二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。
日時: 2011/05/12 22:14
名前: 紫陽花 / くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)

__御挨拶_〆

紫陽花 と くろねこ。共同作品(´Д`)ノ



▼*/

はじめましてっ(´Д`)
紫陽花ですvv

くろちゃんには到底及ばない駄文ですが、頑張りたいと思います!*

ほ、ほ..放置しないようにするぞー!;

おー!\(^O^)/

      【by.紫陽花】



▽*/

くろねこ。です(´-ω-`)*.
え? 銀魂で好きなキャラ?←
アイツですよあいつーw
ほらあの長髪の、堅物くん(?)だっけ?w

紫陽花様のお言葉をバットで打ち返したいと思います。

えっと..感動/胸キュン目指してがんばるぞーっ←
      【by.くろねこ。】



━━━…*

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Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.25 )
日時: 2011/06/05 23:56
名前: 紫陽花 (ID: brzlttas)

09━….*



きーんこーんかーんこーん。


高校一日目終了の合図が鳴り響く。
窓際の席の私は、ぼーっと空を見つめていた。

「えーっとなんだ……だから、その…明日も元気に学校来てなんて思ってないんだからね…っ、的な?」


一時間目のウィンクキラーのせいでクラスは大変な事になっていた。

まず、いかにも可笑しい銀八先生のさっきの言葉。
あれも罰ゲーム(一日つんでれ口調☆)のせいである。

「せんせー…いびきかいてるクソ女、間違った……くそ姫叩き起こして良いですかィ?」

「別に起こして欲しいとか思ってないんだからー」

「了解ー」


そんな声と共に沖田くんは左手でおもっきし爆睡中の神楽ちゃんの頭を叩いた。
(因みに沖田くんの罰ゲームは、みなさん知っての通り、あれだ)

いっだあぁあああ!
…瞬間、もの凄い絶叫が教室中に響く。

「てんめっ! 姫に向かって無礼アルゥウ!」

「お前が姫なら世界中みんな姫でィ! このうすのろばかまぬけ姫!!」

「なーんーだとぉおおぉお!!」


っと、こんな感じで2人は周りも気にせず喧嘩をはじめる訳で…
(まあ、みんなこの一日で慣れたようで止めたりはしないけど)

……でも、私的に銀八先生や沖田くんの奴はまだましだと思う。

少なくとも、私よりは。



「あ、そうだ……ひなー?」

名前を呼ばれて振り替える。
するとさっきまで神楽ちゃんと喧嘩してたはずの沖田くんがこちらをニヤニヤと見ていた。


「なん………だ………にゃ…ん」


うがぁぁあぁぁぁあ!!
いまさいっきょうに沖田殴りてぇえぇぇぇ!!!


「…ひなー?……ひなの苗字ってなんだったアルカ?」

「っ………蒼井…だ…にゃん」


かぁぁああぐぅぅうらぁぁああちゃん!?
なんで君たちはこういう時だけ息あうのかなっ!!


はい、そうです。
皆さまお気づきの通り、私の罰ゲームは……

〈一日語尾ににゃんをつける☆〉……です。



* * * 


銀八先生の長い長いつんでれ話が終わり、
私もこの地獄の語尾ににゃん付け生活から抜けだ……


「今日1日……じゃねーの?」

「え?」

ふいに聞こえた声は隣から…

っていう事は、としくんだ。


「それって……どーいう意味………」

「さーな?」


いやな予感がする……

クスリと笑って教室を出ていくとしくんを
私は冷や汗をかきながら追い掛けた。


「ちょっ!……としくん!」

歩幅がだいぶ違うとしくんを追っ掛けるのは大変で
しかも何故か知らないけど早歩きするもんだから
やっと声を掛けられたのは学校から出て数メートル先らへんだった。


「さっきのどーゆう意味?」


「……あれ、」

「ぶっ…!」

私が後ろから聞くと、
としくんはピタリと足を止める。

そのせいで私はその大きな背中にぶつかった。

鼻をさすっていると
……上から声がふってくる。

予想もしなかった言葉と共に。


「…にゃんは?」

「…………」




(このあとどうなったかは、皆さまのご想像にお任せします……



  あんのクソマヨ方ぁぁぁぁぁぁああ!!!!!)

Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.26 )
日時: 2011/06/06 22:36
名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)


[…ひな?]

[...ん?]

[ …。 ]

[あ、あの…そんな見つめ…ら、れたら…み、みみが//]






「でますっ// …—あ、あれ」


...ゆ、夢かよ。夢オチかよw


コンコンッ 『ひなちゃーん?』


ゆっくりと体を起こし、まだ寝ぼけた目を擦ると
ドアの向こうで、小さなノックと とし母の声がした。


「はーい、蒼井ひな。夢の世界から無事、帰還してまいりました。」


『うん、それはいいんだけどね?ひなちゃん、時間大丈夫?』

「へ?……時間。」

その言葉に、ふと時計に目をやる。

「…っげぇええぇええぇえええ!!」


…ただいま7:43分。
 銀魂高校の登校時間は、8:00。

 うん、無理☆


「って、☆つけてる場合じゃねぇええぇええ!!」



…私のボケツッコミが、まいるーむに響き渡った。



10━….*



「「…あ、」」

銀魂高校生活2日目。
全力疾走の末、思ったよりも結構早く学校に着いた。
…と同時に、下駄箱でバッタリ会ったのは…—




「お前、よく間に合ったなw」

「忘れたのかい?ひなちゃん小学校の頃はリレーの選手…—」

「補欠だけどなw」

「っ…! 

    そーれーよーりー〜っ…なんで先に行っちゃうのさあっ!!」

「それはお前が悪ィんだろ、」

「…まぁ、ねぼすけひなちゃんも悪いけどさー…」

「分かってんじゃねェか。」

「っw そんな心狭いと女の子にモテにないよっ!」

内履きを取りながら、見た目はカッコいいのに彼女のいないとしくんに言ってみるが、


「..別に、どーでも…つーか、お前に言われたかねーわw」


とか、夢の欠片のない台詞となぬぅ!な答えが返ってくる。


「—…特にさ、」


そーですかそーですかと、としくんから目線を外して内履きを履こうとすると、
後ろからそんな声がして、時間が無く無造作に1本に結われた私の髪が揺れた。


「…—このぐっちゃぐちゃの髪。 ほんっと、不器用だよなお前w」

「だーれーのーせーいーだー!? つーか、ポニーテールのつもりですけどなにか?」

「…こりゃ馬の尻尾だなァ」

ポニーテールを馬の尻尾と言われ(いや、馬の尻尾をポニーテールって言うんだけど)ククク、と笑われる始末。

なんか、すっごい腹立ってきたw


「っ…— もういいよ!結いなおす!!」


ふんっ とか何とか言いながら束ねてあった髪を解く。




「…俺が結ってやるよ。」


「…

         へ?」

耳を疑った。

まじでか



そう思って目を見開くと、 なんだその目 とまた笑われた。



「ほれ、櫛かせ!くし!」

「う、うん…」

やっぱまだ吃驚してたけど、ポケットから櫛を取り出しとしくんに渡す。



(ほら、できた。)

(へ… う、うわっ!)

(さっさと教室行くぞ、)

(ねぇとしくんっ! なんでこんなに綺麗なの? なんでこんなに早いの?)

(さーなw)



* * *


つーことで、おひるー♪


土方:「展開早くね!?」

沖田:「どーせ、授業とか書くのめんどくせーんだろィ、」

神楽:「今のお前の一言で世界崩壊したアル。」

沖田:「さらにお前の一言で世界滅亡しやしたぜ?」

ひな:「(櫛一本で…)」


(一人だけなんかずれてる奴いるけども← 昼つったら昼なの!!)


* * *


ぎゅるるる〜

るっぎゅるる、


…腹へって..しにそ——

 今ならこの音で、曲一曲作れるくらいだよ、うん。


 てか、財布すっからかんって話なんないでしょーが?!

 で、そんな可哀そうなか弱き乙女を見て表情一つ変えないこいつ等もムカつくw


「ドえ…じゃない、沖田様。
  
         その焼きそばパンの焼きそば一本でいいんでください…」


「こっちの大食い女にもらえばいいだろィ。 こんな馬鹿でっかい弁当箱なんですぜ?」

「てんめっ! 姫に向かって無礼アルゥウ!」

「いや、それもう終わりやしたうすのろばか女。」

…あ゛ぁ始まったw


もうこの2人の喧嘩が始まれば、誰にも止められない。


とゆーことで…—

         ちらり、





期待もしてないけど、隣を見てみる。


「あげねーぞ?」

「うっわ、まだ何も言ってないのに!?」


が、即答される。


「みんなひどーい… いじめだ、いじめ…」


ムカついたから、机に向かってブツブツ言ってみる。







……






はぁ—…





       —…ゴンッ 「痛だッ!!」



隣から、長い溜め息が聞こえたと思えばなにかで頭を叩かれる。


「なんじゃー!ジャイアンめ!!」


「てめwいらねーのか!?」

「……ほえ?」


頭を擦りながら隣のとしくんを見ると、ペットボトルを差し出してくれている。


「あ、ありがと…」


「あぁ」


それを受け取り、早速飲もうとキャップをまわすと…


—あれ、すっごいスムーズ...

 あれーこれ、もしかして———…





「と、としくんの飲みかけッ!?//」 ━…ボンッ!!





「「あ… っ









出たぁああぁあああぁああああああああぁあああああ!!!!!!」」



そんな叫びが教室に響くと同時に、私の頭はとしくんによって潰された。

Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.27 )
日時: 2011/06/09 00:31
名前: 紫陽花 (ID: ozdpvABs)

11━….*



「いやー…あれは誤解されたわ、絶対」


脱力感に纏われながらトイレの壁にもたれかかる。

教室で耳が出た。

それを庇うようにとしくんが頭を隠してくれたから、
見られることは無かったが
きっと(ってか絶対)誤解は免れないだろう……。


「なんでこんな体質になっちゃったんだろ……」

ため息混じりの台詞が静かなトイレに響く。

教室から逃げ出すときに
としくんがかぶせてくれた学生服を私はぎゅっと握りしめた。


「……なんか色々苦労してるみたいねー…」


「…一時間大人しくしなきゃ戻んないし、ほんと勘弁しろやコノヤ………
  ロゥ……って!!でぇああぁぁあ!?」


完全に誰も居ない思ってたのに
鏡へ映った人影に私は心底驚く。


弾みで立ったその反動で
頭にかぶさっていた学生服が床にぱさりと落ちた。
(ごめんよ、としくん)



「あらあら……授業どうすの?」

「あばばばばばばば…」


コツコツと足音を立てて近づくその人影に私はパニック状態に陥る。

身にまとった薄桃色の白衣と
その大人っぽい雰囲気から恐らく保健の先生だろうか?

にこりと微笑むその顔に
何もできずに立ち尽くしていると…

すっと伸びてきた手が私の耳(猫)に触れた。


「落ち着くまで保健室に居て良いわよ?…担任には私が何か言い訳しておくわ…
 あなた何組?」


「えっと……まいねーむいず、プリンセスひな——」

「うん!ここ日本。 そして私は何組って聞いたんだけど??」

「あややっ! それは失敬!! わっちは一年Z組の蒼井ひなと申しやす!!」

「この子変な子ね……それじゃあ銀さ……銀八先生には私が言っておいてあげるわ」

「何処の何方かしりやせんが…ありがとっす!!」

「……えぇ…(大丈夫かしら、この子)」


なんか知らんけど助かったー!!!

なんて思いながら落ちた学生服を拾い上げると
(としくんほんっとごめん)
私は猛ダッシュでトイレを出た。



* * *

保健室のドアを開けると
独特な匂いが鼻をついた。

入学してから初だな…


なんて思いながらそろそろと中に入ると

そのまま私はすぐそばにあったソファーにぽすっと腰を下す。


「……あれ?……誰かいる…」

目線の先には三つのベット。

窓際の一番左のベットはカーテンが閉まっていて
誰かが居ることを表していた。


「………」

そこで私はふとあることを思い出す。

それは、この耳に関する事。


この耳を元に戻すには2つの方法がある。

一つは一時間大人しくしする事。


もう一つは……

  誰でも良いから
  どこでも良いから

     
        キスする事…━



私はすくりと立ち上がる。
そして、このベットに寝ている人物がどうか寝てますようにと願いながら

カーテンが閉まったベットへと一歩一歩近づいた。


「………」


カーテンまで手が届くところまでくると、
その隙間から紫色の髪の毛が目に入った。

不良?
なんてふっとおもったけど私の好奇心はとまらない。
むしろどんな顔してるのか見たくなった程だ。


「………(寝てるし、いいよ…ね)」

音が立たないように
そーっとそーっとカーテンを開ける……

刹那、私は目に入った風景に思わず息を呑んだ。


……紫独特の危うい雰囲気にぴったりの顔立ち。

左目には眼帯を巻いているが

それがこの人には似合っていて……



「………っは!」


気付けば
ベットの上ですーすーと寝息を立てるその人に見入ってしまっていた。


「……寝てる…よね…??」

うん、寝てる。

自問自答?
自分で聞いて自分で言い聞かせると
私はその紫色の髪の毛に顔を近づけていく…。


キスすればその場で治る。
どこにしたっていいんだ。
例え髪でもしたことには代わりはない。


「………」


徐々に縮まっていく唇との距離。

私の胸は憎らしくくもその鼓動を速めていった。


「……」

あと数センチ…

「…っ」

あと数ミリ……




「っ…………やっぱやーめた!!」



期待させてごめんなさぁぁあい!!!
ひなちゃんは純情を保ちます!!

「よし、大人しく一時間待つか……」

くるりと180度回転して一歩踏み出そうとした……

その時、それは起こった。


「…待てよ」

「うぁっ!?」

右腕をぐいっと力強く引っ張れ
抵抗する間もなく私はベットに倒される。

今度は景気が180度ガラリと変わった。


「……寸止めはねぇだろ?…にゃんころ…w」


クラクラするような低音ボイスを耳元で囁かれる。

耳を撫でられ思わず鳥肌がたった……。


この人やばい人だっ!!

気付くことの遅さに心底後悔した。

(嗚呼、どうしよう━━…)

Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.28 )
日時: 2011/06/09 23:17
名前: うちの (ID: JM4GV/kx)

こんばんわー^^
面白くて続きが気になります^^

Re: 銀魂【3Z】_暁猫にキミの笑顔.。 ( No.29 )
日時: 2011/06/10 05:32
名前: くろねこ。 (ID: 2nnbbVZM)

▽*/うちの様.

訪問ありがとですっ!
期待を裏切らないよう頑張ります(´;ω;`)*


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