二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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私とテストと召喚獣
日時: 2010/02/12 19:58
名前: 鏡夜 ◆vDcOqdC/aA (ID: 6.Riuk1k)

クリックthank you!

お初お目にかかります、鏡夜と申すものですっ。

尚、この小説の元ネタは"このライトノベルがすごい! 2010"で、堂々の第一位を獲得した『バカとテストと召喚獣』でございます。


そして、注意書きです
※鏡夜の文才は色々アレです。
※オリキャラが出てきます。
※ムッツリーニ寄りです。

↑全部許せるよ!という荒らし以外の方っ。
是非、本編をお楽しみ下さいませませ。

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Re: 私とテストと召喚獣 ( No.7 )
日時: 2010/02/13 18:50
名前: 鏡夜 ◆vDcOqdC/aA (ID: 6.Riuk1k)

福原先生は薄汚れた黒板に名前を書こうとして、やめた。

え……チョークすら用意されてないの?

「えー……それでは」


——バキッ!!


福原先生の教卓が壊れる音が響く。

「工具を取って来ますので、自習していて下さい」

そう言うと、福原先生は教室を出て行った。

Re: 私とテストと召喚獣 ( No.8 )
日時: 2010/02/13 21:32
名前: 鏡夜 ◆vDcOqdC/aA (ID: 6.Riuk1k)

「……よ、っと」

観察処分者こと、吉井君は私の隣の卓袱台に座った。

「はー……ホントに酷い教室だよなぁ」

「文句があるなら、テストで良い点取っとけよ」

吉井君の独り言に坂本君(一応クラス代表)が言う。

「女子……女子はいないのかな……」

坂本君の台詞を尽く無視して、女子を探す吉井君。

「はろはろー」

可愛らしいポニーテールを揺らして、寄って来たのは——えっと……島田さんだっけ。

「島田さん……?」

「あっ、物理と保健体育の申し子、高原さん!?」

え……私、そんな事言われてんの?

「島田さん? やっぱり島田さんは、Fクラスだよねー」

島田さんを見て、吉井君が笑顔で言う。

……普通に、失礼だと思うんだけど。

Re: 私とテストと召喚獣 ( No.9 )
日時: 2010/02/13 21:38
名前: 鏡夜 ◆vDcOqdC/aA (ID: 6.Riuk1k)

「!! ……ウチがバカだとでも言いたいのっ!?」

島田さんが、吉井君の首を思い切り絞める。

体勢も体勢で、女の子が取るべき体勢では無い。

「痛い痛い胸が無いから耳が肋骨に擦れて痛いぃぃ!」

ある一言が頭に来たのか、思い切り吉井君の鳩尾を殴る。


——バタリ。


吉井君は、お腹を抱えて転げ回っている。

殴った時の勢いで、島田さんのスカートが……って、康太!?

「見え……見え……」

「こ、康太っ!? 何してるのっ!?」

「…………(ビクッ)」

ウソ……。

康太が他の女の子のスカートを覗こうとするなんて……。

Re: 私とテストと召喚獣 ( No.10 )
日時: 2010/02/13 21:49
名前: 燈臣 ◆hKITGTMYN2 (ID: 6.Riuk1k)

「……康太……」

「…………(ブンブン)」

康太は必死に首と手を左右に振っている。

うう……康太のバカ。

「わわわっ、高原さんっ!? 物理と保健体育の申し子の!!」

あ、やっぱりそれなの?

その……何とかの申し子って、誰が命名したんだ?

「吉井君……康太って、一年の時からこんなんだったの?」

「え、康太? 名前呼びなの? どーゆう関係?」

吉井君が目を輝かせて寄ってくる。

何だって言うんだ。

「幼馴染。で、康太は一年の時からこんな感じだったの?」

ちらりと康太に視線を向く。

康太は正座をして、しょんぼりとしていた。

くっ……可愛いけど……今回はっ……!!

「うーん、まぁね。ムッツリーニってあだ名で有名だよ」

「そう。ありがと」

吉井君にお礼を言って、私は康太の所に行く。

Re: 私とテストと召喚獣 ( No.11 )
日時: 2010/02/13 21:50
名前: 鏡夜 ◆vDcOqdC/aA (ID: 6.Riuk1k)

>>10は名前違いますが、私ですっ。
ご迷惑をお掛けしましたっ!


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