二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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—D灰 全テノ運命ハ廻リ出ス—
日時: 2010/07/14 21:59
名前: アリス (ID: cmeedneH)
参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…

初めまして!!アリスと言います^^

これは今まで私が書いて来た小説の主人公達が全員出て来ます。


注意事項

1.オリキャラ?有り得ん!!

2.D灰が嫌い!!

3.アリスが嫌い!!

4.荒らしです!!


以上が規定ですので、守れない方は今すぐUターンお願いします。

そして更新はとてつもなく遅いです。
それでも良い!!と言う心の広い方のみ下へ行って下さい。


+○本編○+

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>>246 38夜




+●番外編●+

>>28 う●美ちゃんのノリで行こう
>>66 結局夢オチってよくある
>>89 またまたうさ●ちゃんのノリで行こう
>>163 アリスの過去
>>190 またまたうさ●ちゃんのノリで行k(死
>>236 夜神(本編とは一切関係ありません)
>>247 スイの過去
>>248 ワールドイズマイン アリスver.
>>249 メルト アリスver.
>>250 ロミオとシンデレラ アリスver.





キャラ
九条 アリス>>1
黒山 夜>>1
スイ>>1
テッサイア・J・ロマーリオ>>22
クラリス=リール>>23
ソカル・ヴィオス>>29
梔子 彩人>>33

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Re: —D.Gray-man 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.10 )
日時: 2010/02/19 18:13
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

ok___その設定入れるよ!!
って言うか本当にそうなってしまった(苦笑

Re: —D.Gray-man 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.11 )
日時: 2010/02/19 22:39
名前: アリス (ID: tyHe3Nhg)
参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…

まぢかww

秋空は俺の心が読めるのk(黙

Re: —D.Gray-man 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.12 )
日時: 2010/02/20 19:13
名前: アリス (ID: tyHe3Nhg)
参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…

—03夜 叶ワヌ願イ—


藍色の瞳。
青の髪。
モデルの様な身長の高さ。
神田やラビと張り合える程だろう。
そんな少女がエクソシスト達の前に立った。


「うちはスイ!!よろしくね^^」


唖然と皆がスイを見つめる中一人だけが顔色を変えた。


——アリスだ——…。


「(あの人は…!!)」


無意識なのか分からないがアリスはそっとペンダントに触れた。
彼女がペンダントに触れる時は心理状態があまり良くない時だ。
リナリーが振り返り、震えていたアリスの手に気付きそっと握り締めた。
アリスは驚いた様に顔を上げた。


「アリス。落ち着いて…?聞きたいことがあるなら後で聞きましょ?」

「…うん。ありがとう…リナリー…」


アリスはジッとスイを見つめた。

ペンダントの中に入っている、アリスと姉との最後の写真。
それにスイはそっくりだった。
他人の空似か、それとも——…。


「彼女もこれからエクソシストだよ。みんな仲良くしてあげてね^^」

「よろしくね☆」


元気そうな笑顔を浮かばせて、スイは頭を下げた。
敬語こそは話さないものの、礼儀はきちんとなっている。
コムイが解散を命じるとエクソシストはぞろぞろと帰って行った。


アリスとリナリーを除いて。


「アリス…私先に行ってるわね。食堂で待ってるから必ず来てね?」

「うん。分かった。ありがとう。じゃあまた後でね^^」


リナリーは苦笑いを浮かばせると、食堂へと駆けて行った。
残されたのはコムイとスイとアリスのみ。
スイはコムイと話をしている。
アリスはスイの肩を叩いた。


「ん?誰?」


スイが振り返る。

やはり、似ている。
他人の空似なのかも知れない。
けれどアリスは問い掛けずにはいられなかった。
もしかしたら今目の前にいる人物が姉かも知れないのだから。


「姉さん…アリア姉さん…じゃ、ないよ、ね…?」

「アリア…?誰…?」


スイが眉間に皺を寄せた。
アリスはやはり他人の空似なのだと確信した。
急に恥ずかしさからか、アリスは顔を赤く染めた。


「ごめん…人違いだった…私、九条 アリス。よろしくね^^」


アリスはスイに笑顔を見せた——…。

Re: —D.Gray-man 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.13 )
日時: 2010/02/20 21:05
名前: アリス (ID: tyHe3Nhg)
参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…

—04夜 失ワレタ記憶—


「あ…リナリーが待ってるんだった!!ごめんねッ!!」


アリスはスイの前から足早に立ち去った。
スイは呆然とアリスを見つめそっと呟いた。


「あの子…うちの、何かを知ってる…?」


だんだんと離れて行くアリスを見つめ、スイは目頭が熱くなるのを覚えた。
涙が一粒零れ落ち、スイは驚いた様に口を開いた。
片手で涙を拭うと、スイはコムイを見つめた。


「あの子のことかい?あの子のことはよく分からないよ…いくら教団でもね…」

「何で?」

「あの子は、記憶を失っているからね——…」


スイが思わず口を閉じた。
コムイは苦笑いを浮かばせ、スイの肩を叩いた。

コムイなりに元気を出させようとしているのだ…。


「けど、あの子…うちのこと“姉さん”って言った…姉のことは覚えてるのに、何故他のことは忘れてるの…?」

「人間って言うのは気ままでね…自分にとって良くない記憶は勝手に脳が消去するんだよ。あの子にとって姉のこと以外は良くない記憶だらけなんだよ…」


コムイは悲しげに微笑んだ。
スイも表情を歪めた。

アリスもスイも、自らの記憶がない。
アリスは自身が気付かぬ内に脳が記憶を消去し…。
スイは生まれた時既に記憶を無くしていた。
その話はまた今度しましょう…。


「そうだったんだ…うち…傷付けちゃったかも…」

「大丈夫さ。アリスちゃんは僕とコムリン以外には優しいから…」


そう言うコムイの目から涙が滝の様に流れ落ちた。
スイは笑いを堪えると、足早に立ち去った。


***


「暇暇ぁ〜!!ティッキー何とかしてぇ〜!!」

「俺も何とも出来ねーっつの!!」


あまりに煩い少女にキレた様に男が叫んだ。

彼の名はティキ・ミック。

ノアの力を受け継いだ人間である。
遊び半分で人を殺すことが多い…。


少女の名はロード・キャメロット。

数十年前からノアで、長子と呼ばれている。
人を殺すことに何も抱かない恐ろしい少女。


「だってさぁ、今日は新しい仲間が来るからって伯爵に言われたから此所にずぅっといるのに全然来ないんだもん!!」

「んなこた俺が知るか。と言うか俺に当たるなよ」


ティキの腕を力一杯握り締めるロード。


「…何だロード…暇なのか…?」


ティキが勢い良く振り返る。
後ろにいたのは女。
女はニヤリと微笑んだ——…。

Re: —D.Gray-man 全テノ運命ハ廻リ出ス— ( No.14 )
日時: 2010/02/21 13:45
名前: アリス (ID: tyHe3Nhg)
参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…

—05夜 迫リ来ル敵—


「あれ!?夜!!」


ロードがティキの腕から離れ女に抱き付いた。
女は嬉しげに微笑むとロードの頭を撫でた。
ロードも嬉しそうに微笑んだ。

彼女の名は黒山 夜。

人を殺すことに快感を覚えている為ノア内でも危険な人物だ。


「え?状況がよく分からないんだけど…誰?」

「私は黒山 夜。お前と同じノアだ。つい最近まで伯爵に頼まれて或る物を探していてな。20年程探し回ったが見付からなくて…そして伯爵に教団伝えに来たと言う訳だ。伯爵は何処だ?」

「夜ぅ、千年公まだ帰って来てないんだぁ…一緒に遊ぼぉ♪」


猫の様にロードが夜にベッタリと纏わりつく。
夜はにこやかに微笑むとティキを鋭く睨んだ。


「ロード…あの変態みたいな奴に何もされていないだろうな?」

「ヤダなぁ、夜!!さすがにティッキーも手出したら悪い者と良い者ぐらい区別は付くよぉ!!」


ロードはケラケラと笑うと、思い出した様に驚いた顔をした。
夜はそれに気付くと問い掛けた。


「どうした?」

「何か大切なことを思い出した気がして…」


ロードは首を傾けるとうーん…と呻いた。


***


「ねぇ、リナリー…」

「何?どうかした?」

「これは…何?」


アリスは自分の目の前にある山盛りの昼食を指差した。
無論長い付き合いな為好き嫌いは分かっているが…。

あまりに量が多過ぎるのだ。


「え?いつもアリスこれぐらい食べてたから…駄目だった?」

「そう言う訳じゃないんだけど…食べ切れるかな…」


アリスはお箸を持ち、両手を合わせ、静かに目を閉じる。
目を開いた時——…。


跡形も無く綺麗にご飯は無くなっていた。

あれだけの短時間にあれだけの量のご飯。
そしてあの細い体にどう入っているのかが少々気になる。


「アリスの食いっぷりはさすがさねぇー」


後ろから聞こえたのはラビからの拍手。
一緒に食べていたアレンは既にデザートタイムに入り、みたらし団子を口に頬張っていた。
恐らく…20本程。


「アレンの食いっぷりもさすがじゃん?」

「アレンはあれだけの短時間じゃ食べ切れないさぁ」

「ほふひゃんとふぁふぇふぁふよ!!(僕ちゃんと食べますよ!!)」


口にみたらし団子を頬張っているせいか、喋れないアレン。
30皿程あったみたらし団子は僅か数分でアレンの胃の中に収まっていた。


こんな時がずっと続けば良いと…アリスは心から願っていた——…。


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