二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケスペ ALL COLOR‘z
- 日時: 2010/01/19 16:29
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: あれ…なんか戻ってきてる…
なんか戻ってきてる\(^o^)/ やった!!
とりあえず続きはこれで書いてみる!!
カラーの絵↓
1、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?300596
2、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?300759
3、http://www.kaki-kaki.com/bbs_test/view.html?301316
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- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.20 )
- 日時: 2009/12/25 15:34
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
「連れ去られたとき、このニューラが一緒だったんでしょ?あなたは小さすぎて
何も覚えてなくても、ニューラは何か覚えているかも。」
そういって、イエローはニューラに触れた。イエローはこうしてポケモンに触れることによって、
そのポケモンの記憶や気持ちを読み取ることができた。
「…いや、それは無駄なんだ。」
「え?」
キョトン、としたイエローに、シルバーは言った。
「それは何度も試してもらった。 ワタルさんに。」
イエローは驚いた。かつてカントーを壊滅させようとした人物、
ワタルの名が、シルバーから出てくるとは思わなかったのだ。
「おそらくニューラも心に傷を負い、記憶をしまいこんでしまっているのだろう。
連れ去られた日以前のことは、ワタルさんでも…」
「わたしにも聞こえなかったしねー。」
またもやカラーが、割り込んできたが、二人ともスル—した。「ガーン!!」
「そうだったんですか…。」
イエローが諦めようとしたその時。
「でもシルバーさん!!少しずつだけどニューラから今反応がありますよ!!」
「なに!?」
「えっ!」
「ニューラもトキワに来て、この場所から感じるものがあるんじゃあ!?
しまいこまれた記憶が開きつつあるんじゃあ!?」
イエローはスケッチブックを取り出すと、ニューラの心の中にあるものを書きとめた。
「…ニューラ。」
【シルバー…。】
「(?誰の声だろう…—)……!」
ニューラの心にあったものを書き終えたイエローは、驚愕し、立ちあがってジムの方へ駆けだした。
「どうした?」
シルバーもカラーも、イエローの後を追った。
「どうして…どうしてなんだろう?なぜ、ニューラの心に浮かんだもののが…」
息も切れ切れに走ったイエローは、ある物を見つめていた。
シルバーたちも追い付き、入ってくる。
「どうして…」
イエローは、信じられないとでも言うようにに言った。
「この、先代ジムリーダー像なの!?」
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.21 )
- 日時: 2009/12/25 15:36
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
「ど、どうして…!どうしてニューラの思考から描きとったイメージが…、
このトキワジム先代ジムリーダー像なんだ!?」
イエローは、すでに名前も読めないほどに朽ちた像を見ながら言った。
「ニューラ!キミ、ここに来たことがあるのかい!?この人にあったことがあるのかい!?」
ニューラをゆさぶながら問いただすイエロー。
【わ、わからないです!】
「へっ!?」
澄み渡った、氷のような声が聞こえた。それはさっき、
ニューラの心を読み取っている時に聞こえた声と同じだった。
「な、なんで、ニューラの声が…。力を使ってないのに…。シルバーさん!」
「…別に驚くほどのことじゃない。カラーの力だ。」
「カ、カラーさんの?」
現在、チュチュを頭に載せながら、外の景色を眺めているカラー。
「あの子に…こんな力があるなんて…。」
「そして…、このジムや像を見たのは初めてだ。…だが、
そもそも俺の心の奥にはこの町の風景が記憶されていた。」
「……え!?」
シルバーは語りだした。最初のきっかけはあのリーグ会場の戦いだと。
戦いの場から彼を逃がそうとブルーが“テレポート”をかけた時、彼はテレポート空間の中で、
一瞬ちらりとこの町のイメージを見たらしい。永遠とも思える緑の森を持つこの町を。
ブルーはこの時、彼を生れ故郷に送ろうとしていたらしい。ポケモンの技で潜在意識を刺激し、
埋もれた記憶の中から故郷の手がかりを呼び起こす。そこが“テレポート”の行き先となるようにと。
「俺はそのイメージを調べに調べた。そしたら途中でカラーとであった。ウバメの森で。」
「! あの子はウバメの森にいたんですか?」
「ああ、そしてあいつの親に、俺と共に旅をしろと言われ今日まで付いてきた。
ここに行きつけたのは、あいつがいたからなんだ。」
「あの子の力…ですか。」
イエローはさっきまのあたりにした、カラーの力のことを言った。
「あぁ、いろいろなポケモンと話し、ようやくわかった。」
「このトキワだったと。」
「そうだ。だから今、むしろ喜んでいる。俺の調査が正しかったことを。」
シルバーは、像に歩み寄った。後ろにいつの間にかカラーもいる。
「トキワジムと先代ジムリーダー像。」
「シルバーのルーツに関係ありそうなもの、見つかったね。」
「ああ、ところで。」
シルバーはゆっくりと振り向いた。そしてイエローに聞いた。
「…イエロー、…おまえ、この男を知ってるようだな?」
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.22 )
- 日時: 2009/12/25 15:38
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
「……。」
イエローは息をのんだ。この人物は、もちろん知っているからだ。
「ならさっさと教えてくれ。こいつは誰だ?」
「…サ、…」
やっと言葉を絞り出したイエローは、震えていた。
「サ…サカキさん…です。トキワジム先代ジムリーダーにして…、ロケット団真のボス!!
サカキさんです!!」
イエローがそう断言すると、森が急にざわめきだした。
何か不安を感じたのか、イエローは走り出し、シルバーたちも後に続いた。
「森が…、トキワの森がざわめいている!木々たちが…、
これから起こる大きな出来事を感じて…、不安がっている!!」
イエローは、近くにあった葉を取り、ピイィィィ!! と鳴らす。するとどこからか、
ドードーリオが麦わら帽子を加えて現れ、イエローのもとへ駆けてきた。
「どういうことだ!?これから起きる大きな出来事!」
「森が…こんなに怖がってるなんて…。」
イエローは自身の大きなポニーテールを帽子に収めながら、逆に問うた。
「シルバーさん、あなたは自分のルーツを求めてこのトキワにたどり着き、サカキさんという存在を知った。」
「じゃあこの後は…。」
「無論、居所を探しだし会いたい。そして聞きたい。俺とどんな関わりがあるのか…!!」
シルバーは、強い眼差しでそう言った。
「わかります!でも相手はロケット団の首領です!!」
「…何が起こるか分からないとでも言いたいんだろう。」
ふっ、とシルバーは笑い、ボールに手を伸ばした。
「仮にバトルになったとしてもかまわない。フフ…、これまでだって俺は…。」
「シルバー…。」
ゴォンゴォンと、なり響く空。あたりは一過性の旋風になっていた。
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.23 )
- 日時: 2009/12/25 15:39
- 名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: 朝、枕元にポケスペ1巻2巻15巻26巻が...!!(ほしかった巻)
オレンジ「はいゴールド邪魔しなーい!!」
ゴールド「ちょ、まて...巨乳ギャルゥゥゥゥゥ!!!」
オレンジ「はいはい巨乳ギャル巨乳ギャル(激怒)」
ゴールド「……(お前もどっちこっち言わねーじゃん)」
ライト『別にいいんじゃねー? シルバーとカラーがくっついちゃえばご主人は俺達のモノ〜♪」
あくあ『あんた学習しようか。そうなったらゴールドとオレンジがくっついちゃうじゃないの』
ライト『ん? マイがいるだろアイツは?』
あくあ『...こっちでの話よ』
ライト『世界が終るな』
- Re: ポケスペ ALL COLOR‘z ( No.24 )
- 日時: 2009/12/25 15:40
- 名前: 妃女癒 ◆Z6wPqy6LAk (ID: bL5odoON)
- 参照: 只今修正中…
「この音…なぁに?」
カラーがきょろきょろとあたりを見回す。
シルバーは「シルフスコープ」という道具を被り、空を見上げた。
「探す手間が省けたな。」
「シルフスコープ」で船体を拡大して見ると、『R』という文字が見えた。
「ロケット団!!」
「ああ、向こうからお出ましだ。お前の話通りなら、俺がジョウトで戦った寄せ集めの残党じゃない!」
「シルフスコープ」は、やがて人影を捉えるようになった。
「真のボスが率いる、 正真正銘のロケット団の精鋭たち!!」
飛行船から、小型の船が下りてくる。
「こっちに来ます!」
「お前の心配どおりどうやら、平和的な展開は望めなさそうだな。
おもしろい!!ギャラドス!!“だいもんじ”!!」
シルバーの投げたボールから、赤いギャラドスが飛び出す。そして、小型船に向かって強烈な炎をはいた。
「わ、わ、何をするんですかシルバーさん!!」
イエローが慌てて止めようとするも、時すでに遅し。炎は小型船へと向かった。
「ダメだよ!避けられちゃう!!」
カラーが叫ぶと同時に、小型船から何かが飛び出て来た。
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