二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜
日時: 2010/12/18 16:34
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: AKehFwYl)
参照: みんなの宝物

 えー、ボーカロイド好きな私がボーカロイドの歌を小説にしてみました!
 予定では

 囚人
 紙飛行機
 しぐれ
 dear

をやろうと思います。

お知らせ
 囚人は終わりましたっす☆ミ
 紙飛行機連載中。
 あと色んな短編書いてるんでそこんとこも楽しんでください☆

 だめだめな方は、レッツ・ブラウザ★バック!
 では始まります!


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Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.1 )
日時: 2010/09/30 05:35
名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)

頑張ってくださいね!
めちゃ応援します!
ボカロ愛ラブ!

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.2 )
日時: 2010/10/01 00:24
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: r/aDEmsN)

 鏡音 瑞さん、コメントありがとう!
 応援してるだって!!
 す、すごく、うれしいです。
 私もボーカロは大好きです。Ⅰ love youです。

 では、期待に答えられるか判らないですが、始まります。





    〜囚人〜


 もう、何度目かの春が来ようとしていた。



 あれから数年。
 俺はあの子と初めて会った、思い出のこの場所に来ていた。
 もう、俺とあの子を隔てていた高かった金網は無い。あの建物も今じゃ見る影がどこにも無く、俺は少し気持ちが重くなった。
 —ここが、思い出の場所だという証拠が無くなりつつあるからだ。
 記憶が薄れていく中、あるものだけが自分と彼女を繋ぎ止めていた。

 —一通の紙飛行機。

 そこに記されていたのは、彼女が最後に渡してくれた





 
 『さようなら』





 の言葉。
 俺は、これをもらったときに凄く後悔をした。
 
 名前を訊いてればよかった、と。
 そしたら、それを頼りにどこでも探しにいくのに…
 君を………。





 数年前

 ある晴れた日。
 雲ひとつない青空を観賞する暇も無く、鏡音レンは外の雑草を毟り取っていた。
 果ての無い草。
 この作業は、レン—囚人たちにとっては軽いほうの刑罰だ。
 これを毎日、監視が終わりを告げるまでやらされる。
 他にも、この広い建物…内外をこまなく掃除すること、実験体あと諸々仕事は沢山あるのだ。
 それを一日毎日やらないと、重い処罰を受ける。
 囚人だからという理由で、レンたちは虐げられていた。
 そもそも、囚人だからといってここまでやっていいものなのだろうか。
 一応、罰せられていても自分たちは人間なのだから、限度を考えてほしい。
 

 —て言っても誰も耳なんか貸してくれない。俺らは囚人…罰せられた者なのだから。


 

 


 

Re: ボーカロイド 〜いろんな歌を小説に〜 ( No.3 )
日時: 2010/10/01 05:49
名前: 鏡音 瑞 (ID: 3AvLviHa)

レンキュン……(萌え)
すごいです!!
神様です!!
(紙飛行機での、リンの苦しみ表現が楽しみだ…(何なんだお前は。))
頑張ってください!!


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