二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜 
日時: 2011/09/09 18:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「ねぇ。もしかしてテストでも終わったのかい?皆すっきりした顔をしているから気になってね」
リーマスは言いました。
「はい。ちょうど終わったんです・・・ってルーピン先生!お久しぶりです!」
生徒は言いました。
「先生が来ているってことは・・・やっぱり!いちごも来ているんですね。嬉しいです」
生徒は言いました。
「しー。これはお忍びで来ているんだ。だけど今日の夕食の時には大騒ぎになるだろうね」
リーマスは言いました。
「そうだろうね。じゃあさ先生に会いたいんだけど闇の魔術に対する防衛術の先生呼んで」
いちごは言いました。
「分かった。ジェームズ先生!リリー先生!アーサー先生!お呼びですよ!」
生徒は言いました。

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Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.301 )
日時: 2011/12/26 10:44
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「そういえば・・・この手紙っていちごのだよな。昨日落としてたみたいだな」
シリウスは言いました。
「それって昨日から探していた大切な手紙なの。ありがとう、シリウス。見つけてくれて」
いちごが手紙に手を伸ばすとシリウスはいちごの手に届かないように自分の頭上に掲げてヒラヒラさせました。いちごは慌てて椅子から身を乗り出しますが返してくれません。
「シリウス!」
いちごは言いました。
「返してあげなよ。そんな事をしていると後で嫌われても僕は知らないからね」
リーマスは言いました。
「そうそう。それに悪戯をする相手だって考えなよ」
ジェームズは言いました。
「そう言う2人だって本当はどんな人が送って来たのか気になるんじゃないのか?」
シリウスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.302 )
日時: 2011/12/26 10:50
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「気にならない。気にならない」
いちごは言いました。
「どうしていちごが答えるのかな?」
ニッコリという効果音が入っても良いくらいの黒い笑みにリーマスはなりました。
「(マズイ)・・・」
いちごは思いました。
「気になると言えば気になるよ。そこまで抵抗されると余計にね」
リーマスは言いました。
「本当に何でも無いんだってば!」
いちごは言いました。
「何でも無いんだったら見ても構わないだろ?」
シリウスは言いました。
「・・・」
いちごは何も言えません。
「じゃあ失敬して」
シリウスはいちごを無視して手紙を読み始めました。いちごは逃げる用意をしています。シリウスの眉間に皺が寄りました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.303 )
日時: 2011/12/26 10:55
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「・・・いちご」
シリウスは言いました。
「な、何?」
いちごは言いました。
「話がある。ちょっと来い」
シリウスは言いました。
「(やっぱり・・・)」
いちごは思いました。
「どうかしたのかい?シリウス」
リーマスは言いました。
「そんなに感情を出すなんてらしくないよ」
ジェームズは言いました。
「2人も読んでみろよ」
そう言うとリーマスにシリウスは手紙を渡してしまいました。手紙を読み始めたリーマスの笑顔はさらに黒さが増して行きます。そして最後まで読むと漆黒の笑みになりました。
「いちご」
リーマスは言いました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.304 )
日時: 2011/12/26 13:09
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「は、はい!」
いちごは言いました。
「ちょっと来てくれる?」
リーマスは言いました。
「だったらその恐ろしい妖気を消してくれないかな?」
いちごは小声で言いました。
「何か言ったかい?」
リーマスは言いました。
「な、何でも無いです!」
そのままいちごはシリウスとリーマスに連行されて使われていない特別な部屋に居ました。その部屋はいちごも幼い頃は恐れていた部屋です。さらに椅子は2つしかありません。ですからシリウスとリーマスが椅子に座っている中でいちごだけは正座させられていました。2人はカンカンに怒っているのです。
「それで?これは一体どういうことなのかな?これはこの前届いたものだよね」
リーマスは文章が書いてある面をいちごに見せながら漆黒の微笑を浮かべていました。

Re: 夢色パティシエールwithハリーポッター 〜part2〜  ( No.305 )
日時: 2011/12/26 13:25
名前: ゆりかストロベリー (ID: nUPupIAw)

「もしかして・・・パーティーはこれだな?行ったのか?」
シリウスは言いました。
「う、うん」
いちごは言いました。
「どんな危険があるのかは・・・もちろん分かっていたんだよね。行くんだから」
リーマスは言いました。
「そ、そうだね」
いちごは言いました。
「パーティーは普通じゃなかっただろう」
シリウスは言いました。
「う、うん。マルフォイのご両親とかフォーマルハウト君のご家族とかに会ったわ」
いちごは言いました。
「それ以外にも会った人は居るんじゃないかな?例えば・・・ヴォルデモート卿とか」
リーマスは答えを分かり切っているのにいちごに聞きました。リーマスはいちごに対してそっと微笑んでますが目だけは笑わずに座っていました。つまり相当リーマスはいちごに対して怒りの感情を持っていて・・・いちごが少しでも言い訳をすれば叱れるという状況なのです。
「リーマスの言う通りヴォルデモートには会っているわ。・・・だけどちゃんとこうして無事に戻って来たんだし別に・・・」
いちごは言いました。
「私たちが言いたいのはそう言う事じゃない!」
リーマスに怒鳴られたいちごは小さくなってしまいました。するとリーマスはいちごの肩に手を乗せて目線を合わせてから言い聞かせるように話し始めました。
「良いかい?君はドリームスイートストロベリー家の末裔で王妃であると共に闇の軍団から命を狙われているんだよ。今回のパーティーだって君の弱点を探るワナだったのかもしれない。そんな時に自分の方から会いに行くなんて自殺行為なんだよ。出来れば自分で考える前に相談して欲しかったな。だから・・・」
そこでリーマスの言葉は途切れてしまいました。リーマスはいちごの事を見つめて仰天したような顔をしていました。いちごにしてみれば何が何だかよく分かりません。するとリーマスは静かに立ち上がりいちごを抱き締めました。
「リ、リーマス・・・」
いちごは言いました。
「これで分かったよね。泣かせるのはイヤだから部屋を変えよう。一緒に僕の部屋に行こう」
そしてシリウスは自分の執務室に戻り、リーマスといちごは2人でリーマスの執務室に戻りました。


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