二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春
- 日時: 2012/07/13 19:44
- 名前: 五月病♯gogatu (ID: WrJpXEdQ)
はじめまして!
五月病と申します!!
小説初心者ですが、黒子のバスケの小説、書きたいと思います…!!
日本語力とか文才とか皆無ですので、生暖かい目で見ていただきたいです。
注意事項
・この小説は帝光中学校時代の頃の話です。
・原作の設定とか、たまに無視するかもしれません…
・荒らし、チェンメなどはやめてください。
- Re: 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春 ( No.9 )
- 日時: 2012/07/03 19:26
- 名前: 五月病 (ID: WrJpXEdQ)
2.白雪唯の日常
青峰大輝くん。高温多湿、無風状態の体育館での激しい運動。熱中症防止のため、休憩、水分補給。特に彼は人一倍動くから要注意。
紫原敦くん、緑間真太郎くん、黄瀬涼太くん、黒子テツヤくん、異常なし。赤司征十郎くんは……見たところ、大丈夫そう。
部活終了時。一人一人の健康記録ノート(自分で作った)に書き込みをしていた。
このノートは男バスの全員分つけているため、100冊以上ある。このノートに、その日の選手のコンディション、怪我のクセ、手当など書いておいて試合の前にさつきちゃんに渡す。そしてこのノートが、部活の情報になるから、けっこう大事な役割、だと思う。
「(……赤司くんのところ、いつもあやふやだな……)」
「おつかれ様です」
横からした声に、思わず身構えた。
「……黒子くん……。……びっくり、した」
「……すみません」
「唯っち、今のびっくりしてたんスか!?」
「全くそう見えないのだよ……」
肩からスポーツバッグを提げた3人が立っていた。もう帰るのだろう。制服に着替えている。
私は開いていた赤司くんのノートを閉じた。
「みんな、おつかれさま。 帰ったら、ゆっくり休んでね」
「あ、唯っちも今帰るんスか?」
「うん」
「じゃっ、一緒に帰ろっス!!」
黄瀬くんの誘いに、ノートを片付けていた手が止まる。
「……いいの?」
「えぇ。コンビニに寄りますけど…」
「……じゃぁ、いっしょに帰る…。待ってて。すぐ、荷物、持ってくるから…」
走れないから、急ぎ足でロッカーに向かった。
「(みんなと下校、……久しぶり)」
- Re: 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春 ( No.10 )
- 日時: 2012/07/05 21:16
- 名前: 雛林檎 (ID: y0qltvGJ)
あ、タメおkなのかな?
タメおkにしたら変人になっちゃうタイプの私ですがよろしく!
五月病さんもタメおk?
- Re: 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春 ( No.11 )
- 日時: 2012/07/07 19:21
- 名前: 五月病 (ID: WrJpXEdQ)
全然おk!!
むしろタメのほうが嬉しいよ^^
多分、私のほうが変人だと思うから!
- Re: 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春 ( No.12 )
- 日時: 2012/07/07 19:51
- 名前: 五月病 (ID: WrJpXEdQ)
四人で最寄りのコンビニへ入った。
「……緑間くん、おしるこ、好きなの?……熱く、ない?」
「冷たいに決まっているだろう」
「あぁ、そっか」
前の人の会計が終わったようで、私の番になった。部活で使うテーピングやペン、あと自分が後で飲むようの豆乳をレジに置く。
「全部で375円になります」
「…………え、」
財布と金額の表示されたレジを交互に見る。
「……白雪…? どうしたのだよ」
「……………緑間くん、どうしよ……」
何度みても、足りない。
「………一円、足りない……((泣」
「ピンチ度が低いのだよ!!」
「…緑間くん、ありがと。あとでお金、返す……」
「……いいのだよ、一円くらい」
「一円だけ足りないって……。唯っち、どんだけ金欠なんスか」
「違うもん…。お金、あまり持ち歩かないようにしてるだけだもん…」
「でも、持ち歩いた方いいですよ。今日みたいになったら大変ですし」
「……うん、そうする…」
コンビニを出て、ゆるゆると歩き出した。緑間くんのお陰で、商品を棚に返すという恥ずかしいことをせずに済んだ。よかった。ほんと、泣くかと思った。
「そういえば、今日の青峰っちのシュート、すごかったスよね!!」
「あ、あの、ゴール裏から入ったやつ…? …あれ、かっこよかった」
「(∑唯っちがかっこいいって言った!?) い、いや、でも、一番 かっこいいシュートはダンクッスよ!見てる方もやってるほうも気持 ちいいッス!」
「だからお前は馬鹿なのだよ。2点ずつと3点ずつなら多い方がいいに 決まってるのだよ」
「……緑間君って頭いいのに、ときどき、アホですよね」
「何ぃっ!」
「………私は、」
いつもシュートを決めるときのみんなの顔が、なんとなく、浮かんだ。
「……どんなシュートも、かっこいいと思う、けどな……」
「…唯っち…」
「……まぁ、入ればの話、だけど」
「すごいプレッシャーですね」
バニラシェイクをすすりながら、黒子くんが言った。
「……緑間くんはあまり外さないから…、黄瀬くん、だね」
「ひどいッス、唯っち!!俺も頑張ってるのに!」
「うん、黄瀬くん頑張ってるの、知ってるよ? ……あ、私、家こっち。 ……また、明日」
黄瀬くんが、ちょっと嬉しそうな顔してた。明日も、みんなの頑張ってる姿がみれる。
それが、一番楽しみ。
- Re: 黒子のバスケ キセキの彼らと私の青春 ( No.13 )
- 日時: 2012/07/10 18:29
- 名前: 五月病 (ID: WrJpXEdQ)
*紫原敦視点*
3. 唯ちんとバスケ
好きなもの。おいしいもの、甘いもの、お菓子。
嫌いなもの。面倒くさいこと、才能もないのに努力するとか、そういう青春も無理。そんなウキウキされると、捻り潰したくなる。
捻り、潰したくなる。
「あら? 唯ちんなにしてんのー?」
「……紫原くん」
ある日の部活が終わり、人もほとんど捌けたあと、彼女だけがバスケットボールを持って立っていた。
「……今まで、赤司くんと喋ってた…。 …これだけ、片付いて無くて、……もうすぐ、帰るところだよ…?」
「……ふーん」
なんとなく、彼女の小さい頭をわしゃわしゃと撫でた。
「………紫原くん、私、子供みたい……」
「だって唯ちん、ちっちゃいし」
「紫原くんが大きいんだよ…」
あ、今のは、拗ねた顔なのかもしれない。
彼女は無表情だ。疲れた顔も、バスケが楽しくてしかたないという表情もすることはない。それが、なんとなく好きだ。
彼女のことは結構、気に入っている。健康を管理する、と言っているわりに、お菓子をいっぱい食べても怒らないし、お菓子くれるし、(確か、食べれないって言っていた)
それに、彼女も赤司に誘われてバスケ部に入ったと聞いた。だから彼女も、ただ、才能でマネージャーをやっている。
そうだと、思っていたけど、
「唯ちん。ボール、片付けないの?」
「……うん。……ね、紫原くん」
彼女のボールを見る目と、自分たち選手を見ているときの目は、とても熱心で。
まるで、ウキウキ青春してる人そっくりなのに。
「……試合中、いっぱいジャンプしてシュート入れるって、どんな、かんじ?」
「…やってみれば?」
「え?」
軽い彼女を抱えて、ゴール付近まで近づけてあげる。彼女が手を伸ばして、ボールをそっと、ゴールにいれた。
「ナイッシュー」
「………すごい、高いんだね…」
「……そう?」
「………うん、すごい」
彼女を床に、そっと降ろす。彼女はボールを拾い上げた。
「………試合中シュートする人、きっと、楽しくてたまらないよね」
案外、彼女も熱血なのかも。なんて思った。でも、そんなのも、唯ちんだったら嫌いじゃないのかも。
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