二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼 -もう一つの物語-
日時: 2010/01/19 22:20
名前: 京 (ID: Yc865qQL)

こんにちは!
あるいは初めまして!!
僕は、京と申します(^_^)/
クリックしてくれてありがとぅ!!!

えとですね、あらかじめ注意(?)があります。
・実際の史実とは関係ないです(あくまで作者のもーそーの中のお話です)
・おうきの皆様があんまでて来ないかも...
・オリキャラ主です
・ガラスのハートの京なので、荒らしとかは無しでお願いします(感想は正直に辛口コメでもおkです!)
・その他諸々。

以上!素人ですがぜひ読んでやってくださいッ(できたらコメを〜)

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Re: 薄桜鬼 -もう一つの物語- ( No.1 )
日時: 2010/01/20 19:24
名前: 京 (ID: Yc865qQL)

よろしく言うといてまだ小説書いてないっていう...っつーか考えてもえんかっt((殴ッ

国語ん時すきをみては考えてた;(授業をしっかりうけろ!!!)

ってワケで気になってクリックしてくださった皆さんおまたせです!
今気になって初めてクリックした人もおまたせ(?)!

改めまして、『薄桜鬼-もう一つの物語-』スタートです!

Re: 薄桜鬼 -もう一つの物語- ( No.2 )
日時: 2010/01/20 20:58
名前: 京 (ID: Yc865qQL)

「・・・それじゃぁコイツをもらうとすっかな。」
「まいどありィ!」

俺の家は代々、かんざしを作って売ってるかんざし屋だった。今日、俺は店を手伝っていた。
客は女の人が圧倒的に多かったが、今は刀を持った男が3人で来ていた。
男たちはかんざしを持って行ってしまうところだった。
「おっと、いけねぇ...
 お客さん!お勘定くだせぃ」
勘定をもらいわすれていたことに気づき、男たちを呼び止めた。すると...
「あ?ガキぃ、そいつは俺らが攘夷の侍と知って口聞いてんのか?
 勘定は幕府の奴らからでももらっとけや!!」
理不尽なことを言って男たちは去っていこうとした。
「でっですが、それではあまりに・・・」
「お前・・・俺らにたてつこうってんのか?平民のクセに生いきな!!
 いっぺん痛い目みせてやっか」
そう言うと男たちは刀に手をのばした。
『きゃぁぁぁ!!』
他の客たちが悲鳴をあげて逃げていく。自分も逃げなきゃと思うけど、腰が抜けて身体が動かない。
「おぅら!」
一人が刀を振り上げ振り下ろした。
もうダメだ・・・ッ
そう思って目をつぶった。
「うぐぁ・・・ッ」
しかし、斬られたのは俺ではなかった。
「父さん!!」
客の悲鳴を聞いて奥から出てきた父さんが、俺をかばってくれたのだ。
「あぁ、おまえが生きてて・・・よか・・・った・・・」
そう言うと父さんはゆっくり目を閉じた。
「チッ、しくじっちまった。今度ははずさねぇぜ?」
また、男が刀を振り上げた。
「や、やめてくださいッ!!」
こんどは母さんが出てきて、俺に駆け寄ろうとした。
「ジャマすんな!!」
別の一人が母さんを斬った。
「母さん!!」
「へへっ、大丈夫だ。お前もすぐあいつらにあわしてやるよ。」
ほんとにもうだめだ・・・ッ
そう思った刹那、目の前に人影が現れた。

カキンッ

刃と刃がぶつかる音がした。
「き、きさまは・・・ッ」
浅葱色の羽織を着たその人は、1対3にも関わらず、いともたやすく攘夷派の侍たちを倒していった。
「こいつら捕まえて屯所につれてけ。」
静かな声でどこかに声をかけると、同じような羽織を着た人が数人来て、倒れている攘夷派の男たちを連れていった。

店に俺以外誰もいなくなると、その人は父さんと母さんの首に触れ、しばらく二人の前で目を閉じていた。
そして、俺の前にきて
「災難だったな。父上と母上は逝ってしまったようだ。これから、一人でも強く生きていけよ。」
それだけ言うと、俺の頭をくしゃり、となでて店をでて行った。
「ま、待ってくれ!!」

しかし、長い髪を耳の下あたりでくくったその人は止まらず、一度も振り返らずに歩いていった。


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