
日時: 2012/03/27 16:24
名前: ウサギ年 (ID: FOn.NxJ9)

「ははは・・・」

思わず乾いた笑いになった。

      ***

夕方になった。

瑠奈が声をかける。

「そろそろ行きましょう。悪魔のでる時間です」

お腹もいっぱいになってマテリアルたちは準備万端だ。

「わかりました」

「じゃあ行ってきますね」

草壁にも声をかける。

「おう、行ってこい」

        ***

来真町図書館に着いた。

「じゃあ入りましょう」

そのときサーヤの首がチクッとした。

「???」

その方向をみると窓の外にたくさんの白い花が揺れているだけだったの

で気にとめなかった。

そのとき突然悲鳴が聞こえた。

サーヤの首筋にまた痛みが走る。

「どうしたんですか」

「と、友達が急に倒れて・・・」

マテリアルたちは顔を見合わせた。

「救急車を呼んだほうがいいでしょうか」

「そうですね」

        ***         

結局手がかりがつかめず、「グリーン」にもどった。

そこで草壁に相談した。

「陽さん、どうしたらいいでしょう?」

う〜んとしばらく首をひねっていたが。

「もう少し暗くなってから行けばいいんじゃね」

全員ガクッとなる。

そのとき連がつぶやいた。

「夜のほうが悪魔だって活動しやすいんじゃないか?」 

納得の理由?だった。   

なぞの女の人 ( No.28 )
日時: 2012/03/27 21:34
名前: ウサギ年 (ID: FOn.NxJ9)


夜、図書館にきた。

またさーやの顔が曇る。

「サーヤ、大丈夫だ」

レイヤが誰にも聞こえないようにこっそり声をかける。

そう、神舞町での図書館での一件が原因になり志穂との仲が疎遠になっ

てしまったのだった。

徹平が地面に手をつき、志情報収集をはじめる。

「地よ、留めし記憶を我に」

しばらく記憶を見ていた徹平は声をあげた。

「徹平さん、なにか見つけたんですか?」

「なんか白い花がたくさん集まっている。女の人を取り囲むみたいに」

「なんだって!」

全員顔を見合わせる。

間違いなく上級悪魔の存在が明らかになった。

「じゃあ、その悪魔はどこにいるんですか?」

瑠奈がたずねたそのとき、

「イタッ」

サーヤが首筋を押さえていた。

「サーヤ、でたのか」

レイヤがたずね、サーヤがうなずく。

「たぶんあっちです。行ってみましょう」

サーヤについていくと静かな森のようなところだった。

図書館からはそう遠くない。

「私探してみます」

瑠奈が力をつかった。

「月光よ!悪をまといしものを導き出せ!」

そのとたん瑠奈の周りから金色し近い光があたりを照らす。

「きゃあっ」

木の上から声がした。

驚いてそこを全員が注目すると真っ白なワンピースをきた真っ黒な髪の

毛の女の人が立っていた。

その人は怪しい瞳でこちらを見下ろしていた。


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