二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜
日時: 2010/06/22 19:33
名前: KEI (ID: O7xH2wYh)

ここは、夜琉さんと紅さんと共に作っていく、REBORNの小説第二段です。

荒らし、中傷は止めてくださいね。

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Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.12 )
日時: 2010/07/03 09:57
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

標的11 「ボンゴレの柱」

「……悪いな、ここはお前達に任せる」(亜衣)
『え!?』『あ、亜衣!?』
「な、んで……」(ツナ)
「私が今ここで使うことは、不利ということに近い。だから、今ここで幻術は使えない」(亜衣)
「う゛ぉぉぃ! お前には、魔術という力もあるじゃねーか!」(プルーヴィア)
「そ、そうです! 私達の、そしてボンゴレのためにも……!」(ドロシー)
「お願いです、亜衣」(瞳)
「……分かった。だが、魔術は使わない」(亜衣)

決心が固い亜衣。
なかなか、魔術を使うことを許そうとしない。
亜衣の力には、“幻術”“魔術”。
そして、まだ今だかつて見た事のない、もう一つの能力もある。
なのに、何故その力を利用しないのか。
亜衣の力は、莫大な能力となっている。
そして今、ここでその力を使えばどうなるか?
学校自体に影響を及ぼしてしまうかもしれない。
ならば、何で戦おうというのか。
すると、亜衣がフルートを取り出した。

「これは使いたくなかったんだが……」(智華琉)
「な、何それ」(ツナ)
「何かすげぇもん出て来たみてーだな」(山本)
「十代目! 離れていてください!」(獄寺)
「う゛ぉぉぃ! 何だそれっ!」(プルーヴィア)
「ごもっともだ。何だ、それは」(龍牙)
「気になります……」(ドロシー)
「亜衣、それは何なんですか?」(瞳)

質問攻めに合う、亜衣。
しかし、一つもそんなことを気にしてはいない。
それどころか、話が耳に入ってきていないようだ。
すると、亜衣が“耳を塞げ”とでも言うように、合図した。
周りの者達は、それに従って耳を塞ぐ。
その直後、亜衣がフルートを口につける。

「フルートごときに、私は敗れませんよ。クフフ」(骸)
「当たり前だよっ! だって骸兄ぃは無敵だもん!」(來)
「……勝手にほざいていろ」(亜衣)

黒く笑う骸に、その後ろへと着く來。
その目の前には、フルートを構える亜衣。
さて、何が起こるのか。
そして、フルートの力とは一体何なのだろうか?
亜衣が大きく息を吸う。
その直後、ピーッとフルートの音色が鳴り響いた。
鳴り響いた音色は、一言で言うなら“苦しみ”。
そして、骸と來の反応は、まさに“苦しみ”そのものだった。

「ッ……! 亜衣。私に何をして……!?」(骸)
「亜、衣ちゃん……」(來)

まだ幼い來には、少しキツいかもしれない。
しかし、今の來はこれくらいの罰を受けなければいけない。
そう、これが亜衣の力。

「ボンゴレの柱にならなければいけないのが、私達フラッテロファミリーだろう」(亜衣)

亜衣は、來に言った。

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.13 )
日時: 2010/07/03 16:01
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

標的12 恐怖

來 「どうせマフィアなんて皆同じだもん!」

來は苦しみながらもそう言った

來 「骸にぃだってマフィアに関係したからこんな風に戦わなくちゃいけないの!だから私は……マフィアなんて大嫌い!」
亜衣「そうか……しかしお前も仲間だ」
來 「仲間?言ってくれるよね……そんな上辺だけの仲間なんて要らない!」
ドロ「來ちゃん……」

ドロシーは悲しい目で來を見ていた

今にも泣きそうな目だ

來 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

來の悲痛な叫びが校庭中に響き渡った

骸 「來?!如何したのですか?!」

骸は慌てている

來 「嫌だ、嫌だ、嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

來の目はまるで何かにおびえてるように見えた

亜衣「お前の力を抑える為にはこれしかないんだ」

亜衣は來に幻覚を見せているのだ

その幻覚は“恐怖”

來にとっての恐怖

それは骸が六道を使い出したあの日のものになる

物心付くか付かないかという頃に植え付けられた恐怖

その恐怖ではやはりマフィアを受け入れられない












フルートの音が止んだ

骸 「クフフ……クハハハハハハハ!つくづく面白いですね!貴方と契約しても悪くない……しかしそれでは來が哀しむでしょう……ならば少しとっておくのも悪くは無い」
亜衣「そうか……だがたまには来てくれ。來が何時もお前の事を想っている」

亜衣は泣きつかれて寝ていた來を見ながら言った

骸 「そうですね……犬や千種、それにクロームも居ますからね。それでは僕は戻ります」

骸はそう言って來を抱え上げた

骸 「久しぶりに來と家に戻りますよ」

そう言って骸は消えていった

亜衣「それじゃあ……早くこの後片付けをするぞ」
龍牙「ちょっと待ってくれ!俺は……」
亜衣「お前には特別任務だ」
龍牙「は?」
亜衣「來の所に行ってくれ」
龍牙「分かった!行ってくる!」

そう言って龍牙も居なくなった

この後の事は言うまでも無く

フラテッロで修復作業をし、次の日からは学校は元通りだった

來も黒曜センターで骸と過ごしただろう

この事件はひとまず終了だ

しかし私たちは本来の任務にこれから戻る予定だ

—続—

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.14 )
日時: 2010/07/03 17:13
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

標的13 「マフィアの平凡日常」

……任務とは言っても、時間はまだある。
そのため、入学手続きを進めることになった。

「……書類まとめは終わったか?」(亜衣)
「私達は終わりました」(瞳&ドロシー)
「來、龍牙、プルーヴィアはどうだ」(亜衣)
「俺は出来たぞ」(龍牙)
「俺もだ」(プルーヴィア)
「……う〜〜」(來)
「……又、來か……」(亜衣)

涙目で訴えてくる來に、亜衣は溜息をついた。
それでも、亜衣に目で訴える來。
仕方なくではあるが、亜衣の助け舟が出る。
亜衣・瞳・ドロシーは並盛中二年。
実弥・龍牙は並盛中一年。
プルーヴィアは並盛中三年として入学。
來はまだ、10歳なため、並盛小四年として入学する。

「よ、よく分かんないんだもん!」(來)
「そうだろうな。イタリアから来た私達が、日本の学校について知っている方がおかしい」(亜衣)
「でも、四年生ですし……」(ドロシー)
「少しは理解できないと」(瞳)
「う、う、うわぁぁぁん! 亜衣ちゃんだけじゃん! 分かってくれるの!」(來)
「だが、少し努力するようにはしろ。な?」(亜衣)
「はぁい。亜衣ちゃんが言うなら。だって、骸兄ぃに負けないくらい凄いもん!」(來)

來が、そんなことを口にするのは珍しい。
いつもなら、「骸兄ぃの方が強いもん!」なーんてほざいているが。
今日はそうじゃな……、

「ま、骸兄ぃの方が強いけどね」(來)

結局はこの結果だ。
いよいよ……そう、いよいよ学校生活が始まる。
果たして、これからどうなってゆくのか。
では、また今度!
……なーんてのは嘘でww

「ナレーション、ふざけるな」(亜衣)

はい。すみません;
本題に行くとします。
亜衣達は、大急ぎで学校の準備をしていた。
朝きちんと起きていたのは、二年生組だけ。
その他は、寝坊やらなんやらで遅かった。

「い、急がなきゃ!」(ツナ)
「遅刻は避けるぞ!」(亜衣)

亜衣達は、家を飛び出した。

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.15 )
日時: 2010/07/04 21:08
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

標的14 転校生

とりあえず皆遅刻は免れたようなのでクラスでの自己紹介を見てみよう

まずは來がしぶしぶ行った小学校

本当は黒曜中が良かったそうだ

先生「さぁ今日は新しいお友達が来ますよ〜!」
來 「六道來です。宜しくお願いします」

どうやら來は上手くいったようだ

では並中の状況はというと

まず一年組から見ようではないか

先生「静かにしろ〜!転校生が来たぞ」
龍牙「城島龍牙だ。宜しく頼む」

ん?自己紹介をしたのは龍牙だけのようだ

実弥はというと

雲雀「そっちの書類頼むよ」
実弥「言われなくても分かってる」

雲雀に風紀委員の仕事を手伝わされていたようだ

しかも見事に制服がセーラー服に変わっていて勿論風紀とかかれた腕章もつけている

微妙にハ○ヒのような感じがする

実弥「黙れ作者」

ゴホン……それでは二年組を見ようではないか

見事に亜衣が裏で手をまわしたおかげで全員ツナのクラスだ

獄寺「十代目!今日は転校生来るらしいっすよ!」
ツナ「多分、亜衣ちゃん達だと想うんだけど……」
山本「お!入って来たのな!」
亜衣「瀬羅技亜衣だ。宜しく」
瞳 「瞳と申します」
ドロ「ドロシーです……」

亜衣は何時もと変わらぬクールな表情で

瞳は優しい微笑で

ドロシーはちょっと怯えた表情で自己紹介をした

しかし……

一番問題なのが残っている










プルーヴィアだ










あの声のボリュームは流石にきつい

ましてや聞きなれない人が聞いたらどうなるか……

と言う事でプルーヴィアの人の心配をよそにとりあえずは頑張った自己紹介を聞いてみよう

先生「さぁ、入って来なさい」
プル「う、プルーヴィアスクアーロだ」

実は声のボリュームだけが心配じゃなかったのだ

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!」

この口癖が出たらアウトだ

しかし少し出そうになっただけでほとんど言ってない

さらにみんなの席を見てみよう

來は見事に窓際の一番端

龍牙は後ろの列の真ん中辺り

見事に先生の目が思い切り届く場所だ

亜衣はツナの隣

瞳が獄寺の隣

ドロシーが亜衣の隣だ

プルーヴィアは了平の隣になった

かなり煩くなるだろう

キーンコーンカーンコーン……

さぁ初めての学校……

一時間目スタート!

—続—

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.16 )
日時: 2010/07/05 20:39
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

標的15 「一時限目」

「うっ……。何で、一時限目から英語? 英語苦手なんだけど……」(ツナ)
「私達は悪魔で“イタリア”から来たからな。英語がペラペラ喋れるほどではない。來なんてイタリア語すら知らない」(亜衣)
「まぁ……、小学校の英語なんて簡単なものしか出てきませんからね」(瞳)
「……それより、暴れてないといいけど……」(ドロシー)

—————並盛小学校—————
「やだぁ! 骸兄ぃの居る、黒曜中がいいのっ!」(來)

やはり、暴れていた。
自己紹介では静かにしていたものの、それはただの我慢にすぎなかったようだ。
さっきまでの機嫌のよさは、一体どこに行ったのであろうか……。

「なーんーで、小、学、生、なのー!? しかも、私だけー!」(來)

並盛小学校には、かなりの大声が響いた。

—————並盛中学校—————
「ではこの問題を——……」(担任)

チラッと担任が視線を向けた先には、転校生S'とボンゴレS'が居た。
正確に言うと、計六名である。
問題の内容……というか数は丁度六個。
そして、目を付けられた奴等の人数も六人。
担任は、ニヤッと笑うと問題を読み上げてゆく。

「Patience wins the day。
A good medicine tastes bitter。
It sheds tears for demon's eyes。
Eye medicine from the second floor。
There are three-degree what is twice。
Disorderly crowd of seven sacred gems。
では、このこのことわざを、日本語に通訳してみろ。
……そうだな。1沢田、2山本、3ドロシー、4瞳、5獄寺……そして難問の6は瀬羅技、お前がやれ」(担任)

長々とした文を読み上げた末、回答者を搾り出す担任。
その表情は、どこからどう見てもニヤついていた。
確実に、恥をさらさせようとしているのだろう。
腕を組んで、教卓の前で待っている。
一番に席を立ったのは、亜衣だった。

「あ、順番に解けよ」(担任)

亜衣は一番に立ったものの、担任にそう言われれば仕方がない。
渋々と席についた。
……ということはつまり、一番目回答者はツナという訳だ。

「えぇ!? お、俺から!?」(ツナ)
「そうだ、沢田ー。ほら、前に来て解け」(担任)

明らかにも棒読みで、顔はニヤついていた。
渋々と前に出るツナを余所に、獄寺が前に出てツナの問題と自分の問題を解き始めた。
これには、担任も驚いた。

「な!? 獄寺、何をしている!」(担任)
「何だよ、セン公。別にいーじゃねーかよ」(獄寺)

あからさまに、獄寺は怒っていた。
ギロッと鋭い目つきで担任を睨んでは、席に戻った。
唖然としていた担任であったが、気を取り直して次に持っていった。

「では、山本! この文を解け!」(担任)
「うぃっす」(山本)

山本は笑顔で席を立つと、黒板へと向かった。
「A good medicine tastes bitter」というのは、良薬は口に苦しことわざ。
果たして山本は解けるのか?

「んー、“良薬は口に苦し”?」(山本)

不安ながらもその言葉を口にし、黒板に書いている。
そして、「どうっスか?」と担任に聞く。
山本の脳内でありながら、見事正解していた。

「せ、正解だ……。つ、次、後の三人いっぺんにやれ!」(担任)

やけになったのか、転校生組を前に呼ぶ担任。
「んー」とうなりながら来るドロシー。
問題を見ながら考えこむ瞳。
そして、無表情ながらもチョークを手にする亜衣。
一番最初に答えを書いたのは、亜衣だった。

「“宝珠七つの烏合の衆”でしょう?」(亜衣)

少々上目遣いぎみで、先生に応答を求める亜衣。
山本のは勘であったが、亜衣は考えた結果だった。
これまた、見事に正解。
すると、瞳とドロシーが答えを書き始める。
しかし、間違っているのか担任が、「不正解。席へ戻れ」と言って二人を返した。
その後に何を言うかと思えば亜衣に向かって、「この問題を解いてみろ」と応答した。
スラスラと問題を解く亜衣。

「“鬼の目にも涙”。“二階から目薬”。正解ですよね?」(亜衣)
「せ、正解だ。戻っていいぞ」(担任)

うっとなったように、担任は言った。
その直後、学校には一時限目終了のチャイムが鳴り響いた。


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