二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス—
- 日時: 2010/07/14 21:59
- 名前: アリス (ID: cmeedneH)
- 参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…
初めまして!!アリスと言います^^
これは今まで私が書いて来た小説の主人公達が全員出て来ます。
注意事項
1.オリキャラ?有り得ん!!
2.D灰が嫌い!!
3.アリスが嫌い!!
4.荒らしです!!
以上が規定ですので、守れない方は今すぐUターンお願いします。
そして更新はとてつもなく遅いです。
それでも良い!!と言う心の広い方のみ下へ行って下さい。
+○本編○+
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+●番外編●+
>>28 う●美ちゃんのノリで行こう
>>66 結局夢オチってよくある
>>89 またまたうさ●ちゃんのノリで行こう
>>163 アリスの過去
>>190 またまたうさ●ちゃんのノリで行k(死
>>236 夜神(本編とは一切関係ありません)
>>247 スイの過去
>>248 ワールドイズマイン アリスver.
>>249 メルト アリスver.
>>250 ロミオとシンデレラ アリスver.
キャラ
九条 アリス>>1
黒山 夜>>1
スイ>>1
テッサイア・J・ロマーリオ>>22
クラリス=リール>>23
ソカル・ヴィオス>>29
梔子 彩人>>33
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- Re: —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.245 )
- 日時: 2010/07/07 22:40
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
いえ、最近更新できてないんです(汗
そろそろ更新しますよ♪
- Re: —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.246 )
- 日時: 2010/07/07 22:44
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
—第38夜 再会ハ悲痛デ—
「はあ…やっぱ直接言わなきゃな…」
直接言うとなるとやはり怖い。
寝ている時は美人で物静かそうな夜だが、起きると一変軽くティキを貶す様な人物だ。
告白しても軽く受け流されそうな気がしてティキはいつも気が気ではない。
「うぅ…今の言葉起きてる時に言えば良かった…」
何となく後悔するティキなのであった。
***
「姉さん…どうして!?どうしてスイの体にいるの!?まさか…まさか姉さんは———…アクマ…?」
アリアは悲痛に表情を歪ませた。
否定も出来ず、肯定も出来なかった。
もしアクマだと述べてしまえば———姉が生きていると信じ続けていたアリスの期待を裏切ることになる…。
けれどいつかはバレる。
遅かれ早かれアリスにはこのことを言わなければならなかった。
それが少し早くなっただけだった。
「…そうですよ…」
「そ…んな…じゃあ私が姉さんは生きていると信じていたのはただの———ユメモノガタリだったの!?」
違うとも言い切れなかった。
その言えない歯痒さがアリアの苛々を更に積もらせる。
「なら…私が生き続けて来た意味は全然ない!!姉さんを…姉さんを探す為に私は…私は———ッ」
「煩いッ!!」
ポカンとアリスが口を開く。
アリアは堪忍袋の緒が切れたのか、眉間に皺が細かく刻まれている。
「私だって、アクマになんてなりたくてなったんじゃない!!でもこうするしかなかった!!あの時もし———伯爵の提案していたことに反対すれば私は死んでたのよ!!」
アリアの瞳にはうっすらと涙が浮かんでいる様に見えた。
———会いたかった。
肉親でもない。
けど会いたかった。
まるで実の妹の様に一緒に育てられた貴女に会いたかったから。
だから私は禁忌を犯した。
エクソシストとしては永遠に許されないことをしてしまった。
私は———伯爵に体を売った。
「アリスに会いたくて!!肉親でもないけど会いたくて!!会いたくて…ッ…死ぬまでに一度は会いたかった!!だから私は禁忌を犯してまで此処に戻った!!例え貶されても私は…アリスに会いたかった!!」
———そう。
普通ならもう貴女には会えない。
むしろアクマとして敵対しながら殺される可能性だってあった。
それでも、私は…アリスに会う為に。
「だから…だから…ッ」
「姉さん…もう良い…もう良いから…分かったから…」
———今まで会えなかった、アリス。
いつの間にこんなに大きくなっていたの?
もっとよく———顔を見せて?
「最後に会ったのは、いつでした…?」
「私が…教団に連れ去られる少し前…二人だけで悲しかったけど…毎日充実はしてた…」
———嗚呼。
嗚呼!!
何て嘆かわしいことなんだろう。
私とアリスが最後に会ったのがそんな…そんな昔だったなんて。
「凄く…悲しかった…姉さんがいない日々…辛かった…」
———そう。
あの時まだアリスは幼くて、あどけなかった…。
私が守らなくちゃと妙な罪悪感を持たなければ…期限まで…もう少しだけでも一緒にいてられたのに…。
「けどね」
急にアリスの表情が緩む。
「私を、支えてくれた人がいたの。沢山…沢山。だから今まで姉さんと会えなくても…生きて来れた…」
「新しい…友達?」
「友達なんかじゃない。好きな人…私が悲しかった時…凄く支えてくれた…」
———気付けば周りには私以外の人間だっていたのね。
良かった。
ずっと一人かと思ってたから。
「良かった…アリスが幸…せ…で…」
「…?…姉さん…どうしたの…?」
アリアの瞳から、涙が零れ落ちてアリスは驚いた。
それからすぐアリアは電池が切れたかの様に地面へと倒れ込んだ。
「姉さん!?姉さんッ!!姉さん!!姉さんッ———」
倒れたアリアはそのまま意識を取り戻さなかった。
- Re: —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.247 )
- 日時: 2010/07/08 21:47
- 名前: アリス (ID: /jbXLzGv)
—特別番外編 スイの過去編—
私が生まれた時。
辺りは熱く、空は真っ黒な雲に覆われていた。
伯爵様は私に言った。
『貴女には期待していマス♪これから貴女は私の忠実な下僕になりなさイ♪』
瞬間、悟った。
私が何故この体になったのかを。
それは全て全て伯爵様のおかげで、とても私は伯爵様に感謝した。
何度も感謝の礼を言っていたら、伯爵様は優しく私に言ってくれた。
『感謝なんてしなくて良いデス♪貴女は私に尽くしていればそれで良いのデス♪』
———ありがとう…ありがとうございます…!!
私は心から感謝して、毎日伯爵様に尽くそうと努力した。
エクソシストの殺し方。
エクソシストの周りにいる奴等を優先に殺す。
人間は抹殺。
イノセンスを見つけた場合の対処法。
全てを学び、私は人間を殺しに出掛けた。
けれど出来なかった。
私は伯爵様に従うことは出来なかった。
伯爵様のことは大好きなのに、伯爵様の命令だけは聞けなかった。
『貴女はもう用無しデス♪早く出ていきなサイ♪』
何度懇願しても伯爵様は聞いてはくれず、最終的に私は追い出されたのと同じだった。
———あぁ…何も…何も見えないよ———。
霧の深い夜。
私は意識が途切れ、何処か分からない所で倒れた。
その日…夢を見た。
みんな…みんな笑ってるんだ。
伯爵様も、ノア様達も…私を中心に囲んで…にこやかに…楽しげに。
愉快そうに———。
目覚めた時見慣れぬ壁に、鼻を付く薬品の香り。
辺りには忙しなく動き回る伯爵様に殺せと言われた人間共。
———もし、彼等を殺して伯爵様に見せれば伯爵様はまた私を迎え入れて下さるのだろうか———。
けれど、出来なかった。
重い体を動かして、私は立ち上がった。
一人の長身の眼鏡を掛けた男が私が目覚めたことに気付いたのか、近寄って来た。
『大丈夫かい?君…リナリーの任務先で倒れていたらしいね?三日間全く起きなかったから、教団に連れて来させて貰ったんだよ』
———教、団…?此処は、敵の本拠地…?
朦朧とする意識を何とか保つ。
男は私の横に置いてある机に薬と、水が入った入れ物を置いた。
『君熱があったんだけど、今医療班はこの間伯爵と激戦があったせいでてんてこ舞いでね。此処に来るしかなかったもんで…ところで君、名前は?』
———私…私の、名前…?そんなものあるの?
水が入った入れ物を見つめ、私は咄嗟に名前を作り上げる。
水…水。
スイ。
『私は…スイ』
『スイか…良い名前だね。僕はコムイ・リー。此処の室長なんだ。君は、一体何処から来たの?』
どうしてか、この人に嘘を吐いてはいけない気がした。
全て見透かされる気がした。
『私…は…伯爵様の所から来た…アクマ…殺戮衝動が無くて…伯爵様に捨てられた…』
コムイは真面目な顔をして、私の目を見た。
信じてくれる訳ない。
だって今までアクマだって言ったら、全員が私を貶した。
認めて欲しかったのに。
私の…存在を。
認めてくれなかった。
私の…存在を。
この人もきっとそう。
私は覚悟して、教団で一生実験動物として飼われるのだと思った。
けれど———。
コムイは私を優しく抱き締めた。
『コ、ムイ…?』
『辛かったんだろう?悲しかったんだろう?泣いて良いんだよ…僕が、教団の実験動物なんかにさせないから…安心して泣いて…』
涙を塞き止めていた門が壊れたかの様に私はコムイの腕の中でわんわんと泣いた。
———言って欲しかった、その一言。
アクマであると知った上でも私を認めてくれる人がいて欲しかった。
悲しかったから…。
一人は悲しかったから…。
もう一人じゃない。
みんな…みんな仲間でいてくれるから———…。
- Re: —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.248 )
- 日時: 2010/07/11 21:40
- 名前: アリス (ID: cmeedneH)
ワールドイズマイン アリスver.
世界で一番お姫様
そういう扱い心得てよね?
その1 いつもと違う髪型に気が付くこと
その2 ちゃんと足まで見ること 良いね?
その3 私の一言には三つの言葉で返事すること
分かったら右手が空いてるのを何とかして!
別にワガママなんて言ってないんだから…
ユウに心から思って欲しいだけ“可愛い”って
世界で一番お姫様
待たせるなんてどういうつもり?
私を誰だと思ってるの?
もう、何だか甘い物が食べたい!
今すぐにね♪
欠点?可愛いの間違いだよね?
文句は許さないから!
あのね、私の話ちゃんと聞いてくれてる? ちょっとぉ…
あ、それとね?
白いお馬さん決まってるじゃん♪
迎えに来て
分かったらかしずいて手を取って「お姫様」って
別にワガママなんて言ってないんだから…
でもね、少しぐらい優しくしてくれたって良いのに…
世界で私だけの王子様
気が付いてほらほら
おててが空いてるよ?
無口で無愛想な王子様
もうどうして!
気が付いてよ早く
絶対ユウは分かってない…分かってないよ…
苺の乗ったショートケーキ
こだわり卵のとろけるプリン
みんなみんな我慢するよ…
ワガママな奴だと思わないでね?
私だってやれば出来るもん!
後で後悔させてやるから!
当然じゃんだって私は
世界で一番お姫様
ちゃんと見ててよね?
何処かに行っても知らないよ?
不意に抱きしめられた…急にそんな「えっ?」
「轢かれる危ないぞ」
そう言ってそっぽ向くユウ
…こっちのが危ないじゃん…////
お粗末様でしたorz
- Re: —D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.249 )
- 日時: 2010/07/14 21:40
- 名前: アリス (ID: cmeedneH)
メルト アリスver.
朝目が覚めて真っ先に思い浮かぶ、ユウのこと
思い切って髪型を変えた
「どうしたんだ?」って聞かれたくて
新しいスカート、くれたネックレスつけて出掛けるの
今日の私は可愛いんだから!!
メルト 溶けてしまいそうキスだなんて絶対に出来ない…
だけどメルト 目も合わせられない
恋に恋なんてしないよ私
だってユウのことが…好きなの
天気予報が嘘を吐いた土砂降りの雨が降る
カバンに入れたままの折りたたみ傘嬉しくないよ…
溜め息を付いた
「仕方ないから入ってやる」なんて隣にいるユウが照れた 恋に落ちた気がした
メルト 息が詰まりそうユウに触れてる右手が震える…
高鳴る胸 半分この傘
手を伸ばせば届く距離どうしよう…!?
想いよ届けユウに…
お願い時間を止めて泣きそうなの…
でも嬉しくて死んでしまいそう!
メルト 駅に着いてしまう…
もう会えない近くて遠いよ…
だからメルト ぎゅっと抱きしめて欲しい!
もうさよならしなくちゃいけないの…?
今すぐ私にキスして!
…なんてね♪
何となく出来心で作りました。
色々すいませんors
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