二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ハッピーエンド 〜イナGO〜
- 日時: 2012/07/09 18:25
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: MWVP7N9m)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
はいどうも。藍紅です。
「またお前か」とか思った人はbackplease!
注意!
・作者(藍紅)の妄想がついに爆発した
・何か見たことのある内容(なのは藍紅がハマったから)
・グロイ表現があるシリアス(というか藍紅にはシリアスしか書けない)
耐えられる人はどうぞ!
オリキャラ募集終了いたしました!
沢山投下してくださってありがとうございました!
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- Re: ハッピーエンド 〜イナGO〜 オリキャラ募集中! ( No.3 )
- 日時: 2012/06/26 17:25
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
ドラゴンクエストのCM福潤がMCやってたwwwwwwwwwwwwwww
「あらやだ福潤じゃない」と思ってガン見してたwwwww
- Re: ハッピーエンド 〜イナGO〜 オリキャラ募集中! ( No.4 )
- 日時: 2012/06/26 17:26
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
俺の京介があんなに可愛いわけがない
- Re: ハッピーエンド 〜イナGO〜 オリキャラ募集中! ( No.5 )
- 日時: 2012/06/26 17:57
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
2話「白き規則と黒き自由」
(白竜side)
言ってしまった。
ついに言ってしまった。
京介に、好きだと。
「あ、えっと…京介、」
「…好きって、」
「え…?」
「好きってどういうことだよ」
「恋愛的に、剣城京介が好きだ」
「……」
京介が顔を赤くする。……不覚にも可愛いなどと思った自分を思いきり殴りたい気分だ。
「京介、好きだ」
「お、おい白竜…っ」
俺は急に自分が情けなくなり、目の前に居る愛しい人物を抱き締めた。
「俺は、お前を受け入れられない」
「京介…?」
京介を抱き締めた腕を払いのけられ、俯いた京介からそんな言葉が放たれた。
「白竜、悪い。俺には好きな奴が居るんだ。」
「………そうか」
情けない。なにが「そうか」だ。
京介が「出ていけ」と言わんばかりに俺を見つめる。
「じゃあ、俺はもう行く。じゃあな、剣城」
「……っ」
もう、俺にはアイツを「京介」と呼ぶ資格はない。
いや…あるはずがない。
(剣城side)
苦しい言い訳だと感じていたのに。
白竜はそれを認めてしまって。
名前で呼んでくれなくなった。
引き留めたい。「俺が好きなのは白竜だ」と。
後ろから白竜に抱きついて、「好きだ」と言いたかった。
でも、アイツに俺は似合わない。
アイツには…俺よりもっと綺麗で、お淑やかで、可愛い女の子が似合うんだ。
俺なんかじゃ、釣り合わないから。
これでよかったんだ。
よか、った?
俺はこれで良かったの?
いいの?
大好きな人が?
これで終わり?
唐突に?
嫌だよ。
そんなの嫌だよ。
ねぇどうして?
どうして俺の嘘を信じちゃったの?
行かないで。
行かないでくれよ。
どうしてそんな悲しい顔をしてるんだよ。
なんで俺を強引にでも抱き締めて好きだって言ってくれないの?
ふったんだよ?
普通引き留めるだろ?
なぁ、白竜。
好きだよ。
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ。
俺は、お前が大好きです。
どうして言えなかったんだろう。
なんで?
なぁ。
なんでだよ?
俺はお前が好きだ
ほら、今なら簡単に言えるのに。
もう会えないの?
「ゼロ、仕事だ。出ろ。」
「は、い……」
教官に呼ばれ、俺は部屋を出る。
ふと横に振りむくと、白竜が居た。
よかった。また会えたね。
「白竜、」
「剣城……前を向け。撃たれるぞ。」
「あ……」
え?
なに?
俺が何かした?
どうして?
どうしてそんなに冷たく扱うの?
俺は何もしてないよ。
ねぇ、もう一度愛してよ。
大好きだって言うから。
愛すから。
ねぇ…
お願いだよ………。
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ好きだよ
ねぇ…好きだよ。
「俺はお前が大好きだ…」
誰にも聞こえない様な声で呟いた。
たった一人、この声が聞こえていた奴が居た。
白竜だった。
「剣城、誰が好きなんだ」
「え…」
「誰なんだ」
俺は白竜に壁に押し付けられる。
ねぇ、そのままキスしてよ。
白竜が好きだよ。
俺は白竜が好きだよ。
白竜が好き。
そのまま強引に抱き締めてよ。
いいんだよ?抵抗なんてしないから。
むしろ、嬉しいから。
「白竜」
「なんだ?」
「白竜だよ」
「……なにがだ」
「俺の、好きな人」
「剣城…嘘を言うな。お前は俺を…」
「白竜が好きだ」
「嘘だ…」
「嘘じゃない…好きだ。好きだ…白竜が好きだ。」
「京介」と呼ばれ、俺は白竜と抱擁を交わす。
・・
「……仕事へ戻ろう。天登」
そう呼べば、白竜は俺の顔を見つめる。
「名前で呼べ、京介」
バッと体を起こす。
あぁ、夢だったのか。
白竜……白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜白竜……っ
好きだ…好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ……!!
あぁ、俺はおかしい。
これが病んでるって奴なのかな……ははは。
俺は、ハッピーエンドを許さない。
冒頭でもそんなことを言った気がする。
だって、そうだろ?
「ハッピーエンド」は「幸せな時が終わる」って意味なんだ。
そりゃ、読者は「幸せな話だったね」で終わるかもしれない。
でも、主人公の気持ちを考えた事があるか?
幸せの絶頂で物語を終わらせられるんだぞ?
こんなに最低な終わり方しなくてもいいじゃないか。
そう思わないだろうか?
だから、いいんだ。
「バッドエンド」こそ本当の「ハッピーエンド」
幸せで終わるより、死で終わった方が主人公は幸せなんだ。
不幸があれば、それだけ幸せがある。
だから俺は、ハッピーエンドを決して許さない。
NEXT
2話完結です。あ、続きますよ?
だんだんシリアスになってまいりました2話ですが、
「囚人と紙飛行機」の「囚人」である「420番」の彼と京介を
重ね合わせている訳です。
うぅん、上手くいってるかどうかなのですが。
オリキャラ大募集中なので、どんどん投下してください。
お願いします!
- Re: ハッピーエンド 〜イナGO〜 オリキャラ募集中! ( No.6 )
- 日時: 2012/06/29 17:46
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
藍「テスト終わったああああああああああああああああああああ!!
自由だああああああああああああああああああああああああああ!!
私は自由だああああああああああああああああああああああああ!」
京「藍紅、藍紅。ぶかt(藍「言うなあああああああああああああああ!!」
………サッカー…やろうぜ……」
藍「ですよねーw」
京「……ラージャン様でもやった?」
藍「何故バレたし」
京「いや、テンションがゆっくりだったから」
藍「あのスーパーサイヤ人強いよなんなんだよあれ
10乙したんですけど!?え!?」
京「え…?10乙……?じゃあクエスト3回失敗しt(藍「それ以上言うといくら京たんでも殴るよ?」
……ごめんなさい」
藍「さすが京たん可愛い」
京「うるさい」
藍「ツンデレえええええええええええええええええええ(ry」
京「スケダンのサーヤかよ」
藍「見てたのかよ」
京「人の事言えないだろ」
藍「サーセン…2日ぶりのPCでテンション上がりまくって…つい…うっかり…
京たんに手を出してしまうくらい精神的に追いやられてます」
京「俺に手を出すのはいつもの事じゃn(藍「え?」
………俺毎日のように手を出されてる気がするんですが。
まぁそのたびにブチのめしてるけどな」
藍「ですよねーwwww」
京「藍紅ホントマジ大丈夫なのか?」
藍「うわあああああああああああああああああああああああああ(ry
京たんに心配してもらって疲れがぶっ飛びジャンプしたわあああああああああああ(ry」
京「そりゃよかった」
藍「京たんが俺に大人しく抱かれてくれたらもっとぶっ飛ぶわ。
部活バッチリ頑張れるわ」
京「抱かれるのは嫌」
藍「じゃあ抱き締められてくださいお願いします」
京「ん、」
藍「京たんうわあああああああああああああああああああああああ(ry」
京「藍紅苦しい」
藍「愛くるしい!?それは京たんしか居ないぜよハァハァ
京たん凄くいいにおいするねフローラルないいにおいするこれは優一さんじこみ?
ねぇそうなの?凄くいいにおいだね京介なんの柔軟剤?ねぇこれなんて柔軟剤?
京たん髪の毛もふもふしたいお、ねぇいいよね?もふもふもふもふもふもふ^p^
京たんの藍色の綺麗で美しい髪をもふもふもふもふ^p^」
京「変態ですか?」
藍「Yes、Iam」
京「何故Englishwwww」
藍「なんとなく。だって京介が可愛いから!!
2日も京たんを拝めないという最悪な精神状態に陥った俺に死角はなかった
さぁ京たん2日分ハァハァさせてくれ京たんうわあああああああああああ(ry」
京「ミラ様狩れたらいいよ」
藍「なん…だと……勇弓使っていい?」
京「ダメ(ニコッ」
藍「京たんの悩殺スマイルキターーー\(°∀°)/ーーーーー!」
京「じゃあ、そうだなぁ…全身蟲野郎で、蟲野郎の片手剣で(`・ω・´)キリッ」
藍「え?俺に蟲野郎装備の蟲野郎片手剣でいけ…と?」
京「うん、俺の言う事が聞けないのか虫の分際で」
藍「いいえ滅相もない。可愛い可愛い俺の愛しの京たんの言う事が聞けないイナオタじゃありゃしませんぜ兄貴!」
京「そっか、逝ってらっしゃい(´∀`)ノシ」
藍「え…?ちょ、京たん字がちが((ry」
藍「惨敗しました(´;ω;`)ブワッ」
京「残念」
藍「京たん、1日分でもいいからhshsさせてください」
京「やだ」
藍「てーんまーー」
京「え」
天「呼んだ?」
藍「うん(^ω^) 天馬、君の愛しの京介くんがハァハァさせてくれないんだよどうしたらいい?」
天「京介なんてナルガクルガ(女子)装備着せちゃえばいいんだ…」
藍「ナルガたん(女子)装備ですか…なかなかいいトコ行きますな天馬さん」
天「でしょ?」
京「女子って字が見えるのは気のせいか」
藍「え?ナルガたん(女性)装備だよなにを言っているのだねワトソン君」
京「女性になってる…鬼畜」
藍「うわああああああああああああああああああああああああああああ(ry
京たん可愛いおおおおおおおおおおおおおおおおおг(г^p^)гオワタァ」
天「ねぇねぇ、早く京介にナルガクルガ(女子)装備させちゃおうよ!一式用意したよー」
藍「マジで!?GJ天馬きゅん!!さぁ京たんっ着るのだこれをっ!!」
京「嫌」
藍天「ですよね」
- Re: ハッピーエンド 〜イナGO〜 オリキャラ募集中! ( No.7 )
- 日時: 2012/06/29 18:36
- 名前: 藍紅 ◆jqzZxVcA6Q (ID: 6w2XcUmF)
- 参照: 京たんとアルファとベータは俺の嫁だ、異論は認めん。
3話「禍々しき悪霊」
(剣城side)
俺は本を読んでいた。
つまらない内容だ。
「つまらない…本当につまらない……」
くだらないハッピーエンドで終わってしまった物語。
ハッピーエンドを、俺は許さない。
そう言ったはずなのに……。
俺はハッピーエンドが嫌いなわけじゃない。
ハッピーエンドで終わらされる主人公たちが可哀想だから嫌なんだ。
考えたことないだろ。
どうしてハッピーエンドで終わらせられるんだよ?
なぁどうしてだ?
俺はハッピーエンドを許さない。
決して、俺の物語はハッピーエンドなんかじゃ終わらせない。
物語は、作者が手掛けるものだ。
登場人物なんて所詮作者の考えた通りにしか言葉を話せないんだから。
そうじゃないんだ。
登場人物にだって感情がある。
アニメの声優がアドリブで言葉を入れるようなもんだ。
俺達「キャラクター」にだって感情が有るんだ。
喜怒哀楽、というものがな……。
ドアのノックする音。
俺はゆっくり立ちあがり、ドアを開ける。
と、同時に抱き締められた。
「誰だよ…!」
俺は精神的に追いやられていた。
すぐ誰にでも怒りが湧くようになっていた。
すぐ、この時もキレてしまった。
「剣城、そんなに怒鳴らなくてもいいだろ」
「あ……」
抱き締めてくれたのは白竜だった。
あぁ、怒らなければ良かった。
抱き返せばよかった。
「はく、りゅう……」
「そんなに嫌だったのか」
「いいや…そんな、こと……」
「剣城、もう一度…もう一度、お前に伝える。お前が好きだ、剣城。」
「え……?」
「一度ふられただけじゃ、諦めきれないんだ。愛してる。」
アイシテル?
ナンダヨソレ?
オ前カラ俺ヲ離シタ癖ニ?
今更ナンダヨ?
イヤダ。フッチャダメナンダ。
俺モ白竜ガ好キダヨッテ言ワナキャダメナノニ……
「愛してる、剣城」
「ちょ、はくりゅ…んんっ……」
あぁ、白竜。
そうだ。
俺はそうしてほしかったんだ。
キスだろ?
キスしてほしかったんだ。
抱き締めて欲しかったんだ。
愛してるって…
好きだって言われたかった。
大好きだよって
白竜が
俺の大好きな白竜が
今、
俺に、
キスしてる。
俺が、望んでいたこと。
大好きだよ。
好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ
俺は白竜が大好きです。
たったそれだけが言いだせなかっただけなんだよ。
好きです。
俺は、白竜が…天登白竜が大好きです。
「んん…っぷあ……つる、ぎ……」
「はくりゅ…はぁ…っ」
白竜が俺を抱き締める。
キスの描写?それは作者に聞いてくれよ。
俺はただの「キャラクター」なんだから。
「好きだ…剣城……」
「………うん」
「俺のものに、なってくれないか……」
俺が…?
俺が白竜のモノに?
白竜のモノになれるのか?
なっていいのか?
嬉しいよ。
嬉しいけど…
やっぱり、俺じゃ白竜に釣り合わないよ。
キスまでしたけど。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
悪い子でごめんなさい。
言う事聞けなくてごめんなさい。
素直じゃなくてごめんなさい。
君の言う事を聞けない俺なんて…
いっそ……。
死んじゃえばいいのに。
消えてなくなればいいのに。
この世から「剣城京介」という存在がなくなればいいのに。
「ごめん……ごめん…」
「剣城…?どうした?」
あぁ、優しい声で俺を呼ばないで。
優しい目で俺を見つめないで。
惚れちゃうから。
好きになっちゃうから。
真剣な目で見ないで。
見とれちゃうから。
白竜しか考えられなくなるから。
やめてよ。
惚れちゃうよ…。
惚れてしまう……。
好きに、なる…。
いや、もう…
狂ってしまうほど好きにはなってる。
でも…俺も白竜も男だ。
結ばれちゃいけないのは分かってる。
分かってるけど……。
止まらない……。
白竜への気持ちが。
想いが。
俺、どれだけ白竜の事好きなんだよ。
それだけ依存してるんだよ。
好きだ。
白竜が好きなんだよ。
好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ好きだ
俺は白竜が大好きだ。
「やっぱり、気持ちは受け取れない。キスは無かった事にしてくれ…」
「じゃあ、何故お前は泣いている。何故俺を離そうとしない。」
気が付くと、俺は泣いていた。
なんで?
あれ…おかしいな。
涙が…とまんないよ……。
手も、
俺の手も…
愛しくてたまらない白竜を離そうとしない。
「好き…なんだよ……お前、が…っ」
言っちゃいけないのに。
「白竜が、大好きなんだよ……」
言っちゃいけないって分かってるのに。
「愛してるんだ……」
ダメだ。
「依存してしまうくらい…」
ダメだ。これ以上はダメだ。
「嫉妬で怒り狂ってしまうくらい…」
これ以上言ったら…!!
「俺は白竜が、大好きです」
あぁ、終わってしまった。
「剣城、それは本当…なのか……?」
本当じゃないよ…嘘だ……。
嘘って言うんだ俺の口……!!
「本当だ…」
違う、違うんだ。
嘘だ。嘘なんだよ。
嘘って言えよ…なぁ!!なぁ!!!
「剣城……ッ」
「ぅあっ」
俺は抱き抱えられる。
白竜は俺を横抱きにしてベッドへ落とした。
「白竜…ダメだ……」
「……剣城、キスしていいか」
「ダメ…だよ………俺達は男同士なんだ…恋愛しちゃいけないんだよ……」
俺の顔は涙でぐちゃぐちゃだった。
嬉しさと、怒りと、苦しみと、寂しさと、愛しさでぐちゃぐちゃだ。
「性別など関係ない。俺は剣城…いや、京介を愛している」
「白竜……」
バン、とドアが開いた。
居たのは、教官だった。
「お前達、なにをしている」
「きょう、かん………」
「003番、ゼロから離れろ。ゼロはお前より遥かに上を行く者なのだぞ」
「申し訳御座いませんでした」
白竜…行かないでよ。
俺は別にいいよ。
身分?なにそれ…。
なぁ、白竜を連れていかないで…
せっかく結ばれたのに…やめろよ……。
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「な、なんだ!?ぐあっ!!」
「京介!?」
「はぁ…はぁ……死ねよ…なんなんだよテメェは……。
俺の…俺の命より大事な白竜を…連れ去ろうとした下種が……
死ね…死ね……!!死ねばいいじゃないか……!!
貴様なんか…貴様なんか……人間の原型が無くなるまでぐちゃぐちゃに死んでしまえばいい…!!」
「京介!やめろ!!」
「白竜…大丈夫か……?怪我してないか……?」
「あぁ、俺は大丈夫だ…それよりお前…教官をこんなにして…。
無事ではすまされないぞ……?」
「いいんだよ…白竜が無事ならそれで……。
俺には白竜以外なにもいらない…白竜が好きだから……。」
「京介……?」
「言っただろ…?依存してしまうくらい、嫉妬で怒り狂うくらい大好きだって…」
あぁ…狂ッテルヨ、俺ハ………。
依存シチャッテル。
アハハ、狂ッテル。
狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル狂ッテル
フフ…ハハハハハハハハハハ!!
俺ハドウニカナッチャッタンダヨ。
楽シイナァ、愉快デ愉快デショウガナインダ。
全部全部俺ノテノヒラデ踊レバイインダ。
俺ハ、闇ニ堕チル。
ドン底マデ、堕チル。
NEXT
3話完結です。
どんどん京介が病んでいってますが、この後天馬に出会って急展開になる予定です。
変えるかもですが。
コメントしてくれ誰かああああああああああああああ!!
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